海外で現金を多く持ち歩くのは少し不安です。
そんな場合に便利なのが、キャッシュパスポート。日本円でチャージして、現地通貨で引き出せるプリペイドカードです。
ここでは、キャッシュパスポートについて、メリット・デメリット、使い方について詳しく解説します。
キャッシュパスポートとは?
実は、海外送金をする以外にも、現金を持ち運ぶことなくお金を持って行く方法があります。
それがキャッシュパスポートを使うという方法です。
キャッシュパスポートは、海外専用のプリペイドカードのようなものです。予め申し込みをし、必要な額の日本円をカードにチャージしておくことによって、現地のATMから、現地の通貨を引き出すことが出来る仕組みになっています。
チャージをすれば、日本円や豪ドルだけでなく、米ドル、ユーロ、英ポンド、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9つの通貨が1枚のカードになります。そのため、世界中どこに行くにもキャッシュパスポートがあれば非常に便利です。現金を引き出すこともできますし、キャッシュレス決済どちらにも使うことが出来ます。
キャッシュパスポートのメリット・デメリット
キャッシュパスポートを使うべきメリット
- 年会費・発行手数料無料
- プリペイドタイプなので、ATMやインターネットバンキングでチャージ可能
- 世界210以上の国と地域のMaster Card加盟店や対応ATMで利用可能
- 1枚で9つの通貨が利用可能
- キャッシュカードとクレジットカードの機能どちらも利用可能
- プリペイドタイプなので使いすぎる心配がない
- 日本からもチャージ可能
- スペアカードがついてくる
- 銀行口座不要で最短1週間で発行できる
- 銀行口座不要のため未成年でも申し込み可能
安心の年中無休24時間のサポートあり
海外に行く際に非常に便利なキャッシュパスポートですが、デメリットもあります。
キャッシュパスポートのデメリット
- 残高が少なくなる度にチャージしなくてはならない
- Master Card加盟店や対応ATMでしか利用することができない
- 海外専用のため日本国内では使用できない
- 年に1度は利用しないと管理手数料がかかってしまう
- 引き落としの手数料がやや高め
- 払い戻しにお金がかかる
頻繁に海外に行く方でないとあまり便利でないと思われます。
また現地のATMで頻繁に引き落としをすると手数料が高額になるので注意してください。
キャッシュパスポートの使い方
申し込み方法
インターネットからのお申し込みが可能です。約1週間でカードが届きます。
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引き落としできるATMは?
キャッシュパスポートを利用して、Master Card対応ATMで引き落としが可能となっています。
キャッシュパスポートの手数料
以下の内容は手数料無料
- カード発行手数料(初回)
- 入金手数料
- スペアカード発行手数料
- 月間カード管理手数料
※12カ月の間ご利用または入金がない場合は13カ月目から毎月100円(税抜)または外貨の相当額が発生します。カードのご利用または入金がない限り、カード解約までまたは残高が手数料以下になるまで引き落としがかかります。
・24時間365日サポート
以下の内容は手数料が必要です
- カード払い戻し手数料500円(税別)
- ATM引出し手数料 豪ドル:$2.50
※利用されるATM運営者によって別途手数料がかかる場合も
・為替手数料 4%(Mastercardの当日標準決済レートに基づき手数料4%が適用される)
例:オーストラリアで日本円残高から決済する場合など
※同一通貨でのご利用の場合は為替手数料はかからない。
(例:オーストラリアで豪ドル残高から決済)
引き出し上限金額は?
ATM運営者によってはこれより低い限度額が設定されている場合がありますが、基本的には150,000円または外貨相当額です。
キャッシュパスポートの入金方法は?
届いたカードに同封されている、スタートガイドに従って専用の口座にお振込をされることによって、必要額をカードにチャージすることが出来ます。
盗難・紛失した場合の対応
万が一、盗難・紛失してしまった場合は、キャッシュパスポートのカードサービスに連絡してください。
カードサービスのフリーダイヤルの連絡先はこちら。
オーストラリア : 1800 098 231
※カードサービスは複数言語に対応をしているので、初めに英語などの案内が流れますが、しばらく待つと日本語の案内が流れますので、日本語の案内に従って次に進んでください。