
オーストラリア留学のプログラムの一つとして20代に人気なのがワーキングホリデー。18歳~30歳までの単身者なら、誰でも海外で仕事と留学の両方ができる便利なビザです。学生ビザでの留学と比べてビザ取得が簡単なことから、1年の間に様々な経験をしてみたい若者におすすめです。ここでは、なぜオーストラリアがワーキングホリデーに人気なのか、渡航費用やビザ条件、アルバイト収入などについて書いていきます。(2023年8月更新)
<関連情報>外務省ワーキング・ホリデー制度
ワーキングホリデーとは?
オーストラリアと日本間のワーキングホリデービザは2国間の協定として1980年に発足されました。現在では年間2万人近い日本人がワーキングホリデービザを利用しています。オーストラリアのワーキングホリデービザの発給数に上限はありません。そのため、発給制限のある他国と比べて簡単にビザ申請が可能です。
18歳~30歳を対象としたワーキングホリデー制度は、日本と協定国の異文化交流を目的とした柔軟で自由度の高い海外留学制度です。滞在中は英語の勉強はもとより、フルタイムで就労も可能です。1日の就労時間の上限はありません。そのため、1年分の生活費を準備しなくても、現地で収入を得ながら長期移住が可能となります。
追伸:
2023年8月現在、オーストラリアのシェアハウス探しやアルバイト事情はかなり平常モードに戻りました。コロナが収束した直後は世界中から学生が集まり、シェアハウス探しが困難な状況が続きましたが、現在はそれも解消されております。
ワーキングホリデービザの条件
ワーキングホリデーで渡航するにはワーキングホリデービザが必要です。
対象年齢 |
18歳~30歳 |
発給数 |
制限なし |
発給までの期間 |
75%が申請後8日以内に発給されていますが、25%は即日発給となっています。ビザ発給数に関しての制限もありません。 |
ビザ有効期限 |
発給から1年以内に渡航期限。入国から1年の滞在期限 |
申請条件 |
● 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。 ● 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。 ● 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。 ● 子又は被扶養者を同伴しないこと。 ● 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。 ● 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。 ● 健康であること。 ● 以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。 |
<関連情報>Australian Government Department of Home Affairs
ワーキングホリデービザの申請方法
ステップ1 申請ページでImmiAccountのアカウントを作成する
https://online.immi.gov.au/lusc/login
ステップ2 申請画面で必要な情報を入力する
ステップ3 登録アドレスにメールがきてビザが発行される
申請時に必要な情報の入力がすべて終わった後、TransactionReferenceNumber:TRN 番号(照会番号)が表示されて、ビザが取得できるとメールが届きます。メール内でVGN(Visa Grant Number)の文字が記載されている場合は、ビザが無事に発給されたこととなっています。
※TRN番号は必ず控えておきましょう。VGN(Visa Grant Number)が記載されたメールをプリントアウトし、渡航してください。
VGNが記載されたメールは、48時間~10日以内にメールで届きます。13ケタの番号があなたのビザ番号です。
以下に申請マニュアルも用意したので、参考にしてください。
<関連ページ>ワーキングホリデービザの申請マニュアル
ワーキングホリデーの年齢
ワーキングホリデービザは18歳~30歳までの方が申請可能です。30歳のうちにビザ申請をしていればいいので、渡航する時に31歳になっていても問題はありません。また、実際にワーキングホリデーに来ている人たちは、20代半ば、25歳~27歳くらいの人が多い印象です。多くの方が、一度社会人を経験し、働いている間に、海外へ行きたい欲が膨らみ、貯金もほどよくたまってきて、、、というタイミングが、25歳前後なのだと思います。
<関連ページ>ワーキングホリデーの年齢制限
仕事の探し方
ワーキングホリデービザでは滞在中にアルバイトが可能です。条件は、1つの雇用主のもとで最大6ヵ月までとなります。仕事の探し方はインターネットや、お店に貼ってある張り紙を見て直接履歴書を配るというものまであります。
メールを送ってもなかなか返事がこない時は、直接電話してみて、メールを見てくれたかどうかを確認しましょう。オーストラリアの場合、待っていても返事がこないのはよくあることです。
<関連ページ>仕事、アルバイトの探し方
ワーホリの滞在方法
ワーキングホリデーへ行くと現地で住む家はシェアハウスになります。シェアハウスはオーストラリアでは一般的で、多くの選択肢から選ぶことができます。家賃は都市によって異なりますが、週140~300ドルと幅広いです。一般的にはシドニーのような都会の1人部屋は一番高く、ケアンズのようなビーチエリアのツインは週120ドル程度で借りることもできます。
<関連ページ>シェアハウスの探し方
ワーキングホリデーの過ごし方
ワーキングホリデーに行く人は、実際にどのように現地で生活しているのでしょうか?渡航してからの流れをまとめました。
英語学校に通う
ワーキングホリデーでは1年の滞在の間、17週間(4カ月)の語学留学が許可されています。そのため、海外で暮らす英語力がない場合はまずは語学学校からスタートします。
<関連ページ>オーストラリアの語学留学
アルバイトを始める
語学学校へ通っている間に、好きなタイミングでアルバイトを始めることができます。アルバイトの種類はウェイトレス、皿洗い、ベッドメイキング、マッサージ、ネイリストなど、ご自身のキャリアや英語力、渡航都市などによって多岐に渡ります。
語学学校を卒業後、ファームへ
ファームジョブを希望する場合は、語学学校を卒業してからとなります。ファームは都市部から離れた場所にあるため、学校に通いながら仕事をすることは難しいです。そのため、セカンドビザを希望する方は、学校卒業後にファームへ移動して、そこで88日間の就労をします。
語学学校を卒業後、他都市へ移動
語学学校を卒業後は、どこで何をしていても自由です。そのまま学校に通った都市に残ってもいいですし、せっかく自由なので、オーストラリアの他都市を旅しながら、行く先々でアルバイトをするのも良しです。
旅行をする
ワーキングホリデーは、ただ旅行を楽しむことも可能です。広大なオーストラリア大陸を、ただただ旅行するのもおすすめです。ワーキングホリデーの目的の半分は旅をすることです。ずっと同じ街に滞在してはもったいない。アルバイトで貯金が増えたら、ぜひ旅を楽しんでください。
ワーホリ人気仕事リスト

オーストラリアは広大な国なので、各都市の特徴に応じて様々な仕事ができます。ケアンズ、ゴールドコースト、シドニーのような観光地ならツアーガイドやマッサージの仕事が人気です。ブリスベンやシドニー、メルボルンなどはビジネスと観光の拠点でもある大都市なのでホテルの数が非常に多く、ベッドメイキングをいくつも掛け持ちしているワーホリも多いです。ですが、やはり人気はレストランやカフェでのウェイトレスです。英語での接客は自身の英語力の向上にも役立ちます。また、セカンドワーホリビザを視野に入れている方はファームでのお仕事が人気です。
ウェイトレス |
皿洗い |
マッサージ |
ベッドメイキング |
ファーム |
ネイリスト |
アイリスト |
店舗販売スタッフ |
ツアーガイド |
<関連情報>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方
ワーキングホリデーに必要な英語力
ワーキングホリデービザの申請そのものには英語力は不問です。英語力が全くない状態でもビザは発給されます。ですが、実際に現地にいって仕事をしながら暮らすうえでは、英語力は必須です。そのためワーキングホリデービザには最大4カ月(17週間)の就学期間が許可されており、英語初心者の方でも安心してスタートすることができます。海外移住や留学経験のない場合は、まずは英語学校に行き、ここで生活の基盤を作ります。多国籍の留学生にまざることで、ワーキングホリデーの仲間を作り、現地での情報収集などもしていきます。学校卒業後は仕事をしながら、生活をすることで英語力の強化をしていきます。
ワーキングホリデーのメリット
ワーキングホリデーは、条件が極めて少ないビザです。英語力も特別な資格も技術も不要です。健康で年齢制限さえクリアしていれば、ほとんどの人が取得可能です。たくさんある国の中で、オーストラリアをワーキングホリデーの行先として選ぶメリットはたくさんあります。
英語を勉強しながらアルバイトで働いたり、世界遺産を巡る旅行に出たりすることが可能です。さらに詳しく説明していきます。
ビザを取得しやすい

オーストラリアのワーキングホリデービザは、取得がとても簡単です。
ビザの申請から発給までの審査期間が早く、1週間でビザを取得することも可能です。申請はオンラン申請となります。他国では抽選だったり、申請日が決まっていたり、人数制限がかなり厳しい国もあります。英語ネイティブの国の中ではカナダ、イギリスと比べると、オーストラリアのワーキングホリデービザは極めて取得しやすいです。発給数の制限がありませんので、年間を通してどのタイミングでもビザ申請が可能です。
オーストラリアの時給は日本の2倍

オーストラリアでのアルバイトの時給は、最低賃金で時給23.23オーストラリアドル、週38時間働いた場合で812.69オーストラリアドル。土曜日は通常の150%、日曜は通常の175%、祝日は通常の250%となります。
この場合、祝日の時給は53.45ドルとなり、日本円にすると時給5077円となります。オーストラリアは日本と比べて時給が2倍近いため、少ない初期費用でも簡単に現地で貯蓄を倍にすることができます。円安の日本に仕送りした場合、日本の2倍の貯蓄となります。また自炊したり生活費を節約すればかなりの貯金をしながら長期滞在をすることが可能です。
滞在期間を最大3年間まで増やせる

ワーキングホリデーでは、滞在期間を最大3年間まで増やせます。ワーキングホリデーは、通常の場合は、滞在期間が1年間と決まっています。
しかし、ファームジョブ(農業や工場の仕事)で88日間以上働くことによって、セカンドワーキングホリデービザの申請ができるようになり、1年間ビザを延長することが可能です。
さらに1年間ビザを延長したい場合は、セカンドワーキングホリデー中に半年以上ファームジョブで働くことにより、サードワーキングホリデーの申請ができるようになり、滞在期間を伸ばせます。
ビザの申請ができる条件であるファームジョブは、オーストラリア政府が指定する地域の仕事でないと申請できません。
またファームジョブは、以下のような仕事があります。
・野菜やフルーツのピッキング
・サラダ・卵のパッキング
・シーフードのパッキング
・食品加工作業
<関連情報>ピッキングファーム(農場)の探し方
<関連情報>2年目のワーホリ!セカンドワーキングホリデー、セカンドビザの条件とは?
仕事が多い

オーストラリアは、英語圏の国であり、多国籍国家で同僚にも外国人留学生が多いため、普段から英語を活かして働けます。また、観光大国であるため仕事の数がとても多い。どこの街へいっても年間を通じて仕事を探すことができます。
街の選択肢が多い
オーストラリアでワーキングホリデーをする際に、仕事のある街、留学生が暮らしやすい街に行くことが大切ですが、オーストラリアではその選択肢がとても多いです。どの街も観光客やビジネスの活気があり、留学生向けの仕事が多いです。
ファームが多い
セカンドワーキングホリデーを取得できるのもオーストラリアのメリットですが、この条件のファームが多いのもオーストラリアの特徴です。日本ではできない経験をたくさんできますし、ファームではそれほど英語力が要らないため、英語初級レベルの人が働きやすいです。
時差が少ない
日本との時差が1時間しかなく、距離が近いのもとても魅力です。日本の家族や友達とリアルタイムで連絡がとれるのは、慣れない国で暮らす留学生にはかなり心の支えになります。
気候が温暖
オーストラリア北部のクイーンズランド州は、年間を通じてとても温暖な気候です。そのためファームも多いですし、寒くならないため荷物もかさばらずに済みます。寒い日本が苦手という方には、いつ渡航しても常夏のオーストラリアはとても魅力的です。
海が近い
オーストラリアのほとんどの街が海沿いにあります。特に日本で忙しい社会人生活をしている方々にとっては、海のある街で暮らすというのは憧れでもあります。オーストラリアに暮らすメリットは、毎日ビーチを散歩して、海沿いのカフェでランチして、という生活が日常にあることです。
ワーキングホリデーのデメリット

ワーキングホリデーにはデメリットもあります。事前に確認しましょう。
卒業や就職が遅れる場合がある
ワーキングホリデーは、1年間オーストラリアで過ごすため、その分日本での就職時期が遅れる場合があります。
また、休学すると友達と一緒に卒業できません。
ですが、ワーキングホリデーをしっかりと自分の経験として過ごして帰国すれば、就職の遅れはデメリットには感じないと思います。
年齢制限がある
ワーキングホリデーには、18~30歳までの年齢制限があります。31歳の誕生日になる前ならば申請が可能ですが、31歳になってしまってからの申請は不可です
<関連情報>オーストラリアへワーキングホリデーに行けるのは何歳まで?
ワーキングホリデーの準備期間
ワーキングホリデーに行きたい場合の準備は約6カ月を目安にするといいでしょう。必要な手続きはビザ申請、航空券取得、保険加入、携帯電話手配、滞在先手配がメインですが、最初に渡航する街を決めるのが一番最初にやることとなります。オーストラリアの国土は広く、多くの都市の選択肢があります。各都市に特徴があるため、まずは都市の特徴を調べ、自分が行きたい街を決めましょう。その次に語学学校を決めます。各都市に学校はありますので、これも学校の特徴を調べて選んでください。学校を決めると、それ以降の空港到着後の送迎、滞在手配、海外送金、SIMカード手配など必要な手続きは留学エージェントが代行します。
<関連ページ>オーストラリア留学 準備
ワーキングホリデーの費用
ワーキングホリデーでは、語学学校に4ヵ月通えるので、弊社では学校へ通う方が一般的です。ここでは4ヵ月学校へ通った場合の費用をご紹介します。
学校4ヵ月+ホームステイ1ヵ月の場合
学校+滞在費 | 78万円 |
ワーホリビザ | 6万円 |
航空券 | 10万円 |
保険 | 26万円 |
おこづかい | 20万円 |
合計 | 140万円 |
語学学校はご自身の予算や英語力に応じて短くすることも可能です。カウンセラーと相談して就学期間や入学日を決めていきます。
ワーキングホリデーで稼げる収入
ワーキングホリデーで渡航した場合は、就労時間制限がありません。そのため最低賃金23ドルで仕事をした場合、例えば、1日6時間x週5で働くと月収は約24万円となります。
これは最低時給なので、1日の就労時間を多くしたり、ファームジョブで時給30ドルを超えるような場合は月収が45万円になることもあります。
一日5時間x週5日 | 約20万円 |
一日5時間x平日3日、週末2日 | 約24万円 |
一日7時間x平日5日 | 約28万円 |
一日7時間x平日3、週末2日 | 約34万円 |
ワーキングホリデー仕事別の時給目安
日本食レストラン | 21ドル |
ローカルレストラン | 28ドル |
介護施設 | 40ドル |
ファーム | 40ドル |
皿洗い | 25ドル |
ベッドメイキング | 30ドル |
セカンドワーキングホリデー制度
セカンドワーキングホリデー制度は、ワーキングホリデーが終了し、さらに12カ月間の滞在ができる制度です。
<関連情報>ピッキングファーム(農場)の探し方
ビザの申請条件 | ・18歳〜30歳 ・心身がともに健康なこと ・生活費分の十分資金を持っていること ・政府指定地域で最低でも88日間以上、季節労働した証明書類が必要 |
ビザの有効期間 | ・1年目のワーキングホリデーで入国した日から2年間の滞在が可能 ・ビザ取得後、ビザ発行日より1年以内に入国が必要 ・滞在期間中の出入国は何回でも可能 |
ビザの申請費用 | AU$635 |
就労の制限 | 最長6カ月のフルタイムでの就労が可能 |
就労の条件 | 最長4カ月間(17週間)まで就学が可能 |
注意点 | ・申請に5000ドルと日本帰国への航空券代の資金証明が必要 ・申請時にファーム雇用主との契約書の提出が必要 ・ビザ申請日からビザ発給日までオーストラリア国内にいること ・国外でビザ申請した場合はビザ発給日まで国外にいること |
セカンドワーキングホリデー期間も基本的にワーキングホリデー期間と同じ条件となっています。
<関連ページ>セカンドワーキングホリデー
サードワーキングホリデー制度
ビザの申請条件 | ・18歳〜30歳 ・心身がともに健康なこと ・生活費分の十分資金を持っていること ・セカンドワーキングホリデー期間で最低でも6カ月以上、季節労働した証明書類が必要 |
ビザの有効期間 | ・1年目のワーキングホリデーで入国した日から3年間の滞在が可能 ・ビザ取得後、ビザ発行日より1年以内に入国が必要 ・滞在期間中の出入国は何回でも可能 |
ビザの申請費用 | AU$635 |
就労の制限 | 最長6カ月のフルタイムでの就労が可能 |
就労の条件 | 最長4カ月間(17週間)まで就学が可能 |
注意点 | ・ビザ申請日からビザ発給日までオーストラリア国内にいること ・国外でビザ申請した場合はビザ発給日まで国外にいること |
サードワーキングホリデー制度もセカンドワーキングホリデー制度とほぼ変わらない条件で利用できます。
<関連情報>サードワーキングホリデー、サードビザの条件とは?
ワーキングホリデービザの注意点

ワーキングホリデービザの使用は一度だけ
ワーキングホリデービザは一度しか使えません。そのため、一度ワーキングホリデービザで入国したあとに滞在延長したい場合、次は学生ビザか、セカンドワーキングホリデービザとなります。
セカンドワーキングホリデービザの条件は農業3カ月ですが、この仕事探しは意外に大変です。
自分の都合と好きなタイミングでファームで働けるわけではなく、3カ月連続で同じファームで働ける保証はありません。繁忙期だけ人手が欲しい農場も多く、そういった場合は88日という条件を満たすために常にファーム探しをすることになります。そのため最初の1年を、セカンドビザをとるためのファーム探しに費やして終わった、行きたい場所に行けなかったという方が多いです。
行けば必ず2年滞在できるわけではないので注意してください。
確実に2年以上の滞在を希望する場合は、まずは学生ビザで渡航するのがおすすめです。ワーキングホリデーは長期移住を見据えたビザではないため、基本的には1年で帰国となります。ビザの目的はどちらかというと仕事と観光です。そのため英語力の向上に限界があります。長期滞在しながらネイティブのように英語で暮らす、という目的の場合は学生ビザ。そのあとに1年間仕事をするためにワーキングホリデービザを取得すると、英語力がすでにある状態で仕事を探すので、効率的にワーキングホリデービザを使うことができます。
発給後は1年以内に渡航すること
ワーキングホリデービザの発給通知はEメールで届きます。ビザの有効期限は記載されておりませんが、入国期限の日付が記載されています。この日以降に入国してはいけません、と書かれています。発給を受けてから1年以内に入国しないとビザは無効となります。ですが、なんらかの事情で渡航出来なかった場合、このように無効となっても、ビザを一度も使用していないということなので、再度ビザ申請が可能です。ただし、ビザ申請費用は払い戻しはないため、再度ビザ申請費用がかかります。
<関連ページ>ワーキングホリデービザについてよくある質問