オーストラリアの学生ビザ申請

オーストラリアの学生ビザは、「オンライン申請(eVisa)」と「郵送申請」の2種類の方法があります。ここでは、学生ビザの申請に関する詳しい情報と、申請の書き方、申請書の和訳など、ビザ申請の手順について詳しく解説します。

学生ビザの目的

学生ビザ
学生ビザ

オーストラリアの学生ビザは、教育機関(語学学校、専門学校、大学など)に3ヶ月以上の留学を目的としている方が申請されるビザです。就学期間が3ヶ月以内であれば、観光ビザで滞在することが可能になっているので3ヶ月以上学校に通う方は学生ビザを申請する必要があります。

学生ビザの申請条件

オーストラリアの学生ビザの条件
オーストラリアの学生ビザの条件

オーストラリアの学生ビザは、「オンライン申請(eVisa)」と「郵送申請」の2種類の方法がありますが、現在は申請時間の短縮にもつながる、オンライン申請(eVisa)が主流となり、eVisaで申請できない理由が無限り、すべてeVisaでの申請が求められます。

項目条件
十分な費用がある「十分な資金」と言っても具体的な金額があるわけではありません。「オーストラリア留学中に、困らないで生活できる資金」とお考えください。
政府認定校である入学先の教育機関が、政府認定校(CRICOS登録校)として認可されている必要があります。
学生ビザの規則を理解する学生ビザを取得するためには、オーストラリアの移民法が定める学生ビザの規則を十分理解しておく必要があります。
入学許可書政府認定校に入学手続きを行い、学費の納入後に学校より発行される、COE(入学許可書)が必要となります。
健康状態大使館指定病院で健康診断、レントゲン診断にパスする必要があります。
OSHCの加入OSHC(Oversea Students Health Cover)と呼ばれる、海外留学生保険に加入する必要があります。
年齢eVisa申請の場合、申請時に6歳以上である必要があります。
扶養家族扶養家族の有無に関わらず、eVisa申請することが可能です。
アセスメントレベルオーストラリアの指定するアセスメントレベルにおいて、レベル1に規定されている必要があります(日本国籍の方はアセスメントレベル1に指定されています)。
学生ビザの滞在科の期間は?
学生ビザの滞在科の期間は?

学生ビザは、就学期間に加えてホリデーと言ってコース終了日から1~2ヶ月間の滞在が認められてます。
就学期間が10ヶ月以下の場合は+1ヶ月、10ヶ月以上の場合は+2ヶ月間滞在することが可能です。

つまり、就学期間が10ヶ月以下で2020年5月30日にコースが修了する場合、2020年6月30日まで滞在が認められます。就学期間が10ヶ月以上で2020年5月30日にコースが修了する場合、2020年7月30日までの滞在が認められています。

コース終了日から1~2ヶ月のホリデーは、仮にコース期間中に病気やケガをしてしまい、就学予定期間中に授業が受けられなかった場合を考え、期間を繰り下げて授業を受けられるために用意されている期間です。

学生ビザの申請費用

学生ビザの申請はいくらかかる?
学生ビザの申請はいくらかかる?

学生ビザの申請費用はA$620です。レートによって値段の変動はありますが、1ドル75円で計算した場合¥46,500となります。
A$620は、ビザ申請時に登録するクレジットカードから、オーストラリア移民局が直接引き落とす金額になっています。

学生ビザの特徴

学生ビザの特徴とは
学生ビザの特徴とは

就学期間に合わせた長さで申請が可能

学生ビザは、学校に通う期間に合わせた長さでの申請が可能です。
学生ビザの取得に年齢の制限はありません。

3ヶ月までの就学であれば観光ビザでの滞在が可能なので、それ以上の就学の場合にこちらのビザを使います。
就学期間に制限はないので何年でも学校に通うことが可能です。コース在籍中は出席率80%以上でないといけません。

オーストラリアの学生ビザは、アルバイトをすることが可能です。そのため、現地で学費を稼ぎながら、語学学校をご卒業後も専門学校のコースに進まれ、ビザを延長しながら何年も現地にご滞在されている方もおられます。

アルバイトなど週20時間まで就労が可能

学生ビザの特徴2
学生ビザの特徴2

学生ビザの場合、週20時間までのアルバイトをする事が可能です。

学生ビザの申請もワーキングホリデービザと同様、「ImmiAccount」からアカウントを作成していただき、進めていただく流れとなりますが、学生ビザの申請には、「COE」という入学許可証が必要となります。

学生ビザの申請費用はA$620となっております。(2020年4月現在)
こちらも費用の支払いは他の2つのビザと同様、申請時に登録するクレジットカードからの引き落としとなります。

健康診断の受診が必要

学生ビザの特徴3
学生ビザの特徴3

学生ビザを申請すると、健康診断の受診が要求されます。
これが他の二つのビザ(ワーキングホリデービザ・観光ビザ)と違うポイントですね。

健康診断は、必ずオーストラリアの政府指定病院で受診する必要があります。

各オーストラリア政府の指定病院については、「オーストラリア移民局」のホームページからご確認ください。

また、健康診断の受診は基本的に、ビザ申請から28日以内に行わなくてはならない事となっています。

それを過ぎると、ビザ申請をやり直さなくてはいけなくなる可能性も出てきてしまうので、余裕をもって、健康診断の予約を取りましょう。

再度ビザ申請を行わなくてはならなくなってしまった場合、ビザ申請費用の$620が再び請求されてしまうので、十分注意してくださいね。

出席率が80%以上必要

コース在籍中の80%以上の出席率を保つ必要があります。学生ビザを保持するためにもしっかり出席し学習しなければなりません。学生ビザの目的は学生であること、です。そのため、出席率が規定以下となった場合は学生ビザの取り消し、帰国となりますのでご注意下さい。

年齢の制限はありません

申請時に6歳以上であれば、年齢の制限はありません。学生ビザそのものに年齢制限はありませんが、語学学校など受け入れる側に年齢制限がある場合があります。語学学校は通常は16歳以上となります。上限を設けている学校は少ないため、シニア留学の方も多く見かけます。

学生ビザの申請に必要なもの

ImmiAccount

ImmiAccountとは
ImmiAccountとは

ImmiAccountは、オーストラリア移民局が運営しているビザに関する手続きができるオンラインサービスです。学生ビザを申請する際に、ImmiAccountの作成が必須となります。

パスポート

パスポート
パスポート

パスポートは渡航する前のビザを申請する際に必要となります。
そのため、パスポートをお持ちでない方はパスポート発行をして下さい。パスポートをお持ちの方は有効期限を確認して下さい。学生ビザの場合は、就学期間を満たしたパスポートが必要です。

パスポートの取得、申請費用、現地での更新方法

OSHC(海外留学生保険)

OSHC
OSHC

OSHCとは(Overseas Student Health Cover)海外留学生保険のことを指します。
オーストラリアの国民健康保険の補償と同等のもので、オーストラリア滞在中の留学生が病気やけがをした際に少ない負担で適切な医療を受けられるものです。
学生ビザを申請するにはOSHCの加入が義務付けられています。
OSHCに加入しないとビザを申請することができません。

COE(入学許可証)

COEとは
COEとは

COE(Confirmation of Enrolment)とは、入学許可証のことを指します。
オーストラリアの学生ビザを申請する際に、留学する学生に対して学校が政府に発行する書類です。COEは学校の申し込みと入金が完了した後に、学校側から発行されます。
書類に書かれた、OECという番号がビザ申請時に必要になるので、COEがないと学生ビザを申請することが出来ません。

GTE

GTEとは
GTEとは

GTE(Genuine Temporary Entrant)とは、学生ビザでオーストラリアに渡航するにあたって、オーストラリアに住むことを目的としないと証明するためのものです。
学生ビザとして正当な理由で使用されるかを審査する基準となります。
学生ビザの申請時に2000文字以内で、自身がGETの要件を満たしているという理由を英語で記入します。留学の動機や帰国後のキャリアプランなどを記入します。

クレジットカード

現金は使えない?
現金は使えない?

学生ビザの申請料金はクレジットカード決済のみとなります。クレジットカード、デビッドカード、PayPalなどで支払いすることができます。Visa, MasterCard, American Express, Diners Club International, JCBが使用可能です。また、本人名義でなくても大丈夫です。

パソコン

パソコンを用意しましょう
パソコンを用意しましょう

原則パソコンで申請しましょう。学生ビザ申請の際には、書類のファイルのアップロードが必要ですのでネット環境が良いところで行ってください。

メールアドレス

メールアドレスが必要?
メールアドレスが必要?

学生ビザ申請後、移民局からPDFでファイルが送られてきます。そのため、メールアドレスが必要になります。携帯キャリアのメールアドレスだと、ファイルが見にくいのでGmail、Yahoo mail、iCloudなどのフリーメールアドレスのほうが望ましいでしょう。お持ちでない方はネットから簡単に作成できますので、作成されることをおすすめします。

eVisa申請の流れ・手順

ImmiAccountの作成
① 移民局のサイトへアクセス
https://online.immi.gov.au/lusc/login

immiAccount1
immiAccount1

Create an immiAccountをクリック

immiAccount2
immiAccount2

②Services Reqired
What type of online services do you need?(どのタイプのオンラインサービスを利用しますか?)
ここでは、上のIndividualを選択してください。下のOrganisationは法人やエージェントが申請する際に利用します。

③New User Details
アカウントを作成するために必要な自身の情報を入れていきます。

・Family name : 性
・Given name : 名
・Phone : 電話番号
・Mobile phone : 携帯電話番号
・Email address : メールアドレス
・Confirm email address : メールアドレスの再入力

入力した情報を確認して、間違いがなければContinueを押します。

④Account details
Login details

Username : 名前
New password : パスワードを作成

条件 : 下記4種類の中から3種類含む必要があります。
・lower-case characters (a-z):アルファベット小文字
・upper-case characters (A-Z):アルファベット大文字
・digits (0-9) : 0?9までの数字
・punctuation and special characters(~`!@#$%^&*()_+=-{}\,.?/):記号

Re-type new password : パスワード再入力

Secret questions and answers : 秘密の質問と答え
秘密の質問と答えを3つ設定します。パスワードを忘れた場合、必要になるので正確に覚えておく必要があります。

Security alerts セキュリティ通知の設定

セキュリティの通知設定が移民局から送られてきます。チェックを入れたままでも問題ありません。

・Change name details:名前の変更通知
・Successful logon:ログイン通知
・Change password:パスワード変更通知

Declaration : 宣言
Terms and conditions : 規約
immiAccountの規約と条件が記載されているので、同意できたらチェックを入れてください。

Security check:セキュリティーチェック
I am not a robot:私はロボットではありません。

チェックを入れたらContinueをクリックします。登録したアドレスに確認メールが届くので、メールが届いたら本文に記載されているリンクをクリックしてください。
クリックすることで、登録したメールアドレスが認証されます。メールアドレスの確認が終わったらImmiAccountの作成は完了です。リンクは28日間のみ有効ですので、メールが届いたらすぐに認証を行ってください。

★移民局のウェブサイトからオンライン申請