
はじめての語学留学の準備をしましょう! ネイティブ英語を習得するためにオーストラリアで語学留学をする人はとても多いです。教育水準の高い語学学校が多く高い英語力を習得することができます。語学学校には入学試験がないため、誰でも入学可能です。英語力も不問です。 英語初心者から上級者まで様々なクラスが設定されており、自分の英語力に応じたクラスへ入ります。ここで世界中から集まる留学生と同じ教室で英語を学びます。移民が多いオーストラリアでは様々な人種が共存しています。そのため外国人が暮らしやすく、アルバイトもできるため長期留学にはとても向いています。 また学業だけでなく、自然が豊かなオーストラリアでの旅行を満喫したり、アルバイト・仕事することも可能です。 ここではオーストラリア語学留学で出来ることや、費用、ビザなど幅広い知識をお伝えします。
<関連ページ>オーストラリア留学の目的と留学の種類
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
オーストラリアの語学留学で出来ること
1.英語の資格を取得する

英語ネイティブの国であるオーストラリアは、英語力を上げて資格取得する際におすすめの場所といえます。
理由は、教育水準の高い語学学校が多いことと学びの選択肢が幅広いためです。
個人の目標に合わせて、さまざまな学校を選択できるため、英語力を上げて資格取得にも挑戦できます。
英語ができない方でも入学可能なため、最終的にどんな方でも資格取得を目指すことが可能です。語学留学で取得できる資格はケンブリッジ英語検定、IETLSが一般的です。英語検定の資格を取得して帰国すると、英語力の証明になるため転職活動の際に非常に有利になります。TOEICは有効期限があり、スピーキングやライティングの試験がないため、グローバル企業ではあまり使用しません。
<関連ページ>ケンブリッジ英語検定試験
<関連ページ>オーストラリアの英語能力認定試験について
2.国際的な交流ができる

オーストラリアでは、一般英語スキルの習得・IELETSの資格取得・ケンブリッジ検定の資格取得・アルバイトなど、さまざまな形で英語力を上げられるため、世界中から語学を学びたい方が集まってきます。
そのため、世界中の方と国際交流することが可能です。
さまざまなアクティビティに参加したり、学校のクラスメイトとコミュニケーションしたりして国際的な交流ができるため、英語もすぐに上達します。
<関連ページ>オーストラリア留学のメリットと、人気の理由まとめ
4.オーストラリアで生活する

語学留学では、長期にわたりオーストラリアの生活を堪能できます。
ホームステイやシェアハウスで生活して、その地域の観光名所や食べ物を楽しんだり、イベントに参加してオーストラリアの魅力を知ることができます。
またオーストラリアの都市の多くは、世界的に見ても住みやすいところが多く、気候が温暖で外国人差別もなく、様々な人種が共存している街が多いです。英語ネイティブの他国と比べて、国民性がとてもフレンドリーです。
語学留学している間にオーストラリアでの生活に魅了され、長期移住を目指す方も少なくありません。
<関連ページ>オーストラリアでシェアハウスを探す方法
5.アルバイト・仕事する

オーストラリアで語学留学中はアルバイトをすることが可能です。
・マッサージ
・キッチンでのお仕事
・ホテルでのベッドメイキング
・レストランやカフェのウェイトレス
上記のようにさまざまなアルバイト先があり、アルバイトの時給は日本よりもオーストラリアの方が良いため、語学を学びながら生活費を稼ぐこともできます。
オーストラリアの最低賃金は2023年時点で時給A$23.23ドルのため、日本の最低賃金の約2倍あります。
働くエリアやオーナーによって時給は変わってきますが、低い場合でも日本の時給よりも高い傾向にあります。
<関連ページ>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方
語学留学のメリットは?
語学学校のメリットの一つは、教室に行けば、自動的に先生が授業をしてくれること。
今日はどの文法をやろうどの単語を覚えよう
リスニングの教材は、とか、
そういうのを探して選ぶのは先生の仕事。私たちは、先生が選んだものを
覚えればいいだけ。さらにラクなのは、「宿題を出してくれる学校」です。
自習って結局、先生が頭と労力を使ってない。何をやるかは、学生が考えないといけない。自習ではなく「宿題」という課題があればそれをこなしていくだけで、いつの間にか英語力がついてくる。
宿題は、実はそれを出す先生のほうが大変なんです。宿題出すと、それを添削するというタスクが先生に戻ってくる。だから、多くの学校は宿題は出しません。
でも、宿題を出してくれる学校は、実は生徒は「選ぶ」「探す」という労力を使わないでいいので、すっごくラクですよ。
本当に良い学校は宿題を出してくれる学校なんじゃないかな、と思います。
もちろん、アルバイトできないくらい宿題漬け、ということはないので安心してください!
語学留学のメリット
実践的な環境で学べる
語学留学の最大の利点は、英語を実際に使う環境に身を置けることです。日常的に英語を聞き、話し、書き、読むことで、独学では得られない実践的なスキルが身につきます。例えば、現地の人々と直接会話をする中で、自分の英語力を試し、改善点を意識することができます。
モチベーションの維持
留学中は、英語を学ばなければ生活が成り立たない場面が多く、自然と学習のモチベーションが高まります。また、語学学校などで学んでいると、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できるため、モチベーションを維持しやすいです。
専門的な指導を受けられる
現地の語学学校や家庭教師を利用することで、専門的な指導を受けることができます。
文法や発音、リスニングなど、個別にフィードバックをもらえるため、効率的に学習が進みます。
文化や習慣の理解
英語を学ぶだけでなく、その国の文化や習慣を直接体験することができ、言語だけではなく文化的な背景を理解することができます。これにより、英語を使う際の表現力や理解力が深まります。結果として、留学をすることで学校で学んだ英語を直ぐに実践できる環境を得ることができます。
オーストラリアは学生ビザでもアルバイトができますから、学校で習ったことを
学校の外でどんどん使うことができるのです。それだけではなく、アルバイト先での人との交流から、新しい言葉を聞いて学校の先生に意味や使い方を聞いて習得することもでき、結果的に幅広い英語表現力を身に付けることができます。
日本でも外国の方と話す環境や、英会話に通うことで英語に触れることはできますが、どちらも少し中途半端になりがちです。外国の方と接点があり英語を使うにしても、相手はネイティブスピーカーだけど英語の先生ではないので「英語についての説明」ができません。
日本人で日本語ネイティブスピーカーでも、日本語を学ぶ外国人の方に「てにおは」や丁寧語についてや、物を数える時に複数形があったりなかったり、等々説明をするのは難しくありませんか?
オーストラリア語学留学の費用の目安

オーストラリア語学留学の費用の目安は以下の通りです。
| 1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 1年 |
学費 | 3〜4.2万円 | 12〜18万円 | 36〜54万円 | 144〜216万円 |
渡航費 | 7〜18万円 | 7〜18万円 | 7〜18万円 | 7〜18万円 |
居住費と食費 | 1.8〜3万円 | 7.2〜12万円 | 21〜36万円 | 86〜144万円 |
合計 | 12〜25万円 | 26〜48万円 | 64〜108万円 | 238〜378万円 |
上記の主要な費用以外にも海外留学の保険やビザ申請費用、旅行代、おこづかいなどを含めるとさらにかかる場合が高いです。
そのため、現地でアルバイトしたり、費用を抑えた生活を心がけると安く済ませられます。
<関連ページ>オーストラリア留学費用
語学留学で伸びる英語力の目安

語学留学で英語力がどの程度伸びるのか気になる方も多いでしょう。
留学前の英語力によって個人差がありますが、初心者が語学留学を経験すると以下の英語力を習得することができますのでご参考ください。
1週間の場合
対象のコース | 一般英語・ビジネス英語・試験対策英語 |
伸びる英語力 | リスニング |
1週間という短期では劇的に英語力が伸びることは難しいでしょう。ですが、強いて言えばリスニング力が一番鍛えられると思います。今までの日本語生活から一気に24時間英語が耳に入ってくる生活になり、脳内に英語のリズムが刷り込まれます。言っていることは全く分からないと思いますが、なんとなく英語のリズムが分かってくる期間です。
そのため、リスニングのスキルが向上しやすいです。
<関連ページ>オーストラリアの短期留学
1ヶ月の場合
対象のコース | 一般英語・ビジネス英語・試験対策英語 |
伸びる英語力 | 少しの会話力・TOEIC100〜150点UP |
単語や文法を少しずつ覚えていき、徐々に会話力が伸びます。周りの環境にも少しずつ慣れて、片言で英語が話せるようになります。
3ヶ月の場合
対象のコース | 一般英語・ビジネス英語・試験対策英語 ・進学の準備 |
伸びる英語力 | スムーズな会話力・TOEIC150〜200点UP |
3ヶ月もすると片言だった会話がスムーズにできるようになります。
英語で話すことが普通となるため、単語や文法を覚えるスピードも早くなります。英語で夢を見始めるのもこの頃です。
半年
対象のコース | 一般英語・ビジネス英語・試験対策英語 ・進学の準備 |
伸びる英語力 | 総合的な英語力・TOIEC200〜400点UP |
英語の語彙力が増えて、総合的な英語力が伸びます。英語が伸び盛りで一番楽しい時期がこのころです。仕事もすべて英語で対応できるようになり、英語での生活が当たり前になります。この頃になると日本語よりも英語のほうが先に口をついて出てきます。
1年
対象のコース | 一般英語・ビジネス英語・試験対策英語 ・進学英語 |
伸びる英語力 | 海外の大学入学に可能な英語力・TOIEC400〜500点UP |
頭でイメージしたことを英語でうまく表現できるようになります。専門コースに入学できるほどの英語力が身につきます。ネイティブ同士の会話を聞き取りにはまだ難しいレベルとなります。
<関連ページ>オーストラリア留学のメリット
英語を最大限伸ばすコースとは?
語学学校で英語を学んだほうが断然英語が伸びる、いや大して伸びない、
ネットで検索するとそんな情報が出てくると思います。
もちろん、
語学学校でプロの先生に学ぶ方が、断然英語が伸びます。
語学学校でどれ位の期間学ぶのか、どういうコースを辿っていくのか、によって結果が違ってきます。
語学学校ではどんなコースがあるの?
オーストラリアの語学学校では、幅広い目的に対応するさまざまなコースが提供されています。
主なコース内容は以下のとおりです:
一般英語コース
英語を日常生活や旅行で使うために必要なスキルを総合的に学べるコースです。
会話・リスニング・リーディング・ライティングのスキル向上を目指し、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しています。
アカデミック英語コース
大学や専門学校進学を目指す方におすすめのコースで、エッセイの書き方やアカデミックな
議論の進め方などを学びます。IELTSなどの試験対策も含まれることが多く、語学学校から提携先の教育機関への進学もサポートしています。
試験対策コース
IELTSやTOEFL、ケンブリッジ英検(FCE, CAE)など、国際英語試験のスコアアップを目指すためのコースです。
試験の傾向や対策を集中的に学べるため、大学入学や移住の準備をしたい方に適しています。
ビジネス英語コース
仕事で使える英語を学ぶコースです。メールやプレゼン、会議での表現など、
職場環境で必要な英語力やコミュニケーションスキルを身につけられます。特に就職を希望する留学生やキャリアアップを考える社会人に人気です。
英語+インターンシップ
英語を学びながら現地で働く体験ができます。特に日本で社会人経験が無い大学生、将来外資系の会社へ転職を
考えている人におすすめです。
語学学校によっては、これ以外にも独自のコースやワークショップ等を設けているところもあります。
英語力が初級レベルの方は、一般英語コースに入学します。一般英語コースは細かく5~6レベルに分かれています。通常、日本人の学生は「初級レベル」またはその上の「初中級レベル」からスタートすることが多いです。
学生さんによって伸び方は様々ですが、大体2か月~2.5カ月で1レベル上げて
いくことができます。語学学校では、入学時と就学時に予め設定されたタイミングでレベルチェックテストを行います。その結果で上のレベルに上がることができます。
初級レベルの学生さんが上級レベルに達するには、約1年間程がかかります。
一般英語コースは、日常の様々なシーンでの英語表現、文法を伴って実践的に使うことに多くの時間を使います。入学したての時は、単語だけで会話していたことが
3か月、6か月と経つと、文法を意識して簡単な会話がスラスラと出来るレベルになります。
上級レベルになると、テレビで見たニュースについて、自分の国での社会現象、等々多様なトピックについて自分の考えをまとめて話すことができるようになります。この辺りのレベルから、所謂ディベートや本格的なプレゼンテーションを
英語で出来るようになってきます。1年間で英語レベルは上級に達することができるのですが、自分の考えをエッセーにまとめて書くことができるか?長い英文を読んで要旨をつかみ読書感想文を書くことができるか?
一般英語コースの上級レベルに達しても、意外とこれらの文章をきちんと書くことができないまま卒業してしまうことも普通にあります。
何故なら、一般英語コースではライティングの授業はあっても、集中的に行うことはありません。やはり会話・コミュニケーションに適したコースになります。
試験対策コースで英語力を高める
学生ビザで1年間英語を学ぶ時に、ぜひ意識してほしいコースがケンブリッジ英語検定試験対策コースです。
ケンブリッジ英語検定は、1858年にイギリスの名門、ケンブリッジ大学によって設立された英語検定で、イギリスやヨーロッパ各国、オーストラリアで主流の英語検定試験です。名前の響きはすごく難しそう!敷居が高そう!と感じるかもしれませんが、「日常英会話力」を測る試験です。
オーストラリアの殆どの語学学校では、このケンブリッジ英語検定試験対策コースが開講されています。
ケンブリッジ英語検定試験についてはこちらをご覧ください!
↓
ケンブリッジ英語検定試験対策コースは、約3か月間の限定期間で行われるコースです。コース終了後に公式試験を受験します。
このコースでは、一般英語コースとは違って、様々な場面での英語表現を掘り下げていきます。それがこのコースの醍醐味でもあり一般英語で学んだ英語を更に引き上げていくことができます。
この試験対策コースの授業では堅苦しい内容ではなく、例えば週末に学生さん達が
フレーザー島に一泊旅行に行った話から、「フレーザー島での見所は何?」について隣の学生さんと話ます。ここでは、「あー海が綺麗だった、BBQが美味しかった!」という単にお喋りではなく、何を見たり体験して、その見たものや経験したものについてどのように思うのか理由を明確に話すことにフォーカスします。
余談ですが、
このケンブリッジ英語検定試験対策コースには、ヨーロッパからこのコースを
受けに毎年オーストラリアに多くの学生さんが来ます。彼らの分厚いファイルには
中は沢山のノート、問題を解いて出来なかった箇所にハイライト付け、そうしたものを沢山綴じてあります。
何故ならヨーロッパの学生さん達にとってケンブリッジ英語検定試験は就職時に必要なテストだからです。
もし、オーストラリアで英語をしっかり、真面目な学生さん達と学びたい!
という方には本当にお勧めのコースです。
ケンブリッジ英語検定試験対策コースが有名な学校はこちら
発音も上達させたい!
英語が段々とスムーズに話せるようになったら
発音も気になってきますよね。
語学学校での英語コースでは、発音に多くの時間を
費やすことはあまりありませんが、授業以外のアクティビティ、ワークショップなどで発音トレーニングを受けることができます。語学学校では、Pronunciation in Context と呼ばれる、4週間まるまる発音トレーニングをする集中コースを行っているところがあります。
文法や正しく話すことはちょっと傍に置いて、耳で音を取らえて単語一つ一つにある、アクセント、強弱を教えてもらいます。
そうすることで、ネィティブスピーカーと同じような発音で話せるようになってきます。
留学中には、ネイティブスピーカーと話す機会は沢山あり、時々自分の発音が分かってもらえなかったり、それが気になって自信をもって英語を話せないことはあるかと思います。
そんな学生さんのための発音特訓クラスの授業を受ければ出来なかった発音をクリアできて、自信をもって話すことができるようになると思います。
オーストラリアの語学学校の先生達は、試験対策コースであれ、こうした発音トレーニングコースであれ、明るく合間に冗談を言うので、授業は終始リラックスした雰囲気なのです。
<関連ページ>
オーストラリアのIELTS(アイエルツ)と、おすすめ語学学校
オーストラリア語学学校の選び方

オーストラリアの語学学校は各都市にあるため、全土を合わせると無数にあります。そのため、判断基準がないと選ぶことが非常に難しく、一番分かりやすい「安いから」という価格を基準に選んでしまうことになります。ですが、安い学校にはそれなりに理由があるので、最初の留学で失敗しないように、きちんと専門家に相談してください。判断する際は以下の基準を参考にして下さい。
語学学校の選び方はこちら
オーストラリア語学留学の条件は?
オーストラリア語学留学の条件はあまり厳しくありません。多くの学校は18歳以上から入学が可能で、上限はありません。30代、40代、50代の留学も珍しくありませんので、大人の留学でも安心して渡航して下さい。語学留学には必ずビザが必要です。ビザの種類は学生ビザ、ワーキングホリデービザ、観光ビザの3種類となります。このビザによって条件は異なります。健康面に問題を抱えている人や資金が極端に少ない場合はビザが発給されない場合もありますが、これは移民局の裁量となります。
ビザの申請が必要

オーストラリア語学留学では、複数のビザ申請方法があります。
・3ヶ月までの短期留学:ETA
・4カ月までの就学:ワーキングホリデービザ
・4ヶ月以上の語学留学:学生ビザ
ETA申請手数料 | A$20 |
学生ビザ申請料 | A$710 |
ワーキングホリデービザ申請料 | A$635 |
自分がどのビザで渡航したいのかは、専門家に相談することをおススメ致します。複数のビザを使用して長期移住することも可能ですので、ビザに関しては留学カウンセリングを受けて相談してください。
<関連ページ>オーストラリア留学で必要なビザの種類まとめ
語学留学の平均年齢
語学留学で一番多い年代は20代です。ですが、30代、40代、もしくはそれ以上の年齢の学生も少数ですが学校にはいます。退職後の趣味として語学留学する70代、早期退職して留学してきた50代の英語の先生もいました。
語学学校は18歳以上から入学許可をしている学校が多いですが、上限年齢を設定している学校はありません。何歳でも学べるということです。30代の社会人女性たちが、年齢を一番気にする世代です。40代をすぎると、逆に気にしなくなります。割り切って「若い人たちと楽しく学ぶ」という姿勢です。
日本にいると、どんな書類でも年齢を書かされます。ですが、オーストラリアでは履歴書にも年齢を書きませんし、年齢はあまり重要事項ではありません。自分の部下や同僚の年齢を知らない人はたくさんいます。社会人になってから学びなおす人は大勢います。
10代の学生は、20代の学生たちから学ぶことも多いですし、逆に10代から学ぶこともたくさんあります。日本では絶対に会うチャンスのない世代と同じ教室で一緒に学べるのも、語学留学の面白さです。
語学留学の準備とスケジュール
語学留学するまでの流れとしては、以下の通りです。
1.語学留学プランを決める
まずは、語学留学のプランを決めましょう。
語学留学のプランを決める際には、以下の手順で決めていきます。
1.やりたいことや目標を決める
2.やりたいことや目標に合った語学学校を探す
3.費用・内容から学ぶ語学学校を決める
4.語学留学のプランを決める
オーストラリアは、7つの州があり、さまざまな語学学校があります。
何も指定せずに語学学校を決めるのは時間がかかるため、やりたいことや目標が達成できる語学学校を探すことから始めましょう。
例えば、ビジネス英語が学べる学校でビジネスと英語力を伸ばしたいという目標があるなら
専門学校の語学学校をいくつかピックアップし、自分に合ったビジネス英語プランを選べます。
また費用や内容のこともあるため、目標で想定している教育のレベルや授業内容なども確認しましょう。
2.出願手続き・入学許可証を取得する
出願手続きはオンラインの学校も多いです
次に出願手続き・入学許可証を取得します。
語学留学プランが決まり、希望する学校とコースを見つけられたら出願手続きを行いましょう。
出願手続きを行い、入学許可証を取得できれば、ビザの申請と航空券・海外留学生保険の手続きをします。
3.ビザの申請をする

学生ビザの申請はオンラインで可能です。
以下の手順でビザの申請を行います。
・ビザ申請で必要となる書類をそろえる
・オンラインで申請し、申請料金を支払う
・メール・郵便で申請結果が届く
また学生ビザ(サブクラス500)に関する詳細情報は以下の通りです。
学生ビザの目的 | オーストラリアで教育機関への留学を3ヶ月以上希望する方が申請するビザ |
学生ビザの申請条件 | ・申請時に6歳以上であること ・政府認定校(CRICOSの登録校)、かつ週20時間以上受講するフルタイムのコースであること ・留学期間中の生活資金があること ・CoE(入学許可証)を取得していること ・健康であること ・OSHC(Oversea Students Health Cover)の海外留学生健康保険に加入すること |
学生ビザ申請で必要となるもの | ・パスポート(渡航期限も有効であり、余白のページがあるもの) ・入学許可書(入学手続きで発行されたもの) ・OSHCの加入 ・クレジットカード(eVisa申請の際に必要) ・GTE(一時的入国者の証明)に関する書類を提出 |
学生ビザの就労条件 | ・期間中は2週間で40時間可能 ・教育機関が認めたコースの休暇は無制限 |
学生ビザの規則 | ・オーストラリアの法律の遵守 ・政府認定校のコースに在籍 ・同じコースを2度就学しない ・80%以上の出席率 ・規定条件を満たすこと ・OSHCの加入 |
学生ビザの;有効期限 | コースの期間10ヶ月未満の場合は追加で1ヶ月間可能 コースの期間10ヶ月以上の場合は追加で2ヶ月間可能 |
学生ビザの審査期間 | 1ヶ月 |
<関連ページ>オーストラリアの学生ビザ情報まとめ
4.航空券と海外留学生保険の手続きをする

学生ビザと同時に航空券と海外留学生保険の手続きも行いましょう。
学生ビザの場合は、OSHC(Oversea Students Health Cover)の海外留学生健康保険に加入する必要があります。
しかし、盗難や破損がないことや保険で医療費が少ない場合もあるため、できれば他の保険に加入しましょう。
保険内容が充実していて多いものに加入すると保険金が高かったり、あまり必要のない内容の場合もあるため、自分に合った保険に加入することをおすすめします。
<関連ページ>オーストラリア留学、航空券の手配完璧マニュアル
語学留学でおすすめの都市
オーストラリアは留学する街の選択肢がとても多いです。東海岸と西海岸の海沿いがメインですが、ビル群がひしめく都会と、海と自然にかこまれたのんびりしたハワイ島のようなエリア、ワイキキのような賑やかなビーチエリアなど、行先をまずは決定していきます。北から、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、メルボルン、パース。これが6大都市であり、多くの留学生はこの中のいずれかの都市で生活をしていきます。
おすすめ都市はこちら
留学生の1日の流れとルーティン
留学生たちはどんな一日を送っているの?アルバイトをする時間はあるの?宿題はでるの?そんなことも気になると思います。ここではある学生さんの一日を追ってみます!
ブリスベンに1年の語学留学、ホームステイ1ヵ月
7:30 | 起床&朝ごはん |
8:00 | 登校(バス20分) |
9:00 | 授業開始 |
12:00 | ランチ休憩 |
12:45 | 午後クラス(60分) |
14:00 | アクティビティ |
18:00 | アルバイト |
22:00 | アルバイト終了 |
22:45 | 帰宅 |
23:00 | 夕食 |
24:00 | 就寝 |
朝ごはん
朝ごはんは食べなかったり、シリアルで簡単にする場合が多いです。家族の出勤時間もバラバラなため、全員揃って一緒に朝ごはんを食べることはありません。
午後の授業
午後13時まで一気に授業を行ってから解散する学校と、ランチブレイクを挟んだあとに午後の授業をする学校があります。Aさんが行った学校では、ランチのあとに短めの午後のクラスがありました。
アクティビティ
アクティビティでは多くの語学学校にある放課後の自由参加プログラムです。
ブーメランに絵を描く
週末にゴールドコーストへいく
国立公園にいく
パブナイト
運動会
など、学校や月によって様々な企画があります。また、先生が巡回している自習クラスもあり、分からないところを自分で先生に聞く教室もあります。また、仕事探しアクティビティなどもあったそうです。アクティビティに出ない日は放課後は宿題をしたり、友達とお茶を飲んでいたりしました。宿題の所要時間は30分程度です。
週末のルーティン
12:00 | 起床 |
13:00 | 友達と待ち合わせ&ランチ |
17:00 | アルバイト |
22:00 | 終了 |
バイトがない日のルーティン
13.45 授業終了
アルバイトがない日も学校に残って残って宿題(所要時間30分)、
復習、予習。授業以外の自習時間は多くて1時間半くらいです。そのあとは友達とショッピングなど。
16.00 シェアハウスに帰宅。
シェアハウスは敷地内に二軒の家が建っているタイプで、オーナー家族と一緒に食事をすることも多かったそうです。シェアハウスのオーナーの子供たちと遊んだり、テレビをみたり、ネットフリックスをみたり。バイトがない日は料理の作り置きをしたりして過ごしたそうです。
シェアハウスのメンバー
シェアハウスは4人でシェア:日本2、台湾1,香港1
個室:家賃130ドル/週
シティからバスで30分ほどの場所
上記のようにAさんはかなり忙しく日々を過ごしていました。特にアルバイト先で過ごす時間が多かったようです。バイト先はまかないが出なかったので、帰宅後に作り置きをしておいたご飯を食べていました。ですが、このアルバイト生活のおかげでバイト仲間もたくさん出来ましたし、学校以外の居場所もできてかなり楽しかったそうです。
まとめ
オーストラリアの語学留学は、英語力を飛躍的に向上させるだけでなく、国際的な交流を楽しみ、異文化を深く理解する素晴らしい機会です。教育水準の高い語学学校、多文化共生の社会、豊かな自然環境といった魅力が揃っており、初心者から上級者まで幅広い学習ニーズに対応しています。また、アルバイトを通じて実践的な英語を学びながら生活費を補うことも可能です。
費用面やビザの手続き、語学学校の選び方など、準備段階での計画も重要です。しっかりと情報収集し、自分に合った留学プランを立てましょう。オーストラリアでの語学留学を通じて、新しい友人との出会いや貴重な経験が待っています。ぜひ、あなたの未来を切り拓くための一歩を踏み出してください。
オーストラリアでの語学留学についてさらに詳しく知りたい方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。