オーストラリアの物価事情

これからオーストラリアへ留学やワーキングホリデーで渡航される方へ、オーストラリアの物価事情を紹介します。
留学生活を送る上でお金の節約はとても大切です。
日本とオーストラリアの物価の違い、地域による違い、アルバイトした場合の平均的な賃金など詳しく解説します。

オーストラリアの物価と日本との比較

オーストラリアって物価も高いんですよね?と思っている方が多いですが、そうではありません。 観光では、『え、ランチで2000円以上するの!?』と感じる方もいますが、確かにレストランやカフェで食事をするとランチでも18ドルほどが当たり前です。

ですが留学生は観光客とは違います、毎日カフェでランチをして、レストランでディナーを食べてなんてリッチな生活をしている人はいませんよ。

節約方法は?
節約方法は?

日本でも毎日贅沢して外食、なんてこともないでしょう。スーパーで食材を買うなら、日本より安く感じるくらいです!自然豊かなオーストラリアはお肉や野菜もが豊富。新鮮な食材をマーケットでお得な価格で買う事も出来ます。

それに、お給料が高いです。時給が良いので留学生のアルバイトでも20万円/月稼いでいる方は珍しくないです。日本人の時給から見ると物価が高く感じるかもしれませんが、時給が2倍の国なので、現地の収入で暮らすようになれば、それほど物価を高く感じることはありません。

地域による物価の違い

地域によって異なる?
地域によって異なる?

日本の都心部の東京や神奈川が物価がやや高く、地方はやや物価が低いと言われています。オーストラリアでも同じように都市によって物価の違いがあるので、詳しく見ていきましょう。

物価がやや高い都市

物価が高めな都市はどこ?
物価が高めな都市はどこ?

オーストラリアで物価が高いと言われているのが、シドニーです。
オーストラリアに限らず、日本やどこの国でも首都や都心部は物価がやや高い傾向にあります。そのため、最も人口の多いシドニーは物価がやや高いです。

かしこく生活しよう!
かしこく生活しよう!

全てが高い訳ではなく、日本より安いものもありますが家賃や食事代などは非常に高く設定されています。ただ、留学生が生活するエリアは観光客とは違います。やはり観光エリアは特に物価が高く設定されています。

食事はできるだけ自炊をする、コンビニではなくスーパーで食料品は買うなど賢く生活をすれば問題ありません。

<関連ページ>オーストラリア都市情報

物価がやや安い都市

物価が安めな都市はどこ?
物価が安めな都市はどこ?

対照的に物価が安いと言われているのが、ケアンズを筆頭としたクイーンズランド州の街です。クイーンズランド州は、NSW州やビクトリア州に比べてビーチエリアの多いエリアで、都会というよりは自然が多く存在するエリアです。土地が広く人口密度が低いため、とくのケアンズは家賃物価がシドニーと比べてかなり安くなります。

なぜ物価が安い?
なぜ物価が安い?

オーストラリア第二の都市がメルボルンで、第三の都市がブリスベンと言われています。
ブリスベンとはクイーンズランド州の中でも大学や専門学校が充実している学園都市です。そのため、留学生が多いので、物価が比較的安い理由のひとつなのかもしれません。

オーストラリア人の平均的な賃金

世界一の賃金?
世界一の賃金?

日本より物価が高いというイメージがあるオーストラリアですが、その分賃金も高く設定されています。その賃金の高さは世界一とも言われています。ワーキングホリデーでオーストラリアを選ぶ理由のひとつとも言えるでしょう。

オーストラリアの雇用形態にはフルタイム・パートタイム、カジュアルの3つがあります。

フルタイムとパートタイムは何が違う?
フルタイムとパートタイムは何が違う?

フルタイムとパートタイムは、就労時間の保証は契約済み、病気休暇と有給休暇の取得可能、事前通告なしの解雇はなしという点は同じです。最低賃金はどちらも23.23ドルです。(約2230円/1ドル96円で計算した場合)
異なる点は、フルタイムは週38時間以上の就労が認められていますが、パートタイムの場合は週38時間以下の就労時間である必要があります。

また、オーストラリアは土日祝日はさらに最低賃金が高くなります。職種によって増加率は異なりますが、平日の25~50%増しで貰えるところが多いです。祝日は土日よりさらに高くなるところもあります。

日本人が働く場合の平均賃金(職種別)

実際いくらもらえる?
実際いくらもらえる?

日本と同じようにやはり職種によって平均賃金は異なります。最低賃金はA$23.23~ですが、そこから税金が差し引かれて実際に受け取る平均金額は以下の通りです。

日本食レストランのホールスタッフ:約A$10~14

日本食レストランのホール・キッチンスタッフ:約A$9~13

日本食レストランシェフ:約A$13~25

ラーメン屋ホールスタッフ:約A$10~12

韓国料理屋ホールスタッフ:約A$11~16

ファーストフード店キッチン・ホール:約A$14~18

カフェホールスタッフ:約A$12~1

カフェバリスタ:約A$16~18

バーテンダー:約A$18~28

クリーナー:約A$10~14

ベビーシッター(資格なし):約A$9~11

ベビーシッター(資格あり):約A$24~26

マッサージ師:約A$12~20

ホテルフロント:約A$18~25

ホテルベッドメイク:約A$14~16

ローカルの仕事をできるように目指そう!
ローカルの仕事をできるように目指そう!

ローカルの仕事は日本食レストランで働くよりも高い賃金が貰えます。しかし、ローカルはオーストラリア人と一緒に働くのである程度の英語力が必要になります。そのため、英語力がつくまでは日本食レストランで、その後ローカルの仕事に変えるという方も多くいらっしゃいます。

オーストラリアの日用品の物価

普段、私たちの身の回りにある日用品で、だいたいの相場が分かると思います。繰り返しますが、日本で見ると高く感じても、2000円を超えるオーストラリアの賃金で暮らすことを忘れないでください。

コーラ

3.37ドル

7.2ドル

2.1ドル

ビックマック

10.92ドル