留学費用の内訳
オーストラリアへ1年留学する場合は、まずは語学学校へ行って英語力を習得する語学留学が基本となります。
社会人も大学生も同じ「学生」という肩書きになります。
1年間は英語をしっかりと就学し、日常生活に困らない英語力をしっかりとつけます。そのあとに現地の専門学校や大学へ進学する学生さんもいれば、帰国して日本で就職する学生さんなど様々です。学生ビザで英語を学んだあとに、ワーキングホリデーを取得し、ワーホリとして1年さらに滞在を延長する方も多いです。
英語力があれば、現地で様々な選択肢を選んで長く滞在することもできますし、資格を取得すれば、現地就職や永住も視野にいれることができます。
1年の語学留学は海外長期滞在の基本といえます。
1年の留学費用
費用 | 約270万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
そのほかの生活費
上記の費用以外で必要なものは、現地での生活費となります。現地での生活費は街によって異なります。シドニーやメルボルンなどの都市部や、ケアンズやゴールドコーストに比べて割高になる傾向があります。
主な出費は家賃がほとんどですが、家賃はもちろん都市部の地価と人口に比例します。人口が多く密集したエリアは家賃が高い傾向があります。
現地生活費を抑えたい場合は、人口密度の低い都市にいきましょう!
家賃 | 11万円 |
光熱費 | 1万円 |
携帯料金 | 5000円 |
食費 | 3万円 |
交通費 | 1万円 |
現地でのアルバイト収入
オーストラリアの学生ビザはアルバイトができることが最大の魅力。英語を学ぶ留学ですから、やはり実社会で英語に触れながら、習った英語をアウトプットすることはすごく大事なんです。社会人の留学の場合は、いつまでも親に仕送りを頼むわけにもいかないし、やはり現地での生活費は自分でまかなっている人がほとんどです。
2週間で48時間も働けるし、最低賃金が23ドルなので、現地での生活費は十分に賄えます。さらに週末や休日は時給が1.5倍や2倍になるのがオーストラリアのさらなるメリット。
学生たちはみんな週末に働いています。
学校は週5日で週20時間授業が一般的。これは1日4時間のクラスになります。
学校は8時半くらいに始まるのが多く、オーストラリアの朝は早いです。
休みを挟みながら、ランチをとらずに一気に4時間終わらせる学校もあるし、
ランチを挟んで午後に1コマ入れる学校もあります。
いずれにしても、夕方まで授業があるような高校生活とは違います。
かなり自由度が高いので、多くの学生は授業のあとはアルバイトに精を出しています。
1年後の就職
1年の語学留学が終わったあとに、どのような会社に就職をするのでしょうか。
TOEICのスコアよりも大事なのは、やはり英語でのコミュニケーション力です。
外資系の会社などは、面接も英語で行いますので、まずここでふるいにかけられます。
ですが、日本でTOEICを取得した場合と異なり、海外で1年生活をすると、かなり英語漬けの環境に慣れているので、すらすらと英語が出てきます。
ビジネス英語においては、会社に就職すると専門用語の英語しか使わないので、
あまり気にしなくても大丈夫です。
大事なのは、まずは一般的な日常会話のできるレベルです。
日本での就職ですと、外資系企業や、海外に取引先のある日系会社、
また、最近はインバウンドの需要も多いので、国内のスキーリゾートや、京都などの
リゾート地でも英語ができる人材の募集をしています。
また、海外就職も可能です。海外就職の際はかならず即戦力であることが求められるため、
資格や実習経験が必須です。そのため、海外就職を希望される方はオーストラリアの専門コースで半年~3年のコース履修をして、自分の希望する仕事につきます。
1年の留学生活の様子
海外で1年留学すると、毎日どのようなルーティンなのでしょうか?
語学留学では、学生がアルバイトできるので、放課後はほとんどの学生がアルバイトに出掛けます。ここでは簡単に現地での生活ルーティンを紹介します。
8:45~11:45AM 午前中クラス
語学学校の朝は早いです。朝は一番集中力があるので、ここで一気に文法や
イディオム、リーディングなどを行います。多くの学校は午前中にメインのコースを終わらせます。途中で15分ほどのブレイクをとるのが一般的です。
11:45~12:15AM ランチ
ランチ時間は30分~45分が一般的です。ランチの時間は短く感じるかもしれませんが、パパっと食べて、眠くなる前にすぐに授業にとりかかります。
ランチは学食やお弁当、近所の店にテイクアウトをしたりします。ランチ時間は決して長くないので、外に食べに出掛ける学生は少ないです。
節約している学生が多いので、ほとんどの学生が家からサンドイッチや、夕飯の残りものなどをタッパーに詰めて持ってきます。アルバイト先が飲食店の学生も多いので、お店から余りものを持ってくる学生もよく見かけます。
12:15~13:15 午後クラス
午後は会話クラスが多いです。ランチ後で眠くなりますし、授業も後半なので集中力がなくなってくるのが午後です。会話クラスでディスカッションなどをしていると、あっという間に1時間が終わります。
13:15 終了
クラスが終わると、学校にはほとんど人は残りません。みんなシェアハウスへ直行して、夕方からのアルバイトに備えます。
学校に残るのは、まだ留学に来たばかりの人たちが多く、こうした人たち向けのアクティビティを学校では行っています。アクティビティは補習英語クラスだったり、会話クラス、みんなで街のカフェやボーリング場へ行ったりといった遊び要素のあるものなど、様々なアクティビティがあります。
1年後の英語力
語学留学を終えて、1年後にどれくらいの英語力になるのかなあ、と思う人も多いと思います。1年、みっちりと英語環境の中で暮らすので、かなりの英語力が付きます。英語漬けの生活では耳から入る英語の情報量がかなり多くなり、英語脳が出来上がってきます。
日本語で考えてから英語に訳すというプロセスがなくなり、全て英語で考えるようになっています。
1年後の英語力の目安ですが、中学レベルの英語力の方で、1年後に到達する英語力はIELTS5.0相当が目安です。
IELTS5.0とは、日常会話においては困らないレベルですが、ニュース記事や読書などの難しいネイティブレベルの英語はまだ読めないレベルです。
また、ネイティブ同士の早い英語についても、まだまだ聞き取りは難しいです。
ですが、専門コースの下のレベルでしたら、このレベルでも入学基準を満たしている学校も多いです。
TOEICでいえば750点-830点くらいのスコアは見込めます。日本で英語でお仕事をするレベルには十分に達することが可能です。
ただし、書く、ということが苦手な学生が多いので、1年の留学で読む、書くをしっかりマスターするには、試験対策コースなどでトレーニングをすることがおすすめです。
人気語学学校
1年の留学で語学学校に求められのは、やはり暮らしやすい環境と、英語がしっかりと伸びる環境です。
英語オンリールールがある学校が圧倒的におすすめです。学校にいる間は英語しか使用してはいけないルールがある学校です。
また、学校に行きながらアルバイトができるのもオーストラリアの語学留学最大のメリットです。アルバイトに行きやすい環境、仕事がまわりにある環境も、長く同じ町に暮らすためには大事な要素です。
SPCケアンズ
オーストラリアでは珍しく3食付きの学生寮がある学校。自炊と比べると食費と滞在費を大幅に節約することができるので、初期費用をできるだけ抑えて長期留学したい方におススメです。 英語オンリールールがあり、授業中はもとより、寮の部屋の中や学食なども全て英語となります。英語初心者が英語で生活する練習の場として最適な環境となっています。学生寮スタートの留学生が多いため、多国籍の学生と同室で英語環境で暮らしながら学ぶため、非常に鍛えられますし、すぐに友達ができます。また、3エーカーという広い敷地内には温水プール、バスケットコートが完備されており、ヨガやエクササイズなどもアクティビティも盛んです。ビーチまで徒歩10分。
SPCケアンズ&ブリスベンの学校詳細はこちら
インパクト(メルボルン・ブリスベン)
おしゃれな都市ブリスベンとメルボルンにキャンパスを構えます。各種学校に与えられる優秀賞を総なめにした学校で大変定評のある学校です。 英語コースの選択肢が細かく設定されており、特に一般英語コースからケンブリッジ試験対策コースに行く過程の間に設定されたエクストリーム英語コースはインパクトイングリッシュ独自のコースです。
ケンブリッジ英語検定試験の公式テストセンターでもあります。英語オンリーが徹底されており英語漬けでの環境で、実戦で使える英語を徹底的に身に着けたい方には是非おすすめの学校です。
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インフォーラム(ゴールドコースト)
ゴールドコーストという世界的なリゾート地に位置するアットホームな語学学校。
家族経営の親身なサポートは学生から圧倒的な支持を得ています。母国語禁止の英語オンリーが徹底されていますが、日本人カウンセラーも在籍で安心。 インフォーラムならではの放課後のアクティビティが特に人気です。英語初心者向けに特別に設けられた補修クラスはいつも賑わっています。サポートがとても丁寧なので、特に現地生活が心配な方や、不安が多く自分で心配性だと自覚している方などにはとてもおススメできる学校です。英語でのテーブルマナー講座なども他校にはないユニークなプログラムです。
Inforum Education Australiaの学校詳細はこちら
語学学校については、カウンセリングでお話を聞きながら、ベストな学校をご提案しますので、まずはカウンセリングにいらしてください!