バイロンベイでの留学を検討する際に一番最初にすることは、まずは語学留学です。語学留学では英語の習得のみを目指し、就学期間は最長1年となります。ここでは短期留学から長期語学留学までバイロンベイの語学留学のおススメと、語学学校や費用をご紹介します。
<関連ページ>バイロンベイのおすすめ語学学校一覧
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
バイロンベイが語学留学先としておすすめの理由
オーストラリアのバイロンベイは、ローカルに人気のリゾートタウンで、ヨガやサーフィン、オーガニックで有名な街であり、様々な理由から語学留学の目的地として人気があります。ここでは、バイロンベイが語学留学に最適な理由をいくつかご紹介します。
自然の美しさ: バイロンベイはニューサウスウェールズ州にあり、美しいビーチや熱帯雨林、活気ある自然環境に囲まれているため、オーストラリアの自然のすばらしさを学び、探求するには絶好の場所です。
文化の多様性 :バイロンベイは世界中からサーファーやヨガをする人々が集まる場所です。そのため様々な背景や文化を持つ人々と出会うことができる理想的な場所です。
ライフスタイル:バイロンベイは、自由でマイペースなライフスタイルで知られており、通常の観光地とは異なるものを求める学生にとって最適な場所です。
アウトドア活動 :自然豊かなバイロンベイは、熱帯性気候と豊富な自然の魅力に恵まれ、シュノーケリング、ダイビング、ハイキングなどのアウトドア活動に最適な場所です。
勉強以外にもリフレッシュながら暮らしたい学生に向いています。
バイロンベイは、スローペースで自由、という表現がぴったりです。美しい環境の中で英語を学びたい、世界中のツーリストと知り合いたい、ヨガやオーガニックを学びたい、という学生にとって最適な留学先といえるでしょう。
バイロンベイの物価
オーストラリア・バイロンベイの留学生の生活費は、ライフスタイルや滞在先、出費によって異なります。しかし、平均的に家賃、食料品、交通費など1ヶ月あたり約12万円になると言われています。
シェアハウスの家賃は月7万円くらいです。
バイロンベイの生活費は、他の地方に比べて比較的高い場合がありますのでご注意ください。これは人気の観光地であることや、オーガニックの店が多い、量販店よりも個人経営の店が多い、などが理由の一つです。
<関連ページ>オーストラリアの物価事情まとめ
バイロンベイのシェアハウス探しと家賃
オーストラリア・バイロンベイのシェアハウスの部屋を借りる費用は、家の場所や広さ、設備、シェアする人数によって異なります。平均して、シェアハウスの部屋は、1週間あたり150ドルから200ドル(AUD)程度と予想されます。バイロンベイは小さなリゾートタウンでクリスマスホリデーの滞在先として人気があります。そのため、
観光シーズンのピーク時には、価格が高くなり特に年末から1月末まではシェアハウスはほぼ見つからない可能性がありますので注意が必要です。
<関連ページ>オーストラリアでシェアハウスを探す方法
バイロンベイのアルバイト事情
バイロンベイはオーストラリアでも人気の観光地であり、レストラン、カフェ、ホテル、バーなど、常にスタッフを必要としているところがたくさんあります。さらに、ツアーオペレーター、サーフィンスクールなどの観光関連ビジネスも盛んです。
通常11月から4月までの観光シーズンのピーク時には、スタッフの需要が高まることを覚えておくとよいでしょう。ですが、このピークシーズンにはバイロンベイの求人の競争率が高くなる可能性もあるため、早めに現地入りして転職活動を開始することをおススメします。
<関連ページ>オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方
バイロンベイの語学学校一覧
以下に、バイロンベイの語学学校の提供コースを一覧表にまとめました。
IH Byron Bay (International House Byron Bay)
提供コース |
一般英語 (General English) |
ケンブリッジ試験準備 (Cambridge Exam Preparation) – FCE, CAE |
IELTS準備 (IELTS Preparation) |
サーフィンと英語 (English + Surfing) |
バリスタトレーニングと英語 (English + Barista Training) |
パスウェイプログラム (Pathway Programs) |
Lexis English Byron Bay
提供コース |
一般英語 (General English) |
ケンブリッジ試験準備 (Cambridge Exam Preparation) – FCE, CAE |
IELTS準備 (IELTS Preparation) |
パスウェイプログラム (Pathway Programs) |
高校準備プログラム (High School Preparation) |
両校ともに、一般英語から試験対策、特別なアクティビティを組み合わせたコースまで、多様なプログラムを提供しています。
語学学校は基本的には日常的な英語力をつけることが目的の英語学校です。ですがその中でも英語力に応じて様々なプログラムがあります。ここでは、語学学校が提供する一般的なプログラムの種類を紹介します。
一般英語:文法、語彙、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングなど、英語力全般の向上に重点を置いたプログラムです。英語初心者はまずはここからスタートします。
試験準備コース:ケンブリッジ検定、IELTSなど、特定の英語能力試験の準備のために作られたプログラムです。必要な英語力の基準があります。英語初心者の場合は入学から9か月目が目安です。
ビジネス英語:このプログラムは、ビジネスや職業上の目的で英語力を向上させたい学生のために設計されています。
バリスタコース:バリスタとしてカフェで働くための技術はもとより、接客全般の知識を学びます。
学校によって提供されているプログラムが異なるので、自分のニーズや目標に合ったプログラムを見つけるために、まずはカウンセラーに相談してください。
<関連ページ>バイロンベイの語学学校
バイロンベイの語学留学学費
オーストラリア・バイロンベイへの語学留学は、キャンペーン価格、滞在先の手配など様々な要因で費用が変わります。実際の費用は学校、プログラム、滞在先のオプションによって異なります。また、航空券、ビザ費用も上記に加えて必要です。最新の価格と費用については、常にカウンセラーに確認して下さい。
語学留学は、1週間から1年まで好きなだけ受講することができます。受講期間は予算や目指す英語力に応じて異なります。また、期間に応じて取得するビザも異なります。まずは費用の合計を見ていきましょう。
<関連ページ>オーストラリア留学費用
1年の留学費用
費用 | 約270万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
語学学校6か月の留学費用
費用 | 約160万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、保険、航空券片道、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費 |
3カ月の留学費用
費用 | 約90万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、2か月分の滞在費、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費、保険、航空券 |
1カ月の留学費用
費用 | 約45万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、1か月分の滞在費、ビザ、空港出迎え |
含まれないもの | 現地生活費、保険、航空券 |
1週間の短期留学費用
費用 | 約17万円 |
含まれるもの | 入学金、学費、教材費、滞在費、空港出迎え |
含まれないもの | 航空券、保険、ビザ |
<関連ページ>バイロンベイおすすめ語学学校一覧
ホームステイと学生寮
語学留学では学校が滞在先の手配をします。語学学校に申し込む際にホームステイか学生寮のどちらかを選択します。全ての就学期間をアレンジする人は稀で、大抵は最初の3カ月程度になり、生活に慣れたらシェアハウスを探して移動します。
バイロンベイのホームステイ費用は週330ドル程度となり、平日2食週末3食が一般的です。学生寮では食事がつかないため、英語初心者の場合は最初の2カ月はホームステイがおすすめです。
学生寮1カ月の費用は食事なしで月約14万円、ホームステイは食事つきで約12万円となり、ホームステイのほうが割安となります。
ホームステイは大都市の場合は通学に40分ほどかかる郊外に家があることが多いですが、バイロンベイにおいては、ファミリーが比較的学校の近所に住んでいることが多く、自転車で通学圏の家もたくさんあります。
<関連ページ>オーストラリアでホームステイする際の注意点まとめ
バイロンベイ留学生活の1日の流れ
語学留学中は1日をどのような流れで過ごすのか気になりますよね。語学留学では、学生がアルバイトできるので、放課後はほとんどの学生がアルバイトに出掛けます。ここでは簡単に現地での生活ルーティンを紹介します。
8:45~11:45AM 午前中クラス
語学学校の朝は早いです。朝は一番集中力があるので、ここで一気に文法や
イディオム、リーディングなどを行います。多くの学校は午前中にメインのコースを終わらせます。途中で15分ほどのブレイクをとるのが一般的です。
11:45~12:15AM ランチ
ランチ時間は30分~45分が一般的です。ランチの時間は短く感じるかもしれませんが、パパっと食べて、眠くなる前にすぐに授業にとりかかります。
ランチは学食やお弁当、近所の店にテイクアウトをしたりします。ランチ時間は決して長くないので、外に食べに出掛ける学生は少ないです。
節約している学生が多いので、ほとんどの学生が家からサンドイッチや、夕飯の残りものなどをタッパーに詰めて持ってきます。アルバイト先が飲食店の学生も多いので、お店から余りものを持ってくる学生もよく見かけます。
12:15~13:15 午後クラス
午後は会話クラスが多いです。ランチ後で眠くなりますし、授業も後半なので集中力がなくなってくるのが午後です。会話クラスでディスカッションなどをしていると、あっという間に1時間が終わります。
13:15 終了
クラスが終わると、学校にはほとんど人は残りません。みんなシェアハウスへ直行して、夕方からのアルバイトに備えます。
学校に残るのは、まだ留学に来たばかりの人たちが多く、こうした人たち向けのアクティビティを学校では行っています。
15:00 アクティビティ
アクティビティは仕事探しサポート、ヨガ、会話クラス、文法クラス、みんなで美術館やボーリングへ行ったりなど、曜日ごとに様々なプランがあります。到着時はこうしたアクティビティに毎日参加して、生活が安定した3カ月目くらいにバイト探しを行います。とくに英語初心者は、こうしたアクティビティがないと友達をつくる機会がありません。英語初心者ほどアクティビティがたくさんある学校をおすすめしています。どんなに都会にいったとしても、英語力がないといきなり仕事を見つけるのは難しいです。
アクティビティカレンダー。多くの語学学校が、こうしたアクティビティカレンダーを毎月更新しています。アクティビティは学生サポートの一環で、特に留学初心者は授業終了後にこうしたアクティビティに参加して友達作りの場にしています。
バイロンベイの仕事探しと家探しのおすすめサイト
サイト名 | URL | 用途 |
Byron shire Council | 市による総合サイト | |
seek | https://www.seek.com.au/restaurant-jobs/in-Byron-Bay-NSW-2481 | バイロンベイの求人 |
realstate.com | バイロンベイのシェアハウス検索 | |
Gumtree | ローカルの生活情報サイト、求人検索 | |
オーストラリア掲示板 | 生活全般についての情報発信、求人検索 | |
Seek | オーストラリア最大の求人サイト、全土の求人検索 |
まとめ
バイロンベイの語学留学は、自然豊かな環境の中でのんびりと学べるスローライフが特徴です。
忙しい日常生活から離れて、毎日ビーチを散歩しながら、海のある生活ができます。
ローカルの中に溶け込んで、オーストラリアのリゾートらしい生活を満喫できます。
一方で、町がこじんまりと小さいため、アルバイトの数などはかなり制限されます。そのため、最初の4カ月分くらいの生活費はあらかじめ日本から貯めていくことをお薦めします。
詳しくはカウンセリングもご利用くださいね!