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ブリスベン基本情報
ブリスベンはクイーンズランド州の州都。
シドニー・メルボルンに次いでオーストラリア第3の都市です。
日本からの直行便もあり、英語初心者でも乗り継ぎがなく安心して渡航出来る留学先です。
空港から市内までは直行の電車があり、アクセスも抜群。
ブリスベンの中心部にはクイーンストリートというメイン通りがあり、ショッピング施設が集まっています。徒歩圏内に全ての買い物施設が揃っているので、非常に便利で住みやすい街です。
また、市内には観光スポットも多く徒歩で行くことができます。多くの語学学校は市内中心部に集中していて、学校が終わったら徒歩圏でアルバイトをする人が多いです。シェアハウスやホームステイまでもバスが網羅されているので、公共の交通機関がとても便利な都市です。
市内中心部に大きなブリスベン川が流れるリバーサイドシティであり、市内には近代的なビルや歴史的な建築物が立ち並び、イギリスのような雰囲気があります。
海はありませんが、なんでも揃う便利な都会で、自然が近く、年中温暖な街で留学したい人にはぴったりの街です。
気候と気温
ブリスベンは、はっきりとした四季はありません。
緯度が沖縄とほぼ同じで、非常に暖かいです。
年間を通して晴天の日が多く、季節は雨季と乾季に分けられますが、夏にあたる12月~3月の雨季でも1日中雨が降るようなことはなく、南国特有の夕方にスコールになることがよくあります。
夏でも日本のようにじめじめとした暑さはなく、カラっとしていますが紫外線が強いのでサングラスがあると便利です。
また、冬は一般的に乾燥していて穏やかで、冬でも最高気温は20℃を超えます。
最低気温は10℃ほどです。
6月から8月は朝晩は涼しくなるので、羽織るものが必要になりますが、夜間の最低気温が9℃を下回ることはめったにありません。
春の気候は秋に似ており、平均気温は25℃程度です。
春 (9月~11月) | 夏 (12月~2月) | 秋 (3月~5月) | 冬 (6月~8月) | |
平均気温 | 15~25°C | 21〜29.8°C | 15〜25°C | 11〜21°C |
服装 | 半袖+羽織もの | 半袖・日よけ | 半袖+羽織もの | 長袖・薄手上着 |
学園都市
ブリスベンはオーストラリア第3の都市であり、学生が多い学園都市です。
ノーベル賞受賞者の出身校であり優秀大学としての受賞歴のあるクイーンズランド大学、国際的に有名なクイーンズランド工科大学、グリフィス大学など、オーストラリア内でもランクの高い大学が多くあり、世界中から多くの留学生が来ています。
市内には設備の整った図書館が2つあり、落ち着いて勉強できる教育環境が整っています。
まさに理想とする留学やキャンパスライフが送れる街です。
<関連ページ>Brisbane Libraries
交通機関
ブリスベンの公共交通機関は街を巡るのに最適な方法の1つです。 ブリスベン市内はとてもコンパクトなので徒歩や自転車でも十分ですが、他のビーチや郊外に行くには電車やバスが便利です。
TransLink GoカードというSuicaやPASMOのようなカードを使用すると、クイーンズランド州南東部すべてのTransLinkバス、フェリー、鉄道サービスを利用することができます。
Translinkウェブサイトは、日本語で記載された公共交通機関情報のページもあるので、英語初心者でも安心です。
また、ブリスベンのフェリーは3種類あり、乗車賃が無料のシティホッパーに乗って優雅にブリスベンを観光するのも人気があります。 バスで行ける場所も、天気が良い日はフェリーに乗ろう、という選択肢もあります。
<関連ページ>translink
<関連ページ>オーストラリアの交通機関、交通事情について
ブリスベン留学の特徴とメリット
年間を通して温暖なブリスベンは、太陽の街として、学園都市として、森や自然の街として、多くの顔を持ちます。知れば知るほどまた訪れたくなる魅力がいっぱいありますよ。ここではブリスベンという街の特徴とメリットを書いていきます。
美しい街ブリスベン
近年目覚ましく発展しているブリスベンですが、なによりその街の美しさが目を引きます。
イギリスのような建物やアート、個性的なオブジェも街のあちらこちらで見られます。
自然の美しさと街並みの美しさに加え、ゴミなどが落ちていない清潔感のあるクリーンな道路も日本人にとって魅力と感じる部分と言えるでしょう。
ショッピングモールやカフェレストランが立ち並んだ中心街は、綺麗に舗装された歩行者天国となっています。
老舗ホテルや、ブランドが並ぶストリートもありますよ。
学校の行き帰りにのんびりとウィンドーショッピングをして歩いているだけでもウキウキしますね!
<関連ページ>Queensland.com
サンシャインステート(太陽の州)
ブリスベンは年間晴天率280日ほどで、滅多に雨が降らないのでサンシャインステート(太陽の州)と言われています。
太陽の光が降り注ぎ、一年中温暖な気候です。
晴れの日が続きますので、オープンカフェやバーがとても多いのも楽しみのひとつ。
のんびりとした休日に外でコーヒータイムやハッピーアワーの冷えたビールなんて光景が良く似合います。
お洒落な大人な時間を楽しめますよ!
また、留学生にとって、晴れて行動がしやすいというのはとても嬉しい事です。
限られた期間の中で予定が左右されますし、中には心身の健康に影響するという人も少ないと思います。
留学生活はただでさえ普段の生活と全く異なり、精神的にも肉体的にも少なからず負担を感じやすいでしょう。
それでも、毎日天気が良く、青い空が広がっているだけでも前向きに行動しやすくなるという事もありますよ。
片頭痛や生理などでストレスを感じやすい人ですと特に過ごしやすい街といえるでしょう。
<関連ページ>Museum of Brisbane(英語)
アート・芸術の街
ブリスベンではアートミュージアムやミュージカルを気軽に見に行くことができます。
無料で見られる場所もあるので、休日の予定に是非いれてみてください。
ブリスベンは街中を歩いているだけでも、あちこちにアートや個性的なオブジェが現れますので、行けば毎回写真を撮りたくなってしまいますね。
季節や、昼と夜でもライトアップで全く違って見えますよ!
自然とリラックス
ブリスベンは芸術、文化、ダイニングの国際的な中心地で活気があります。
そんな中にも自然とクラシックで落ち着いたクイーンズランドのゆったりした雰囲気が漂います。
ブリスベンリバーウォークでの散歩はこの町の大きな魅力のひとつ。
静かな遊歩道は、ブリスベン川と平行に走っていて、のどかな郊外とブリスベンの街の景色を眺めることができます。
リバーサイドからは、ストーリーブリッジというブリスベンを象徴する大きな橋を眺めることができ、夜は毎日ライトアップされているのでとてもロマンチックですよ。
川沿いのすぐそばにあるだけでなく、まるで絵に書いたように本当に美しい芝生エリアは、町で最高の劇場ショーが開催されたり、見晴らしの良い屋外のレストランがいくつもあります。
人気のビール工場もあり、夕方にもなると仕事を終えた多くのビジネスマンでにぎやかになります。
自然を身近に感じられリラックスした雰囲気と、落ち着いて洗練された大人な印象のあるブリスベン。
<関連ページ>City Botanic Gardens(英語)
場所・アクセスの良さ
ブリスベンへは成田、羽田空港から直行便で行く事が出来ます。
ブリスベンは、主要都市が集まるオーストラリア東部のちょうど中間あたりに位置していますので、北はケアンズ、南はゴールドコースト・シドニーなど各都市へ移動がしやすいです。
国内線・国際線ともに就航しているブリスベン空港は、市内中心地から車で約30分という好立地。
荷物の多い旅行でも移動が楽で助かりますね!
また、電車のターミナル駅も市内中心地にあります。お隣の街、ゴールドコーストへは電車で約1時間半。
現地の人がホリデーでよく訪れる人気のサンシャインコーストや高級リゾート地ヌーサへもブリスベンが一番近い街となります。
海外へも、オーストラリア国内のどの街へもこれほどアクセスが良い街は他にないと思います。
<関連ページ>Brisbane Airport
観光客の少ない落ち着いた環境
ブリスベンはリゾートタウンではありません。学生や会社員が普通に暮らす主要都市です。そのため団体旅行バスが乗りつけて、旅行客がお土産を大量買いなんて光景もブリスベンにはありません。むしろ、シェアハウスを借りて、毎朝通勤バスに乗って、アルバイトをして、という日常的なオーストラリアの風景を感じることが出来る街です。
<関連ページ>Things to do around Brisbane(英語)
教育機関が多く留学に向いている
ブリスベンは語学学校、専門学校や大学も多くあります。
長期で留学を考えている人にとっては、選択肢が多くありますので進路を考えやすくなります。
英語学習を続けていくと、やはりある程度実力がついたところでケンブリッジ検定や、IELTSスコアを目指していくことになるでしょう。語学学校や学生の数も多いので、ケンブリッジ検定の試験会場になっている語学学校も多く、アカデミックな雰囲気に溢れています。
また、長期留学を考える場合、やはりその留学費用も大きな検討材料となります。
ブリスベンはシドニーやメルボルンに比べても家賃が安く、生活費が抑えられるため、長期で留学したい人にとって低予算でも希望が叶えやすいのが魅力です。
<関連ページ>Education Queensland(英語)
英語検定の試験会場が多い
語学学校の多いブリスベンでは、ケンブリッジ検定やIELTSの検定試験の会場になる学校がたくさんあります。ゴールドコーストに留学中の生徒が、検定試験を受験するためにブリスベンへ来ることも多いです。
自分が毎日通う学校が試験会場であれば、緊張感も半分ですみます。
仕事やアルバイトが多い
ブリスベンはクイーンズランド州の州都なので、仕事の数はとても多いです。
ホテルからレストラン、カフェは星の数ほどありますので、英語初級から上級まで
仕事の選択肢が多いです。
時給はどこの州も同じですが、生活物価は他州と比べて格段に安いため、
コストを抑えて留学したい方にはおすすめな街です。
<関連ページ>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方【2023年版】
<関連ページ>Seek all jobs Brisbane(英語)
ブリスベンに留学するデメリット
観光地が少ない
ブリスベンはとても住みやすい街ですが、観光地ではありません。そのためアトラクションのような施設が少ないです。ですが、ゴールドコーストまで近いので、シーワールドやプールで遊びたい時は、お隣のゴールドコーストまで足を伸ばしてもいいでしょう。
ビーチがない
ブリスベンにはビーチがありません。サウスポートに人工ビーチがありますが、子供が遊ぶ程度のものです。そのため、海のそばで暮らしたい人にはおすすめしません。ブリスベンを選ぶ人は、都会が好き、自然が好き、暖かい街が好き、というタイプの人です。ビーチのある生活がしたい場合は、ぜひケアンズやゴールドコースト、バイロンベイを選んでください。
ブリスベンの物価とアルバイト時給
ブリスベンはオーストラリア第三の都市です。
ですが、第一の都市シドニーや第二の都市メルボルンと比べ、ブリスベンは物価は高くありません。
家賃もシドニーやメルボルンに比べて安いので、生活費が抑えられて、留学生にとって住みやすい街と言えるでしょう。
シェアハウス家賃例 | ブリスベン | シドニー |
中心地シェアルーム | 週約165ドル~ | 週約200ドル~ |
州都ですのでもちろんレストラン、カフェ、ホテルは無数にあります。
生活費が安く、仕事が多いため、比較的予算を抑えて長期で留学を計画する方にもとても向いています。
どの街でも仕事には英語力が大きく関わってきます。ブリスベンでもそれは同じです。
ただ、市内には日本食レストランも多くあります。
英語力にまだ自信がない人は、ジャパレスと呼ばれる日本食レストランでのアルバイトから始め、英語力がついてくると「ローカル」と呼ばれる仕事に就き、完全に英語を使う仕事を目指していくのも良いでしょう。オーストラリアのアルバイトの時給は、業種や地域、スキルレベルなどによって異なります。オーストラリアは世界的に最低時給が高い国として知られ、2022年7月から最低時給は21.38豪ドル。 日本円にするとおよそ時給2,000円が最低時給ということになります。
<関連ページ>Fair Work Australia(英語)
ブリスベンの物価
ブリスベンの物価は、オーストラリアの他の都市と比べて安いと感じる場合が多いです。
お肉や果物、卵などの食品などもお得に購入できます。
家賃は、クイーンズランド州全般が他の都市よりも安い価格帯となっていますが、月10万円前後で住む場所によって大きく差があります。
品名 | 価格(豪ドル) |
飲料水(500㎖l) | $3 |
飲料水(2ℓ) | 70c |
お酒(1缶) | $7 |
ティッシュペーパー | 90c |
トイレットペーパー(6ロール入り) | $3
|
ブリスベン留学の費用
ブリスベンは語学留学や大学、専門学校進学、ワーキングホリデーに人気の街です。それぞれの留学でどの程度の費用がかかるのかを以下にモデルプランを作ってみましたので、ご参考ください。
<関連ページ>Study Queensland(英語)
半年間(6ヶ月)の留学費用目安
費用 | 約160万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
1ドル 97円の場合
<関連ページ>3つの事例で解説!留学費用シミュレーション
1年の語学留学費用目安
費用 | 約270万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
語学学校の費用は通学期間に応じて変わります。滞在方法は学生寮かホームステイの2つとなり、シェアハウスの手配は渡航前は不可となります。シェアハウスは現地の生活に慣れたあとに、段階的に自分で探していきます。目安は4ヵ月目くらいです。
ワーキングホリデー費用の目安(学校4か月)
費用 | 約140万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
ブリスベンの大学一覧
大学名 | 専攻分野 |
農業、環境科学、生物科学、経済学、教育、工学、健康、IT、法学、医療、心理学、社会科学 | |
建築、ビジネス、クリエイティブ産業、教育、工学、健康、法学、IT、科学 | |
ビジネス、クリエイティブアーツ、教育、工学、健康、IT、法学、音楽、科学 | |
教育、看護、哲学、神学、心理学、ビジネス、芸術 | |
ビジネス、教育、健康、情報システム、法学、工学、心理学 | |
University of the Sunshine Coast (USC) – Moreton Bay Campus | ビジネス、教育、健康、IT、科学 |
<ブリスベンの語学学校一覧>
学校名 | コース |
一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、英語プラス(ボランティア、スポーツ) | |
BROWNS English Language School
| 一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、ビジネス英語 |
一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、ビジネス英語 | |
一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、進学英語 | |
一般英語、IELTS準備、 | |
一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備 | |
International House Brisbane – ALS | 一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、ビジネス英語 |
Navitas English | 一般英語、IELTS準備、ケンブリッジ英検準備、進学英語 |
ブリスベンの専門学校一覧
ブリスベンには専門学校が数多くありあり、そのコースは多岐に渡ります。専門コースは毎週入学可能な語学学校とは異なり、入学日が決まっています。半年~3年まで幅広く学ぶことができます。多くの学校は週2~3日程度の通学となり、学生は仕事をしながら学校へ通うことになります。ビザは学生ビザとなります。専門コースへ入学する英語力はIELTS5.5-6.5程度となり、選択するコースに応じて異なります。英語力が満たない場合は提携語学学校へ入るか、IELTSスコアを取得するかのどちらかになります。
<関連ページ>Tafe Queensland(英語)
学校名 | 特徴 |
TAFE Queensland | 建設、コミュニティサービス、ホスピタリティ、ヘルスケアなど、幅広い分野で資格を提供 (Home | Study in Brisbane, Australia) (StudyAustralia)。 |
Australian Industry Trade College (AITC) | 高校生向けに特化し、電気技師、配管工、美容師などの実践的な技術資格を提供 (Australian Industry Trade College)。 |
National College of Vocational Education (NCVE) | リーダーシップ、ビジネス、ホスピタリティなどの多様なコースを提供 (National College of Vocational Education)。 |
Queensland International Business Academy (QIBA) | ビジネス、ホスピタリティ、英語コースなど、国際的な視点で教育を行う (StudyAustralia)。 |
Australian College of Hospitality and Retail (ACHR) | ホスピタリティと小売業の専門コースを提供 (StudyAustralia)。 |
Brisbane School of Hairdressing | ヘアドレッシングに特化し、実践的な美容技術の教育を提供 (StudyAustralia)。 |
Charlton Brown | 高齢者介護、幼児教育、障害者支援などのコミュニティサービスの分野に特化 (StudyAustralia)。 |
Eagle Academy | スポーツ、フィットネス、ビジネスなど、多様な職業訓練コースを提供 (StudyAustralia)。 |
Jschool Journalism College | ジャーナリズムとコミュニケーションの専門教育を提供 (StudyAustralia)。 |
Sarina Russo Institute | ビジネス、情報技術、ホスピタリティ、英語など、多岐にわたるコースを提供 (StudyAustralia)。 |
写真で見るブリスベン
<関連ページ>ローンパイン・コアラ・サンクチュアリー
<関連ページ>マウント・クーサ
<関連ページ>south-bank
<参照サイト>NUMBEO
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