
メルボルンでの留学を検討する際に一番最初にすることは、まずは語学留学です。語学留学では英語の習得のみを目指し、就学期間は最長1年となります。ここでは短期留学から長期語学留学までメルボルンの語学留学のおすすめと、語学学校や費用をご紹介します。
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留学カウンセラー 桜井彰子
メルボルンが語学留学先としておすすめの理由
オーストラリアのメルボルンは、イギリスのような美しい街並みと教育水準の高さなど様々な理由から語学留学の目的地として人気があります。ここでは、メルボルンが語学留学に最適な理由をいくつかご紹介します。
文化の都:メルボルンは、オーストラリアの文化の中心地として知られており、様々な博物館、美術館、文化フェスティバルがあり、学生にとって魅力的な目的地となっています。
立地条件の良さ: メルボルンはビクトリア州に位置し、美しいビーチにも近くトラムという交通網が発達していることから非常にアクセスが良いです。
文化の多様性 :メルボルンは移民の街であり、イタリア人、イギリス人、ベトナム人など多くの移民が目立ち多国籍文化です。さまざまな背景や文化を持つ人々と出会うのに理想的な場所です。
質の高い教育:メルボルンには有名大学が軒をつらね、評判の高い語学学校が数多くあります。
イベントの多さ :メルボルンはテニスの世界大会が行われたり、F1の会場としても有名です。映画祭やミュージカルはもとより、スポーツイベントも盛んです。
仕事の多さ: メルボルンは大都市であり、勉強しながらアルバイトをしたい学生のために、様々な仕事の機会が用意されています。
食とコーヒーの文化:メルボルンは、活気ある食とコーヒーの街として知られており、様々なカフェ、レストラン、バーがあり、英語の練習や新しい友人を作る良い機会となっています。
他の目的地へのアクセス:メルボルンは、グレートオーシャンロード、ヤラバレー、グランピアンズなど、オーストラリアの他の観光地との交通の便がよいです。
メルボルンは、ヨーロッパのような美しい街並みの中で英語を学び、世界中の人々と出会い、アウトドア活動やアルバイト、食文化、コーヒー文化などを楽しみたい学生にとって、最適な留学先といえるでしょう。
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メルボルンの物価
メルボルンでの生活費は、ライフスタイルや滞在先、出費によって様々です。しかし、平均的に家賃や食料品、交通費などの出費がかさむと、1ヶ月あたり約1,500~2,500豪ドル(約12万円)になると言われています。
また、留学生の住居費は、場所や住居の種類によって異なり、都心の1ベッドルームのアパートであれば、1ヶ月あたり約1,500~2,500豪ドルかかります。さらに、光熱費、インターネット、電話代などを合わせると、1カ月あたり200〜300豪ドル程度になります。
メルボルンは、おしゃれなカフェ文化と芸術の街として知られているため、自分が何にお金をかけるかで出費は異なります。メルボルン博物館、ビクトリア国立美術館、王立植物園を訪れるなど、多くの見どころがあります。さらに、メルボルンには語学学校以外にも数多くの大学やカレッジがあり、学生にとってとても魅力的で暮らしやすい場所です。
<関連ページ>オーストラリアの物価事情まとめ
メルボルンのシェアハウス探しと家賃
オーストラリア・メルボルンのシェアハウスで部屋を借りる費用は、シェアハウスの場所や広さ、設備、シェアする人数によって異なります。しかし、平均して、シェアハウスの部屋は、1週間あたり150ドルから350ドル(AUD)程度と予想されます。CBDエリアなどの中心部や観光シーズンのピーク時には、価格が高くなる可能性があります。メルボルンではトラムがあり交通の便が非常に便利なので、多少郊外に家を借りても便利な生活ができるので、中心部から少し外して郊外でシェアハウスを探すのがおすすめです。
<関連ページ>オーストラリアでシェアハウスを探す方法
メルボルンのアルバイト事情
メルボルンはオーストラリアで2番目に大きな街であり、英語力に応じて様々な仕事があります。例えば、 レストラン、カフェ、ホテル、バーなどでは、ウェイター、バーテンダー、キッチンスタッフなどはそれほど高い英語力を必要としませんが、セールスアシスタント、キャッシャー、カスタマーサービスなどのスタッフを募集では上級の英語力が求められます。
英語力次第では、ティーチングアシスタント、カスタマーサポートなどのスタッフになることも可能です。
<関連ページ>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方【2023年版】
メルボルンの語学学校一覧
- Impact
- Greenwich
- Discover
- ILSC- Melbourne
- Melbourne Language Centre
語学学校は基本的には日常的な英語力をつけることが目的の英語学校です。ですがその中でも英語力に応じて様々なプログラムがあります。ここでは、語学学校が提供する一般的なプログラムの種類を紹介します。
一般英語:文法、語彙、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングなど、英語力全般の向上に重点を置いたプログラムです。英語初心者はまずはここからスタートします。
試験準備コース:ケンブリッジ検定、IELTSなど、特定の英語能力試験の準備のために作られたプログラムです。必要な英語力の基準があります。英語初心者の場合は入学から9か月目が目安です。
ビジネス英語:このプログラムは、ビジネスや職業上の目的で英語力を向上させたい学生のために設計されています。
バリスタコース:バリスタとしてカフェで働くための技術はもとより、接客全般の知識を学びます。
学校によって提供されているプログラムが異なるので、自分のニーズや目標に合ったプログラムを見つけるために、まずはカウンセラーに相談してください。
<関連ページ>オーストラリアの語学留学【2023年版】
メルボルンの語学留学学費
オーストラリア・メルボルンへの語学留学は、キャンペーン価格、滞在先の手配など様々な要因で費用が変わります。ここでは、1AUD=95円で計算した場合の、滞在期間別の概算費用をご紹介します。授業料、滞在費、生活費を含めています。
1ヶ月 9万円から18万円
3ヶ月 270,000円~540,000円
6ヶ月 540,000円〜1,080,000円
12ヶ月の場合 1,080,000円~2,160,000円
ただし、これらの費用は概算であり、実際の費用は学校、プログラム、滞在先のオプションによって異なります。また、航空券、ビザ費用も上記に加えて必要です。最新の価格と費用については、常にカウンセラーに確認して下さい。
各語学学校の学費は以下の学校一覧ページを参照してください。
<関連ページ>メルボルンのおすすめ語学学校一覧
ホームステイと学生寮
語学留学では学校が滞在先の手配をします。語学学校に申し込む際にホームステイか学生寮のどちらかを選択します。全ての就学期間をアレンジする人は稀で、大抵は最初の3カ月程度になり、生活に慣れたらシェアハウスを探して移動します。
メルボルンには多くの民間の学生向け宿泊施設プロバイダーがあり、学生にさまざまな選択肢を提供しています。ここでは、メルボルンで人気のある民間の学生用宿泊施設プロバイダーをいくつか紹介します。
-アーバネスト(Urbanest)
-Unilodge
-GSA
-The Student Housing Company
-Yarralea
-Scape Living
メルボルンのホームステイ費用は週330ドル程度となり、平日2食週末3食が一般的です。学生寮では食事がつかないため、英語初心者の場合は最初の1カ月はホームステイがおすすめです。
<関連ページ>オーストラリアでホームステイする際の注意点まとめ
メルボルンの仕事探しと家探しのおすすめサイト
サイト名 | URL | 用途 |
Ciy of Melbourne | 市による総合サイト | |
DengonNet | メルボルンの求人とシェアハウス情報 | |
Gumtree | ローカルの生活情報サイト、求人検索 | |
オーストラリア掲示板 | 生活全般についての情報発信、求人検索 |
メルボルン留学お役立ちマップ
歴史的な街並みで、とにかく街中に見どころが多いのがメルボルン。一度に紹介するのは不可能です。市内中心部には無料のトラムが走っているので、来たものに飛び乗れば、数ブロックは簡単に移動できるので、とても便利です。
A ビクトリア州図書館
オーストラリアの図書館の中で一番有名な図書館だと思います。放射状に伸びた机の写真はあまりにも有名です。
B ビクトリアマーケット
衣類からワイン、オイル、生鮮品までなんでも揃うマーケット。生産者が直接売りに来ているので、安くて新鮮です。アジアの野菜もたくさん売っているので、日本人にも人気です。
C 州議事堂
街中にある歴史的な建造物です。夜はライトアップされており、メルボルン市内全体が美術館のようなロマンチックな佇まいとなり、夜に散歩するだけでも価値があります。
D 中華街
日本の居酒屋なども多くはいっているので、この通りでアルバイトをする留学生も多いです。ラーメンや焼肉などの和食から、本格的な小籠包まで、アジアを満喫できる通りです。
F フィッツロイガーデン
市内中心部にある広大な公園です。年中ピクニックをする人たちを見かけます。こうした大きな公園が市内中心部にあるのがオーストラリアの良いところだと思います。
G メルボルンタウンホール
議事堂と同じく歴史的建造物で、市内中心部に鎮座しているます。夜はライトアップがきれいです。欧州を感じさせる重厚な建物が街にたくさんあるのは、メルボルンならではです。
メルボルンお役立ち情報
トラム
トラムはメルボルンの留学生活でとにかく毎日お世話になります。郊外へも路線は伸びていますが、市内中心部は無料で乗り降りできるという優れモノ。特に改札のようなものはなく、そのまま乗れます。が、無料乗車エリアを外れているのに、無賃乗車をしている場合は、見つかるとかなりの罰金をとられますので、注意してください。
フリンダースストリート駅
東京駅のような存在で様々な路線が発着するハブ駅です。建物も歴史的建造物で、夜はライトアップされています。クラシックな駅でメルボルンのアイコンでもあります。
ビクトリア州立図書館
市内中心部にある図書館です。館内は静かで荘厳な雰囲気が漂い、ここで勉強していると、海外へ留学に来たんだ、という実感がひしひしと沸いてきます。ここもまた歴史的建造物となり、入口の階段はいつも若者たちが座ってくつろいでおり、映画のようなシーンです。
市立図書館
こちらも市内中心部。州立図書館のクラシックで伝統的な雰囲気とは異なり、エレクトリックでアートな雰囲気の図書館です。規模は小さいですが、とても綺麗に整備されており、こちらも静かに勉強したい方におすすめの図書館です。
セントキルダ
メルボルンから一番近いビーチです。海のイメージが薄いメルボルンですが、週末のセントキルダは地元の人たちで賑わいます。
サウスバンク
高級ホテルが立ち並ぶ、ヤラ川沿いのエリアです。川沿いにレストランが立ち並び、オープンカフェの客席では気持ちよさそうに食事をする風景を見られます。散歩するだけでも気持ちが良いエリアです。
カールトン
移民の多いメルボルンですが、イタリア系移民も多いです。このカールトンはイタリア料理店が軒を連ねるエリアで、イタリア人街とも呼ばれています。イタリアまでいかなくても、本格的なパスタやお肉を食べられるのは、メルボルンならでは。夜はいつも活気があります。
メルボルンおすすめ観光地
ロイヤルボタニックガーデン
メルボルン市内の広大な公園。都会であることを忘れるくらい緑が多くのんびりできます。オーストラリアの他都市も同様ですが、都会でもこうした公園が必ずあるので、窮屈さを感じません。
ビクトリア国立美術館
芸術の街メルボルンは美術館も複数ありますが、やはりここへは行ってみてください。常設展示だけでも見どころ満載です。語学学校のアクティビティでも訪れる定番スポット。
ユーレカタワー
メルボルンを一望できる展望台です。メルボルンはゴールドコーストなどのような超高層なビルが意外と少ないので、ここから眺めるメルボルンもおススメです。
デグレーブス・ストリート
まるでどこかの路地へ迷いこんだような気分にさせる通りです。ここにはカフェがひしめき、日中はかなりの人で賑わい話声も聴こえないほど。ここへ行ったなら、ぜひ外のテラス席をとって下さい。カプチーノを飲みながら、人間ウォッチングが面白いですよ。
ペンギンパレード
メルボルン市内からはやや距離がありますが、小さなペンギンたちを見ることができます。観光客にも人気のスポット。野生のペンギンです。
セントパトリック大聖堂
荘厳な雰囲気の大聖堂は誰でも無料で入ることができます。外の喧騒が嘘のように、本当に静かで落ち着きます。イギリスかどこか、ヨーロッパの街へ来た気分になります。