
留学やワーキングホリデーなど日本を出国し、オーストラリアに到着すると、海外での長期滞在に必要な現地手続きがあります。
- 在留届の提出
- タックスファイルナンバー(TFN)の申請
- 銀行口座の作成
公的手続きはもちろん、もしオーストラリアで車の運転など考えている場合は運転免許関連の手続きも必要です。
やるべき内容をしっかり確認しておきましょう。
ここでは、海外渡航後に行う公的手続きの概要をお伝えします。
Contents
在留届の提出
在留届は、日本国籍を持つ者が、海外で3ヶ月以上の滞在をする場合、その住所や居所を最寄りの大使館や総領事館に提出する書類です。
これは旅券法に定められており、必ず行わなければなりません。
緊急事態発生時には、在留届を元に在留邦人の安否などの確認を行います。
住む場所が確定したら速やかに提出しましょう。
オンラインまたは在留届用紙による提出(持参、FAX、郵送)も可能となっていますが、オンラインが一番便利でおすすめです。
日本の出国前には海外転出届けを忘れずに
留学先へ渡航する前の手続きとして、海外転出届けを提出しておく必要があります。
ただし、海外転出届けを提出すると、住民登録は無くなり、国民保険等の加入も抹消されますので、渡航2週間前くらいに行うようにしましょう。
タックスファイルナンバー(TFN)の申請
オーストラリアは学生ビザで就労が可能です。
ワーホリビザ、学生ビザに限らずオーストラリアで就業する場合は、雇用主に納税者番号(Tax File Number :TFN)を伝える必要があります。
タックスファイルナンバー申請の流れ・手順をを詳しく解説します。
銀行口座の作成
オーストラリアに長期滞在する場合は、日本からの送金受け取りや、アルバイトや仕事のお給料を受け取るため銀行口座が必要です。
オーストラリアには4つの都市銀行があり、入国してから6週間以内であればパスポートを窓口に持参するだけで簡単に開設の手続きを行うことが出来ます。
現地の銀行口座がなくても現金を引き出せる「キャッシュパスポート」
キャッシュパスポートは、予め必要な金額を日本円をカードに振り込んで置くことで現地のATMから引き出せます。海外送金をしなくても良いので便利です。長期滞在には銀行口座は必要ですが、短期の場合はとても便利な方法です。
運転免許に関連する手続き
都市部の生活を送る場合は、車が必要になることは無いと思いますが、お休みの日に友達同士でレンタカーを借りて遠出することがあるかもしれません。
また、ファームのお仕事を始めたら車の運転も求められるかもしれません。
オーストラリアの交通ルールや免許について詳しく解説します。
携帯電話(スマートフォン)の手配、受取
オーストラリアで日本で利用している携帯電話を使うには、SIMフリー化していただくことでご利用か可能です。
アクティブウーマンでは、シドニーにある携帯電話会社と提携をしているため、出発前にあらかじめご自宅へオーストラリアで使用できるSIMカードを郵送することが可能です。