オーストラリアのワーキングホリデー情報完全版【2024年版】

オーストラリア留学のプログラムの一つとして20代に人気なのがワーキングホリデー。18歳~30歳までの単身者なら、誰でも海外で仕事と留学の両方ができる便利なビザです。学生ビザでの留学と比べてビザ取得が簡単なことから、1年の間に様々な経験をしてみたい若者におすすめです。ここでは、なぜオーストラリアがワーキングホリデーに人気なのか、おすすめ都市や、渡航費用、ビザ条件、アルバイト収入などについて書いていきます。(2024月更新)

<関連情報>外務省ワーキング・ホリデー制度

ワーキングホリデーとは?

オーストラリアと日本間のワーキングホリデービザは2国間の協定として1980年に発足されました。現在では年間2万人近い日本人がワーキングホリデービザを利用しています。オーストラリアのワーキングホリデービザの発給数に上限はありません。そのため、発給制限のある他国と比べて簡単にビザ申請が可能です。

18歳~30歳を対象としたワーキングホリデー制度は、日本と協定国の異文化交流を目的とした柔軟で自由度の高い海外留学制度です。滞在中は英語の勉強はもとより、フルタイムで就労も可能です。1日の就労時間の上限はありません。そのため、1年分の生活費を準備しなくても、現地で収入を得ながら長期移住が可能となります。

<関連ページ>ワーキングホリデーとは?オーストラリア政府観光局

ワーキングホリデーの条件

この制度を利用するにはワーキングホリデービザが必要です。

対象年齢

18歳~30

発給数

制限なし

発給までの期間

75%が申請後8日以内に発給されていますが、25%は即日発給となっています。ビザ発給数に関しての制限もありません。

ビザ有効期限

発給から1年以内に渡航期限。入国から1年の滞在期限

申請条件

●        相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。

●        一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。

●        査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です)

●        子又は被扶養者を同伴しないこと。

●        有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。

●        滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。

●        健康であること。

●        以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。

<関連情報>Australian Government Department of Home Affairs

ワーキングホリデービザの申請方法

ステップ1 申請ページでImmiAccountのアカウントを作成する

https://online.immi.gov.au/lusc/login

ステップ2 申請画面で必要な情報を入力する

ステップ3 登録アドレスにメールがきてビザが発行される

申請時に必要な情報の入力がすべて終わった後、TransactionReferenceNumberTRN 番号(照会番号)が表示されて、ビザが取得できるとメールが届きます。メール内でVGNVisa Grant Number)の文字が記載されている場合は、ビザが無事に発給されたこととなっています。

※TRN番号は必ず控えておきましょう。VGNVisa Grant Number)が記載されたメールをプリントアウトし、渡航してください。

VGNが記載されたメールは、48時間~10日以内にメールで届きます。13ケタの番号があなたのビザ番号です。

以下に申請マニュアルも用意したので、参考にしてください。

<関連ページ>ワーキングホリデービザの申請マニュアル

ワーキングホリデーの年齢

ワーキングホリデービザは18歳~30歳までの方が申請可能です。30歳のうちにビザ申請をしていればいいので、渡航する時に31歳になっていても問題はありません。また、実際にワーキングホリデーに来ている人たちは、20代半ば、25歳~27歳くらいの人が多い印象です。多くの方が、一度社会人を経験し、働いている間に、海外へ行きたい欲が膨らみ、貯金もほどよくたまってきて、、、というタイミングが、25歳前後なのだと思います。

 <関連ページ>ワーキングホリデーの年齢制限

仕事の探し方

アルバイト中の学生さんと。
アルバイト中の学生さんと。

ワーキングホリデービザでは滞在中にアルバイトが可能です。条件は、1つの雇用主のもとで最大6ヵ月までとなります。仕事の探し方はインターネットや、お店に貼ってある張り紙を見て直接履歴書を配るというものまであります。

メールを送ってもなかなか返事がこない時は、直接電話してみて、メールを見てくれたかどうかを確認しましょう。オーストラリアの場合、待っていても返事がこないのはよくあることです。

<関連ページ>仕事、アルバイトの探し方

<関連ページ>Seek(英語)

ワーホリの滞在方法

オーストラリアでの留学やワーキングホリデーでは、シェアハウスが人気の滞在先です。ワーキングホリデーへ行くと現地で住む家はシェアハウスになります。シェアハウスはオーストラリアでは一般的で、多くの選択肢から選ぶことができます。家賃は都市によって異なりますが、週140~300ドルと幅広いです。一般的にはシドニーのような都会の1人部屋は一番高く、ケアンズのようなビーチエリアのツインは週120ドル程度で借りることもできます。家賃には光熱費やインターネットが含まれていることが多く、家具付きの物件も多いため、スーツケースひとつで生活を始められます。シェアハウスの探し方には、インターネットや学校の掲示板を利用する方法があります。また、物件の下見では周辺環境や住人の確認が重要です。詳細はこちらをご覧ください。

<関連ページ>シェアハウスの探し方

<関連ページ>sharehouse.com(英語)

ワーキングホリデーの過ごし方

ワーキングホリデーに行く人は、実際にどのように現地で生活しているのでしょうか?渡航してからの流れをまとめました。

英語学校に通う

ワーキングホリデーでは1年の滞在の間、17週間(4カ月)の語学留学が許可されています。そのため、海外で暮らす英語力がない場合はまずは語学学校からスタートします。

<関連ページ>オーストラリアの語学留学

アルバイトを始める

語学学校へ通っている間に、好きなタイミングでアルバイトを始めることができます。アルバイトの種類はウェイトレス、皿洗い、ベッドメイキング、マッサージ、ネイリストなど、ご自身のキャリアや英語力、渡航都市などによって多岐に渡ります。

語学学校を卒業後、ファームへ

ファームジョブを希望する場合は、語学学校を卒業してからとなります。ファームは都市部から離れた場所にあるため、学校に通いながら仕事をすることは難しいです。そのため、セカンドビザを希望する方は、学校卒業後にファームへ移動して、そこで88日間の就労をします。

<関連ページ>Wikifarms Australia(英語)

語学学校を卒業後、他都市へ移動

語学学校を卒業後は、どこで何をしていても自由です。そのまま学校に通った都市に残ってもいいですし、せっかく自由なので、オーストラリアの他都市を旅しながら、行く先々でアルバイトをするのも良しです。

旅行をする

ワーキングホリデーは、ただ旅行を楽しむことも可能です。広大なオーストラリア大陸を、ただただ旅行するのもおすすめです。ワーキングホリデーの目的の半分は旅をすることです。ずっと同じ街に滞在してはもったいない。アルバイトで貯金が増えたら、ぜひ旅を楽しんでください。

<関連ページ>オーストラリア政府観光局

ワーホリ人気仕事リスト

オーストラリアは広大な国なので、各都市の特徴に応じて様々な仕事ができます。ケアンズ、ゴールドコースト、シドニーのような観光地ならツアーガイドやマッサージの仕事が人気です。ブリスベンやシドニー、メルボルンなどはビジネスと観光の拠点でもある大都市なのでホテルの数が非常に多く、ベッドメイキングをいくつも掛け持ちしているワーホリも多いです。ですが、やはり人気はレストランやカフェでのウェイトレスです。英語での接客は自身の英語力の向上にも役立ちます。また、セカンドワーホリビザを視野に入れている方はファームでのお仕事が人気です。

ウェイトレス

皿洗い

マッサージ

ベッドメイキング

ファーム

ネイリスト

アイリスト

店舗販売スタッフ

ツアーガイド

<関連情報>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方

ワーキングホリデーに必要な英語力

ワーキングホリデービザの申請そのものには英語力は不問です。英語力が全くない状態でもビザは発給されます。ですが、実際に現地にいって仕事をしながら暮らすうえでは、英語力は必須です。そのためワーキングホリデービザには最大4カ月(17週間)の就学期間が許可されており、英語初心者の方でも安心してスタートすることができます。海外移住や留学経験のない場合は、まずは英語学校に行き、ここで生活の基盤を作ります。多国籍の留学生にまざることで、ワーキングホリデーの仲間を作り、現地での情報収集などもしていきます。学校卒業後は仕事をしながら、生活をすることで英語力の強化をしていきます。

ワーキングホリデーのワーホリが人気の理由

ワーキングホリデーは、条件が極めて少ないビザです。英語力も特別な資格も技術も不要です。健康で年齢制限さえクリアしていれば、ほとんどの人が取得可能です。たくさんある国の中で、オーストラリアをワーキングホリデーの行先として選ぶメリットはたくさんあります。

英語を勉強しながらアルバイトで働いたり、世界遺産を巡る旅行に出たりすることが可能です。さらに詳しく説明していきます。

ビザを取得しやすい

移民局まで行かなくても、ビザはオンライン申請可能です。
移民局まで行かなくても、ビザはオンライン申請可能です。

オーストラリアのワーキングホリデービザは、取得がとても簡単です。

ビザの申請から発給までの審査期間が早く、1週間でビザを取得することも可能です。申請はオンラン申請となります。他国では抽選だったり、申請日が決まっていたり、人数制限がかなり厳しい国もあります。英語ネイティブの国の中ではカナダ、イギリスと比べると、オーストラリアのワーキングホリデービザは極めて取得しやすいです。発給数の制限がありませんので、年間を通してどのタイミングでもビザ申請が可能です。

オーストラリアの時給は日本の2

マッサージも人気のアルバイトです
マッサージも人気のアルバイトです

オーストラリアでのアルバイトの時給は、最低賃金で時給23.23オーストラリアドル、週38時間働いた場合で812.69オーストラリアドル。土曜日は通常の150%、日曜は通常の175%、祝日は通常の250%となります。

この場合、祝日の時給は53.45ドルとなり、日本円にすると時給5077円となります。オーストラリアは日本と比べて時給が2倍近いため、少ない初期費用でも簡単に現地で貯蓄を倍にすることができます。円安の日本に仕送りした場合、日本の2倍の貯蓄となります。また自炊したり生活費を節約すればかなりの貯金をしながら長期滞在をすることが可能です。

<関連ページ>https://www.fairwork.gov.au/

滞在期間を最大3年間まで増やせる

憧れのオーストラリアで長期移住
憧れのオーストラリアで長期移住

ワーキングホリデーでは、滞在期間を最大3年間まで増やせます。ワーキングホリデーは、通常の場合は、滞在期間が1年間と決まっています。

しかし、ファームジョブ(農業や工場の仕事)で88日間以上働くことによって、セカンドワーキングホリデービザの申請ができるようになり、1年間ビザを延長することが可能です。

さらに1年間ビザを延長したい場合は、セカンドワーキングホリデー中に半年以上ファームジョブで働くことにより、サードワーキングホリデーの申請ができるようになり、滞在期間を伸ばせます。

ビザの申請ができる条件であるファームジョブは、オーストラリア政府が指定する地域の仕事でないと申請できません。

またファームジョブは、以下のような仕事があります。

・野菜やフルーツのピッキング
・サラダ・卵のパッキング
・シーフードのパッキング
・食品加工作業

<関連情報>ピッキングファーム(農場)の探し方

<関連情報>2年目のワーホリ!セカンドワーキングホリデー、セカンドビザの条件とは?

<関連ページ>オーストラリア移民局

仕事が多い

多国籍な環境での仕事
多国籍な環境での仕事

オーストラリアは、英語圏の国であり、多国籍国家で同僚にも外国人留学生が多いため、普段から英語を活かして働けます。また、観光大国であるため仕事の数がとても多い。どこの街へいっても年間を通じて仕事を探すことができます。

街の選択肢が多い

オーストラリアでワーキングホリデーをする際に、仕事のある街、留学生が暮らしやすい街に行くことが大切ですが、オーストラリアではその選択肢がとても多いです。どの街も観光客やビジネスの活気があり、留学生向けの仕事が多いです。

ファームが多い

セカンドワーキングホリデーを取得できるのもオーストラリアのメリットですが、この条件のファームが多いのもオーストラリアの特徴です。日本ではできない経験をたくさんできますし、ファームではそれほど英語力が要らないため、英語初級レベルの人が働きやすいです。

時差が少ない

日本との時差が1時間しかなく、距離が近いのもとても魅力です。日本の家族や友達とリアルタイムで連絡がとれるのは、慣れない国で暮らす留学生にはかなり心の支えになります。

気候が温暖

オーストラリア北部のクイーンズランド州は、年間を通じてとても温暖な気候です。そのためファームも多いですし、寒くならないため荷物もかさばらずに済みます。寒い日本が苦手という方には、いつ渡航しても常夏のオーストラリアはとても魅力的です。

海が近い

オーストラリアのほとんどの街が海沿いにあります。特に日本で忙しい社会人生活をしている方々にとっては、海のある街で暮らすというのは憧れでもあります。オーストラリアに暮らすメリットは、毎日ビーチを散歩して、海沿いのカフェでランチして、という生活が日常にあることです。

以下に、各追加情報項目について具体的な内容を例として紹介します。

初期準備と到着後の手続き

口座開設方法と必要書類:

  • 主要銀行:
    • Commonwealth Bank (Commbank)
    • ANZ (Australia and New Zealand Banking Group)
    • Westpac
  • オーストラリアでの銀行口座開設には、以下の書類が必要です:
    • パスポート
    • ワーキングホリデービザ(電子ビザ確認書)
    • 住所証明(現地の宿泊先や住居契約書)
  • 手続きの流れ:
    • 銀行支店を訪問(もしくはオンラインで申請可能な場合もあり)。
    • 上記書類を提示し、口座開設フォームに記入。
    • 通常、口座開設が完了すると、現地の住所に口座番号やカードが郵送されます。
  • 海外送金の手数料:
    • 多くの銀行で海外送金に手数料がかかります。手数料は送金額や送金先によって異なり、数千円から数万円程度です。オーストラリアでは、TransferWise(現Wise)などのオンライン送金サービスを利用すると、より安価に送金できます。

税金(TFNの取得)

TFN(Tax File Number)の取得:

  • TFNはオーストラリアで収入がある場合に必要な税番号です。
  • 申請方法:
    • オンライン申請: オーストラリア税務局(ATO)の公式サイトからオンラインで申請できます。
    • 取得までの期間: 通常、申請から数週間かかることが多いです。
  • 重要性: TFNがないと、税金が高くなるため、到着後すぐに申請することをお勧めします。

2. 履歴書の書き方

オーストラリアの履歴書:

  • 写真不要: 通常、履歴書に写真は付けません。
  • フォーマット例:
    • 職歴: 最近の職歴から順に記載。
    • 学歴: 学位や資格を含める。
    • スキルと資格: 関連するスキルや資格を簡潔に記載。
    • カバーレター: 自分の強みや志望動機をアピールする短い手紙。

3. 住居の見つけ方

シェアハウスやアパートの探し方

ウェブサイト:

  • com.au: シェアハウスの募集情報を掲載。
  • com.au: アパートやシェアハウスの検索が可能。

内見時のチェックポイント:

  • 部屋の状態: 清潔さや修理の必要性。
  • 光熱費の負担: 家賃に含まれているか、別途支払いが必要か。
  • 近隣環境: 交通の便や周辺施設の有無。

契約時の注意点

賃貸契約書の内容:

  • デポジット(保証金): 通常、家賃の4週間分程度。契約終了時に問題がなければ返還されます。
  • 契約終了の通知期間: 通常、2週間前までに通知が必要です。

4. 健康と安全

医療施設と利用方法

Medicareカード:

  • 利用方法: オーストラリアの公的医療サービスを利用する際に必要です。到着後に申請することで、基本的な医療サービスがカバーされます。
  • プライベートクリニックとの違い: 公的医療は基本的なサービスが対象であり、プライベートクリニックはより専門的なサービスや迅速な対応が特徴です。

OTC(Over The Counter)薬:

  • 購入方法: 薬局で処方箋なしで購入できる薬。例えば、頭痛薬や風邪薬などが含まれます。

安全対策

基本的な安全対策:

  • 夜間の一人歩き: 混雑した場所や安全が確認できる場所を選ぶ。
  • 緊急時の連絡: 緊急時にはオーストラリアの共通番号「000」を利用。

詐欺や犯罪の情報:

  • 詐欺の例: フィッシングメールや偽の求人情報。銀行や政府機関からの連絡には十分注意し、不審な点があれば確認すること。
  • 犯罪のリスク: 特に夜間や人通りの少ない場所での犯罪リスクについて警戒する。

これらの具体的な情報を含めることで、読者がオーストラリアでのワーキングホリデーをよりスムーズに進められるようになるでしょう。

ワーキングホリデーに行きたい場合の準備は約6カ月を目安にするといいでしょう。必要な手続きはビザ申請、航空券取得、保険加入、携帯電話手配、滞在先手配がメインですが、最初に渡航する街を決めるのが一番最初にやることとなります。オーストラリアの国土は広く、多くの都市の選択肢があります。各都市に特徴があるため、まずは都市の特徴を調べ、自分が行きたい街を決めましょう。その次に語学学校を決めます。各都市に学校はありますので、これも学校の特徴を調べて選んでください。学校を決めると、それ以降の空港到着後の送迎、滞在手配、海外送金、SIMカード手配など必要な手続きは留学エージェントが代行します。

<関連ページ>オーストラリア留学 準備

ワーキングホリデーの費用

ワーキングホリデーでは、語学学校に4ヵ月通えるので、弊社では学校へ通う方が一般的です。

ここでは4ヵ月学校へ通った場合の費用をご紹介します。

学校4ヵ月+ホームステイ1ヵ月の場合

学校+滞在費

78万円

ワーホリビザ

6万円

航空券

10万円

保険

26万円

おこづかい

20万円

合計

140万円

語学学校はご自身の予算や英語力に応じて短くすることも可能です。カウンセラーと相談して就学期間や入学日を決めていきます。

ワーキングホリデーで稼げる収入

ワーキングホリデーで渡航した場合は、就労時間制限がありません。そのため最低賃金23ドルで仕事をした場合、例えば、1日6時間x週5で働くと月収は約24万円となります。

これは最低時給なので、1日の就労時間を多くしたり、ファームジョブで時給30ドルを超えるような場合は月収が45万円になることもあります。

一日5時間x週5日

約20万円

一日5時間x平日3日、週末2日

約24万円

一日7時間x平日5日

約28万円

一日7時間x平日3、週末2日

約34万円

ワーキングホリデー仕事別の時給目安

日本食レストラン21ドル
ローカルレストラン28ドル
介護施設40ドル
ファーム40ドル
皿洗い25ドル
ベッドメイキング30ドル

セカンドワーキングホリデー制度

セカンドワーキングホリデー制度は、ワーキングホリデーが終了し、さらに12カ月間の滞在ができる制度です。

<関連情報>ピッキングファーム(農場)の探し方

ビザの申請条件

・18歳〜30歳

・心身がともに健康なこと

・生活費分の十分資金を持っていること

・政府指定地域で最低でも88日間以上、季節労働した証明書類が必要

ビザの有効期間

・1年目のワーキングホリデーで入国した日から2年間の滞在が可能

・ビザ取得後、ビザ発行日より1年以内に入国が必要

・滞在期間中の出入国は何回でも可能

ビザの申請費用

AU$635

就労の制限

最長6カ月のフルタイムでの就労が可能

就労の条件

最長4カ月間(17週間)まで就学が可能

注意点

・申請に5000ドルと日本帰国への航空券代の資金証明が必要

・申請時にファーム雇用主との契約書の提出が必要

・ビザ申請日からビザ発給日までオーストラリア国内にいること

・国外でビザ申請した場合はビザ発給日まで国外にいること

セカンドワーキングホリデー期間も基本的にワーキングホリデー期間と同じ条件となっています。

<関連ページ>セカンドワーキングホリデー

サードワーキングホリデー制度

ビザの申請条件

・18歳〜30歳

・心身がともに健康なこと

・生活費分の十分資金を持っていること

・セカンドワーキングホリデー期間で最低でも6カ月以上、季節労働した証明書類が必要

ビザの有効期間

・1年目のワーキングホリデーで入国した日から3年間の滞在が可能

・ビザ取得後、ビザ発行日より1年以内に入国が必要

・滞在期間中の出入国は何回でも可能

ビザの申請費用

AU$635

就労の制限

最長6カ月のフルタイムでの就労が可能

就労の条件

最長4カ月間(17週間)まで就学が可能

注意点

・ビザ申請日からビザ発給日までオーストラリア国内にいること

・国外でビザ申請した場合はビザ発給日まで国外にいること

サードワーキングホリデー制度もセカンドワーキングホリデー制度とほぼ変わらない条件で利用できます。

<関連情報>サードワーキングホリデー、サードビザの条件とは?

ワーキングホリデービザの注意点

注意点
注意点

ワーキングホリデービザの使用は一度だけ

ワーキングホリデービザは一度しか使えません。そのため、一度ワーキングホリデービザで入国したあとに滞在延長したい場合、次は学生ビザか、セカンドワーキングホリデービザとなります。

セカンドワーキングホリデービザの条件は農業3カ月ですが、この仕事探しは意外に大変です。

自分の都合と好きなタイミングでファームで働けるわけではなく、3カ月連続で同じファームで働ける保証はありません。繁忙期だけ人手が欲しい農場も多く、そういった場合は88日という条件を満たすために常にファーム探しをすることになります。そのため最初の1年を、セカンドビザをとるためのファーム探しに費やして終わった、行きたい場所に行けなかったという方が多いです。

行けば必ず2年滞在できるわけではないので注意してください。

確実に2年以上の滞在を希望する場合は、まずは学生ビザで渡航するのがおすすめです。ワーキングホリデーは長期移住を見据えたビザではないため、基本的には1年で帰国となります。ビザの目的はどちらかというと仕事と観光です。そのため英語力の向上に限界があります。長期滞在しながらネイティブのように英語で暮らす、という目的の場合は学生ビザ。そのあとに1年間仕事をするためにワーキングホリデービザを取得すると、英語力がすでにある状態で仕事を探すので、効率的にワーキングホリデービザを使うことができます。

発給後は1年以内に渡航すること

ワーキングホリデービザの発給通知はEメールで届きます。ビザの有効期限は記載されておりませんが、入国期限の日付が記載されています。この日以降に入国してはいけません、と書かれています。発給を受けてから1年以内に入国しないとビザは無効となります。ですが、なんらかの事情で渡航出来なかった場合、このように無効となっても、ビザを一度も使用していないということなので、再度ビザ申請が可能です。ただし、ビザ申請費用は払い戻しはないため、再度ビザ申請費用がかかります。

<関連ページ>ワーキングホリデービザについてよくある質問

おすすめ都市とプログラムとプログラム

ワーキングホリデーは自由に都市を移動できることが最大のメリットです。

まず最初にどの町に入るのかをカウンセラーと一緒に決めていきましょう。

1位 とにかく費用を抑えたい人に人気!ケアンズ

オーストラリアの北の玄関口です。ケアンズは日本から一番近く直行便もあるため、海外初心者には比較的安心して渡航できる町です。年間を通じて常夏で、離島のような青い海と森に囲まれた楽園での留学ができるケアンズ。離島や沖縄のような常夏な場所が好きな女子にはおススメです。自転車通学が気持ちよく、忙しい日常を忘れて癒されます。ケアンズを選ぶ人は、豊かな自然が好きで、海の近くでの暮らしに憧れる方が多いです。

月や星空を眺めて、ビーチを歩きたい方におススメの都市です。リゾートなので仕事もあります。

2位 都会も自然も満喫したい派!ブリスベン

ブリスベンのモニュメント。季節ごとに色が変わります。摩天楼の夜なビル群は夜景が本当に綺麗です。川沿いのパブは多くの人たちで賑わいます。

意外と都会なんですね!こんな街があるのを知らなかった、という声がおそらく一番多い穴場がブリスベン

おしゃれなカフェが多く、図書館なども充実しているブリスベン。大学、専門学校、語学学校が揃う学園都市であり、街の中心部には大きな川が流れ、とても開放感のある街です。

クイーンズランド州の州都であることからビジネスや観光、政治の拠点です。年間通じて温暖なため、冬でも寒くなりません。そのため寒さが苦手な女性たちには人気の街です。また、ほどよく都会で、でも、渋谷や新宿のようなごみごみした感じはなく、自然も多く、という「ちょうどいい」という言葉を多くの学生からききます。

3位 イギリスのような街並み!メルボルン

写真フォルダが一番カラフルになるのが、「南半球のヨーロッパ」とも言えるような街並みが特徴のメルボルン。

ごみごみした街中は、音楽とカフェの都と呼ぶにふさわしい心地よい雑踏です。カフェが軒を連ねた小道には、昼間からぎっしりと人が押し寄せ、会話が聞こえないくらいのすごい熱気です。カフェにいるとパリを思い出させるものがあります。店内の薄暗い照明や、本格的なクロワッサンやエスプレッソは、まさしくパリのカフェそのもの。

4位 南半球のハワイ!ゴールドコースト

3位とほぼ同等です。ハワイ好きな女子には迷わずおススメできます。サーファーズパラダイスを代名詞としたこの街は、ロングビーチが延々と続き、絵に描いたようなビーチリゾートです。高層ホテルとマンションが立ち並び、観光客が世界中から集まります。夜も賑やかなので、アルバイトをメインでしたい人や、サーフィンをする方、ビーチリゾートに住んでみたい人にはお薦めの街です。

5位 オーガニックの聖地!バイロンベイ

小さな町ですが、リゾート色が濃くてのんびり滞在できます。ゴールドコーストの喧噪から離れて、かなり静かになります。バイロンベイは昔はヒッピータウンでしたが、この10年はヨガの聖地として、また、オーガニックの街として定着しました。

どちらかというと街の物価は高めかもしれません。とくに年末年始になると、世界中のバックパッカーや、オーストラリア国内の観光客で賑わうため、宿の確保を早めにしたほうがいいです。この街が人気の理由は、やはり街の雰囲気です。

ワーキングホリデーにおすすめの語学学校

ワーキングホリデーを楽しむためには、英語力は必須です。英語ができないと仕事を見つけることが困難なため、最大4カ月まで語学学校に通うことが許可されています。

ここでは、英語力をあげるために人気の学校をご紹介します。

1位 全寮制で食事つき!大幅節約ができるSPCケアンズ

オーストラリアで唯一3食付きの学生寮がある学校。学生寮も激安で、食費と滞在費を大幅に節約することができます。英語オンリールールがあり、授業中はもとより、寮の部屋の中や学食なども全て英語となります。英語初心者が英語で生活する練習の場として最適な環境となっています。ヨガやエクササイズなどもアクティビティも盛んです。ビーチまで徒歩10分。

SPCケアンズ&ブリスベンの学校詳細はこちら

2位 会話中心の授業で即戦力!SPCブリスベン

1位のSPCケアンズのブリスベンキャンパスです。どちらのキャンパスを選ぶかは、都市の好みで選ぶといいです。ブリスベンには寮はありませんが、学校が直接選んだホストファミリーと一緒に暮らし、英語を学んでいきます。この学校は授業の一環として実際に外に出ていって、スーパーで買い物をしてみたり、日常会話中心の実践的な英語を習得させるため、短期間で英語力を伸ばしたいワーキングホリデーにはとても人気があります。発音強化もクラス内でやってくれます。

3位 アクティビティが豊富でアットホーム!インフォーラム

こちらはゴールドコーストにだけキャンパスを持つことにこだわるゴールドコーストLOVEな学校です。オーストラリア人と日本人のご夫婦で経営しています。200名前後の中規模学校で、学校全体が家族のようにとてもフレンドリー。国籍比率もバランスがよく、アットホームな雰囲気で学生サポートがとても充実しています。

4位 英語オンリールールが徹底!インパクト・イングリッシュ

オーストラリアでは有名な語学学校です。英語オンリールールが徹底されているため、短い期間でもしっかりと英語力をつけることができます。先生たちはとてもフレンドリーで、学生サポートがとても親身でしっかりしています。

ブリスベンとメルボルンの2つのキャンパスから選ぶことができます。

メルボルンキャンパスは駅から近く便利な立地で、メルボルンに行くならインパクトはかなりおススメです。

ワーキングホリデーおすすめプログラム

1位 英語+バイト

これが一番シンプルなプランで、かつ最も人気です。

ワーキングホリデーでは4か月まで学校に通えるため、学校で英語力を習得し、そのあとに、カフェやレストランなど、好きな場所でアルバイトをしていきます。

2位 ファームジョブ

英語学校を卒業したあとにファームの仕事を探す人も多いです。

オーストラリアならではの農業体験にもなりますし、セカンドワーキングホリデーの取得も可能です。

3位 バリスタコース

ワーキングホリデーで人気の花形バイトといれば「バリスタ」

ですが、バリスタは経験者でないと雇われないため、まずはバリスタコースに通って実習経験を積む必要があります。バリスタコースは語学学校でプログラムを持っています。

4位 アシスタントナース

ワーホリで病院や介護施設で看護師経験を活かしてアルバイトができます。ですが、これも現地の資格が必要になってきます。Aged careやindivisual supportというコースに入りますが、英語力はIELTS5.0相当が必須です。そのため、英語力が満たない場合は提携の語学学校にまずははいって、そこで勉強してから看護のためのコースに進学します。

まとめ

オーストラリアのワーキングホリデーは、多くの若者にとって貴重な経験となります。異文化交流や英語力の向上、自己成長に繋がる機会が豊富です。特に、都市ごとの特色や仕事の種類、滞在費用などを事前にしっかりと調べることが成功の鍵です。初めての海外生活でも安心して準備を進めるために、専門のカウンセリングを活用し、自分に合ったプランを立てることをお勧めします。