ワーキングホリデーに行くための手順は以下の4ステップです。
1.ワーキングホリデービザ申請に必要な費用を確認する
2.申請ページでアカウントを作成する
3.申請画面で必要な情報を入力する
4.登録アドレスにメールがきてビザが発行される
ワーキングホリデーに行くためには、まずはビザ申請が必要です。ビザ申請には残高証明やパスポート、クレジットカードなどの準備が必要となりますので、ここではその手順について詳しく解説します。(2023年4月)
<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー情報
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
ワーキングホリデービザの条件
ワーキングホリデーで渡航するにはワーキングホリデービザが必要です。
対象年齢 |
18歳~30歳 |
発給数 |
制限なし |
発給までの期間 |
75%が申請後8日以内に発給されていますが、25%は即日発給となっています。ビザ発給数に関しての制限もありません。 |
ビザ有効期限 |
発給から1年以内に渡航期限。入国から1年の滞在期限 |
申請条件 |
● 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。 ● 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。 ● 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また,アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。 ● 子又は被扶養者を同伴しないこと。 ● 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。 ● 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。 ● 健康であること。 ● 以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。 |
<関連情報>Australian Government Department of Home Affairs
ワーキングホリデービザ申請に必要な費用を確認する
ワーキングホリデーに行くための手順としては、まずはビザが必要です。ここでは最初にワーキングホリデービザ申請でかかる費用を確認しましょう。
ワーキングホリデー申請料金(1年目) | AU$650 |
セカンドワーキングホリデー申請料金 | AU$650 |
サードワーキングホリデー申請料金 | AU$650 |
クレジットカード手数料 | Visa – 1.40% Mastercard – 1.40% AmericanExpress – 1.40% Diners ClubInternational – 1.99% JCB – 1.40% PayPal – 1.01% Union Pay – 1.90% |
申請ページでアカウントを作成する
ImmiAccountのアカウントを作成します。
https://online.immi.gov.au/lusc/login
2-1.「Create an immiAccount」をクリック

こちらのページ下にある「Create an immiAccount」をクリックします。

2-2.「Services Reqired」のWhat type of online services do you need?(どのタイプのオンラインサービスを利用しますか?)で「Individual」を選択します。

上にある「Individual」をクリックしましょう。
2-3.「New User Details」で必要な情報を入力します。間違いがなければ、「Continue」をクリックします。
・Family name : 性
・Given name : 名
・Phone : 電話番号
・Mobile phone : 携帯電話番号
・Email address : メールアドレス
・Confirm email address : メールアドレスの再入力
2-4.「Account details」でアカウントの詳細情報を入力します。
・Username : 名前
・New password : パスワードを作成
条件 : 下記4種類の中から3種類含む必要があります。
lower-case characters (a-z):アルファベット小文字
upper-case characters (A-Z):アルファベット大文字
digits (0-9) : 0~9までの数字
punctuation and special characters(~`!@#$%^&*()_+=-{}\,.?/):記号
・Re-type new password : パスワード再入力
・Secret questions and answers : 秘密の質問と答え
秘密の質問と答えを3つ設定します。パスワードを忘れた場合、必要になるので正確に覚えておく必要があります。
・Security alerts:セキュリティ通知の設定
セキュリティの通知設定が移民局から送られてきます。チェックを入れたままでも問題はありません。
・Change name details:名前の変更通知
・Successful logon:ログイン通知
・Change password:パスワード変更通知
すべて入力したら「Declaration(宣言)」でチェックを入れていきましょう。
・Terms and conditions : 規約
immiAccountの規約と条件が記載されているので、同意できたらチェックを入れてください。
・Security check:セキュリティチェック
I am not a robot:私はロボットではありません。
これらにチェックを入れたら「Submit」をクリックします。後から登録したアドレスに確認メールが届きます。
「Subimit」の後に表示される「Login successful」のページは残したままメール認証に移りましょう。
メールが届いたら本文に記載されているリンクをクリックしてください。クリックすると、登録したメールアドレスが認証されます。
メールアドレスの確認が終わったらImmiAccountのアカウント作成は完了です。リンクは28日間のみ有効ですので、メールが届いたらすぐに認証を行いましょう。
申請画面で必要な情報を入力する
先ほどの作業で残しておいた「Login successful」のページから右下にある「Continue」をクリックしましょう。
「My applications summary」のページの左上にある「New Application」をクリックします。
次にApplication groupのリストにある「Work & Holiday」の「First WorkingHoliday Visa(417)」を選択します。
画面中央の「I have read and agree to the terms and conditions」に続いて、「Next」をクリックして進む。
詳細情報を入力する画面が出るので、パスポート情報などを入力していく。
入力画面では、
・個人情報・パスポート情報
・個人情報(続き)
・職業や最終学歴
・現住所
・連絡先
・健康状態の申請
・経歴の詳細
・申告
の順番にページが表示されます。
入力すると「Submit Application」が表示され、中央の「Submit Now」をクリックします。
3-1.パスポートコピー・残高証明書の添付に移ります。
次にパスポートコピー・残高証明書の添付が求められるので、添付しましょう。
3-2.クレジットカードで支払います。
決済画面が表示されるため、クレジットカード情報を入力しましょう。
・カードの番号
・有効期限
・名義
・セキュリティコード
これらを入力した後、「Submit Application」をクリックします。
ワーキングホリデービザの申請料金はAU$650+カード手数料がかかります。こちらの申請画面で必要な情報を入力が終了しました。
登録アドレスにメールがきてビザが発行される
申請時に必要な情報の入力がすべて終わった後、TransactionReferenceNumber:TRN 番号(照会番号)が表示されて、ビザが取得できるとメールが届きます。メール内でVGN(Visa Grant Number)の文字が記載されている場合は、ビザが無事に発給されたこととなっています。
※TRN番号は必ず控えておきましょう。VGN(Visa Grant Number)が記載されたメールをプリントアウトし、渡航してください。
VGNが記載されたメールは、48時間?10日以内にメールで届きます。13ケタの番号があなたのビザ番号です。
すべてが完了したら「EXIT」ボタンを押し、申請画面を閉じましょう。
お疲れさまです。これでビザ申請が完了しました。
ビザを取得する際に準備しておくもの
ビザを取得する前に準備しておくものがあるとスムーズに申請できます。
ImmiAccount
ImmiAccountとは、先ほど紹介したオーストラリア移民局が運営しているビザに関する手続きができるオンライン申請サービスです。
ImmiAccountでは、Electronic Travel Authority(ETA)・移民の申請を除いたすべてのビザ申請ができます。
ワーキングホリデービザを申請する際には、ImmiAccountの作成が必須です。
滞在予定期間を満たしたパスポート
パスポートは、渡航前にビザを申請する際に必要です。
そのため、パスポートをお持ちでない方は、パスポートを発行してください。パスポートをお持ちの方は有効期限を確認しましょう。
有効期限が半年以上残っていれば渡航が可能ですが、1年未満の場合はパスポートの更新をおすすめします。
ワーキングホリデービザは、お持ちのパスポート番号とひもづいているため、パスポートが変わると情報を変更する手間がかかります。
クレジットカード
ワーキングホリデービザの申請料金はクレジットカード決済のみとなっています。
クレジットカード、デビットカード、PayPalなどでの支払いが可能です。
使用可能なカードは以下の通りです。
・Visa
・MasterCard
・American Express
・Diners Club International
・JCB
・PayPal
・Union Pay
これらのカードは、本人名義でなくても使用可能です。
健康診断
ワーキングホリデービザでeVisa申請を行う際に、国籍・他国への渡航歴によっては、健康診断が必要なケースもあります。
その場合は、大使館指定病院で健康診断を受診しましょう。
基本的には不要ですが、もしものときに対応できるように準備しておいてください。
パソコン
2019年4月以降、パスポートコピーと英語で記載された残高証明の提出が必須となりました。
そのため、ファイルのアップロードを行う必要があるため、ネット環境が良いところで原則パソコンで申請しましょう。
メールアドレス
ワーキングホリデービザ申請後、移民局からPDFでファイルが送られてきます。
そのため、メールアドレスが必要になります。
携帯キャリアのメールアドレスだと、ファイルが見にくいため、Gmail、Yahoo mail、iCloudなどのフリーメールアドレスのほうが望ましいでしょう。
お持ちでない方はネットから簡単に作成が可能なため、事前に作成されることをおすすめします。
<関連情報>【2022年度最新】オーストラリアのワーキングホリデー情報
オーストラリアのワーホリに倍率(抽選)はある?
オーストラリアのワーホリビザには、倍率(抽選)はないため、発行枚数も上限がなく、条件を満たせば、誰でもワーホリを経験できます。オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)に参加するためには、ワーキングホリデービザを発給してもらう必要があります。その際に「オーストラリアのワーホリには倍率があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
オーストラリアのワーホリでは、ワーキングホリデービザの年間発給数上限がありません。そのため、条件を満たしていれば、誰でもワーホリに行けます。倍率(抽選)で外れてショックを受けることもないので、安心してビザを発行できますよ。