GO!GO!50’S
オーストラリア留学に年齢制限はないので、50代で留学に行こう!となっても、もちろん大丈夫です。
多くの語学学校は18歳以上から受け入れ可能なので、実際は20代の留学生が多いですが、
海外で英語を学ぶ際には年齢はあまりハードルになりません。周りの学生もそれほど気にしていません。
高校や大学と違うので、英語学校に様々な年齢がいるのは一般的です。
日本の英会話クラスも年齢層は様々ですよね。ビジネスマンも学生も主婦も、色々な人が英語を習いに来ています。
そのため50代専門の英会話クラスというものもないですし、
むしろ、留学の醍醐味は、普段の自分の日常生活では会うチャンスのない年代と会うことが楽しみの一つでもあります。
ぜひ、海外の環境で、様々な年齢層の学生と学ぶチャンスを楽しんでください。
それでは、50代の留学に人気のプランをご紹介します。
留学カウンセラー 桜井彰子
50代の留学はどんな人が行く?
弊社に相談にくる女性たちの例ですが、一番多いのは、子育てをひと段落された方、です。
子供たちが大学を卒業し、成人し、やっと自分を持つことができた母たち。
ずっと家族のために自分の時間を費やしてきたので、これからは自分の好きなことをするぞ!
と相談にこられる方が多いです。
期間は学生ビザで長期の方から、観光ビザで短期まで様々ですが、
専門コースへの進学も見据えて、1年から2年、という方もいます。
もうご飯の支度の心配もいらないわけですから、半年から1年の長期留学をされる方も一般的です。
予算の都合次第ですが、英語をしっかり習得したいのであれば、やはりしっかり1年の語学留学を
して欲しいところです。
また、シングルマザーの方もいます。やはり子供が独立したので、これからは自分の時間、というわけです。
いずれにしても、子供の巣立ちは50代女性たちの留学のきっかけになるようです。
また、次にあるのは、子供と一緒に留学されるというパータンです。
お子さんが成人している場合は、あまり多くないのですが、20代の娘と一緒に、
また、40代くらいのお母さんの場合は、中学生や高校生の子供を夏休みや春休みの
短期留学をさせるついでに、自分も留学したい、という方も多いです。
いずれにしても、とても向上心の溢れるお母さんたちで素晴らしいと思います!
大人の家庭にホームステイ
50代の留学で気になるのは、どんな家庭に滞在するか?だと思います。
私としてはぜひホームステイをして欲しいな、と思います。
ホームステイは小さな子供がいても賑やかで楽しいですし、50代同士で同世代、友達のようになれる
ホストファミリーもいますし、リタイヤしたシニアのホストファミリーもいます。
50代の留学は、若い子たちのように夜遊びまわったり、刺激を求めたり、というよりも
ホストファミリーとじっくり一緒に過ごす時間が長いです。
ネイティブの家庭に暮らすことで英語の勉強にもなるので、大人の留学はぜひホームステイを体験して欲しいと思います。ですが、ホームステイは、基本的には1~2か月が一般的で、それ以降はシェアハウスに移動するのが通例です。
ホストファミリーは、到着したばかりの学生を受け入れるプロなので、あまり一人の学生さんが
ずっといることはお勧めしません。また、長く一緒に暮らすと、だんだんと家族の一員と化してくるので、
当然会話も減ってくると思います。
また、3か月目くらいにはアルバイトを始める学生が多いので、夜に家に帰れないことが増えます。
ホームステイは食事付なので、シェアハウスと比べると割高です。そのため3か月目はシェアハウスが一般的。
さらにいうと、多くの場合はホームステイの延長を現地でしようとしても、すでに次の予約が埋まっていて延長できないケースも多いです。
学生寮で青春再び
学生寮がある学校の場合は、寮もおすすめです。
寮は留学生が多いので英語はネイティブよりも聞きやすいです。学生寮は様々な大学や語学学校の学生が
混ざってくらすマンションタイプと、自分が通う学校の学生しかいない敷地内寮の2種類あります。
特に後者の敷地内寮は、教室でも寮でも、一日中学校の仲間と一緒にいるので
かなり仲良くなります。
寮のある学校でおすすめはここです。
https://activewoman.jp/school/cains/spc-cains/
50代の留学の費用
<学費+滞在費>
1週間 | 約11万円 |
2週間 | 約18万円 |
1カ月 | 約30万円 |
2か月 | 約55万円 |
3カ月 | 約80万円 |
上記に往復の航空券と保険をつけた合計がおおよその留学費用となります。
留学に必要なビザ
ビザ種類 | 学生ビザ | 観光ビザ(ETA) |
正式名称 | Student Visa | Electric Travel Authority |
サブクラス | 500 | 601 |
有効期限 | なし | 1年間 |
最大滞在期間 | 3ヶ月以上〜5年以内 | 3ヶ月 |
就学期間 | 18週間以上 | 12週間以内 |
就学条件 | フルタイム(週20時間以上)で受講 | なし |
対象年齢 | 6歳以上 | 制限なし |
就労条件 | 週20時間まで | 不可 |
申請できる場所 | オーストラリア国外 | オーストラリア国内・国外 |
申請料金 | $650 | $20 |
ビザ延長 | 可能 | 不可 |
家族同伴 | 可能 | 不可 |
ビザについての詳細はこちら
https://activewoman.jp/ryugaku/preparation/visa/
50代の留学おすすめプラン
<1カ月のお試し留学>
時間的な余裕がない人は、まずは短期でお試し留学もいいと思います。
ビザは観光ビザが3カ月まで滞在可能なので、マックス3カ月迄学校へ行けます。
アルバイトはできませんが、自分の娘や息子と同じくらいの年齢の友達を作って
楽しく勉強できます。
入学日:毎週月曜日
滞在タイプ:寮orホームステイ
費用:約50万円
<1年の長期留学>
子育てからも解放されたことですし、がっつり学び直すならば
1年の留学がおすすめです。学生ビザでしっかりと英語を学び
現地で暮らしながら、ローカルの友達も作っていく地に足のついた留学です。
人生の中で、やり残したことがあるとすれば、それを消化しておきたいのが50代です。
少しでも若いうちに、学べるうちに、実行して欲しいと思います。
入学日:毎週月曜日
滞在タイプ:寮orホームステイ
費用:約300万円
学生ビザは現地でアルバイトができます。若い人よりは仕事の選択肢はなくなるかもしれませんが
オトナの留学のメリットは、若い人ではできないような気配りができること。
接客業などで重宝されることもあります。
まとめ
筆者である私(上記写真)も50代ですが、毎年オーストラリアの語学学校の視察に行き、授業に参加します。その際になんの違和感も感じませんし、若者と一緒に学んだり、ご飯を食べて、おしゃべりをすることはとても楽しいです。
私の知らない世界を彼らはたくさん知っていますし、持っている情報も違います。
年齢のギャップは、それだけ学べる知識があるということ。
どちらが上とか下とかありません。
若い人と友達になってもらうための努力もするようにしてください。
一緒にきゃぴきゃぴするよりも、50代の大人にしかない包容力があります。
彼らの悩みや話を聞いてあげるだけでも、一緒にいたいと思わせるような人になれると思いますよ。
人生はまだまだ長いです。
少しでも若いうちに、新しい経験をどんどんしていってください。
アクティブウーマンHPはこちら