
オーストラリアに語学留学やワーキングホリデーに行こうと思った時に、考えなくてはいけない問題のひとつが留学に必要な費用です。
費用の中で大きい比率を占めるのが語学学校の授業料ですが、オーストラリアの語学学校では授業料が安い学校から、高い学校まで非常にたくさんの学校があります。また、一概に留学費用といっても学費だけではありません。
宿泊費や食費、交通費などの生活費である「滞在費用」、ビザ申請や航空機代、海外留学保険費用などが含まれる「渡航関係費用」も必要です。
また、ワーキングホリデーで行く場合、学生ビザで行く場合とでは初期費用(留学前に準備する費用)も大きく異なります。
ここでは、オーストラリア留学に必要な費用の種類、学費、滞在費、渡航費、保険、生活費など詳細に解説します。この記事を読むことで、留学費用の目安や予算が分かるようになります。
留学に必要な費用の種類
学費・授業料
オーストラリアの語学学校の学費は日本のように年や月単位ではなく週単位です。
学校によって学費は異なりますが、一般英語コースの場合は週約370ドルが相場です。
弊社アクティブウーマンでは学校からのドル表記のお見積りを直接お客様にお渡ししています。
そのため、振り込まれる日のレートで計算しているので円高のシーズンは学費を抑えることが出来ます。
数都市にキャンパスがある学校だと、都市によって学費は変わりますか?
という質問を頂きますが都市によって学費が変わることはございません。
また、キャンペーンで長期滞在になると学費がさらに安くなったりする学校などもあります。
学校諸経費
語学学校に通う場合、学費だけでなく諸経費も必要になります。
①入学金
入学金は短期・長期留学関係なく語学学校に通われる方は必要になります。
入学金の相場は約200~250ドルです。
②教材費
語学学校では、テキストを使って英語を勉強します。そのため、教材費も必要になります。教材費は週約10~15ドルなので、1年間(52週)語学学校に通う場合は、約520~780ドルが教材費となります。
③空港送迎
滞在するホームステイ先や寮まで、学校が空港送迎を手配してくれます。
空港送迎の相場は、約100~150ドルです。しかし、到着する空港や時間によっては値段が上がります。
ゴールドコーストとブリスベンは近いので、ゴールドコーストにある学校に通うけれど到着はブリスベン空港なんてことも可能です。
その場合、ブリスベン空港からゴールドコーストに移動する必要があるのでゴールドコースト空港からの送迎費より高くなります。
また、到着が深夜便や早朝便だと約200~250ドルほどになります。
空港送迎をつけるかはお客様次第ですが、初めての土地で大きなスーツケースを抱えて電車やバスでご自身で移動するのは大変ですので空港送迎はつけられたほうがおすすめです。
④滞在先手配料金
オーストラリアに行って、生活に慣れるまでの最初の1~2か月はホームステイや寮に滞在される方が多いです。
ホームステイや寮などの滞在先は学校が手配してくれるので、滞在先手数料が必要になります。約200~250ドルが相場です。
宿泊費・滞在費
オーストラリアに留学している間の滞在方法は大きく分けてホームステイ・寮・シェアハウスの3つです。
ホームステイの滞在費は週約290~315ドルが相場です。
寮の滞在費は、週約255~290ドルが相場です。
留学生は約1か月ほどでホームステイ先を出て、シェアハウスを探して住むパターンが一般的です。
シェアハウスは、都市や立地、オウンルームやシェアハウスかなどで値段は異なります。中心部から離れたエリアだと週約125ドル~でオウンルームに住むこともできます。
中心エリアのシェアハウスだと週約165ドル~でシェアルームに住むことができます。
ただシドニーなどの都会では週約200~250ドル出さないとシェアでも住むことが出来ないと言われています。
交通費
交通費は住んでいる都市や場所によって異なりますが、郊外に住んでいても月1万~1万5千円ほどが相場です。
郊外に家がある場合、交通費はかかりますが家賃を抑えることが出来ます。
航空券
オーストラリアまでの渡航費は時期や渡航先によって異なりますが、約5~8万円が相場です。
航空券は弊社が提携している旅行会社があるのでお任せください。
手配料無料でご案内させて頂いています。もちろんご自身で手配していただいても構いません。
ビザ費用
オーストラリアに入国するにはビザが必要になります。
目的や滞在期間によってビザの種類は異なりますが、大きく分けて観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザの3種類のビザがあります。ビザによって申請費用も異なります。
観光ビザは20ドル、学生ビザは620ドル、ワーキングホリデービザは485ドルです。
保険関係
学生ビザを申請する場合はOSHCという学生ビザ付帯保険の加入が義務付けられています。
週約14ドルなので、1年間(52週)の語学留学の場合は14ドル×52週で728ドルが目安となっています。
OSHCの保険対象となるのが、レントゲンなどの医師による治療、病院費、緊急時の救急車移送や処方薬です。OSHCでは紛失や盗難など賄うことが出来ない部分があるので、留学生保険に加入されることをおすすめします。留学生保険は義務ではありませんが、万が一が起こった際のことも視野にいれて置かれたほうがいいでしょう。
留学生保険の加入期間は?
留学生保険は学生ビザで滞在する期間加入が必須となっています。
例えば、1年間学校に通う場合は2か月間ホリデーという期間が設けられるので14か月間オーストラリアに滞在できるので、留学生保険も14か月間加入しないといけないということになります。プランなどにとって値段は異なりますが25~27万円が相場です。
生活費
オーストラリアで生活していくには日本と同じように生活費かかります。
主に食費、家賃、携帯代、交通費、交際費などが必要になってきます。
生活費の項目 | 1ヶ月の予算 |
---|---|
食費 | 約2万円 |
家賃 | 約5万円 |
携帯代 | 約3000円 |
交通費 | 約1万円 |
交際費 | 約2万円 |
合計 | 約10万円 |
※1A$=75円で計算した場合
総額
学校に行く期間やビザによって異なりますが、
学生ビザで半年間留学する場合 | 約145万円 |
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学生ビザで1年間留学する場合 | 約250万円 |
ワーホリビザで1年間留学する場合 | 約135万円 |
観光ビザで3か月留学する場合 | 約85万円 |
※1A$=75円で計算した場合
具体的な留学費用シミュレーション
具体的な留学費用をビザと受講期間別にご案内いたします。
費用は語学学校の受講期間で異なります。そして、受講期間に応じてビザタイプが変わってきます。
ご予算や、目的に応じて受講期間とビザは決めていきます。
学校へ通える期間はビザによって異なります。
学生ビザは半年~1年で申請する方が一般的です。
それより短いと3か月の観光ビザ。
ワーキングホリデーは1年ビザが出ますが、学校へ行けるのは4か月となりますので、4か月学校が入った見積もりを例としてご紹介します。
ワーホリの学校期間は、3か月、2か月など減らしていっても問題ありません。
英語力がある程度ある方ならそれでも大丈夫です。
学生ビザで半年/1年間、語学留学する場合
オーストラリア留学に必要な初期費用(留学前に準備する費用)を学生ビザで半年/1年間語学留学する場合で予算シミュレーションをしています。参考にしてください。
観光ビザで3ヶ月の短期留学する場合
オーストラリア留学に必要な初期費用(留学前に準備する費用)を観光ビザで3ヶ月間、語学留学する場合で予算シミュレーションをしています。参考にしてください。
ワーキングホリデービザで1年間留学する場合
オーストラリア留学に必要な初期費用(留学前に準備する費用)をワーホリビザで1年間語学留学する場合で予算シミュレーションをしています。参考にしてください。