ケアンズに「サンパシフィック・カレッジ(SPC)」という、
3食つき全寮制の語学学校があります。
朝はドーナツやパンケーキ、コーヒー、ココア、
ジュースが2種類に卵料理にシリアルなど
もうホテル並みのご飯を出すので、みんな
寮から出たくなくなる学校です。
そして、土日は授業はありませんが
朝食が美味しいので、みんな結構ちゃんと起きてきます(笑
この学校が今年1月にブリスベンキャンパスを
オープンさせました。
2都市にキャンパスをオープンさせたことで
学生さんは都市間を移動できるというメリットができました。
ずっとケアンズにいてもいいですが、
英語力のステージによってブリスベンへ移動してもいいと思ってい
先日、
揃ってブリスベンへ移動しました。
ケアンズとブリスベンは好対照な街です。
ケアンズははっきり言って何もない。
バスは30分に一本しかこないし、
近所にはコンビニが1つあるだけ。
まわりはビーチ。
ブリスベンは徒歩2分以内にカフェが10件、
タイレストランやメキシカン、フードコートが2か所に
ユニクロ。バスは1分おきにじゃんじゃん出ています。
彼女たちは、「何にもない場所から、
と笑っているそうです。
ケアンズでそれぞれ8か月、10か月過ごした
女子たちが、そんなおしゃれな都会に移動してきて、「
と訪ねたところ、二人とも口をそろえて
「ケアンズ!!」
これは意外でした。
20代の若い女子が口をそろえて
「何もないケアンズ」がいいとは。
理由を聞くとよく分かりました。
ケアンズは全寮制なので、授業が終わった後も
寮の部屋の中でもずっと英語。
ブリスベンでシェアハウスに暮らす二人は
夜はやはり日本語で話してしまうそうです。
「これがケアンズだったら、今ごろ英語だよね」
とよく話すそうです。
結局町の学校では、日本語を話す時間が多くなる。
これって結局、学校の日本人比率の問題ではありませんよね。
そして、ケアンズ校では夜の授業もあったし、
宿題も多いので、夜まで勉強する癖がついています。
ブリスベンに移動してきても、
教室に残って勉強しているそうです。
余談ですが、
ケアンズは1分!1分たったらクラスに入れません。
ケアンズが厳しいわけではなく、
バスが遅延した場合を考慮して、
ケアンズは当然通学「30秒」の寮にいますから
遅刻は1分まで!
そして、ほとんど遅刻する子もいないのですが、
遅刻してクラスに入れないとどうなるか。
遊びにいく場所もないので、
暇なんです。
中ではみんな冷房の効いたクラスルームで楽しそう。
早くクラスに入りたい、という気持ちにさせます。
分かります。この学校にいるとクラスルームのほうが
楽しそうなんです。
これがブリスベンだとしたら。
街のど真ん中、
クラスを締め出されたら、当然遊びにいっちゃいます。
ケアンズがいい!という理由。
それは英語しか話さないという環境。
そこに集中できるという環境。
地域に守られているという安心感。
先生との距離、スタッフとの距離。
ケアンズではバスに乗れば大きなショッピングセンターが
ありますが、徒歩圏にはコンビニのような
野菜やらお菓子やらミルクやらを売る店が
ひとつしかありません。
ちなみにここのレジのおばちゃんまで、
注意してくるそうです。
ご近所さんみんなが、学生の英語を伸ばすために
英語オンリーポリシーを見張っています(笑
徒歩10分のビーチでは、ローカルしかいないので
ビールを飲みながらバーベキューしたり、
小さなビーチbarで波の音を聞きながら、
素足で砂浜の冷たさを感じて
のんびりと地平線を眺める。
釣りをする人達に話しかける。
犬の散歩をする人にハローと笑いかけてみる。
夜は星空がくっきり。
月の光を頼りにビーチを散歩。
なにもない生活は、何もないからよく見える。
風、鳥の声、潮の満ち引き。
流れ星、満月、新月。
なにもないから外に出よう。
なにもないから誰かに声をかけよう。
日が昇ったから起きよう。
そんな生活は東京ではやったことがない。
だから新鮮で面白い。たくさんの発見と刺激。
自然は発見の宝庫。
お店でものを買うよりも面白い。
田舎の人は親切で人懐こい。
日本でも同じですよね。
外国人は目立つから、あの子、この子とみんなが顔を覚える。
そして声をかける。
だから英語がめきめき伸びる。
ブリスベンに移動した二人曰く、
英語が圧倒的に伸びるのはケアンズだそうです。
それも、夜に一番伸びる。
ドミトリーで英語でおしゃべりするからです。
英語でしか話せない、という環境がとにかく英語を上達させます。
初級のうちにはケアンズでみっちり英語オンリー。
ブリスベンは中級、上級になると威力を発揮します。
まわりが店だらけなので、
図書館ではカンバセーションクラブがやっていて
土日も夕方4時まで開いています。
大学や専門学校が多いので、アカデミック。
自主的に勉強できるようになった学生には
学べる環境が整っています。
今の自分がどのレベルか、に応じて
都市を変えられるのは、とても合理的だと思います。
1年の語学留学を検討している方や
英語が全くの初心者の方にはとにかくお薦めしたい学校です。
何よりも学食のご飯が本当にホテル並みなんです!
そして、学校のポリシーが、
「生徒が卒業後に、”卒業して寂しい”
目指したい。高い授業料を払って、
その元をしっかりととって欲しい」
素晴らしいと思います。
去年の夏に「Japan」
京都の通信制高校の生徒です。
本当に英語初心者でしたが、彼女は「授業が楽しい!」
お金を貯めて今度は長期で留学したい、
同じく進路で悩む学生の手配をしたら、
元の明るい子に戻った、と言ってくれました。
あちらでたくさんの大人と出会うことで
たくさん刺激をうけたようです。
挑戦する勇気を失い、
20代が多い学校ですが、大人の学生が多いからこそ
若い学生の世話をしてくれます。
みんな学生さんが優しいなあ、といつも思います。
ちなみに50代の男性も2年くらい通っていました。
彼とは視察の際に学校で出会いました。
日本で開業医でしたが、自分の医院をたたんで留学しました。
ケアンズで医者になる!という志をかかげて。
留学時は英語初心者でした。医者の登録は長い道のりです。
オーストラリアの免許書き換えの試験のために
この学校でずっと学生をしていましたが、
2年間も収入がない中、家族もよくサポートしました。
2年もいるので私もすっかり仲良くなり、
彼の小学生の次男は私のテニスの練習相手です。
すっごく上手です。ケアンズに行くといつもこの次男を誘って
テニスの練習相手になってもらっています。
現地校に通っているので英語もぺらぺら。
羨ましいです。
いろいろな年齢、国籍、事情を持った学生がいます。
語学学校は面白い場所です。
日本では会うことがない面白い人たちの宝庫です。
そして、あなたもそんな人たちの一人ですよ。
サンパシフィックを詳しく見る
>https://activewoman.jp/aus/
毎日こんなビーチのそばで暮らせますよ
この記事を書いた人
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社長の桜井です!趣味はテニスと読書。家とテニスコートとオフィスの3か所以外にはほとんど外出しないただのオタクです。
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