
留学する際、日本から持って行ったほうが良いもの、現地で手に入れたほうが良いものなど留学経験がないとわかならいことがたくさんあります。
ここでは、オーストラリア留学やワーキングホリデーで必須の持ち物から、持っていかなくてよかったものまで、留学のプロがしっかり教えます。
出発前のチェックリストとしても活用してください。
また、実際に留学渡航時に日本から持っていく荷物について、弊社に寄せられるよくある質問を以下のページにまとめています。ご参考ください。
<関連ページ>オーストラリアの語学留学
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
留学に必須の持ち物
留学に行く際に必須の持ち物がいくつかありますので、ご紹介していきます。ビザによっては必要な書類もあるので注意してください。
パスポート
パスポートがないとオーストラリアに行く飛行機に乗ることが出来ません。
そのため、忘れずに必ず持参してください。また現地では身分証明書(ID)になります。
コピーでは証明書としては扱われません。
必ず原本を持って下さい。日本の免許証や保険証は海外では身分証明にはなりません。
オーストラリアでパスポートが必要な場面は銀行、クラブなどお酒を出す場所への出入り、アルコールを購入する際に必要です。
取得したビザのコピー
オーストラリアのビザはe visaという電子ビザになっており、Eメールでビザ申請通知がきます。
そのため昔のようにパスポートにスタンプを押したり、シールを貼るということはありません。
このビザ申請メールを保存していつでも見せられる状態にしておくか、印刷して持参することをおすすめいたします。
空港のチェックインカウンターでパスポートの中に入っているチップでビザの確認ができるので、基本的にビザの提示を求められることはありませんが万が一のためにコピーしてパスポートにはさんでおくと安心です。
入学許可証(COE)
学生ビザで語学学校に通われる方には必ず入学許可証が学校から発行されています。
こちらも基本的に提示を求められることはありませんが、念のため持って行ってください。
お金(日本円とオーストラリアドル)
到着後、1か月分の滞在費や食費は事前に日本で振り込むため、オーストラリアで銀行口座を作るまでの交通費や友達とお茶する際のお金があればいいので3~5万程持っていきましょう。
ホームステイや寮に滞在する方で食事なしにされる方は少し多めに持っていくことをおすすめします。
その他は日本から開設したオーストラリアの口座に振り込んでもらったりするといいでしょう。
日本から渡航時にお金の持って行き方はこちら
よくある質問:まとまった生活費(数十万円)はどうやって持って行けばよいですか?
クレジットカード
オーストラリアは日本よりクレジットカードが普及しているので基本的にどこでもクレジットカードが使えます。
しかしオーストラリアは手数料を商品価格に上乗せしていいという法律があります。
そのため、請求書は実際の価格より高いこともあるので注意が必要です。
航空券
最近では電子航空券が一般的になっているので、「航空券」という印刷物はほとんど見かけません。ビザと同じように航空券予約完了通知はメールで届きます。空港ではパスポートの提示だけでチェックインできます。
しかし、チェックインカウンターで到着日時などを確認されることもあるので、メール予約画面をすぐに確認できるようにしておくか、メールを印刷して持っていくことをおすすめします。
海外旅行保険保険証
留学に行く際、皆さん加入する海外旅行保険。
保険証は印刷されたものが渡航前に郵送されます。
保険証を受け取ったら、お財布などに入れて持ち歩きましょう。
海外留学生保険はキャッシュレスの場合が多く、万が一海外渡航先で事故や怪我を追った際も無料で治療が受けられて安心です。
多くの保険会社は24時間フリーダイヤルの電話サービスを持っており、近くの病院を教えてくれます。
常備薬
海外は日本の食事や気候と異なるため、体調を崩してしまう可能性もあります。
そのため、常備薬がある方は日本から持参するとよいでしょう。
ただし、薬は必ず申告義務があるため、入国カードにチェックをいれるようにしてください。
また、持ち込む量にも制限があるので注意して下さい。
医師から処方されている薬がある方は、処方箋や内容を英語で書いてもらうと検疫の際に慌てずに済みます。
変換アダプター・プラグ
国ごとに電圧が異なり、日本が100Vなのに対しオーストラリアは240Vと非常に電圧が高いです。
しかしパソコンやカメラなどの充電器は、世界の電圧に対応しているものがほとんどなので変圧器は必要ありません。
ドライヤーやコテを使用する際は変圧器が必要ですが、日本から重い変圧器を持って行くよりも、現地で購入したほうが断然お安く済ませることが出来ます。
変換器は必要ありませんが、オーストラリアのコンセントの差し込み口は日本と異なるので、変換プラグを準備する必要があります。200~300円ほどで購入できます。変圧器は不要です。スマホやPCの充電はグローバル対応です。
電子辞書
もちろん英語の勉強に辞書は必須ですので、持って行くべきだという方もいますが、スマートフォンなどにもオフライン辞書アプリがあるので、結局電子辞書は持ち歩かず、必要なかったという意見もあります。
スマホがなかった時代は必需品でしたが、今はなくてもいいと思います。
よくある質問:電子辞書は要りますか?スマートフォンの辞書でも良いですか?
文房具関連
ペンや消しゴムなどの文房具はそれぞれ1つずつ持っていけば十分です。
インクなどが無くなってしまった場合は現地でも購入することができるので安心してください。
オーストラリアの文房具も可愛くて選ぶのが楽しいですよ。
日本では黒いインクのボールペンが一般的ですが、オーストラリアは青が基本だったりして、微妙な違いも楽しいです。
服・下着は何着持っていけばいい?
ホストファミリーの方々も、1週間に1度まとめてお洗濯をしておられるご家族が多いようです。
また、ケアンズのような常夏の場所へ行かれる場合でもショッピングセンターなどの室内は、冷房がとってもよく効いていて、寒いと感じることもありますのでカーディガンのような羽織りものも1枚必ず持って行きましょう。
持って行くお洋服を選んでいると、あれもこれも…となりがちですが、あまり沢山持って行かれると、現地で買い物をする楽しみがなくなってしまいます。
そして…
「折角だからお洋服はお気に入りの物を!」と思われる方も多いかもしれませんが、
「捨ててもいいものしか持っていかない!」という方だっておられますよ。
持ってきたものは捨てて、身軽に旅をして、お土産を沢山持って帰りたいからだそうです。
そのように考えるのも良いかもしれませんね。
靴・靴下・タイツ
靴はスニーカー1~2足とビーチサンダルなどがあれば十分でしょう。靴下も1週間分、タイツは2~3足あればいいと思います。
アウター(上着、ジャケット、コート)
どこに行くかによりますが、南のほうの寒いエリアに行かれる方は、アウターは1着持っていくとよいでしょう。
オーストラリアの冬は日本より暖かいとはいえ、朝晩はだいぶ冷え込みます。
ただアウターは重くかさばるため荷物になってしまうので、ウルトラライトダウンなど軽くコンパクトに持ち運べるものをおすすめします。
メガネ、コンタクトレンズ、洗浄液
普段メガネをかけている方はもちろん休みの日やコンタクトレンズをつけていない時はメガネをかけている方もメガネは持っていくとよいでしょう。
また、コンタクトレンズをお使いの方は、現地の通販で購入することが可能です。
そのため、1年分のコンタクトレンズをお持ちいただく必要はありません。
こちらに一つ通販サイトをご紹介します。
クイックレンズという通販サイトです。
日本でお使いの物と、全く同じメーカーの商品を購入することが出来るようです。
http://www.quicklens.com.au/
また、レンズの洗浄液についてですが、
日本同様、大きめのスーパーや薬局で購入できます。
価格帯も日本で購入できる商品と変わらないようです。
液体類は重くてかさばるため、持って行かれるのは現地の生活に慣れるまでの、
最初の1ヵ月分程度にされて、後は現地で購入していきましょう。
留学に持っていったほうが良い物 (特に持っていってよかったものにはマークをつけるなど)
証明写真
パスポートをなくしてしまった場合、帰国のための渡航書やパスポートを再発行する際に証明写真が必要になります。
念のために備えて証明写真は何枚か持っていくとよいでしょう。ただ、オーストラリアにも証明写真のブースはあるのでご安心下さい。
国際免許証
国際免許証をお持ちの方は持っていくとよいでしょう。
日本ではあまり運転しない方でもオーストラリアは道が広いので運転しやすいと思います。
レンタカーを借りて、お休みの日に友達と遠出するのも楽しいです。
但し、州によって有効期限が異なるので必ず州ごとの外国人の運転規律を確認して下さい。
携帯電話
現在は多くのスマホがSIMフリーだと思います。現在お持ちのスマホをそのまま使用可能です。ただし、渡航前にSIMロック解除を忘れずに行ってください。何もせずにそのまま持っていっても自動的に更新にはなりません。
SIMカードは渡航前に無料でもらうことができます。SIMカードをもらうと、現地の携帯電話番号もついてきます。
また、日本の携帯の解約も忘れないで下さい。SIMカードを入れ替えただけでは、携帯契約は解除されません。必ず事務手続きが必要です。
ノートパソコン
例えばこれまで、スマートフォンがあればパソコンは必要なかったという事でしたら、ご渡航に際して新しくパソコンを購入してまでお持ちいただく必要はありません。
各語学学校にも共用のパソコンがありますし、パソコンがないと授業で困ることもありません。履歴書は学校のPCで作って印刷はネットカフェや図書館などでも出来ます。
もし現在の生活でパソコンを頻用しておられるのでしたら、ノートパソコンも持参すると便利です。
★充電器(ポータブルタイプ)
日本で普段使われていなければ、ご渡航に際して新しく充電器を購入してまでお持ちいただく必要はありません。
反対に、日本で充電器を常に持ち歩いている場合は持参しましょう。1日中どこかで撮影したり、誰かと連絡を取り続けるのでなければ不要かと思いますが、万が一必要になった場合は現地でも購入が可能です。
薬類(湿布や絆創膏、目薬など)
湿布や絆創膏は万が一に備えて持っていくとよいでしょう。
現地で購入することもできます。
家族やペットの写真
意外とホームシックになってしまった場合、写真があると癒しになるそうです。
携帯のフォルダに家族やペットの写真をたくさんいれておくといいでしょう。
その写真をホストファミリーや学校の友人に見せて紹介することによって、良い話題にもなりますよ。
耳かき
綿棒はオーストラリアにもありますが、耳かきの方が良い方は、現地ではなかなか手に入らないので、持って行ってください。
★タコ足延長コード
オーストラリアと日本では、コンセントの差し込み口の形が違います。
そのため、先端の変換器または変換アダプターが必要です。
しかし、たこ足延長コードがあることによって、その変換器やアダプターが一つで済みます。
また、シェアハウスなどで共同生活をしていると、自分の使えるコンセントが限られている場合があるため、いくつかの物を同時に充電したいときなど、たこ足があると大変便利です。
洗濯ネット
洗濯ネットを利用することで、洋服のダメージや縮むのを防いでくれます。
海外の洗濯機は日本より強力なものが多いので、洗濯ネットがあると便利です。
またホームステイの場合はネットを使えば、洗濯してもらう際にそのままホームステイファミリーに渡すことができます。
シェアハウスで自分で洗濯する際も、洗濯機が離れた場所に置いてあることなどもあるので洗濯ネットを持っていくことをおすすめします。
100円ショップでも購入することができるので、お手軽です。
折りたたみ傘
オーストラリアは年間晴天率が高いですが、雨が降らないわけでありません。
地域によってはスコール(一時的な雨)が多いので、折りたたみ傘は1本あると便利でしょう。
タオルセット
ホームステイしている間はホームステイファミリーが用意してくれてることがほとんどです。
しかし、ホームステイ退出後はタオルが必要になるので、持っていくとよいでしょう。
ただし、タオル類はかさばるので1セットでいいと思います。
足りなければ現地で買い足しましょう。
お箸
お箸は海外でも購入できます。アジア人は必ずいますので日本人以外にも中国人、ベトナム人、韓国人などお箸を使う民族はたくさんいます。
スーパーでお米を購入することも出来ますし、味噌汁も売っています。
お箸はわざわざ日本から持っていく必要はありません。
ただ、お箸がポピュラーだからこそ、お土産として、日本的な柄のお箸をお土産に持って行くと、喜ばれると思います。
水着
ケアンズやゴールドコースト、バイロンベイなどの海がすぐ近くにある都市で生活する方はもちろん、それ以外の都市で生活する方も休みの日に友達と海に出かける機会もあるかもしれません。
そのため、持っていくと良いでしょう。
日本の海と違って、オーストラリアの海はとってもきれいなので砂浜で横になるだけでも気持ちがいいです。
化粧水・乳液
現地で購入することもできますが、特定の物を使っている方は持っていくと良いでしょう。
敏感肌用やオーガニックなどたくさん種類もあります。
ですが、化粧水があまりないので、その習慣に慣れない方は最初は少し持っていくといいかもしれません。
乾燥対策・肌ケアアイテム (リップ、ハンド、ボディクリームなど)
オーストラリアは日本より乾燥しているので、乾燥肌の方は特に注意が必要です。
また、紫外線も非常に強いので乾燥対策や肌ケアはこまめに行ってあげましょう。
保湿系のケア用品はポンプでファミリーサイズもあるので、持って行く必要はありません。
ユースホステル会員証
ユースホステルとは日本全国に約250カ所、世界全体に4,000カ所にある宿泊システムでバックパッカーのようなものです。
素泊まりで3,000~4,000円ほどで宿泊することが可能です。
会員になると割引があります。
その場で発行してくれるのでわざわざ日本で作っていく必要はありません。
おみやげ
ホームステイファミリーになにかお土産を、と悩む方も多いですがお世話になる方にお土産を持っていく文化はありません。
なので、持って行く必要は全くありません。
もし、それでもなにかプレゼントしたい場合は、子袋入りのあられなど、食べ物が喜ばれます。
また、日本らしいもの、扇子や鮨のキーホルダーなど、日本の文化は海外の方に人気があるので、そのいった物をお土産に持っていくと喜ばれます。
サングラス
オーストラリアは日差しが強いため、サングラスは必須です。オーストラリア人は常にサングラスを持ち歩いています。日本ではあまりサングラスは必要ないかもしれませんが、一つ用意しておくと便利です。現地でももちろん購入できます。
現地で手に入る物
シャンプー・コンディショナー
シャンプーやコンディショナーは現地のスーパーで安く購入することができます。お持ちになる場合は、現地の生活に慣れるまでの分、多くても最初の1~2ヶ月分程度にしましょう。
ボディソープ・石鹸
ボディソープや石鹸も現地のスーパーで購入することが出来ます。こちらもお持ちになる場合は、現地の生活に慣れるまでの分、多くても最初の1~2ヶ月分程度にしましょう。
洗顔料・メイク落とし
日本で市販の洗顔料やメイク落としを使っている方は現地でも同じようなものを購入することができるので、持っていく必要はありません。
歯ブラシ・歯磨き粉
歯ブラシ・歯磨き粉ももちろん現地での購入ができます。が、海外のものはブラシ先が大きいものが多いです。日本のようにヘッドが小さいものが好みでしたら、まとめて数本持っていくといいと思います。歯磨き粉は同じです。
整髪料
整髪料も現地で安く購入することができます。日本から持っていく必要はありません。また、オーストラリアで生活していると徐々に髪を巻かなくなってくるので意外と必要ないかもしれません。
カミソリ・電気シェーバー
カミソリも現地で購入可能です。また、レーザー脱毛もできますので、日本で終わらせていかなくても、必要な場合はオーストラリアで出来ます。
ドライヤー
日本とオーストラリアは電圧が違うのでオーストラリアの電圧240V対応のドライヤーが必要です。
日本からドライヤーや変圧器を持っていくのは荷物になるので現地で購入しましょう。
安く購入することが可能です。
ヘアアイロン
ヘアアイロンも240V対応のものが必要です。
電化量販店で海外電圧対応のものがあるので、必要な人は持って行くといいでしょう。
現地で購入も可能です。
ビーチサンダル
オーストラリアに行く場合、ビーチサンダルは必須です。
しかし、日本から持っていく必要はありません。現地で日本より安く手に入れることができます。
可愛いブランドも多く選ぶのが楽しいです。
また、ビーチ以外にも、共同シャワーなどでビーチサンダルがあると重宝します。