在留届とは？
旅券法に定められているもので、日本国外に住所または居所を定めて3ヶ月以上滞在する日本国籍を持つ者が、管轄の在外公館（大使館や総領事館）に提出するように義務付けられている書類のことです。
オーストラリア以外の国であっても海外に３ヶ月以上滞在する場合は、必ず届出をしないといけません。
ワーキングホリデー目的で渡航した場合は、３ヶ月以上滞在することになるので、在留届の対象となります。在留届は、現地の日本大使館もしくは領事館に届出をします。
この届け出は現地到着後に行うものですので、住所また居所が決まったら申請を行ってください。
オンラインまたは在留届用紙による提出（持参、FAX、郵送）も可能となっていますが、オンラインが一番便利でおすすめです。
オンラインからの提出はこちら
オンライン在留届(ORRネット)：外務省が提供する在留届の電子届出システム
この在留届を提出することによって、災害や紛争などが起こった場合、安否の確認が取れます。ニュースなどで海外の災害や紛争の状況について報道される際、日本人の安否のことについても報道されますが、実はこの在留届が役割を果たしているのです。
在留届の提出方法
外務省ORRネットからオンライン申請する
オンラインから申請する場合の手順をご案内致します。
手順①
外務省ORRネットのホームページ（https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html）を開いて下にスクロールしてください。左の在留届を提出するをクリック。
手順②
プライバシーポリシーが出てくるので、目を通し同意される場合は同意するをクリック。
手順③
メールアドレスを入力してください。
※入力したメールアドレスが利用者IDとして使用されます。
手順④
入力されたメールアドレス宛にメールアドレス確認結果のお知らせメールが届いてるはずなので確認してください。これでオンライン在留届の仮登録が完了です。
手順⑤
メールボックスを開くと、このようなメールが届いているので本文に記載されているURLをクリックしてください。URLの有効期限は24時間ですので24時間以内に本登録を完了させてください。
手順⑥
登録するパスワードを入力してください。
※パスワードは文字数が8文字以上～30文字以内の半角で、アルファベット・数字・記号をそれぞれ1文字以上使用してください。
手順⑦
お住まいの地域を選択してください。
手順⑧
管轄の在外公館を確認して、次へ進んでください。
手順⑨
在留届入力をしていきます。
※記入にあたっての注意点
・パスポート番号は正しく入力してください。
・海外でパスポートを取得された方は、パスポート情報がシステムに反映するまで1日程かかるので、時間をおいてから登録をしてください。
・漢字を入力される際は、JIS第一水準及びJIS第二水準の漢字で登録してください。
氏名（ローマ字）必須
氏名（漢字）
生年月日 必須
手順⑩
続けて在留届入力してください。
性別
渡航目的
在留国国籍
本籍
職業 必須
日本国旅券（パスポート） 必須
到着日
手順⑪
続けて在留届入力してください。
滞在期間 必須
連絡先電話番号の有無
電話番号1 必須
電話番号2
携帯番号1
携帯番号2
手順⑫
続けて在留届入力してください。
利用者ID（メールアドレス）
ここに表示されているメールアドレスがログイン時のユーザーIDになります。
また、登録完了メールや緊急連絡メールが届きます。
筆頭者メールアドレス 必須
メールアドレス2
在留地の住所または居所 必須
在留地のFAX番号1
手順⑬
続けて在留届入力してください。
在留地の緊急連絡先（日中の連絡先） 必須
日本国内の連絡先の有無
日本国内の連絡先 必須
手順⑭
続けて在留届入力してください。
日本国内の所属先
メールマガジンの購読
これで入力は完了です。
下に送信ボタンが出てくるので、送信して完了です。
現地の日本大使館、総領事館で申請する
オンラインではなく現地の日本大使館・総領事館で申請する場合は、滞在される住所を管轄する日本大大使館・総領事館に行き申請をします。
在留届の用紙は、日本大使館・総領事館の窓口に備え付けられています。または、返信用封筒（切手を貼り、宛先・宛名を記入したもの）を同封し、管轄の日本大使館・総領事館宛に送ると郵送してくれます。郵送やFAXでの送付が可能です。
在留届の用紙は、大使館・総領事館で入手できますが、インターネットからファイルをダウンロードして入手することも可能です。
