オーストラリアのワーキングホリデーに行く際は、どこにでも好きな街に行けるという自由度がワーキングホリデーのメリットです。その中でもシドニーは人気の渡航先のひとつ。その理由や、実際にシドニーでワーキングホリデー生活をしてみると物価や家賃はどうなの?仕事はあるの?といったメリット、デメリットも紹介します。(2023年4月更新)
<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
シドニーが人気の理由
シドニーはオーストラリアで一番大きな街です。港街として栄え、オペラハウスは文化遺産として登録され、ボンダイビーチやマンリービーチなどの海へのアクセスも良いです。ショッピングも充実していて、アート、トレンドなどにおいても最先端の街です。
有名な観光地: シドニーには、オペラハウスやハーバーブリッジなどの有名なランドマークがあり、オーストラリアを代表する都市であることから、留学先として魅力的な場所です。
立地条件の良さ: ニューサウスウェールズ州に位置するシドニーは、美しいボンダイビーチやマンリービーチなどビーチへのアクセスも簡単です。
文化の多様性 :大学も多く多文化都市であるシドニーには、多くの留学生が住んでおり、異なる背景や文化を持つ人々と出会うのに理想的な場所です。
仕事のチャンス :シドニーは大都市であるため、勉強しながらアルバイトをしたい学生には、さまざまな仕事の機会があります。
活気あるナイトライフ: シドニーには様々なバーやクラブ、レストランがあり、英語の練習や新しい友人を作る良い機会となっています。他都市に比べて夜が長く映画館やスーパーマーケットなども深夜まであいています。
他の目的地へのアクセス :ブルー・マウンテンズやセントラル・コーストなど、オーストラリア国内の他の観光地へも簡単にアクセスすることができます。
<関連ページ>シドニー留学のメリット
シドニー観光スポット
シドニーはワーキングホリデー生活をするには最高の場所です。仕事をしながら、語学学校にも通い、もちろん休日にはシドニーの観光スポット巡りを楽しみましょう。
シドニーは碁盤の目のような街並みなので街の散策が簡単です。またバスが網羅しているので、歩きつかれたらバスに飛び乗って、また気ままに降りて、ということもできます。
公園がたくさんあるのもシドニーの特徴です。天気のいい日は、サンドイッチとコーヒーをテイクアウトして、芝生に寝転がって、心行くまでおしゃべりするのも楽しいですよ。
マンリービーチ
ボンダイビーチと並んで人気のビーチです。シドニーから船で30分ほどの便利なアクセスです。市街地から離れているため、さらにリゾート気分を満喫できます。マンリーの語学学校へ通う学生も多いです。
ロックス
ハーバーブリッジに近い歴史的な路地でシドニーのおしゃれエリア。旧市街に迷いこんだような不思議な雰囲気が漂います。マーケットも開催されており、一度は足を運んでみてください。
サーキュラーキー
シドニー湾に面した観光名所です。ハーバーブリッジもオペラハウスも見ることができる絶景エリア。また、シドニーフェリーが毎日運航する場所のため、通勤客でも毎日賑わう場所なので、スーツ着たビジネスマンも行かいます。
タロンガ動物園
オーストラリアを代表する動物園の一つです。サーキュラーキーからフェリーで行くことができるので、道中の船からの景色も楽しむことができます。広大な敷地では、コアラやカンガルーはもちろん、キリン、ゴリラ、象なども見ることができます。
シーライフシドニー
カモノハシ、ワニ、ペンギン、エイなど多くの海洋生物を見ることができます。オーストラリアのほとんどの水域に棲息する13000を超える魚、700種の生物を保有しています。オーストラリアの近海を再現した大きな水槽でみる魚たちは圧巻です。
ワーキングホリデーモデルプラン
語学学校12週の場合、これに滞在費、航空券、保険などがかかります。ワーキングホリデーで学校12週行く場合は総額120~150万円ほどが相場となります。
入学金 200ドル | $200 |
学費 週380ドル | $4560 |
教材費 週15ドル | $60 |
ご請求金額(A$) | $4820 |
①語学学校費用(円) | ¥467540 |
シドニーの語学留学学費
オーストラリア・シドニーへの語学留学は、キャンペーン価格、滞在先の手配など様々な要因で費用が変わります。ここでは、1AUD=95円で計算した場合の、滞在期間別の概算費用をご紹介します。授業料、滞在費、生活費を含めています。
1ヶ月 9万円から18万円
3ヶ月 270,000円~540,000円
6ヶ月 540,000円〜1,080,000円
12ヶ月の場合 1,080,000円~2,160,000円
ただし、これらの費用は概算であり、実際の費用は学校、プログラム、滞在先のオプションによって異なります。また、航空券、ビザ費用も上記に加えて必要です。最新の価格と費用については、常にカウンセラーに確認して下さい。
各語学学校の学費は以下の学校一覧ページを参照してください。
<関連ページ>シドニーのおすすめ語学学校一覧
シドニーの生活費
オーストラリア・シドニーの留学生の生活費は他都市と比べて高めの傾向があります。一番安いケアンズと比べると、4割増しとも言われます。顕著に差が出るのは家賃です。やはり都会で人口も多いですから、そのぶん狭くて高い傾向があります。家賃を含めた1カ月の生活費は15万円~20万円程度を目安としてください。
<関連ページ>オーストラリアの物価事情まとめ
シドニーの物価
シドニーの物価は、オーストラリアの他の都市と比べて高い傾向です。特に家賃物価に大きく反映されています。他の都市よりも高い価格帯となっていますが、市内中心部で週300ドル~400ドルとなるため、電車で通学できる範囲の郊外で家を借りる人も多いです。また最低賃金は、日本円で約2000円となっており、日本の最低賃金よりも高いです。
品名 | 価格(豪ドル) |
飲料水(500㎖l) | $3 |
飲料水(2ℓ) | 70c |
お酒(1缶) | $7 |
ティッシュペーパー | 90c |
トイレットペーパー(6ロール入り) | $3 |
シドニー求人と仕事の探し方
仕事の探し方はネット、直接お店に履歴書を持っていくなど、複数の方法があります。
インターネットで探す
日本語の便利ページがあります。売ります、買います、譲りますといったものから、仕事探しや家探しなどの募集まで、幅広い情報を掲載しています、日本人向けの日本語のサイトも多くあります。こういった情報サイトから申し込むのもいいでしょう。
ウォークイン
ウォークイン(WALK IN)は、いわゆる直接お店に出向いて、いきなり履歴書を渡す方法です。実はこれが一番主流です。お店にスタッフ募集の張り紙が出ているわけですから、そこでアプローチするのが一番早い。そのためワーキングホリデーの人たちは常に履歴書をバックの中にいれて持ち歩いて、ばらまいています。
興味があれば、自分の携帯に電話がかかってくるか、メールで連絡がきます。どうしても働きたい場所であるなら、連絡がこなくても、どんどん自分でプッシュしてみましょう。
友人の紹介
ワーキングホリデービザの特徴は6カ月以上は同じ雇用主の下で仕事ができないことです。そのため、必ずどこかで誰かが離職します。次のアルバイトを探すのは雇用主からしたら面倒なので、多くの場合は現在働いている人の友達を紹介してもらいます。こうした人間関係から仕事がまわってくることが非常に多いのがオーストラリアの特徴です。できるだけ多くの人と付き合って、自分が仕事を探している旨をアピールすると良いかと思います。
サイト名 | URL | 用途 |
Ciy of Sydney | 市による総合サイト | |
Jams.tv | シドニーの求人とシェアハウス情報 | |
Gumtree | ローカルの生活情報サイト、求人検索 | |
オーストラリア掲示板 | 生活全般についての情報発信、求人検索 |
<関連ページ>オーストラリアの仕事探し
シドニーでのワーキングホリデーの注意
シドニーはオーストラリアを代表する大都市です。観光客も学生も移民も、多くの人たちが集まる多国籍な街でとても活気があります。また、他都市と比べると夜が長く、エンターテインメントも多いです。言い方を変えると、遊ぶ場所が多く、誘惑が多いということです。
シドニーに行く人は、仕事と遊びのバランスをしっかりとれる自立性のある人がおススメです。
また、仕事の数は確かに多いですが、それだけ家賃などの出費も多い街です。総合的に貯金できる金額を見ると、以外とケアンズやゴールドコーストなどで働くワーキングホリデーのほうが貯金が多かったりします。オーストラリアは日本と違い、地方によって賃金差がありません。そのため同じ賃金をもらい、安い家賃や生活費で暮らす人のほうが蓄えは増えます。
こうしたメリット、デメリットを考えて、住む街を決めるといいでしょう。