ホームステイにハズレはある?失敗しないための方法

留学へ行く人にとってホストファミリーはなくてはならないもの。

 

最初の滞在先として、留学生の面倒を見てくれる貴重な存在です。

ですが、このホストファミリーを「はずれ」「当たり」と評価して

ネットに書き込みをしている人もいるようです。

 

そうした「はずれ」の書き込みを見ると、なかなかヒドイ扱いを受けたりしていて

読んだ人は、「外れたらイヤだから、ホームステイ以外の滞在をしたい」

という人もいます。

 

 

今日はその「はずれ」の真相や、ホームステイは本当にそんな家庭ばかりなのか?

本当にやめたほうがいいのか?ということを書いていきます。

<関連ページ>https://activewoman.jp/ryugaku/life/homestay/

 

ホームステイはやめたほうがいい?

ホームステイは何十年も前から留学生をサポートする現地の家族です。

昔からずっとありますので、ホームステイはやめるも何も、

留学とは切ってもきれない絆です。

 

ですが、一部のホームステイの心ない行動や、留学生の一方的なわがまま、

もしくは、英語が理解できないゆえの勘違い、などで、

ホームステイのネットでの悪口の書き込みがあるのも事実です。

 

ニュースもそうですが、基本的にネットに出回る情報は、「悪い話」です。

良かった話や、平和な話は、ニュースになりません。

 

ほんの一握りの悪い話の裏には、何百倍もの良かった話があります。

それを理解したうえで、割り切ってネット情報を読むといいと思います。

 

ホームステイは結論から言うとメリットがたくさんあっておススメです。

海外の家族として、ずっと仲良くしている人もたくさんいます。

 

 

ホストファミリーは商売でやってるって本当?

ホームステイをする際にお金を払います。

当然のことです。ただで泊めてくれる家は一つもありません。

するとそれが「商売なんでしょ?」と言われたりします。

 

さらに、

 

「お金を払っているのだから、こっちは客だ」

 

と考える人も多いです。が、これはとんでもない間違いです。

 

まず、全ての家庭がホストファミリーになりたいかというと、答えはNOです。

 

空き部屋があったとしても、見ず知らずの、言葉が通じない外国人と暮らすことは

普通の人にとっては、やはり抵抗があります。

 

家族だけで暮らしていたほうが、のんびりしていいですよね。

余計なトラブルを抱えることもありません。

 

ホストファミリーを探すのは、とても大変です。

 

ホームステイ手配代行会社だったり、語学学校のホームステイ担当者が探しますが、

チラシを一軒一軒ポストに入れたり、ドアをノックして直接交渉したり、

ショッピングモールなどで、イベントを開いて、

「ホストファミリー説明会」を開催したりしています。

 

 

そんな感じで、あの手この手で、なんとかホストファミリーを探しています。

ホストファミリーになってくれる確率は500分の1くらいです。

 

それくらい少ないです。

 

そんな感じでやっと承諾してくれたファミリーに

 

「とんでもない学生だったわ。懲りたからやっぱりホストファミリーはやめるわ」

 

と言われることもあるわけです。

 

さらに、ホストファミリーに払っているお金は、1カ月10万円くらいだと思います。

これは安いか、高いか、と言われたら、オーストラリアの物価ではとても安いです。

個室で、食事付き。これと同じ環境をホテルでやったとしたら

1週間の値段です。

 

商売でやっている人は一人もいないと思います。

シェアハウスならまだ分かりますが、ホストファミリーは

文字通り、ホストになる人たちで、言葉の分からない留学生たちの面倒を見る人です。

 

 

ホームステイで後悔してる?

ホームステイで後悔している人がいるとすれば、

 

「仕事をしたいのに、子供がうるさい」

 

など、そもそもホームステイをするべきではない人だったりします。

 

ホストファミリーになる人たちは、自分たちの子供の教育のためにも

外国人を受け入れているところもあります。

 

子供のうちから留学生が家にいる環境は、文化の違いを理解できるし、

言葉の通じない人という存在を知ることもできる。

そんな外国人を助ける、ということも学びます。

 

ホームステイはホテルではありません。

リモートで仕事を持ち込んだりする人は、ホテルに滞在するべきます。

留学生は、受け入れてくれたホストファミリーと

 

「家族の一員として楽しく過ごす」

 

これがホストファミリーにとっては一番の報酬です。

 

 

ホームステイではなぜ「はずれ」があるの?

そうは言っても、本当にひどいホストファミリーもあります。

ご飯が毎日冷凍だったり、食事を一緒にしてくれない、など。

こういうファミリーで多い例は、学校や代理店を通していないパターンです。

 

大学や高校の交換留学でよくあるパターンですが、

どこにもプロが介在していません。

ホストファミリーの質を問う人が誰もいない。

なんでもいいから、空いている部屋に泊めて。

こんな感じで募集している。

 

 

代理店が介在すると、ホストファミリーの質の査定があります。

ホームステイをする留学生たちの目的は、英語の学習です。

 

それなのに、

 

「誰も一緒にご飯を食べない」

「部屋に勉強する机がない」

 

これでは、何のためにホームステイをしているのか分かりません。

 

このような家庭があった場合は、即刻クレームとなり、

ホストファミリーのリストから外されます。

 

代理店を通している限り、ハズレることはありません。

 

また、ハズレという人は、何をハズレと言っているのか、

という内容にもよります。

 

例えば、Aちゃんの家にはプールがあった。

自分の家にはない。ハズレた。

 

こんなケースもあるわけです。

人の家と比べるのも、あまり意味がありません。

自分のファミリーが良い家庭ならば、それでいいと思います。

 

 

 

どうすれば、ホームステイで失敗しない?

ホームステイに失敗しない対策をしては以下を注意すれば問題ないはずです。

 

1)必ず代理店を通す

自分でネットで探したりすると、トラブルがあった際に対応できません。

必ず代理店を通して探してください。

 

 

2)ほとんどボランティアでやってくれていることを理解する

先にも書いたように、頼まれてホストファミリーになってくれている家が多いです。

そのため、滞在する学生も、ホストファミリーに良い思い出を作ってあげよう、

というつもりで協力しましょう。

 

夕飯はたまには自分が作ったり、買いものに一緒に行ったり、

家事や炊事を手伝ったり。子供の遊び相手になってあげると、さらに喜びますよ。

 

また、覚えておいて欲しいのは、ホームステイは

あくまで留学の最初の1~2か月です。

 

1年の間、ずっとホームステイをする人はいません。

英語や現地生活に慣れてくると、シェアハウスを探して移動します。

 

そのため、限られた期間だけホストファミリーと一緒に過ごします。

そういう意味でも、彼らは本当に、到着直後の右も左も分からない、

英語も通じない留学生をサポートするプロなわけです。

 

 

最初は緊張するのは当たり前です。

ですが、1週間もすると、打ち解けてきて、居心地がよくなります。

ただいま、と帰る家があるのはいいものです。

この記事を書いた人

Akiko Sakurai / 桜井 彰子
社長の桜井です!趣味はテニスと読書。家とテニスコートとオフィスの3か所以外にはほとんど外出しないただのオタクです。


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