オーストラリア留学とカナダ留学、どっちがいいの?

オーストラリア留学に相談に来るお客様は、「カナダと迷っている」という人もちらほらいます。

 

この記事では、実際にカナダに行ってみた私が感じたカナダのメリットやデメリット、

オーストラリアと比べた場合に、なぜ圧倒的にオーストラリアをお薦めしたいのかを書きたいと思います。

 

あ、ちなみに私たちはオーストラリア留学専門の代理店です!

 

カナダとオーストラリアはなぜ比較される?

カナダとオーストラリアはどちらもワーキングホリデーの加盟国なんですよね。

そして英語圏。ワーキングホリデーに行ける国は、全てが英語圏というわけではないんです。

 

ドイツも日本も韓国もワーキングホリデー加盟国。

英語圏の国で、暮らしながら働きたい!と思った際に

実際に可能なのは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスです。

アメリカはワーキングホリデー制度がありません。

 

オーストラリア留学専門店だけど、カナダに行ってみたぞ!

そういう意味では、カナダは私たちオーストラリア専門店にとってはライバル国。

敵を知るにはまずは一度行ってみねば、と、常々思っていました。
なので今回のカナダ旅行は、敵地視察という意味でも、とても興味がありました。
で、行ったみたら

 

カナダ最高やん!(笑

 

 

スタバカナダ1号店で、コールドブリューを買ってみた!

今回はビクトリアとバンクーバーの2都市。西海岸に1週間滞在しました
いや、最高なんですよ、ほんと。

 

ビクトリアは花の都。町中にクラシック音楽が溢れて、なんだかヨーロッパにいるみたいでした。

 

ビクトリアのブッチャート・ガーデン

ビクトリアからフェリーで1時間半。バンクーバーは留学生に人気の街。
ここに来るとやっと日本語が聞こえてきます。

 

バンクーバーは海に囲まれていて碁盤の目になっている街です。
超多国籍で、タイ、インド、ベトナム、ギリシャなど様々な料理が食べられて、
人の多さもちょうど良く、メルボルンとブリスベンを足して2で割ったような街だな、という印象です。

 

カナダ人も親切だし、スタンレーパークで自転車こいだりして、とにかく涼しくて快適。

あ~、カナダってなんていいとこなんだ。カナダの学校手配も始めちゃおうかな、、、

とか、頭をよぎりました。

 

そして、滞在最終日にアポなしで学校まわりと、エージェントさん訪問をしてみました。

ツーリスト目線ではなく、留学生目線のカナダを知るためです。

 

 

国籍比率、家賃、物価、バイト時給、冬の気温など、
留学生として長く暮らす場合の事情をリサーチしてみました。

 

すると、ここからは一気に

 

「やっぱ留学するならオーストラリアで正解であった!」



と確信することになります。

 

オーストラリアの反撃

 

まず、今回はアポなしなので、いきなりビルに入るわけですが、
カナダのビルというビルの入り口のドアには、全てロックがかかっていて、
ピンナンバーをいれないと入れません。

 

なぜこんなにセキュリティが厳しいのだ??となると、それは当然マリファナが理由。

 

カナダは2018年からマリファナが合法です。
バンクーバーに行くと分かりますが、

町中にマリファナの匂いが漂っています。文字通り、町中です。

 

マリファナはタバコと同じ嗜好品ですから、吸いたい人は勝手に吸うわけですが
一応ドラックなので、中毒者みたいな人たちが町中にゴロゴロいます。

 

基本的にこういうジャンキーの皆さんはぐったりしているので、通行人に悪さをしてくることはないです。
私も別に気にせず歩いています。

 

が、やはり時々、暴れたりなんなりしてくるようで、バンクーバー滞在中に
パトカーがぎゃんぎゃん集まってきて、

警察官がジャンキーっぽい人を抑え込む逮捕劇を目撃したりもしました。
パトカーのサイレンを聞かない日はなかったかも。

 

で、こういう人たちがビルに不法侵入しないために、
入口のセキュリティを強化しているそうです。オーストラリアでは考えられないことです。

 

ちなみに、日本人がカナダでマリファナを購入するのは違法です。
カナダが合法であっても、日本人には日本の法が適用されるそうです。

 

とはいえ、ワーホリの若者や、留学生たちは、若気の至りでついつい、なんてことも十分にあり得ます。

 

「You せっかくカナダにいるんだからさ、吸っちゃおうぜ」 みたいな。

 

お酒が入っている時に、気が大きくなっているだろうし、
仲間に誘われたら断れない、ということもあるでしょう。

 

女の子がお酒飲んで、マリファナなんか吸ってフラフラになったら危ないですよ、ほんとに。

 

経験値が少なくて、判断力の弱い若年層の留学にはちょっと不向きかなあ、と思った。家族も心配しますしね。

 

 

語学留学では働けない

 

そして、学生ビザの条件。
なんと、カナダでは語学学校に行っている間はバイトができなとか!

 

まじか~~~

 

オーストラリア留学を手配して18年。

 

オーストラリアではワーホリビザ、学生ビザは仕事ができるので、

語学学校に行きながら、みんなバイトするのは当たり前。

 

これが、「できない」というのは、なかなか衝撃でした。

ちなみに、専門コースや大学ならバイトが許可されるそうです。

 

その代わり、co-opという仕組みがあって、24週以上の語学学校に行くと、
卒業後の半年は有給インターンが出来るという。

 

ですが、これって結局半年しか学校に行けないわけですよね。

 

“働きながら”学校に行けない。英語力も半年分で止まる。
オーストラリアだったら、1年間ずっと学校に行けて、ずっとバイトできる。

 

「有給インターンシップできるから半年間の授業料の元が取れる」

 

と、そこだけ見るとお得に見えますが、英語力が止まるんですよ。

私はそこがめちゃくちゃ気になる。

 

たった半年の英語力で出来る仕事は限られています。
英語初心者の人が、半年後にホテルのレセプション、はムリです。
私ぐらい英語が出来る人の話であって、初心者のケースではありません。

 

Coopの恩恵を受けることが出来るのは、英語力がある人。
企業でインターンシップできる英語力がある人にとっては、めちゃくちゃ良い仕組みだと思います。

 

 

時給がオーストラリアより安い

そして、カナダの最低賃金は16ドル。これにも驚き。

 

意外と低い。

 

カナダの物価って、高いんですよ。
ビーチ沿いのカフェでビール2杯とおつまみ2品頼んで、7000円します。
しかもカナダはチップ文化のある国です。ここに最低15%のチップを載せます。

 

物価が高いから、時給も20ドルくらいかな~と思っていました。

 

しかも土日は1.5倍みたいなルールもない。
う~ん、これは生活するのはまあまあ大変だろうな、と思いました
カナダ、1ドル107円なので学費も高い。

 

それに対して、オーストラリアの時給は23ドル。
土日は1.5倍。祝日は2倍。
語学留学でも働ける。なので初期費用をそれほど用意しなくていい
チップなし。1ドル96円。

 

 

英語はインプットも止めてはならぬ!

英語はですね、ただ住んでいるだけでは上手にならないんです。
インプットをし続けないと、ずっと少ないボキャブラリーしか出てこない。

 

海外の高校を卒業したような帰国子女の人でさえ、そこから英語に関わらないと、
ぺらぺらなんだけど、語彙力が全然増えないんですよ。
ずっと高校生が使う単語しか出てこない。

 

ましてや、英語初心者の人が、留学して半年の語彙力はまだまだ少ない。

ずっとインプットし続けて欲しいんです。語学学校に行かなくなると、
このインプットが止まるんです。

 

インプットとアウトプット。
これを両方、最初からずっとできるんですよ、オーストラリアなら

 

IN:クラスで習う。OUT:バイトで使う

 

この反復が英語上達のカギだと思います。

 

 

カナダのデメリット

まあ、今回私が行ったのは7月のベストシーズン。

バンクーバーが1年で一番良い時期でした。が、秋以降はもちろんどんどん寒くなり

雨も多くなるそうです。

オーストラリアを選ぶ人は、やっぱり気候。

 

温かい場所が好きな人、ビーチが好きな人

そんな人たちがカナダと比較して結局オーストラリアを選びますが、

こうしたビザの条件からしても、オーストラリアのほうがバイトも探しやすいし、

時給も高いし、初期費用が少なく済むので圧倒的に有利だと思います。

 

 

カナダに行くなら、オーストラリアの次、でいいと思います。

英語がぺらぺらになった状態で、学校に行く必要ない状態でワーキングホリデービザなどで

カナダ入りすれば、いきなりバイトできるので。

 

というわけで、カナダはめちゃくちゃ良い国だし、カナダ人も大好きだし
涼しいし、最高なのでまた遊びに行きたい国の一つになりましたが

留学、ワーホリ、という目線(特に初めての)では、
やっぱりオーストラリアがいいよな、と思いました!

 

 

時差もないよ!

あと、オーストラリアはほとんど時差がないんですよ。
バンクーバーと日本は16時間の時差があったので、

「いま、日本って何時だっけ」

と、いちいち調べて、なかなか面倒でした。

 

オーストラリアと日本の時差はたったの1時間。

カナダ留学のエージェントさんは、現地語学学校と連絡とるのは大変だろうなあ。

 

オーストラリア専門店で良かった、としみじみ思いました。
さくっと電話して1分で済む話も、カナダ相手だと丸1日かかる。

 

あと、時差の差は心の差、でもあります。
ホームシックにかかりづらいのも、オーストラリアかな、と思ったのでありました。

 

まあ、実際にカナダに留学してみれば、もちろん良いことだらけかと思いますが、
このあたりは、オーストラリア留学専門店の偏愛だと思って
大目に見てください!

 

カナダ留学経験者の方、次はぜひオーストラリアに来てみてください!

 

オーストラリア、最高やん!となりますから!

 

追伸:

カナダの日本食材店の品ぞろえ。味噌のラインナップが素晴らしかったです。

オーストラリアも同じくらいあるけどね!

 

めちゃくちゃ行列ができていたラーメン屋さん。行列の先頭に行っていたみたら「ビーガンラーメン」だった。

海外ではビーガン対応の店はめちゃくちゃ人気がある。

この記事を書いた人

Akiko Sakurai / 桜井 彰子
社長の桜井です!趣味はテニスと読書。家とテニスコートとオフィスの3か所以外にはほとんど外出しないただのオタクです。


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