ワーキングホリデーで人気なオーストラリアの都市について解説!

参照:オーストラリアのワーキングホリデー情報

留学カウンセラー 桜井彰子

留学カウンセラー 桜井彰子

はじめに

 

最近では、多くの若者たちがワーキングホリデーを通じてオーストラリアでの生活や仕事体験をしています。日本人にとって時差がなく、治安もよく、気軽にビザが取れて仕事もできるという条件は、20代の社会人にとっては、一度仕事をリセットして自分探しをするためには好条件です。

オーストラリアでは、美しい自然や魅力的な文化、多様な仕事の機会を提供することで世界中から多くの人々が訪れています。

この記事では、オーストラリアのワーキングホリデーについて、人気の理由や都市、仕事について紹介します。

オーストラリアでのワーキングホリデーを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

オーストラリアのワーキングホリデーが人気急上昇中!

オーストラリアのワーキングホリデーは、近年急速に人気が上昇しています。日本の賃金がなかなか上がらず、労働環境も改善されないなかで、オーストラリアでは給料が2倍で、さらに自然も多く、人々も明るく、人間らしい暮らしができることも大きな要因です。

テレビでも「出稼ぎ」というキーワードをかなり見かけました。日本はずっと経済大国という認識をされていましたが、それももはや過去の話。

今は日本の若者が海外へ出稼ぎに行く時代となりました。

とはいいつつ、お金だけが目当てで行く人はまだまだ少数派。

実際の目的は、多くの人が日本以外の、新しい文化を知ったり、英語を話せるようになりたいという、プチ移住の夢を叶えたいため、が圧倒的です。

ワーキングホリデーは、学生や20代社会人にとって、自立や成長のための重要な経験となることは間違いないです。とくに実家暮らしで、本当の意味で自立をしたことがない人は、大きな変化となる1年になるはずです。

ワーキングホリデーの魅力の一つは長期間現地に滞在できること。簡単に、誰でも1年のプチ移住ができます。

基本は1年間、最大3年まで延期が可能です。旅行とは違って、現地で家を借りて、仕事を見つけて、生活をしていきます。これも大きな魅力の1つです。

また、英語圏での生活や仕事経験を積むことができるため将来のキャリアにも大きな影響を与えることができます。履歴書にはもちろんワーキングホリデーで海外で過ごした1年の体験をたっぷりと書いてください。きっと面接官はあなたに興味を持つはずです。

そして、ワーキングホリデーにはいくつかの就労や就学の制限もあるので、それも確認してください。オーストラリアのワーキングホリデーには多くのメリットがあります。

まず、現地での仕事を通じて多くの人々と出会います。ローカルから留学生、旅行者とも。連絡先の交換をして、帰国してからもずっと交流が続く人も多いです。そしてもちろん英語力。1年の海外暮らしでは、受験で習った英語とは全く異なる生きた会話に出会います。この1年でかなり鍛えられるはずです。さらに、オーストラリアには美しい自然がたくさんあり、その美しさを堪能することもできます。

ワーキングホリデーは単なる旅行ではありません。将来のキャリアアップのため、自分の人生の分岐点となる大きなステップとなるはずです。

<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー情報

ワーキングホリデーでオーストラリアが人気な理由は?

オーストラリアが人気のあるワーキングホリデー先として選ばれる理由は様々あります。

ワーキングホリデー先として選ばれる理由は下記のとおりです。

・オーストラリアは自然が豊か

・多様な文化と交流ができる

・ワーキングホリデーで英語力がアップしキャリアアップにもつながる

オーストラリアは自然が豊か

オーストラリアが人気な1つ目の理由は、自然が豊かという点です。どんな都会にも必ず自然があり、海か川のどちらかには簡単にアクセスができます。公園も多く、四季を通じて植物を楽しむことができ、芝生でのんびりくつろぐ人も多いです。

オーストラリアには、世界遺産も多くあります。

例えば、グレートバリアリーフやウルルは世界中から観光客が絶え間なく訪れる人気スポット。ワーキングホリデーに行ったら絶対行くべき場所のひとつです。

また、多様な野生動物や植物も見ることもできます。代表的なものはもちろんコアラとカンガルー。カンガルーは、ちょっと郊外にいけば住宅街にたくさんいます。夜行性ですから昼は見ることはありませんが、夜になると住宅の庭にたくさん出てきて草を食べています。

多様な文化と交流ができる

オーストラリアが人気な2つ目の理由は、多様な文化と交流することができるという点です。オーストラリアは、多様な文化が共存する国です。

イギリス、アイルランド、中国、インド、日本、韓国など、様々な国からの移民がいるため、多様な言語や文化があります。

そのため、英語以外にもさらに第3言語として別の言葉を同時に学ぶことも出来ますし、フードコートやマーケットにはその国の本場の食事が並びます。東京でも多国籍な料理を楽しむことができますが、東京はイタリア料理を日本人のシェフが作っていることが多いです。

オーストラリアでは全てその国の人が作っていることが多いので、ギリシャ料理やマレーシア料理、中東料理といった、東京でもあまり見かけない料理を楽しむことができます。食べ歩きが好きな人は、世界の料理をオーストラリアで楽しむことができます。

ワーキングホリデーで英語力がアップしキャリアアップにもつながる

もちろんのことですが、オーストラリアのワーキングホリデービザを取得すれば1年間滞在しながら働くことができます。

英語を母国語とする人々と働くことができるため、英語力をアップさせるチャンスです。

もちろん、最初は語学学校へ行きながら、教室と実践と両方で英語を練習してみてください。2倍の早さで上達しますよ。

英語力を身に着けて帰国すると、すぐに就職活動を始めると思います。その際に英語力は大きな武器になります。できれば、帰国してすぐにTOEICなどの英語力を証明するテストを受けてみてもいいかもしれません。

もしくは履歴書に、オーストラリアで英語を使ってどのようなことをしてきたのかを記載すれば、特に英語テストの証明がなくても、あなたが英語が出来ることを会社は理解してくれます。

テストで何点、ということよりも、本当に英語がちゃんと使えるのか、というほうが大事ですので、しっかりと英語に自信をもって帰ってくればキャリアには繋がるので安心して下さい。

<関連ページ>オーストラリア留学のメリット、デメリット

オーストラリアのワーキングホリデーで人気の都市は?

オーストラリアには、ワーキングホリデーで人気のある都市がたくさんあります。

その中でも代表的な都市として、以下のようなものが挙げられます。

・シドニー

・メルボルン

・ブリスベン、ゴールドコースト、パース

シドニー

シドニーはオーストラリア最大の都市で、シドニーオペラハウスやハーバーブリッジ、ビーチなどの観光スポットがあります。

また、多くの企業が本社を置いているため、ビジネスの拠点で活気があります。

さらに、飲食店や買い物スポットも豊富で快適に生活できる環境が整っているので人気です。

メルボルン

メルボルンは文化都市として知られており、美術館や劇場、カフェなどがたくさんあります。世界で一番住みやすい街に7年連続で一位に輝いた実績があります。治安、街並み、公共交通機関も含めて住みやすい街です。

また、スポーツイベントも盛んに開催され、多くの人々が楽しんでいます。

そのほかにも住環境も良く公共交通機関が発達しているため、都市内を移動するのに便利です。

ブリスベン

ブリスベンは温暖な気候であり、かつオーストラリア3番目の都市として仕事が多く人気のエリアです。上位2つの街と比べて、何よりも寒くならないのが特に女性には人気です。また自然が豊かなクイーンズランド州の特徴をもっているので、ほどよく都会で自然が多いのが特徴です。

ケアンズ、ゴールドコースト

ビーチリゾートの2大人気エリアです。全ての物価が安く、より自然に囲まれているのはケアンズです。ハワイ島のような開放的なエリアで、観光客ずれしていないビーチが広がり、ローカルの人たちと地元で暮らすように仲良くなれるのがケアンズです。

ゴールドコーストは、オアフ島のような高層ビルが立ち並ぶビーチリゾートです。海のそばでなおかつある程度の都会さも欲しいという方には向いています。バイロンベイも近いので、立地も良いです。

<関連ページ>オーストラリアのおすすめ都市一覧

オーストラリアのワーキングホリデーの人気都市で見つけやすい仕事は?

オーストラリアのワーキングホリデーでは、多くの場合、観光客向けのサービス業や農業などの労働力が不足している分野での仕事が見つけやすいとされています。

特に人気のある都市では、以下のような仕事が見つけやすいと言われています。ただし、農場の場合は都市部に暮らすことはまずないのでご注意を。都市部から何時間も離れた街で、ひたすら農業をするか、都市部でおしゃれな生活をするか、という2択がワーキングホリデーの一般的な過ごし方です。

<関連ページ>オーストラリア留学での仕事の見つけ方

シドニー

シドニーでは、ホスピタリティ業界での仕事が豊富です。ホスピタリティ業界とは、接客や飲食全般を示します。

シドニーはオーストラリアの観光の中心地であり多くの観光客が訪れるため、ホテルやレストランでの仕事が多いです。

また、小売業でもレジや品出しの仕事があり、初心者にも挑戦しやすい求人が多いです。

メルボルン

メルボルンはシドニーに継ぐオーストラリア第2の都市です。特にカフェの本場のため、カフェでバリスタとしての経験を積みたい方にはとても人気のエリアです。トラムで30分ほど行くとビーチエリアになりますので、中心部を離れたローカルエリアでのバイトも人気です。

ブリスベン

ブリスベンもオーストラリアで第3の都市のため、飲食店やホテルの仕事が多いです。

観光客が多いため、ショップやカフェ、レストランでの仕事には困りません。

これらの分野以外にも、地方でのファームジョブでも、ワーキングホリデー向けの求人があります。

現地の求人情報や、インターネット上での情報収集を通じて自分に適した仕事を見つけて、ワーキングホリデーを満喫しましょう!

ケアンズ、ゴールドコースト

リゾートビーチエリアで多いのは、ツアーガイドの仕事。シドニーなどの都市部と違い、旅行者が現地ツアーに申し込むことが多いです。グリーン島へ行ったり、熱帯雨林へ行ったり、ガイドとしてオーストラリアの知識を覚えることはたくさんありますが、そのため、ますますオーストラリアが好きになりますよ。また、クルーズ船の添乗員もバイト先として人気です。島まで1時間ほどのクルーズですが、中でコーヒーやマフィンを売ったりするお仕事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オーストラリアのワーキングホリデーは、日本人を含めた世界中の若者に人気があります。

みんな同世代。様々な国籍のワーキングホリデーたちと話すをする中で、

言語や肌の色が違っても、同じようなことでみんな悩んでいたりするんだな、なんて

思ったり。そんなことに気が付くだけでも、日本を飛び出した甲斐があるというものです。

ワーキングホリデーに行くだけでも自己成長や英語力の向上、また多くの人々との出会いが期待できます。

特に人気のある都市として、シドニーやメルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなどなど。ただ、人気がある、という理由だけで選ばずに自分にあった街を選ぶことも大事です。全ての人が都会が好きなわけではないですし、海の見える町に憧れる人も多いです。

それぞれの都市で見つけやすい仕事もありますので、自分に合った仕事を見つけて充実したワーキングホリデーを過ごしましょう。