世界で最も孤立した街「パース」

西オーストラリア州の州都であるパースは、オーストラリアの近代的な都市の1つであり、オーストラリアで最も日当たりの良い首都です。

パースはまた、世界で最も孤立した州都で、西オーストラリア州の180万人の80%がその周辺に住んでいます。
オーストラリア西海岸のインド洋の内陸20キロに位置しています。

パースの中心を流れるスワン川
パースの中心を流れるスワン川

パース市は、友好的で多文化の人口を持つオーストラリアで最も特徴的で暖かいな都市の1つへの進化を続けています。

日本の高校と姉妹都市になっている場所も多く、高校生が交換留学で訪れることも多いです。そのため、短期の経験をもとに、長期留学で戻りたいという方が多いのも特徴です。

<関連ページ>Guide to Perth

パース留学の魅力とメリット・選ばれる理由

オーストラリアに留学する学生やワーキングホリデーに人気の都市「パース」。
選ばれる理由やメリット・デメリットをお伝えします。

BBQが人気!節約できるライフスタイル

BBQはオーストラリアの国民食!パースには、インド洋に面した世界で最高のビーチ、最高の料理、最高のワイン、そして素晴らしい天気があります。

特にオーストラリア人とパースの人々はとてもフレンドリーです。

ライフスタイルは「リラックス」という言葉がぴったり。

パースの人々は日本のように居酒屋などのお店ではなく、お互いの家でホームパーティをすることが人気です。

お金をかけずに、一緒にバーベキューをしたり、ビールを飲んだり、お互いの趣味を楽しんだり。

ソーセージとワインのボトルさえあれば、お金はこれ以上必要ありません。

このバーベキュースタイルもパースの魅力の1つです。

日本では誰かと会うたびに数千円の出費がありますよね?

プールが家にある人も多く、プールサイドでBBQもパースではよく見る光景です。

<関連ページ>Tourism Western Australia

シェアハウスがみつけやすい

東海岸の都市に比べて留学生が少ない

オーストラリアに来る留学生の多くが東海岸に集中するため、西海岸のパースは全体的に競争率が低いのが特徴です。

パースは物価も安いので、住みやすい家やシェアハウスが簡単に見つかります。

<関連ページ>Perth Sharehouses ans Flatshare

実は多国籍の学生が集まる留学都市

活気に満ちた街パースには何万人もの留学生が来ます。

学生がこの地域では非常に多いので、自分と同じような環境で世界から来た多くの新しい学生に出会うことができます。

パースはオーストラリアの主要な大都市の1つですが、西オーストラリアはパース以外にメインの街がないため、ここで学ぶと、とてもリラックスした郊外の雰囲気を味わえます。

パースシティ
パースシティ

一部の学校や大学はパースのCBD(中央ビジネス地区)から少し離れたところにあり、多くの学生が徒歩圏内に住んでいます。

街の中心部に住みたい場合は、バスなどの公共交通機関を利用すると良いでしょう。

この都市で勉強している間、世界クラスの教育システムに触れることができます。

オーストラリアの教育は世界中で高く評価されており、政府は留学生がここで学ぶための奨学金の提供に数百万ドルを費やしています。

パースには大学や専門コースなどたくさんの選択肢があります。

<関連ページ>University of WesternAustralia

パース留学のデメリット

デメリットと言えるものは多く有りませんがあえて挙げるなら以下の内容が注意点です。

他の街から離れている

孤立したオーストラリアの主要都市パース
孤立したオーストラリアの主要都市パース

オーストラリアの中では孤立した街であるため、他の街に移動しようとなった時に気軽に移動ができません。

東海岸までは飛行機で片道5時間。そのためパースでの留学を希望する方は、パースへの熱い思いを秘めて、パースへ行く!と決めている方が多いです。

店が閉まるのが早い

日本ではありえない!?スーパーの営業時間
日本ではありえない!?スーパーの営業時間

最近まで、スーパーマーケットは平日の午後6時に閉まっていました。

月曜日から金曜日の午前8時から午後8時まで、土曜日は午前8時から午後6時まで、そして運が良ければ日曜日の午前8時から午後5時まで営業しています。

日曜日は特にお店が早くしまるので、ご注意下さい。これは日本からの留学生が驚くことのひとつです。日本の感覚だと5時でお店が閉まるのは驚きです。

また、パースのファッションは少し遅れているといわれています。

したがって、シドニーやロンドンに沿ったにぎやかな大都市を求めているなら、パースはおすすめしません。ここは本当にのんびりした街なんです。

<関連ページ>Visit in Perth

パース留学の費用

パースに半年間・1年間に留学する場合に必要な費用をお伝えします。

パースには市内中心部と、郊外のビーチエリアに学校があります。多くの語学学校が市内に集中しますが、海の近くで暮らしたい人はビーチエリアもおすすめです。

<関連ページ>Study Perth Australia

<参考ページ>パース語学学校一覧

半年間(6ヶ月)の留学費用目安

費用内訳学生ビザで半年間の留学予算:目安
学校+ホームステイ約77万円
ホームステイ退出後の生活費約30万円(10万円×3か月)
保険6か月約8万円
片道航空券約7万円
半年間(6ヶ月)の留学に必要な費用の合計約122万円

※金額は1A$=75円の場合での計算です。

1年間(12ヶ月)留学費用目安

費用内訳学生ビザで1年間の留学予算:目安
学校+ホームステイ約193万円
ホームステイ退出後の生活費約30万円(10万円×3か月)
保険12か月約17万円
片道航空券約8万円
(バイトによる収入)約70万円
1年間(12ヶ月)の留学に必要な費用の合計約248万円

3つの事例で解説!留学費用シミュレーション

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パースの専門学校一覧

パースでは専門的な技術を習得することも可能です。私立や州立の専門コースは幅広いコースが用意されています。自分の学びたい分野が決まったら、必要な英語力を取得し、入学日の確認をしていきます。

Gills College Australia – Perth Campus
Stanley College James Street Campus
Vortex Education
スキルズ・オーストラリア・インスティテュート
West Australian Institute of Further Studies
North Metropolitan TAFE Perth Building 6
AIWT

パースの大学一覧

The University of Western Australia
Curtin University
Edith Cowan University
Murdoch University
University of Notre Dame Australia

パース留学に必要なビザ

パース留学で利用できるビザは、期間や条件により異なります。

<関連ページ>Visa List

ビザ種類ビザの特徴
観光ビザ滞在できる期間は3ヶ月以内。アルバイトなどの就労はできません。
学生ビザ滞在できる期間は3ヶ月〜5年以内。学校に通う必要があり80%の出席率をクリアが必要です。就労は週20時間まで認められています。
ワーキングホリデービザ滞在できる期間は1年間。ただし年齢は30歳まで。同一雇用主のもとでで最長6ヶ月間の就労が認められています。

オーストラリア留学で必要なビザの種類まとめ

パースの基本情報

スコットランドのパース市にちなんで名付けられ、オーストラリアで4番目に人口の多い都市であり、人口は220万人。
中央ビジネス地区と港(フリーマントル)があります。

<関連ページ>フリーマントルガイド

パースはオーストラリア西部州(WA)の首都で最大の都市です。
パースはオーストラリア西部州(WA)の首都で最大の都市です。
正式名称パース(Perth)
ウェスターンオーストラリア州(Western Australia:WA)
人口220万人
面積6,418 km²
空港パース空港(PER)
気候温帯性気候
年間を通じて比較的温暖。夏はほとんど雨が降らず、平均最高気温は30℃前後。晩秋から冬は平均最低気温が10℃前後。
通貨オーストラリアドル(AUD) 1AUD=97円(※2024/03/19 97円 現在)
電圧240ボルト (コンセントプラグ:Oタイプ)
日本との時差-1時間(サマータイムあり)
日本からの所要時間約10時間(直行便)

パースへの行き方

日本からパースへは2023年2月現在、直行便はありません。クアラルンプールや香港などを一度経由する必要があります。所要時間は航空会社によって経路が異なりますが、乗り継ぎの場合は14時間以上かかります。

<関連ページ>Tourism Western Australia

キャセイパシフィック航空 経由地: 香港 14h0m 以上

シンガポール航空 経由地: シンガポール 14h0m 以上

カンタス航空 経由地: シンガポール 14h30m 以上

ジェットスター航空 経由地: ケアンズ 14h55m 以上

マレーシア航空 経由地: クアラ・ルンプル 15h55m 以上

パースの仕事

パースの1時間あたりの最低時給は24.36ドルです。
他の州が21ドルなのに対して時給は高めです。

他の街と同様、飲食業が留学生の仕事としては最も多いでしょう。
ホテルも多く、ファクトリーや、また、ファームでのお仕事をするワーキングホリデーの方も多いです。

<関連ページ>Jobs in WA

パースの物価

パースの物価は他都市とあまり変わりませんが、家賃については、市内中心部よりもビーチエリアのほうが若干安いでしょう。家賃は週160ドル~300ドルで、一人部屋か二人部屋かでも大きく変わります。最低賃金は、日本円で約2000円となっており、日本の最低賃金よりも高いため、アルバイトだけでも長期間滞在しながら貯金することが可能です。

<関連ページ>Cost of living in Perth

品名価格(豪ドル)
飲料水(500㎖l)$3
飲料水(2ℓ)70c
お酒(1缶)$7
ティッシュペーパー90c
トイレットペーパー(6ロール入り)$3

パースの公共交通機関

バス、 電車、フェリーがパースの移動手段です。
バス、 電車、フェリーがパースの移動手段です。

パースの公共交通機関の運賃はリーズナブルな設定です。
チケットは、時間とゾーンの2つの異なる基準があります。タイムチケットを購入するたびに、有効期限の日時がチケットスタブに含まれます。

パースの公共交通機関を1日中使用する予定の場合、1日あたりのデイライダーとファミリーライダーの料金は、24時間以内のすべてのゾーンで$ 12.10で、市内を移動する場合は最もお得です。バス、電車、フェリーはかなり時間きっちりに出発します。

オーストラリアの交通機関、交通事情について

パースの気候と気温

オーストラリア南西部(西オーストラリア州)にある都市パースでは、気候は地中海性気候で、冬は穏やかで雨が多く、夏は暑く晴れます。
南半球にあるため、ヨーロッパや北米と比べて季節が逆転しています。

パースの年間の気温と降水量

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
最高気温℃(平均)32.030.228.327.522.921.518.118.820.823.230.030.625.3
最低気温℃((平均)8.98.76.34.11.3-0.70.01.31.02.25.07.93.8
降水量mm9.512.719.544.1117.5175.7169.7133.680.652.222.112.8850

パースの観光スポット

キングスパーク(Kings Park)

キングスパークと植物園は、世界最大の都市公園の1つであり、毎年600万人が訪れます。 西オーストラリアの植物を紹介し、ピクニック、散歩、文化的イベントで人気の場所です。

キングス・パークはアクセス抜群!市内からバスで15分
キングス・パークはアクセス抜群!市内からバスで15分

キングスパークの見事なロケーションは、パースシティとスワン川のシルクのような青い海を見下ろします。 高いところから見ると、川の色鮮やかなボートの帆、街のきらめく光、遠くのパースヒルズ、そし無限の青い空を見ることができます。

キングスパークの総面積は400.6ヘクタールで、耕作された庭園と手つかずのブッシュランドの両方が特徴です。 芝生の芝生でピクニックをしたり、ブッシュランドをジョギングしたり、星空の下で夏の野外コンサートに参加したりできます。
年齢の子供に適した多くの優れた遊び場を用意しています。

ベルタワー(The Bell Tower)

オーストラリア建国200年を記念して建設されたベルタワー
オーストラリア建国200年を記念して建設されたベルタワー

ベルタワーは地球上で最大の楽器の1つで、ロンドンのトラファルガースクエアにあるバッキンガム宮殿の教区教会であるセントマーチンインザフィールズ教会の歴史的に重要な鐘を収容するために特別に建てられました。

これらの鐘は14世紀以前にさかのぼります。ベルタワーは、ベルが鳴っている様子を見ることができる、またはインタラクティブなベルタワーチャイムエクスペリエンスツアーの1つでベルを鳴らしてみることができる世界で唯一の場所です。

バラックスクエアにあります。パース市から徒歩5分。

パース動物園(Perth Zoo)

市内からもアクセス抜群のパース動物園
市内からもアクセス抜群のパース動物園

街からわずか5分のパース動物園は、西オーストラリア州の象徴であり、緑豊かな庭園と自然の展示品でいっぱいで、世界中から1500匹以上の動物が住んでいます。
オーストラリアの動物の中を歩き、オーストラリアのブッシュウォークとオーストラリアの湿地で野生生物の生態を知ることができます。 アジアの熱帯雨林を探索して、象、トラ、サンベアー、スマトラオランウータンのコロニーを見たり、サイ、ライオン、キリンを探してアフリカのサバンナをサファリで探索したりできます。
パース動物園は、年中無休で午前9時から午後5時まで営業しています。

 

写真で見るパースの魅力

開放的なスワンリバー
開放的なスワンリバー

ヨーロッパの街並みながら、近代的なビルが融合するパース川沿いの夜景はとてもきれいです。

近代的なオブジェ、ビルが立ち並ぶパース市こちらはロンドンのビッグベンのような時計台。パースのアイコン的な建物です。

ほどよい人口密度のパース

市内には、HM、ユニクロ、ダイソーもあります!

パースは自然と都会が融合した都市です。

市内にあるキングスパークは迷子になりそうなくらい広大な公園です。

ここから眺める風景は最高です!

インド洋で泳げるのはパースだけ!広い青空、青い海!最高ですね。

スカボロービーチはローカルが多く住んでいます。海沿いにはおしゃれなカフェが立ち並びます。

街中には可愛らしいお店が多いです。

パースの飲食店では学生さんもたくさんアルバイトしています。

 

<参照サイト>NUMBEO

<参照サイト>Australian Bureau of Statistics

パースのおすすめ語学学校


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