英語上級の英語力の人におすすめのプログラム

ここでは、日常会話はなんら問題なく行えるレベルの方にお薦めの学校とプログラムをご紹介します。中級レベルとの比較は、日常会話であればネイティブの人とも問題なく会話できる、聞き取りも出来る、自分の意見も言いたいことも言える、映画も字幕なしで分かる、というかなり高度な英語力をもった場合です。

上級、つまり日常会話レベルの人の悩みは、中級の人と似ていますが、

「専門的な英語が分からない」

「新聞が読めない」

「語彙力がないのが自分でも分かる」

というレベルです。日常会話がぺらぺらな人は帰国子女もそうですが、海外の高校を卒業しているようなレベルの人でも、語彙力がとても低いです。簡単な内容ならぺらぺらと話せますが、ちょっと難しいレベルになると、途端に語彙力がなくなります。

また、ライティングに弱く、正しい英語に自信がありません。LINEのやりとりのような短いチャットは出来ますが、長文を書いたりすることが苦手です。そもそも、自分の意見を長文で表現できないという悩みもあります。

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英語力上級レベルの人にお薦めの英語コース

一般英語コース

一般英語コースは英語上級者でも十分に学びになります。

上級レベルはUpper intermediateもしくはAdvanced levelというクラスになりますが

ここで学ぶ語彙力は非常にレベルが高く、ネイティブレベルの語彙力を身に着けることができます。また、文法においてもネイティブが日常的に使うより実践的な文法を身に着けます。英語の集大成とも言えるコースになります。

一般英語をしっかりと身に着けると、英語の基礎は完璧なので、どんな文章がきても読めるようになります。新聞やネット記事で出てくるような単語もクラスでマスターします。

また、意見交換やディスカッションも多いので、自分の意見を持つ練習にもなります。

ケンブリッジ検定コース

ケンブリッジ検定の中でも上級レベルに位置するCAEというコースがおすすめです。

ケンブリッジ検定の試験対策の過程では、2人一組になってディスカッションをする訓練をします。そのため、自分と違う意見を持った人に、以下に自分の意見のほうが良いかということを説得する訓練になります。これは日常生活の中、特に社会生活では必須の技術です。

IELTSコース

IELTSもケンブリッジ検定と似ていますが、ディスカッションはありません。ですが、自分の意見をまとめるライティングがあります。長い文章を書く、時間内に簡潔にまとめるというトレーニングをする過程で、理論的に考える思考力が身に付きます。

だらだらとおしゃべりするのではなく、自分の言いたいことを要約して伝える技術は、社会人として会社に出ると必須の技術になります。

ビジネス英語コース

よりビジネスを意識する場合は、実際にビジネスシーンで使う英語力をマスターすることも出来ます。会議で使う英語や、交渉、クレーム処理といった、実際に使う現場を想定して英語を習得していきます。

英語上級者におすすめの語学学校

英語上級者はディベートのスキルをさらに磨くといいでしょう。語学学校で出来るのは、英語力を使って、自分の言いたいことを母国語と同じくらい詳細に伝えられる技術です。

上級クラスでは多国籍の学生たちと、自分たちの母国の制度との違いなどについてディベートをする機会が多くなります。そういった特徴をフルに活かせる学校をご紹介します。

インパクト・イングリッシュ

ビジネス英語コースを持っている数少ない語学学校です。また、IELTSコース、ケンブリッジ試験対策コースなど英語力上級者に向けたコース開設をしています。厳しい英語オンリールールを設けているので英語上級者でもストレスなく英語しか話せない環境で英語を伸ばすことができます。

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レクシス・イングリッシュ

ケンブリッジ試験に強い語学学校のため、ケンブリッジ試験CAEコースを狙う方におすすめです。手取り足取りの細かい学生サポートはないので、英語上級でなんでも自分で解決できる英語力を持った方には特に向いています。

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International House

専門コースに強い語学学校です。自社で併設したコースを持っているため、英語力上級で専門コースへの進学を視野にいれている人にとっては、そのまま進学できるためおすすめです。こちらも英語オンリールールは厳しくないですが、周りの環境に流されないくらい英語が出来る人にとってはあまり気にならないはずです。

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インフォーラム

こちらもケンブリッジ検定に力をいれている語学学校です。そのため高い英語力を備えていて、試験対策コースに直接入学できるレベルの人におすすめです。学生サポートがしっかりしているので、仕事探しや生活の相談をしやすいので、高い英語力を備えていても、生活相談は日本語でしたい人に向いている優しい学校です。

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ILSC

選択授業のクラス分けがかなり細かいです。上級の場合は、初級では選択できなかったディベートやビジネスなど国際的なテーマを選ぶことが出来ます。より自分が専門知識を深めたいジャンルを選択することが出来るので、英語上級者には楽しめる学校です。

学生サポートはあまり特化したものはないので、あまり頼らずに自立してなんでも出来る学生におすすめです。

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現地の企業へインターンシップもできる

高度な英語力を持っていれば、現地企業へインターンシップも可能です。インターンシップは通常、アレンジ料を払って企業へ受け入れてもらいます。期間は1カ月前後となり、無給です。インターンシップ経験は、特に若い大学生は帰国後の就職にとても役に立つと思います。就職前に企業経験を積んでおくことで、理想と現実のギャップを知る機会にもなりますし、外資系企業への挑戦も現実的になります。

英語力上級の人ができるアルバイト

高度な英語力があると、かなり仕事の幅を選べます。初級の人がファームや皿洗い、日本食レストランしかいけないのに対し、ローカルのレストラン、ホテルのレセプション、語学学校の日本人スタッフとして生徒のケアなど、母国語と同じレベルで英語をあやつれれば、自分の持っているスキルやポテンシャルを思う存分発揮できます。

また、専門コースに進学して資格を取得すれば、現地で介護施設で働いたり、ホテルでマネージメントレベルの仕事ができたり、お給料も各段に上がります。