いざ留学を決意したけど、いつ頃までに何を準備して進めたら良のか?何から始めればよいのか?など、初めての留学はわからないことだらけです。
留学の成功には、しっかりとした留学準備のスケジュールを立てる必要があります。
出発まで余裕をもって準備をすると仮定すると、半年〜1年くらいの期間を準備期間としておくと良いでしょう。もし、お急ぎで準備をスタートしたい場合は、私たちのサポート経験からすると実は出発2ヶ月前でもギリギリ間に合います!
ここでは、余裕をもった留学準備の流れと全体的なスケジュールのポイントを詳しく説明します。
<関連ページ>オーストラリアの語学留学
Contents
渡航まで半年(6ヶ月以上)前
出発4〜6ヶ月前
パスポートを取得する
パスポートが無いとビザの取得や、場合によっては航空券の購入ができませんので、持っていない方、有効期限が切れてしまっている方はなるべく早めに申請しましょう。 パスポートの申請は窓口にもよりますが、およそ1週間程度(長くても2週間)で取得が可能です。 パスポートの取得、申請費用、現地での更新方法
ビザを申請・取得する
留学スタイルによりビザの種類も異なります。 長期留学の場合は、学生ビザ、ワーキングホリデービザのどちらかを選択することになります。 ビザの種類により条件など異なるので、自分にあった留学スタイルのビザを選択しましょう。 オーストラリア留学で必要なビザの種類まとめ
ビザの種類別の違い
ビザ種類 | 学生ビザ | ワーキングホリデービザ | 観光ビザ |
---|---|---|---|
正式名称 | Student Visa | Working Holiday Visa | Electric Travel Authority |
サブクラス | 500 | 417 | 601 |
有効期限 | なし | 1年間 | 1年間 |
最大滞在期間 | 3ヶ月以上〜5年以内 | 1年間 | 3ヶ月 |
就学期間 | 18週間以上 | 17週間以内 | 12週間以内 |
就学条件 | フルタイム(週20時間以上)で受講 | なし | なし |
対象年齢 | 6歳以上 | 18〜30歳 | 制限なし |
就労条件 | 週20時間まで | 同一雇用主のもとでで最長6ヶ月間 | 不可 |
申請できる場所 | オーストラリア国外 | オーストラリア国外 | オーストラリア国内・国外 |
申請料金 | $620 | $485 | $20 |
ビザ延長 | 可能 | 条件によるセカンドビザ・サードビザの取得が可能 | 不可 |
家族同伴 | 可能 | 不可 | 不可 |
出発3ヶ月前
出発3ヶ月前にはそろそろ航空券に手配を進め、チケットを確保しましょう。
飛行機のチケットは、残席数が少なくなるにつれて段々値段が上がっていってしまいます。
渡航日が確定した段階で、早めに購入するのが、無駄な出費を抑えるコツです。
航空券の手配、チケットを確保する
オーストラリア行きの飛行機であれば、日本からも沢山の直行便が出ています。
そのため多くの都市に乗り換えなしで行くことができます。
注意点としては、航空券は、一度購入すると変更に手数料がかかってしまいます。
出発の直前になればなるほど、変更手数料も上がってしまうので、ご注意ください。
航空券を購入するのは、必ず日にちが確定してからです。
出発2ヶ月前
そろそろ、留学生保険の手配を行いましょう。
留学生保険に加入する
オーストラリアに留学する際には、必ず海外旅行保険に入っておく必要があります。
学生ビザを申請する際に加入を義務付けされていOSHC(Overseas Student Health Cover:海外留学生健康保険)とは別に、海外旅行保険(留学用)に入っておきましょう。
出発1ヶ月前
現地で利用するの携帯電話を申し込みましょう。
もちろん出発後に購入することもできますが、実は日本で予約をしておくことも可能です。
携帯電話を申し込む
例えばアクティブウーマンでは、シドニーにある携帯電話会社と提携をしているため、出発前にあらかじめご自宅へオーストラリアで使用できるSIMカードを郵送することが可能です。
SIMだけ入れ替えれば、現地お使いのスマホをそのまま利用でき、現地空港へ到着後、すぐに家族と連絡が取れて安心です。
また、オーストラリア専用で携帯番号も事前にお伝えします。
出発2週間前
海外転出届けなど、公的手続きを済ませておく
海外留学など、長期間日本にいなくなる場合は、住民票、健康保険(社会保険)、年金など、いろいろな公的手続きを済ませておく必要があります。
出発前にギリギリなって慌てなくても良いように、余裕をもって対応しておきましょう。
持ち物リスト、荷物をまとめておく
留学に必要な荷物は、必須の持ち物から、実は日本から持っていかなくてよいものなどたくさんあります。
無駄な荷物を減らし効率的に揃えましょう。
留学のプロがしっかり教えます。出発前のチェックリストとしても活用してください。
オーストラリアへ出発
出国手続きを済ませ、いざオーストラリアへ渡航です。 出国手続きについて詳しくはこちら 日本の出国からオーストラリア到着までの手続き 空港送迎サービスなどのサポートを申し込んでいる場合は、ドライバーが空港までお迎えします。 空港送迎・出迎えサポートについて 留学生活がここからスタートします。初めての留学生活はわからにことだらけだと思います。 留学生活のポイントついて詳しくは解説していますのでこちらをご覧ください。 オーストラリア留学生活のポイント
留学準備はご自分でできること、現地とのやり取りが発生するものなど、さまざまです。
すべて1人ですすめるのは不安という方にも、私たち留学エージェントがしっかりサポートしますので安心してお任せください。
おまけ:オーストラリアに行く前に…! 楽しめる英語教材や勉強方法
オーストラリアへ行くとなると、やっぱり気になるのが英語力ですよね。
皆さんはどのような方法で勉強しておられるでしょうか。
中学校の教科書や高校の教科書は、基礎からやるにはとても役に立つかと思いますが、やはりもっと面白いもの、楽しんで勉強できるものがいいですよね!
ここでは、筆者が個人的におすすめな英語教材をピックアップします。
英語のフリーペーパーを利用してみよう!
渋谷駅で見つけた、フリーペーパーです。これは別に英語教材としてつくられたものではなく、東京に訪れた外国人旅行者のために作られた冊子です。
内容はこんな感じです。
日本の就活事情やカラオケの楽しみ方について書かれています。
他にも、東京でナンパは通用するか!?
といったような記事もあったり、よく読んでみるとなかなか面白いことが書かれています。
一言にリーディング力をつけたい!といっても
分厚い書籍や難しいことが書かれた新聞より、
一見役に立たないようなことが書かれているフリーペーパーの方が
次を読みたくなりますし、楽しんで続けられますよね。
英語を勉強する上ではそこが重要なのではないかと感じました。
何か興味のある分野の英文雑誌を購入してみたりするのもいいかもしれませんね。
私も英語は日々勉強中です!お互い頑張りましょうね。
スラングや口語表現
オーストラリアで生活を始めると、ネイティブの人たちが頻繁に口にする英語が、
日本で学んだ中学や高校の教科書に載っている英語となんだか違うような気がしてくるのではないかと思います。
日本の学校ではスラングや口語表現なんて教えてくれないので、当然感じる違和感ですよね。でも、せっかく留学するのであれば、ネイティブの人が使う同じ表現をかっこよく使ってみたい!
ということで…
便利な表現やコラムを紹介しているこちらのウェブページをご紹介します。
ロサンゼルスで育った日米ハーフの方が書かれています。
日本人が誤解しているポイントや、分かりにくいポイントなど、しっかり押さえて書いてくださっていますよ。
フレンドリーに、スッキリと解説してくださっているので、読んでいてすんなりと頭に入ってきます。読んでみてくださいね。
オーストラリアに到着から間もなくは、現地の方が何を言っているのかよく分からない時期があるかもしれませんね。
でも、ある程度時間が経ってくると、自然と聞こえるようになってきます。
そうなると、日常生活の全てが勉強です。「そういう表現をすればいいんだー…!」
そんな風に、一日に何度も思うようになると思います。ネイティブの方が使う表現をどんどん真似して、生きた英語を身に着けていってくださいね。
オーストラリア留学では英語オンリーポリシーの学校も多いです。英語を話すしかない環境で、ぐんぐん力をつけていきましょう。
ちょっと変わった洋書を買ってみた
『642 Tiny Things to write about』
というタイトルの本です。
本ですが、中身はこういう感じになってます。
「冷蔵庫に入れていた食べ物全部が、あなたの大嫌いな食べ物にすりかえられてます。何が入っているか説明しなさい」
その下に、
「誰がやったのか?理由は?」
とあります。
また別のページには、
「What was the first sign you knew you were in love?」
恋愛の始まりの兆しは何?
「What was the first sign you had fallen out of love?」
愛が冷めるときの最初の兆しは?
なんていう質問もあります。
こんな感じのちょっと変な642個の質問が書いてあります。
中にはなんだか??ハテナな質問もあるのですが、遊び半分で挑戦してみようと思います。
脳の老化対策、脳トレになることを期待したいと思います^^
Essential Grammar in Useというテキストブック
お奨めの教材は、Essential Grammar in Useというテキストブックです。アマゾンや書店でご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、語学学校の先生も推奨しているくらい有名な教材です。
お値段はやや高めですが、結構ずっしり中身の詰まった教材です。アマゾン3,961円程で購入できるようです。
中学や高校で習った現在形、現在進行形、現在完了形、等々を英語で解説してあります。そして、名詞、動詞、形容詞、など、例えば名詞であればNoun 、現在形だったらPresent Tenseと言うように、英語でそれぞれ文法を頭に入れることができるのも現地での学習に大きく役立つと思います。もし英語教材をお探しでしたらチェックしてみてくださいね。
ポッドキャストの個人的なおすすめ
個人的なお気に入りは、All Ears English という番組です。
アメリカ人のLindsayと Michelleが毎回色んなシチュエーションでの日常表現を紹介しています。
毎回約20分程なので集中して聴くことが出来ます。
また番組のホームページでは毎回取り上げたトピックの説明も掲載されています。
番組ではLindsayと Michelleが流れるように会話をしていくので、英語を学び始めたばかりの方にはちょっと難しいかもしれません。英語力がある程度備わってきた方が楽しめて聞くことが出来ると思います。ネィティブスピーカーの視点から、話す相手との距離間に応じた英語表現を教えてくれるので毎回勉強になります。
何よりも毎回、
「Heeey,What’s shaking?」と元気よくスタートするので聞いている方も元気が出てくる番組です。よかったら聞いてみてくださいね。
使える単語を増やす簡単なトレーニング
「美味しい」って英語でなんて言うのでしょうか?すぐに出てくるのは次の3つのうちどれかだと思います。
Tastes good!
Yummy! (←少し子どもっぽい印象を与えるそうです)
Delicious!
「美味しい」という簡単な表現だけで、3つもありますね。
ここで本題の、”使える語彙”を増やすというお話なのですが、もし上記の「美味しい」の3つの中で一番最初に出てきたのが例えばDeliciousであった場合、
他の言い回しがないかどうか、一度考えてみてください。
意外と、いつも同じ単語ばかり使って会話をしてしまっていることに気が付くかもしれません。
知っているのに使っていない単語がきっと沢山あると思います。もし、考えてみて何も思いつかなかったら、暇な時に調べるようにされてみてくださいね。
机に向かって勉強するよりも、生活の中で、あれ?なんていうんだろう?
と思ったタイミングでその都度調べたり、誰かに教えてもらったりする方が、断然記憶に残りますよね。
更に、私がオーストラリアで語学学校に通っていたころ、ある先生がよく授業中に”Good”と”Bad”を禁止していました。
確かに、”Good”や”Bad”は色んな場面でつかえて大変便利な単語なのですが、
その分他の単語で置き換えることも出来る言葉だと思います。
例えば、パンケーキを食べた感想を話すとき…
It was good.
でも勿論OKですが、例えば、
It was nice and fluffy.
と言えば、単なる「美味しかった!」から、「ふわふわしてて、美味しかった!」となります。こちらを使った方が、会話が豊かになりますよね。
この様に、”Good”や”Bad”、その他よく使う簡単な表現を他の言葉で伝えられないか考えてみるのは、ちょっとしたお勧めのトレーニングです。実践してみてくださいね。
オーストラリアに行く前に英語の勉強をしておくのは、本当におすすめです。けど、高い英語学校に通う必要はなくて、無料で使える便利な教材や勉強法がたくさんあります。アプリやYouTube、ポッドキャストなど、今では色んな無料素材が充実しているんですよ。今回は、そんな無料で活用できる英語学習ツールや、初心者でも使いやすい方法を紹介していきます。これを使って、出発前にしっかり英語力を高めましょう!
無料でできる英語の勉強法
オーストラリアに行く前にできる無料の英語学習方法をいくつか紹介します。高いお金を払わなくても、スマホやパソコンがあれば、今すぐに始められるツールがたくさんあります。
アプリを使って手軽に学習
最近の英語学習アプリ、例えば「Duolingo」や「HelloTalk」はとっても便利で、初心者でも簡単に使えます。特に「Duolingo」はゲーム感覚で進められるので、楽しみながら勉強ができますし、「HelloTalk」では実際のネイティブスピーカーとチャットができるので、リアルな英語コミュニケーションが体験できます。何と言っても、空いた時間に気軽に学習できるのがアプリの良いところです。
YouTubeでの英語学習
YouTubeには、無料で英語を学べるチャンネルがたくさんあります。「BBC Learning English」や「EngVid」などのチャンネルでは、英語の基礎から実用的な会話表現まで、幅広い内容を動画で学べます。動画の良いところは、発音やニュアンスを視覚的に学べる点ですし、何度も繰り返し再生できるので、理解するまでじっくり勉強できるのが強みです。
ポッドキャストでリスニング力を鍛える
英語を聞き取る力を鍛えたいなら、ポッドキャストがおすすめです。「ESL Pod」や「The English We Speak」などは、日常会話のフレーズをゆっくり解説してくれるので、初心者でも分かりやすいです。通勤中や家事の合間など、手が空いていないときでも耳で英語を聞いて勉強できるのは、ポッドキャストならではの強みです。
さらに、NetflixやYouTubeでサブタイトル付きの動画を見るのも効果的です。映像を見ながら英語を聞くことで、言葉と場面がリンクして、自然とリスニング力が向上します。サブタイトルで確認しながら勉強できるので、知らない単語や表現もすぐに理解できますよ。
自分に合った教材を探す方法
英語の教材や勉強法をもっと知りたいという方は、Googleで「英語教材 おすすめ」や「初心者向け 英語勉強法」と検索してみてください。たくさんのブログやレビューがヒットするので、自分に合った教材を見つけやすいです。特に、実際に使った人のレビューや評価はとても参考になります。英語学習コミュニティに参加すると、他の学習者がどんな教材を使っているのかを知ることができるので、そこからヒントを得るのも良い方法です。