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オーストラリア人に人気のリゾートスポット「ヌーサ」

人口は約4万9000人、面積は869平方キロメートル。ヌーサの経済は観光収入に大きく依存しています。
ヌーサに最も近い空港はサンシャイン・コースト空港です。空港から北へ車で約35分でアクセスできます。
オーストラリアの主要都市から複数の便が毎日運航しています。
日本人が少なくこじんまりした海のそばの街、という特徴で留学する街を探している方にはおすすめです。
ブリスベンよりさらに北になるので、気候はかなり温暖です。
オーストラリア人には人気のリゾートスポットとなるので、ローカルの人たちに囲まれて暮らすことが出来ます。

洗練されたブティックやレストラン、アコモデーションが並ぶ大人の楽しめる洗練されたリゾート・ビーチ。
このエリアはパーム・ツリー(椰子の木)より高い建物をつくらないため、宿泊施設も階層が低いのが特徴。
高層ビルや大型ホテルがないために自然な景観が保たれています。トロピカルな活気のあるエリアです。
ヨーロッパ人に人気のリゾートエリア。日本人はほとんどみかけません。
<関連ページ>10best things to do in Noosa
ヌーサ留学の魅力とメリット・選ばれる理由
オーストラリアに留学する学生やワーキングホリデーに人気の都市「ヌーサ」。
選ばれる理由やメリット・デメリットをお伝えします。
年中、常夏の温暖な気温で生活しやすい

ヌーサはリゾート地であり、ブリスベンよりもさらに北に位置するため、沖縄よりもさらに赤道に近いような位置です。
寒い冬を避けて年間を通して温暖な気候で勉強できます。
洗練された大人のリゾートでスタイリッシュなヌーサは、オーストラリアで人気の行先の1つです。
ヌーサは大型店舗やビルではなく、小さくアットホームのお店が軒を連ねる街です。また、穴場を求めるサーファーのメッカともなっています。
有名リゾートに比べて混んでいないので、ゆったりとダイナミックなサーフィンが楽しめます。

ヌーサの最大の魅力の1つは、太陽が降り注ぐエンドレスなビーチ!オーストラリアで最高のビーチエリアの1つです。
ヌーサメインビーチ、アレクサンドリアベイ、サンシャインビーチの3つのメインビーチは、湾と入り江に縁取られています。
サンシャインビーチでのダイナミッククラッシュするオーシャンサーフィンから、メインビーチで静かに打ち寄せる波まで、レベルに合わせたサーフィンと、好みに合わせたビーチで過ごすことができます。
サーフィンを目一杯楽しみたい留学生には特におすすめです。
<関連ページ>Noosa Main Beach
大自然を身近に感じられ、多彩なアクティビティを楽しめる

ユネスコによって公式の生物圏保護区に指定されているヌーサには、野鳥が生息する水路から、クジラが泳いでいるのを見ることができる岩だらけの岬まで、さまざまな自然のままの自然環境があります。
ヌーサ国立公園には、人里離れた海湾を通り抜けるさまざまなウォーキングトレイルがあり、一年中いつでも泳ぐことができます。
さらに野生生物保護区であり、ユーカリ林、森林、メラロイカ湿地、色とりどりのワラムヒースランド、ブドウの木が茂った熱帯雨林を保護しています。
野生のコアラも生息しています。
<関連ページ>Noosa National Park
ローカルに人気のリゾートエリア

自然の美しさと受賞歴のあるレストラン、静かな町の雰囲気がヌーサの魅力です。
ヘイスティングスストリートは歩行者に優しい大通りで、地元の人々やツーリストがショッピングしたり、屋外のテラスに座れば行きかう人々のウォッチングを楽しめます。
イベントも多く、ヌーサマラソンから食のフェスティバルまで様々なイベントを開催しています。

例えば、夏に開催される水泳大会では、ジュニアから5.0kmのヌーサグランプリまでのイベントがあり、経験豊富なスイマーが現在のオーストラリアの代表と一緒にスイムを競ったりもします。
マラソン大会は、さまざまな距離から選択できます。これ以外にもサーフィン大会やダンス競技会などイベントが盛んです。
<関連ページ>Visit noosa what’s on
ヌーサ留学のデメリット
デメリットと言えるものは多く有りませんがあえて挙げるなら以下の内容が注意点です。
街がコンパクト

静かで日本人が少なく街がコンパクトであるのは、メリットではありますが、デメリットにもなりえます。
仕事の数は限られ、日本語が全く必要とされないため、高い英語力が必須となります。
<関連ページ>Countryside Reality in Noosa
ヌーサ留学の費用
ヌーサに半年間・1年間に留学する場合に必要な費用をお伝えします。
<関連ページ>Noosa Council
半年間(6ヶ月)の留学費用目安
費用 | 約160万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
<関連ページ>3つの事例で解説!留学費用シミュレーション
1年の語学留学費用目安
費用 | 約270万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
語学学校の費用は通学期間に応じて変わります。滞在方法は学生寮かホームステイの2つとなり、シェアハウスの手配は渡航前は不可となります。シェアハウスは現地の生活に慣れたあとに、段階的に自分で探していきます。目安は4ヵ月目くらいです。
ワーキングホリデー費用の目安(学校4か月)
費用 | 約140万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
ヌーサ留学に必要なビザ
ヌーサ留学で利用できるビザは、期間や条件により異なります。
<関連ページ>Visa List
ビザ種類 | ビザの特徴 |
---|---|
観光ビザ | 滞在できる期間は3ヶ月以内。アルバイトなどの就労はできません。 |
学生ビザ | 滞在できる期間は3ヶ月〜5年以内。学校に通う必要があり80%の出席率をクリアが必要です。就労は週20時間まで認められています。 |
ワーキングホリデービザ | 滞在できる期間は1年間。ただし年齢は30歳まで。同一雇用主のもとでで最長6ヶ月間の就労が認められています。 |
ヌーサの基本情報
<関連ページ>Noosa Weather
正式名称 | ノーサ・シャイア (Noosa Shire) |
---|---|
州 | クイーンズランド州(Queensland:QLD) |
人口 | 54,000人 |
面積 | 870 km² |
空港 | サンシャイン・コースト国際空港(MCY) |
気候 | 温帯性気候 年間を通じて、気温は 11℃から 28℃に変化しますが、6℃未満または 30℃ を超えることは滅多にありません。 |
通貨 | オーストラリアドル(AUD) 1AUD=95円(※2025/02/10 95円 現在) |
電圧 | 240ボルト (コンセントプラグ:Oタイプ) |
日本との時差 | +1時間(サマータイムなし) |
日本からの所要時間 | 日本⇒ブリスベン(飛行機14.5時間)ブリスベンから車で1時間半 |
ヌーサの仕事
観光業が盛んな街ですから、やはりホスピタリティがメインとなります。レストランやカフェ、ホテルなどでのお仕事が一般的です。 ヌーサのメイン通りと見なされているヘイスティングスストリートには、ファッションラベル、ユニークなジュエリー、サーフギア、家庭用品、アート、美容スパなど、お店やブティックが数多くあり、多くのローカルオリジナルも販売されています。 またヌーサには市場もあります。 Eumundi Marketsは工芸、 生鮮食品、屋台、地元のオーガニックスキンケア、ジュエリー、アートワーク、地元のデザイナー、さらにはヒーラーまで、さまざまな人たちがお店を出しています。
<関連ページ>Jobs in Noosa
ヌーサの公共交通機関
ヌーサのバスサービスは、運輸省と幹線道路の一部門であるTransLinkに代わってSunbusが運営しています。 バスと電車、そしてタクシーも活用してください。 最寄りのバス停を見つけるには、TransLinkウェブサイトにアクセスすると便利です。 場所を入力すると、最寄りのバス停が特定され、停留所にアクセスするルートのリストも表示されます。
<関連ページ>Pablic Transportation Noosa
ヌーサの気候と気温
オーストラリア人にとって人気のホリデービーチであるヌーサの気候は、穏やかな気温と晴れた日が特徴です。 水温は年間を通してかなり安定しているので、いつでも素晴らしいビーチを楽しむことができます。 ヌーサの熱帯気候と温暖な気候は、地元のアクティビティやアトラクションを探索したり、ショッピングや高級料理を楽しんだり、ただ座ってプールの周りでリラックスしたりするのに最適です。 日本人がイメージする「休暇」は、毎日どこかに遊びに行くことかもしれませんが、オーストラリア人にとってのビーチは、「なにもしない場所」です。 日本人にとっての「温泉」みたいなものかもしれませんね。
ヌーサの年間の気温と降水量
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最低気温℃(平均) | 28.5 | 28.2 | 27.5 | 25.9 | 23.4 | 21.3 | 20.8 | 21.9 | 23.9 | 25.7 | 27.2 | 28.4 | 25.2 |
最高気温℃(平均) | 20.8 | 20.9 | 19.9 | 17.2 | 14.2 | 11.3 | 10 | 10.4 | 12.9 | 15.8 | 18 | 19.7 | 15.9 |
降水量mm | 157.6 | 218.2 | 218.1 | 154.6 | 147.9 | 120.9 | 68.4 | 83.4 | 57.8 | 115.4 | 96.6 | 139.6 | 1578.50 |
観光スポット
ヘイスティングス・ストリート(Hastings Street Noosa)
ヘイスティングスストリートはヌーサのメインであり、リラックスした雰囲気でありながら、高級ショッピング、ダイニングで有名です。 ストリートはビーチ沿いにあり、リーズナブルで手頃な価格の家族向けの豪華な宿泊施設が数多くあります。
<関連ページ>Visit Noosa
クールーラグレートウォーク
ヌーサからレインボービーチまで、背の高いユーカリ林、隠れた亜熱帯雨林、海岸の崖、巨大な砂丘など、88 mにも及ぶ壮大な景色が見られます。 魔法のような海岸の景色、ユニークなオーストラリアの植物、人里離れた遊泳スポット、完全な静けさの中で癒されてください。
ラグナルックアウト(Laguna Lookout)
ラグーナルックアウトでは、ヌーサ川とヌーサメインビーチ、ノースショア、ヌーサビル、テワンティンの素晴らしいパノラマビューを楽しめます。 一日中いつでも壮観ですが、特に日没時にはヌーサは黄金に覆われています。
<関連ページ>Noosa.com
写真で見るヌーサの魅力
ヌーサお役立ちマップ
ヌーサに留学に行かれる方に便利な情報だけを集めてみました!
A レクシスイングリッシュ・ヌーサ(英語学校)
ヌーサで唯一の語学学校です。有名なレクシスチェーンは高い質の授業でも有名で、学生からは常に評価が高いです。ビーチまでも徒歩圏です。
B 酒屋
学校の入口にある酒屋さんです。外で飲むと高いので学生は酒屋でお酒を購入し、自宅で飲むのが一般的です。お酒を購入する際はパスポートなどの身分証明書が必須です。自己申告だけでは購入できないのでご注意を。
C 青果店
こちらも学校の入口にあります。新鮮な果物がいつも買えるので、学生のランチはもちろん、りんごやオレンジを購入してビーチで食べるということもできます。ヨーロッパの学生たちは、にんじんやリンゴやアプリコットなどをそのままバッグにいれていて、いつでもパクリとかじっています。
D コールス(スーパーマーケット)
オーストラリアの2大スーパーマーケットの一つ。留学中は必ずお世話になります。食パン、トイレットペーパー、生理用品、洗濯用品、なんでも手に入ります。オーストラリアのスーパーマーケットではお酒は売っていません。お酒は酒屋になります。
E Noosa Fair Shopping Centre(ショッピングセンター)
複合施設でなんでも手に入ります。美容室、肉屋、コーヒーショップ、2ドルショップ、薬局、雑貨、寿司屋などなど。地元の人はもちろん、観光客も利用します。ここで全ての買い物が済みます。
F 長距離バス乗り場(グレイハウンド)
ヌーサには電車や地下鉄、空港がありません。とても小さな街です。最寄り空港はブリスベン国際空港になり、そこからバスでのアクセスとなります。
G Franks Gym(スポーツジム)
語学学校から歩いてすぐのスポーツジムで、留学生も利用できます。ヨガクラスもあるので、体をストレッチしたい方にもおすすめです。ビーチでジョギングもいいけれど、筋トレはインストラクターがいないとついついさぼり気味。地元のメンバーが多いので友達作りにもぜひどうぞ。
ヌーサ和食情報
ヌーサの中心部は歩いて回れるほどの小さな街です。ですが、とても人気のあるリゾートエリアで、意外と日本食屋さんも多いです。お寿司はヘルシーなので地元の人にも人気の料理です。こうした日本食屋さんでアルバイトをしている学生も多いです。
フードコートでは巻物が主流で、レストランではお寿司などが売っています。巻物は6ドルほどでお腹いっぱいになれます。ラーメンも食べられますよ。
Sumi Open Kitchen
Shop 4 The Pavilion, 19-21 Sunshine Beach Rd, Noosa Heads QLD
IZAKAYA ATE
3/14 Arcadia St, Noosa Heads QLD 4567 オーストラリア
Sushi Yah-man
7 Sunshine Beach Rd, Noosa Heads QLD 4567 オーストラリア
Sushi Wave – authentic japanese
9/224 David Low Way, Peregian Beach QLD 4573 オーストラリア
ヌーサは小さなリゾートタウンですが、洗練されたおしゃれなカフェやレストラン、低層階のブティックホテルなど、静かな時間を過ごしたい大人のための高級リゾートです。
そうした街の特色から、ギラギラと明るい派手な雰囲気ではなく、のんびりとビーチでヨガをしたり、マッサージをしたり、というライフスタイルの人におすすめです。
メインビーチを歩く
ヌーサで一番賑やかな場所です。レストランやカフェが連なり、本を読んだり、ワインを飲んだり、休暇にきた人々が思い思いの時間を過ごしています。ここでアルバイトをする学生も多いです。
サンシャインビーチでサーフィン
ヌーサのもう一つのビーチであるサンシャインビーチ。観光客のほとんどはメインビーチに集まるので、留学生でサーフィンをしたい人たちはサンシャインビーチへ集まります。
国立公園を歩く
ヌーサ国立公園はオーストラリア人にも人気の国立公園で非常に広大な面積を持ちます。地元の人でさえあまり見かけない野生のコアラも、ここでは観測することができます。ハイキングコースも整備されており、海をみながら探索を楽しんでください。
湿地を探検する
世界でたった2か所しかないエバーグレーズ(亜熱帯の湿地)の生態系も見られます。カヌーでめぐるツアーがあるので、自然が好きな方はぜひ参加してみて下さい。音のない静かな世界をしばし堪能できます。
豪邸めぐり
ヌーサは高級リゾートであり、この地へ別荘を持つ人も多いです。そのほとんどが高級住宅で、こうした住宅をみるだけでも楽しいです。オーストラリアのビーチエリアは裕福層が多く暮らす傾向があり、道を歩くだけでも日本では見ることのないような豪邸を見ることができて楽しいです。
まとめ
ヌーサはこれといったアトラクションはないのですが、とにかくのんびりと長期のバカンスを楽しむ街です。ホテル滞在というよりも、キッチン付きのホリデーアパートメントで、自炊しながらのんびりと海での時間を楽しむ。
そんなスローライフを送りたい人におすすめです!
<参照サイト>NUMBEO
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