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クイーンズランド州の州都「ブリスベン」
ブリスベンはゴールドコーストの玄関口であり、クイーンズランド州の州都です。
市街地には大きく蛇行したブリスベン川、市内には近代的なビルや歴史的な建築物が立ち並び、イギリスのような雰囲気があります。
空港から市内までは直行の電車があり、アクセスも抜群。
昨今は成田からの直行便も新しくできて、ますます日本から訪れやすくなりました。
ブリスベンの中心部にはクイーンストリートというメイン通りがあり、ショッピング施設が集まっています。徒歩圏内に全て揃っているので、非常に便利で住みやすい街です。
また、市内に観光スポットも多く徒歩で行くことができます。
観光客が多く訪れるコアラ保護区は郊外にあるので、徒歩で行くことはできません。
ブリスベン留学の魅力とメリット・選ばれる理由
オーストラリアに長期で留学する学生やワーキングホリデーに人気の都市「ブリスベン」。
選ばれる理由やメリット・デメリットをお伝えします。
ブリスベンは、オーストラリア第3の都市
ブリスベンはクイーンズランド州の州都でシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第3の都市です。
学生が多い町なので、学生の活気や魅力的な雰囲気があり、オーストラリアで最も急成長している街のひとつです。
市内には大きく蛇行したブリスベン川があり、川に沿って街が広がっています。
公共交通機関が発達していて、非常に便利です。
主な移動手段は電車やバス、フェリーなどが一般的です。
シドニーはもう少しグローバルで、メルボルンはヨーロッパの魅力がありますが、ブリスベンはオーストラリアで最も地元の文化を感じることができます。
シドニーにビーチがあり、メルボルンに文化があり、ブリスベンはその両方を楽しむことができる魅力的な都市です。
年間を通して過ごしやすい気候
ブリスベンは、晴天で湿度が低く、日中の最高気温が高くないという非常に過ごしやすい気候が特徴です。
年中ほとんど天気が良く、亜熱帯気候に属しており沖縄と同じ経度なので非常に暖かいです。
また、冬の天候は一般的に乾燥していて穏やかで、冬でも最高気温は20℃を超え、最低気温は10℃ほどです。
6月から8月は朝晩は涼しくなるので、羽織るものが必要になりますが、夜間の最低気温が9℃を下回ることはめったにありません。
春の気候は秋に似ており、平均気温は25℃程度です。
オーストラリア南部の四季がある州に住む人々は、寒い冬の時期に気温の変化が少なく比較的暖かいブリスベンを訪れることが多いです。
サンシャインステート(太陽の州)
オーストラリアの気候は年間を通して快適で穏やかです。
その中でも、ブリスベンは年間晴天率280日ほどで、滅多に雨が降らないのでサンシャインステート(太陽の州)と言われています。
太陽の光が降り注ぎ、一年中温暖な気候です。
ローカルと観光客の両方に人気のエリアであるカンガルーポイントにあるカンガルークリフスパークは絶景です。
ロッククライミングを楽しむことができます。
また、このエリアからはキャプテンクックブリッジ、ブリスベンで最も古い公園シティボタニカルガーデン、川を挟んだシティの建物の素晴らしい景色を眺めることができます。
海外に留学に来た!という実感ができるブリスベン。理想のキャンパスライフ
ブリスベンはオーストラリア第3の都市ですが、観光客がくるような街ではなく学生が多い学園都市です。
ノーベル賞受賞者の出身校であり優秀大学としての受賞歴のあるクイーンズランド大学、国際的に有名なクイーンズランド工科大学、グリフィス大学など、オーストラリア内でもランクの高い大学が多くあります。
ブリスベンには、質の高い語学学校や専門学校、大学がたくさんあるので世界中から多くの留学生が来ています。
市内には大きく、設備の整った図書館が2つあり、落ち着いて勉強できる教育環境が整っています。
まさに理想とする留学やキャンパスライフが送れる街です。
自然もアートも!とにかく見どころが多い!
クイーンズランド州のにぎやかな川沿いのこの州都は、海と国立公園の間にあります。
ブリスベンは芸術、文化、ダイニングの国際的な中心地で活気があります。
そんな中にも自然とクラシックで落ち着いたクイーンズランドのゆったりした雰囲気が漂います。
ゴールドコーストとサンシャインコーストへの玄関口でもあり自然へのアクセスもよく便利な立地です。
ブリスベンではアートミュージアムやミュージカルを見に行ったりもできます。
また、熱帯雨林の滝で涼んだり、クイーンズランド州のワインの試飲もすることができます。
ワイナリーはブリスベン中心地から1時間ほど。
ここではカンガルーが飛び跳ねるのを遠くに眺めながら、グラスを傾け、おいしい料理を楽しむことができます。
川沿いの街で解放感。最高のリバービュー
ブリスベンリバーウォークの散歩がこの町の大きな魅力です。
この静かな遊歩道は、ブリスベン川と平行に走っていて、のどかな郊外とブリスベンの街の景色を眺めることができます。
リバーサイドからは、ストーリーブリッジというブリスベンを象徴する大きな橋を眺めることができ、夜は毎日ライトアップされているのでとてもロマンチックです。
ブランケットを広げて、巨大なイチジクの木の下でピクニックをする姿もよく見かけます。
川沿いのすぐそばにあるだけでなく、まるで絵のように本当に美しい芝生エリアは、町で最高の劇場ショーが開催されるだけでなく、見晴らしの良い屋外のレストランがいくつかあります。
リバーフロントはビーチと違って砂で汚れないのが魅力?
人気のビール工場もあり、夕方にもなると仕事を終えた多くのビジネスマンでにぎやかになります。
大人の街という印象で、自然とおしゃれな街の両方が好き、という女性にはブリスベンは最高の留学先です。
ブリスベン留学のデメリット
デメリットと言えるものは多く有りませんがあえて挙げるなら以下の内容が注意点です。
ブリスベンにはビーチがない
市内からバスで5分ほどのサウスバンクという場所には”人口ビーチ”がありますが、自然のビーチはブリスベンにはありません。
ですが、ブリスベン市内から電車で1時間ほどでゴールドコーストに行けるので日帰りでもビーチに行くことができます。
アトラクションが少ない
ブリスベンは街が非常にコンパクトで徒歩でどこにでも行くことができるというメリットがありますが、シドニーやメルボルンと比べると街が小さいのでアトラクションなどの観光名所は比較的少ないです。
ブリスベンの基本情報
ブリスベンの人口は228万人の大都市で、オーストラリア連邦で3番目の人口都市です。
正式名称 | ブリスベン(Brisbane) |
---|---|
州 | クイーンズランド州(Queensland:QLD) |
人口 | 228万人 |
面積 | 15,830 km² |
空港 | ブリスベン空港(BNE) |
気候 | 亜熱帯気候 年中温暖で夏は湿度高め、冬は乾燥し穏やかな気候。 1〜3月に降水量が増え、雷雨の発生なども。 |
通貨 | オーストラリアドル(AUD) 1AUD=80円(※2021/01/24 6:59 現在) |
電圧 | 240ボルト (コンセントプラグ:Oタイプ) |
日本との時差 | +1時間(サマータイムなし) |
日本からの所要時間 | 約9時間(直行便) |
ブリスベンの仕事
ブリスベンはなんといってもクイーンズランド州の州都ですから、レストラン、カフェ、ホテルが無数にあります。 留学生が多いので仕事も豊富にあります。 市内には日本食レストランも多くあり、そういったところで働いている日本人の方もいらっしゃいます。
英語力がない方でもジャパレスと呼ばれる日本食レストランでのアルバイトも豊富にあるため、比較的予算を抑えて長期で留学を計画する方にもとても向いています。 また、英語力がついてくると、「ローカル」と呼ばれる仕事に移行していきます。 ローカルとは、日本食レストランなどの外国人オーナーではなく、オーストラリア人経営で完全に英語を使う仕事を相称して呼ぶことが多いです。 オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方
ブリスベンの公共交通機関
ブリスベンの公共交通機関は街を巡るのに最適な方法の1つです。 ブリスベン市内はとてもコンパクトなので徒歩でも十分ですが、他のビーチや郊外に行くには電車やバスが便利です。
TransLink GoカードというSuicaやPASMOのようなカードを使用すると、クイーンズランド州南東部すべてのTransLinkバス、フェリー、鉄道サービスを利用することができます。 Translinkウェブサイトは、日本語で記載された公共交通機関情報のページもあるので、英語初心者でも安心です。
また、ブリスベンのフェリーは3種類あり乗車賃が無料のシティホッパーに乗って優雅にブリスベンを観光するのも人気があります。 バスで行ける場所も、天気が良い日はフェリーに乗ろう、という選択肢もあります。 オーストラリアの交通機関、交通事情について
ブリスベンの気候と気温
ブリスベンは、日本と違いはっきりとした四季はありません。
晴天で湿度が低く、日中の最高気温が高くなく、亜熱帯気候で年中温暖で過ごしやすい街です。
雨季と乾季に分けられますが、夏にあたる12月〜3月が雨季ですが、1日中雨が降るようなことはなく、南国特有の夕方にスコールになることがよくあります。
夏でも日本のようにじめじめとした暑さはなく、カラっとしていますが紫外線が強いのでサングラスは必須です。
ブリスベンの年間の気温と降水量
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温℃(平均) | 30.2 | 30 | 28.9 | 27.2 | 24.5 | 22 | 21.9 | 23.3 | 25.8 | 27.2 | 27.8 | 29.4 | 26.5 |
最低気温℃((平均) | 17.0 | 16.5 | 12.2 | 10.0 | 5.0 | 5.0 | 3.0 | 4.1 | 7.0 | 10.6 | 10.8 | 14.0 | 9.6 |
降水量mm | 95.9 | 127.7 | 89.3 | 56.3 | 63.6 | 59.6 | 23.0 | 35.6 | 26.3 | 61.3 | 116.2 | 128.4 | 883.2 |
ブリスベンの観光スポット
ローンパイン・コアラ・サンクチュアリー(Lone Pine Koala Sanctuary)
1927年にコアラを保護種にする法律ができ、同年に開園に、世界初のローンパインコアラ保護区がオープンしました。現在130頭ものコアラが飼育されている世界最大のコアラ保護区です。
また100種以上の生物と触れ合うことができ、ギネスブックにも掲載されています。
コアラを抱いて記念撮影もできます。コアラの他にはエミューも見ることができます。
ダチョウのような大きな鳥ですが、性格はとても大人しいですよ。
コアラを抱っこして写真を取ることができます。条例により、抱っこできない州もあるので貴重です。
こんなに近くでカンガルーを見ることもできます。
マウント・クーサ(Mount Coot-tha)
マウント・クーサはシティに最も近い標高ポイントであり、中心部から30分ほどの場所にあります。
ブリスベンの街を一望しながら、モートンベイというの周辺地域を見渡すことができる場所です。
市の西側にあり、蛇行して流れるブリスベン川の様子や町並みを見渡せます。
ハイキングコースもあるので、ハイキングしている地元の方がいたり、犬の散歩コースにもなっています。また、展望台付近にはカフェやレストランがあり、夜景を眺めながらの食事は格別です。
山麓には植物園があり、さまざまな植物を鑑賞しながら散策するのもおすすめです。
サウスバンク
サウスバンクは、ブリスベンシティの真向いに位置するエリアです。
クイーンズランド州の150周年を祝うために、2008年に作られた大きな観覧車や17ヘクタールの緑豊かなパークランド、レストランやカフェなどもあり、非常に開放感があります。
ブリスベン川に沿って芝生が敷かれていてリラックスしてくつろぐにはぴったりです。
また、サウスバンクの中心に、オーストラリアで唯一都心にある人工で作られたストリートビーチがあります。
本物さながらの白い砂浜と亜熱帯植物に囲まれた輝く青いラグーンを誇っています。 ストリートビーチは、ブリスベンシティの真ん中にあるオアシスです。
ストリートビーチの隣には、少し深めのプールと子供向けの浅めのプールがあります。
ストリートビーチは無料で使用でき、ライフガードがいるので安心です。
川を挟んだ向かいには中心部の高層ビルが立ち並んでいて海にいるのに都会という不思議な光景が楽しめます。
数は多くありませんが、サウスバンクには無料で利用できるバーベキューコンロが設置してあります。
食材だけ用意して、放課後や休みの日に友達とバーベキューを楽しむことができます。
1988年のワールドエキスポの最初の開催地であったサウスバンクは、公園、広場、遊歩道、さまざまなレストランがあり、イベントやアクティビティも開催されています。 ここで行われているアクティビティは、無料のフィットネスクラスでのエクササイズ、ガーデン訪問、サイクリングや散歩などがあります。
ローマストリート・パークランド(Roma Street Parkland)
ローマストリート・パークランドは、ブリスベンの中心地から徒歩10分の場所に位置する亜熱帯植物園です。美しい公園に広がるデザイナーズガーデンと広大な芝生のオアシスです。
オーストラリア最大規模の熱帯雨林を再現した公園で10万本以上の草花が植えられています。無料で利用できるバーベキューコンロやピクニックスポットがあり、ブリスベンの中心地にいながら自然を感じることができます。
モートン島
モートン島は、ブリスベンの郊外からフェリーで75分の距離にある日帰り旅行にぴったりの場所です。 世界で3番目に大きい砂の島であり、島の98%以上が国立公園に指定されています。
緑豊かな植生が真っ白な砂浜に広がるエメラルドグリーンの海を囲んでいます。
ダイビングやシュノーケリングなどが非常に人気です。
また、手で野生のイルカに餌をあげることができたり、 ホエールウォッチングクルーズ、釣り、シーカヤックなどのウォータースポーツもできます。
モートン島を訪れると素晴らしい魅力から、もっと滞在したいという声も多く上がっています。
写真で見るブリスベンの魅力
エアポート(ブリスベン空港)から市内までは直行の電車があり、アクセスも抜群。
昨今は成田からの直行便も新しくできて、ますます日本から訪れやすくなりました。
町にはクイーンストリートというメイン通りがありショッピング施設が集まっています。
多くの観光客が目当てのコアラ保護区は郊外にあります。
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