今日は女子からよくある質問、
「オーストラリアに留学したいけど、”虫が多い”って聞きました」
というお悩みについて書いていきます。
オーストラリアに虫はいるか?という質問についての回答は、
「はい、います」
日本に留学したい学生が、同じ質問をしたら、
「はい、います」
ですが、どこに暮らすか、そして、いついくか、さらに
どんな環境の家に暮らすか、で、虫との遭遇率はかなり変わってきます。
例えば、ケアンズは常夏の自然が多いエリアです。なので、都会ではみない生物に遭遇します。
一番多いのは、ヤモリ。
ヤモリは爬虫類で、小さなトカゲです。家を守るので、「ヤモリ」という名前がついています。
ヤモリを見たことがない人は、最初に見た時にびっくりするそうです。
ですが、ヤモリは虫を食べてくれるので良い生き物です。
小さな手が可愛くて、ヤモリを描いたイラストもよく見るし、置物を置いている家もあります。
家の守り神のような存在です。
また、常夏のエリアでは都会よりもアリが多いと思います。
ですが、これは部屋によります。どこかにアリの巣のルートがある家はたくさん見ますが、
となりの部屋には全くでない、ということもあります。
ビーチエリアでよく遭遇するのはサンドフライ。
日中はいませんが、夕方以降の暗くなったビーチでは要注意です。
刺された際の腫れとかゆみは蚊の比ではありません。
夕方以降のビーチは涼しくて、夜の散歩に最適ですが、必ず虫よけスプレーを
かけていくか、肌が露出しない服を着てください。
上半身を刺されることはほとんどありませんが、足を刺されるのが一般的です。
長く跡が残りますので、本当に注意してください。
ビーチのあるエリアに住んだことがある人なら、一度や二度は刺された経験があると思います。
そして、女子が一番苦手な「G」
これは、どこのエリア、というよりも、古い建物やごみごみした雑居ビルに多くみかけます。
ビーチエリアよりも、シドニーのような都会のマンションの部屋によく出ます。
都会だから虫がいない、ということはなく、古い建物や、食べ物がある場所にはGは出やすいです。
森のような自然に囲まれた場所には、夜になると明かりに誘われて虫がきますが、
自然がある場所で虫がいないのは逆に不自然です。
虫がいるということは、環境が自然で健康的な証拠です。
虫の存在は慣れます。いちいち驚いていられませんし、
虫に遭遇しないで生活することは、オーストラリアに限らず、どこの国でも
不可能だと思います。
あなたの1年の記憶が、「虫がたくさんいた」という記憶になることはありません。
遭遇しただろうけど、それよりも、バイト探し、家探し、英語の勉強、新しい友達などの存在で、
虫に遭遇したことは、たいした記憶として残りません。
「あー、いたかもしれないけど、あんまり覚えてない」
となります。
せっかくの留学を虫に左右されてはもったいない。
虫が苦手なら、冬の都市部!
それでも虫が苦手なら、ある程度の都市部へ行くことをおすすめします。
東京のマンションの高層階で蚊を見ることは少ないです。
冬の東京にもいません。
虫が苦手なら、寒い場所が一番安全だと思います。
冬のメルボルンやパースは気温が0度になるので、虫をみることは少ないです。
寒い場所は虫のリスクは少ないですが、寒さが気にならない人に限ります。
温かい場所が好き。でも虫は苦手、という場合は
環境的に不衛生でごちゃごちゃしすぎない家に暮らせる場所、
つまり、ある程度きれいな物件に住める場所、
それも家賃が安めで、となると、やはりビーチエリアやクイーンズランド州が
比較的おすすめになってきます。
きれいな物件、は家賃も高いです。
その物件を格安で借りられる場所、となると、かなり郊外か、
もしくは田舎エリアになります。
蜘蛛が苦手、という方も多いです。筆者も苦手ですし、蜘蛛が得意な方は少ないと思います。
そして、安心して頂きたいのは、オーストラリアで語学留学をするような生活エリアで、蜘蛛を見ることはまずないです。
蜘蛛がいるような場所は、廃屋だったり、掃除があまり行き届いていない場所が多いです。
よほどの熱帯エリアじゃないと、普通の家で蜘蛛を見ることはありません。
オーストラリアの常夏エリアの住居は、冷房がついているのが普通です。ボロボロの家屋に住むこともありません。
筆者は何十年もオーストラリアを訪問していますが、蜘蛛を見たことはありません。
日本では2度、大きなサイズの蜘蛛を見たことがありますが、どちらも離島の、かなり老朽化された旅館でした。
オーストラリアでも同じで、離島には虫が出る確率が高いですが、離島に語学学校はありません。
語学留学をするような街であれば、大きな蜘蛛やゴキブリを見ることは少ないです。どちらかというと、ワーキングホリデーの方が、ファームなどのリモートエリアへ行った際に虫を見る確率が上がります。
ファームで仕事をする場合に、「虫が苦手」は致命傷です。
ですが、虫が苦手な女の子も、現地へ行けば逞しくなって、虫をみたくらいじゃ
なんとも思わなくなります。
虫が苦手だから帰国した、という人は過去に一人もいないので、安心してください。