オーストラリアのワーキングホリデーを検討する方で、最初の1~2か月をホームステイする方は多いです。
ビザは簡単に取れますが、仕事を見つけられないと長期滞在は難しい。
やはり、多くの方はまずは英語学校へ、ビザの規定範囲内の4か月行き、そこで友達を作ったり、情報収集したりして、ワーキングホリデーをスタートさせます。
そして!その滞在先としてホームステイを選ぶ人も多いです。ここではワーキングホリデーのホームステイのメリットやデメリットについてお話しします。
<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー情報
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オーストラリアのホームステイ事情
オーストラリアのご家族と、オーストラリアらしい暮らしを体験できるということで人気のホームステイ。滞在費を払っていると言ってもホームステイはホテルではありませんので、お客さんではなく家族の一員としての責任をもって生活していきましょう。
また、ホームステイはどの家庭でもなってくれるわけではなく、学校が何百件も電話したり、チラシをポスティングしたり、説明会を開いたり、ドアをノックして訪問したりして、一生懸命集めています。
ホストファミリーになってくれる家は、ボランティアでやってくれている人が多いです。1週間分の滞在費は、同じ条件のホテルに泊まると、1~2泊分にしかなりません。
おうちの手伝いをしっかりして、「この学生さんを受け入れて良かった」と思われるように、学生さんもしっかりと協力しましょう。
ホームステイ先の探し方
ホームステイ先は留学先の学校側が手配してくれます。そのため、ご自身で探す必要はありません。
また、ネットなどでエージェントを通さずにホストファミリーになる家もあるようですが、
こういう場合はトラブルがあった際に、対応できません。英語に不慣れなうちはエージェントを通すことを強くお勧めします。
ホームステイに当たり外れがあるのは本当?
ホームステイに当たり外れがある、というのは時々聞く話ですが、実際には当たり外れではなく、ご家族との相性だと思われます。子供が嫌いな人が小さな子供が5人もいるファミリーにいくと、「外れた」となりますし、かまって欲しい人が、自立型のファミリーに行くと、「寂しい」となります。
ホームステイを決める際には、子どもやペットがいてもいいか、喫煙者がいてもいいか等の希望を通すことができます。後からのトラブルを避けるためにも、希望は予め伝えておきましょう。
ホストファミリーはどんな人
海外ではホストファミリーがシングルマザー一人だったりすることもよくあります。
犬がいて、子供がいて、という絵にかいたようなファミリーを想像している方も多いようですが
その場合はあらかじめ「子供がいたほうがいい」といったリクエストを書くといいです。
また、離婚している家庭も当たり前です。日本は離婚率がとても低い国ですが、海外では離婚するのは当たり前で
決して珍しいことではありません。
ホームステイの家族構成は事前にわかる?
ホームステイ先と家族構成は出発前に分かります。
また、そのファミリーの年齢や職業などを記載している学校もあります。1カ月~2週間前に連絡がくるのが一般的です。
他の学生もいる?一人部屋?相部屋?
ホームステイ先には自分以外の留学生が滞在していることはよくあります。
ですが、必ず個室が与えられますので、勉強をするときなど一人の時間が欲しい時には、きちんと確保することができますよ。
同じ国籍の人は基本的にいないはずですが、どうしても時期的にかぶってしまう場合は学校から連絡があります。
お土産は必要?
お土産は不要ですが、もちろん持っていっても問題ありません。
お土産を持参する場合は、自分の負担にならない程度の値段、大きさのものを選んで持って行きましょう。
人気なのは包装の可愛らしいお菓子など。日本の文房具も実は隠れた名品です。ちょっとした日用品もオーストラリアと日本では異なるので面白いですよ。
ホームステイ先で洗濯はどうやってする?
全てまとめてホストがしてくださる家庭もありますし、自分の分は自分でしなくてはならないという家庭もありますので、初めにホストファミリーに確認しておきましょう。
大体の家庭は1週間に1~2回がスタンダードです。
ドライヤーは持っていくべき?
通常はホストファミリー宅にあります。が、そのあとにシェアハウスに移動した際に自分のドライヤーが必要になるので、あらかじめ日本で購入しておいても便利です。オーストラリアではスーパーでドライヤーを購入することができます。価格も$20程度です。
タオル・石鹸・シャンプーは自分のものを持っていくべき?
ホストファミリーはホテルではないので、基本的に身の回りのものは全て持って行ってください。
現地ですぐに買い物に行けますので、1週間分くらいのシャンプー、リンス、ボディソープなどを持っていけばいいと思います。
シャワーを使う時間に注意
オーストラリアは基本的にエコを心がけている国です。そのため、特に水不足でなくても、水を出しっぱなしで何十分もシャワーを使うことは快く思われません。
また、オーストラリアはトイレとシャワー、洗面台が同じ空間にある場合も多いです。ずっとこもっていると、他の人がトイレを使えないこともありますので、注意して下さい。シャワーの水を出している時間は合計5分ほどにしましょう。
その他、ホームステイ先での注意事項
その他、ホームステイ先で注意することをご案内します。
食事について
一緒に食事をするのは夕飯だけが多いです。朝は出勤時間もバラバラですし、オーストラリアでは朝に調理はしません。
シリアルに牛乳をかけて終わり、が多いです。朝にしっかり食べたい方は自分で料理してください。また、昼ごはんは夕飯の残りを自分でパックにつめたりして
お弁当を作っていく場合が多いです。大人のホームステイは昼ごはんは基本的につきません。
夕飯は家族みんなで食べることが多いです。その日に学校であったことや、習った英語を使ってネイティブとたくさん会話を楽しんでください。
夕飯が不要な場合は必ずホストへ連絡してください。だまって夕飯までに帰ってこないと心配します。
部屋の掃除について
ホームステイ先はホテルではありません。
ご自宅の一部を善意で貸してくれているので、自分が使っている部屋は掃除を行い常にきれいにしておきましょう。
ハウスルールや門限について
こちらはご家庭により異なります。ですが、オーストラリア人の朝は早いため、夜も早くに就寝家庭が多いです。ホームステイをしている間はアルバイトはしないほうがいいです。そのためホームステイに滞在する期間は、到着後の1カ月が適切でしょう。