
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
オーストラリアの仕事・アルバイト事情
オーストラリアでのお仕事をする際には、学生ビザかワーキングホリデービザのどちらかが必要となります。観光ビザでは仕事はできません。
学生ビザ、しかも語学留学でもアルバイトをすることが出来るという点がオーストラリアが留学先として人気の最大の理由のひとつと言えるでしょう。
学生ビザ・ワーキングホリデービザ問わず、全体的にはサービス業などのお仕事に就く方が多いようです。

ワーキングホリデービザの方には、農場でのお仕事も人気です。
もちろん全く働かずに帰国する方もいますが、せっかく働ける権利を持っているのですから、貯金に余裕があっても経験として一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。
英語で履歴書を書くことも必要となるので、アルバイトを探す過程も良い勉強になると思います。
学生ビザで就労する場合

学生ビザの就労条件
- 2週間で48時間
- 一つの雇用主の元にずっといられる
学生ビザで就労する場合は、就労時間の制限があります。
それでも1日4時間として週に5日以上働く事ができますので、学生ビザでフルタイムの授業を受けながら働くには十分な時間数です。
働き方は様々です。平日の放課後だけにアルバイトをしたり、土日にまとめてフルタイムで働いたり、お店の方と相談をしてシフトを決めることになります。
ワーキングホリデービザで就労する場合

ワーキングホリデービザの就労条件
- 時間制限なし
- 1つの雇用主の元には最大6か月までとなります。
ワーキングホリデービザで就労する場合は、同一雇用主の元で6ヶ月までしか働けないという制限があります。
しかし、週当たりの就労時間数には制限がなく、毎日フルタイムでお仕事をすることが出来ます。
ワーキングホリデービザの場合は、基本的に1年間お金をためながら旅をするという体験重視型のビザです。そのため、ずっと同じ雇用者の元にはいてはいけない仕組みになっています。
一方、学生ビザは最低でも4か月~1年間の語学留学となり、一つの街に腰を据えて滞在するビザです。ワーキングホリデーのようにホリデーを目的としたビザではありません。そのため、じっくりとその町に腰を落ち着ける人たちなので、ずっと同じ場所で仕事ができます。
オーストラリアのワーキングホリデーってどれくらい稼げるの?
オーストラリアでワーキングホリデーをするなら、やっぱり気になるのは「どれくらい稼げるのか?」ということ。物価が高いと言われるオーストラリアですが、実は最低賃金が高く、働き方次第ではしっかり貯金も可能です。このページでは、業種ごとの時給の目安や稼げる曜日・時間帯、月収の一例など、現地のリアルな給料事情を詳しく紹介しています。現地での生活費とのバランスを考えながら、収入面でも納得のいくワーホリ生活を送りたい方は必見です。
オーストラリアのワーキングホリデーってどれくらい稼げるの?給料について解説!
オーストラリアの祝日は給料3倍?
オーストラリアではバイトの時給が高いことはよく知られていますが、 祝日や特定の条件でさらに高い「トリプルペイ」(時給3倍)が 適用されることをご存知でしょうか?オーストラリアでは、通常のバイト時給がそもそも日本に比べて非常に高いです。 一般的に時給25ドル(約2,000円)以上が相場ですが、これはあくまで平日の時給です。驚くことに、祝日になると「トリプルペイ」が適用され、 時給が3倍の75ドル(約6,000円)になるんです。また、土日は「ダブルペイ」といって時給が2倍になることもあります。例えば、祝日に1日7時間働くとしたら、時給75ドルで525ドル(約43,000円)。 日本円に換算するとかなりの金額ですね。
オーストラリアでの生活費が月10万円程度と考えると、 祝日があると、数日で元がとれるというすごい国です。そのため、学生や留学生にとって祝日はまさに稼ぎ時。 シフトを祝日に入れてもらえるとラッキーと喜ぶ人もいます。多くの会社や店舗が祝日には閉まるのも、高い給料を払わなくて済むようにするためです。
しかし、働くチャンスがあるとしたら、 その日は一気に稼ぐことができる貴重な機会になりますね。
オーストラリアの祝日事情
ただ、オーストラリアには日本と比べて祝日が少ないのが特徴です。 主要な祝日には、イースター、クリスマス、 オーストラリアデー(1月26日)などがありますが、 日本のように頻繁に祝日があるわけではありません。なので、祝日が来るとトリプルペイを目当てにバイトに出る人も多いのです。 こうした時給体系が、特に留学生の生活費を支える大きな助けになっています。
日本は、地域によって最低時給が変わってきますよね。 しかし、オーストラリアの最低時給は地域によって変わることはありません。 どの地域でも統一なのです。そのため、地方や田舎の地域ほど給料が少なくなるのではないか? という心配は無用です。このことは、給料のことを気にせずに、 自分が行きたい!という街に行けるポイントにもなると思います。
この最低賃金は毎年見直しがされ、毎年上がっている傾向にあります。 カウンセリングでは、オーストラリアでは物価が高いと聞くので、 生活していくのが不安です…という相談もあるのです。しかし、実際はこのように毎年給料が上がっているので、 オーストラリアで実際に生活してみるとそこまで物価のことを気にしなくなります。
オーストラリアでの働き方
オーストラリアでは、正社員、パートタイムなど多様な雇用体系があります。
そのうち、留学生やワーキングホリデーの人はカジュアルという体系で 働く人が多いように思います。カジュアルでの働き方は、正社員など長期で働く人よりも
時間の融通が利きやすいです。そのため、この時間帯はこのお店、 夕方からはこのお店で働いて…というように、 かけもちをしている人もいます。
特に、ワーキングホリデーの人はいろんな街を旅しながら働きたいという人もいますので、 カジュアルのような雇用体系があるのも嬉しいですね。ちなみに、カジュアルは福利厚生はありません。 その代わり、給料は割増になるという特徴もあります。
オーストラリアの仕事の種類、人気のお仕事は?

オーストラリアでの仕事は主にホスピタリティと呼ばれる仕事がメインです。やはりカフェが一番人気ですが、求人も多く人気の職種は以下のようなものとなります。
- レストランやカフェでのウェイトレス
- キッチンハンドと呼ばれるキッチンのお仕事
- ホテルでのベッドメイキング
- ホテルのレセプションなど接客業務
- マッサージ
一部英語力が必要なものもあります。
日本で同業種のお仕事キャリアがあれば、以下のお仕事をワーホリでもできます。
- 企業のオフィスワーク
- 美容師
- トリマー
- 歯科衛生士
- バリスタ
バリスタは花形ですが、技術よりも英語力が大事、という現場の声が多いです。

カフェやレストランなど、いわゆる「ローカル」と呼ばれているお店は、働く人もオーナーもお客様も全員ネイティブだったりすることが多く、特におすすめは都市部ではなく、ちょっと離れた郊外だと常連さんしかこなかったりするので、なおさら仲良くなり、おしゃべりに花が咲きます。
オーナーもお客さんも優しかった!という人は郊外の自分のシェアハウスの近所で働いている人が多く、こういうタイプの仕事をゲットすると、コロコロ変えずにずっとその場にいる人が多いです。

オーストラリアでも働く地域によっては、求人数が大きく異なります。
シドニーやメルボルンなどの都市部では求人数は比較的多くありますが、ケアンズやバイロン・ベイ、ゴールドコーストなどの地域では、求人数は少なくなります。
ですが、もともと人口が少ないため、仕事の争奪戦になることがないのも、実はこういったエリア。そして、ビーチエリアは都市部と違って物価が安いので、同じ時給でも貯金が増えやすいのはビーチエリアです。
また、英語力、日本でのアルバイト経験によってお仕事につける差はあります。
よく日系情報誌/掲示板などで募集がある仕事には以下の様なものがあります。
日本食レストランのホールスタッフ
お客様をテーブルまで誘導したり、注文をとり、注文内容をキッチンに伝えたり、出来上がった料理をテーブルへ運んだりする接客のお仕事です。日本食レストラン=スタッフが全員日本人、といったイメージがありますが、韓国人や台湾人など様々な国籍のスタッフが働いているケースが多く、日本人は自分ひとり、という場合も多いです。また、日本食はオーストラリアで非常に人気があるので、お客様はほとんどがローカルの人たちです。そのため、ホールスタッフは必ず英語を使います。
ジャパレスでの仕事は英語力を伸ばすチャンス!
ワーキングホリデーでオーストラリアに行く方の中には、「ジャパレス(日本食レストラン)」での仕事を避けたいと考える人も少なくありません。その理由として「英語力が伸びない」という声をよく耳にします。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?「ジャパレス」とは、日本食レストランのことです。ジャニーズレストランだから、略してジャパレスと呼ばれます。
オーストラリアでは、日本食が大人気ですので、このジャパレスが沢山あるわけですが、英語力にまだ自信のない人は、日本語でも探しやすい、そして日本人であるため雇ってもらいやすいという理由で最初はこのジャパレスで働く人が多いです。
「ジャパレスで働きたくない」との相談
よくカウンセリングやセミナーの中で、お客さまから「ジャパレスで働きたくないんです」といったご相談があります。理由を聞いてみると、日本人ばかりで英語力が伸びないとネットで見たとのこと。本当にジャパレスでは英語は伸びないのでしょうか。
私もメルボルンにいた時にジャパレスで働いていたことがありますが、私の経験上、ジャパレスでも英語力は伸びる!と思っています。もちろんどのポジションにつくかにもよります。例えば、キッチンで日本人しかいない、日本語しか話さない環境であれば、仕事の中で英語力を伸ばすのは難しいです。
ただ、ウェイトレスなど接客をするポジションの場合、相手にするのはほとんどオーストラリア人になります。日本人のお客さんがたまに来ることもありますが、9割は現地のオージーです。
接客業務での英会話の実際
何名か聞いて、席に案内して、メニューを聞いて、配膳する。一見簡単に聞こえるかもしれませんが、これを英語で全部やります。
「このメニュー説明してもらえるかな?」 「この料理は何が入っているの?」 「僕エビアレルギーなんだけど、これってエビ入ってる?」などなど、こんな感じで英語でどんどん聞かれます。
こちらから「何か食べれないものやアレルギーはありますか?」と聞くことも必要です。
また、常連さんだと、気軽に雑談してきたりもします。「僕北海道にいったことあるんだけど、とても素敵だったよ。そういえば、昨日ニュースで見たけど、日本のどこかで大雨で水害の被害が酷いって聞いたよ。君の街は大丈夫だったの?」などなど…。
ちなみに、上記の会話は、全部私が働いていた時に聞かれたものを思い出して書いてみました。
ここまで読んでくださった方はもうお分かりかと思います。そうなんです!ジャパレスでもしっかり英語使います。日本食レストランなので、同僚は日本人が圧倒的に多くなります。しかし、ウェイトレスやウェイターの人は、仕事中英語を話す、聞くことが大半になりますので、私も英語が鍛えられたと思っています。
実際、接客のポジションでは、現地大学に通っている英語ペラペラの人もジャパレスで働いていたりもします。実践的な会話しかしないので、特に反射的に返答する力がつきます。
一緒に働いている日本人の先輩に「こういう場合は、こう英語で聞けばいいよ」などと教えてもらえたりもします。ジャパレス侮るなかれ、なのです。英語力初級だけどワーホリで学校に通わないという方がいますが、最初からこのようなレストランでの会話を聞き取る、対応するためにはある程度英語力が必須です。
全く話せない状態ですと、日本食レストランでも接客のポジションではなく、日本語しか話さなくていいポジションや英語をあまり理解できなくても成立するポジションしか掴み取れません。ワーホリの方でも、1ヶ月でも2カ月でも語学学校に通ってほしいと思うのは、このような理由があるからです。
英語力や接客スキルに自信がついてきたら、他の国籍の人も沢山働いているレストランで働く、ローカルのカフェに挑戦するなど、皆さんステップアップしていきます。飲食店だけでなく、ホテルやお土産屋さん、お洋服屋さんで働く人もいます。
そんなわけで、仕事探しの際は、ジャパレスは絶対ヤダと最初から敬遠せずに、候補に入れてみるのもいいと思います。
ローカルレストランやカフェのホールスタッフ
仕事内容は日本食レストランのホールスタッフと変わらず、お客様をテーブルまで誘導したり、注文をとり、注文内容をキッチンに伝えたり、出来上がった料理をテーブルへ運んだりする接客のお仕事です。
ローカルレストランは、オーナーや働いているスタッフがオーストラリア人の方がほとんどなので、高い英語力が求められます。
また、日本食レストランよりも時給が高い傾向があります。
キッチンハンド
日本であまり聞き馴染みのない言葉ですが、キッチンハンドとはキッチンスタッフのことを指します。主なお仕事は、皿洗いや調理手伝い(食材を切ったり、下準備)です。
接客ではないため、高い英語力は必要なく、英語初級の方が始めやすいお仕事です。
農場(ファーム)での仕事
ワーキングホリデーの方は、政府指定の農場で一定期間お仕事をすると2年目の滞在が認められるセカンドビザが可能です。
農場でのお仕事は野菜や果物の収穫や仕分け、箱詰め作業をします。
収穫物によっては体力が必要なものもありますが、慣れてくると皆さん楽しくお仕事をされています。
決められた作業がほとんどなので、高い英語力は求められませんが時給は比較的高いです。
ベビーシッター
子どもと関わる仕事がしたい場合はオーペアやデミペアといったベビーシッターのような子どものお世話をする仕事があります。
オーペアとデミペアは、家政婦とベビーシッターを合わせたお仕事です。基本的には住み込みのことが多く、家賃と食費を無料で提供してもらう変わりに洗濯や掃除、食事の準備や子どもの幼稚園の送り迎えや親が不在の間の子守りなどのお世話を行います。
給与に関しては家庭毎に異なりますが、家賃と食費が無料なので給与が出ない場合や給与が出る場合でも時給はあまり高くないです。
食品工場での仕事
農場(ファーム)のお仕事は野菜や果物を扱う仕事がほとんどですが、食品を扱う工場での仕事もあります。
加工するための機械に入れたり、パックに詰めたり、出荷するための段ボールに入れたりする作業をします。
接客ではないので、高い英語力は求められませんが時給が比較的良いです。ただ、農場と同じく工場は都心部から離れた場所に位置していることがほとんどです。セカンドワーキングホリデービザの対象になっている場合が多く、最低就労期間のしばりがある場合もあるので、必ず就労前に確認してください。
清掃
南米の留学生に特に人気があるのが、ホテルでベッドメイクやシーツの交換など客室の清掃を行うハウスキーピングです。ホテル以外にもオフィスの廊下、トイレなどの共用スペースの清掃もします。人によっては、このクリーニングバイトをいくつも掛け持っている学生も多いです。
清掃のお仕事はあまり英語を話す機会がないというイメージがあり、日本人留学生には人気がありませんが、オーナーさんや同僚とは英語で会話をしますし、ホテルの場合は滞在中のお客様と話す機会が多くあります。ただ、そこまで高い英語力は求められないので英語力初級の方であっても比較的始めやすいお仕事です。何よりも時給が高いので安定収入が得られます。
上に挙げたものほど求人数は多くありませんが、日系旅行会社のオフィススタッフや宿泊施設の管理スタッフ、食材の運搬スタッフ(車の運転)など、色んなお仕事があります。

日本で長いキャリアのある方の場合、その経験を活かしてオーストラリアでも同じお仕事をしたい!と思われる方も沢山いらっしゃることと思います。
しかし、何をするにもまずは英語力が必要となりますので、
最初はあまり職種にこだわり過ぎず、色んなお仕事に挑戦してみてください。
ファームジョブ・農場のお仕事

ホスピタリティの仕事以外にもファームジョブ・農場のお仕事をされる方もいらっしゃいます。
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザの方は政府指定の地域で3ヶ月以上の季節労働をすることにより、2年目も滞在できるセカンドワーキングホリデービザが取得可能となっています。そのため、農場で働く人が増えています。
(季節労働とは、農業、林業、漁業等の一次産業、またはある季節に限られた労働をさします。)

ファームには、無給の場合と有給の場合があります。
住むところや食事を提供してもらえる代わりに無給のボランティアで働く場合と、有給の場合があります。有給の場合の生活費は家賃を含め自己負担です。
有給はファームを斡旋してくれるバックパッカーに泊り、そこから仕事先へ派遣されます。滞在しているバックパッカー滞在費は実費です。
無給の農場の場合、セカンドビザ申請対象にはなりませんのでご注意ください。
農場地帯に行くと、仕事紹介所があるような地域もあり、
仕事を斡旋しているバックパッカーに宿泊して仕事がもらえるのを待つという方法もあります。
仕事内容は作物の収穫、箱詰め、枝切、農薬を撒く等様々です。
セカンドビザ目的でない場合も、経験として一度やってみると、
日本ではできない経験が出来て楽しいかもしれません。
ファームの求人情報は以下のURLを参考にして下さい。
- http://www.wwoof.com.au
- http://jobsearch.gov.au (Harvest Trail)
アルバイトの時給

オーストラリアの最低賃金
アルバイトの時給は、平均的に日本よりもオーストラリアの方が良い傾向にあります。
オーストラリアの最低賃金は
- 時給A$23(約2230円)
- フルタイム(週38時間)A$882.74(約84,743円)
時給は年々上がる傾向にあります。(1ドル=96円で換算)
※最低賃金は業種などによって異なります。
また、アルバイトの時給は、平均的に日本よりもオーストラリアの方が良い傾向にあります。
こちらも働くエリアやオーナーによって時給は異なりますが、大体の金額は以下のようになっています。
- アジア系の飲食店 $12~$18
- ローカルの飲食店 $16~$20
- 農場 時給制の場合 $16~$24
歩合制の場合 慣れるまではあまり稼げないようですが、仕事を覚えて効率良く働けるようになってくると時給制の賃金を越えることもあるようです。
- 工場作業員 $22~$27
食肉工場や鮮魚・農作物を扱う工場など、工場の種類は様々です。
基本的にウェイトレス等のお仕事よりも工場系のお仕事の方が時給は良いようです。
- ベビーシッター $10~$20
時給$10で雇っているところもあれば$20程度出しているところもあるようです。
これは雇い主の家庭と、有資格者かどうかや経験があるかどうかに左右されます。
仕事を探す前の準備
お仕事を探す前の準備として用意するものが以下となります
- 履歴書
- TFN(タックスファイルナンバー)
- 銀行口座
- RSA(アルコールを提供する仕事をする場合に必要)
それぞれについて説明します。
履歴書
日本で仕事を探す時と同様にオーストラリアでも履歴書(レジュメ)が必要です。
日本の履歴書と違い、写真を貼る必要はないので写真は用意する必要はありません。
英文履歴書サンプル
https://activewoman.jp/resumesam.doc
英文履歴書ひな形ダウンロード
https://activewoman.jp/resumeform.doc
TNF(タックスファイルナンバー)
タックスファイルナンバー(TFN:Tax File Number)といって、オーストラリア税務局が発行する納税者番号を取得しておく必要があります。
銀行口座の開設
お給料を受け取るために銀行口座の開設も事前にしておく必要があります。
アルバイト先の多くはお給料を銀行振り込みで支給しているため、仕事を始める前に用意しておきましょう。
RSA(アルコール提供に必要な資格)

RSA(Responsible Service of Alcohol)とは、アルコールを提供する場所で働く際に必要な資格です。
オーストラリアでは、飲食店などでアルコールを提供する場合は資格が必要となります。
飲食店などで働きたい方はRSAを取得しておくと良いでしょう。
RSAの資格取得のためには、コースを受けテストに合格する必要があります。
オーストラリアの仕事・アルバイトの探し方

仕事探しは、インターネットが主流ですが、掲示板や、店舗に直接、求人募集されている場合もあるので、常にアンテナを貼って確認しておくと良いです。
まずは、便利な求人サイトをご紹介します。
オーストラリアの便利な求人サイト
日豪プレス(NICHIGO ORESS)
日豪プレスは、日系情報ページで代表的な生活総合情報サイトです。
オーストラリアで生活する日本人にとって、生活に欠かせない情報が満載です。
求人情報は各都市ごとに掲載されており、検索条件も細かく設定でき、必要英語力別にも抽出できるため非常に便利です。日本語での求人検索です
JAMS.TV
JAMS.TVも、人気のオーストラリア生活情報サイトです。求人情報もしっかり掲載されており、キーワード、エリア別、職種、英語力など、検索条件も細かく探しやすく設計されています。日本語での求人検索です。
チアーズ(Cheers)
シドニーを中心とした情報を発信しているサイトです。求人情報はシドニーだけでなく近隣・主要都市の情報も掲載されています。
まかない付きや送迎ありなどの絞り込みもできます。日本語での求人検索です。
DENGON NET
メルボルンを中心とした情報を発信しているサイトです。求人数はそれほど多くありませんが、最新の情報が常に掲載されています。日本語での求人検索です。
https://www.dengonnet.net/melbourne/classifieds
GO豪メルボルン
こちらも、メルボルンを中心とした地元密着型生活情報サイトです。日本語での求人検索です。
https://www.gogomelbourne.com.au/classifieds/employ/
Go!豪!! アデレード
アデレードを中心とした地元密着型生活情報サイトです。
https://www.gogoadelaide.com.au/classified/employment/
Gumtree(ガムツリー)
オーストラリア人も仕事探しに利用していローカルの生活情報サイトです。英語での求人検索です。
Backpacker Jobs
オーストラリアのワーホリメーカーのための求人サイトです。英語での求人検索です。
https://www.backpackerjobboard.com.au/
オーストラリア掲示板
オーストラリアの生活全般について発信している掲示板です。求人情報もしっかり掲載されています。日本語での求人検索です。
https://kaigai-bbs.com/aus/thread/job/
Seek
オーストラリアで最も有名な求人サイトです。
オーストラリア全土の仕事が探すことができ、求人数も非常に多くあります。英語での求人検索です。
急いで仕事を探している時やメールを送ってもなかなか返事がこない時、どうしてもここで働きたいと思うお店を見つけた時等は、履歴書を持って直接お店に行き、マネージャーとお話させてくださいと頼むのが一番面接に繋がる方法だと思います。
探し方1.履歴書を直接配る
直接お店に出向き、仕事を探していることをお話しして履歴書を手渡しする方法です。
オーストラリアでのお仕事探しはおそらくお店ならば飛び込みが一番多いと思います。
お店にたいてい張り紙がしてありますから、「仕事探してるんですけど」と、直接お店の人に話かけて大丈夫です。

日本ではあまり実践しない方法ですが、オーストラリアで仕事を探すには、この方法が一番有効です。
最初は緊張するかもしれませんが、英語で知らない人に話しかけるということはいい経験になりますので、是非挑戦してみてください。
そして、ただ履歴書を置いて帰るだけでは、お仕事につながりません。
その場で、面接の約束を取り付けるか、責任者の方がいなかった場合にはまた別の機会に足を運ぶ等、少ししつこくチャレンジしてみてください。
探し方2.友人の紹介

そして、意外と多いのは「紹介」です。職種にこだわらない場合、この方法が一番雇って貰える確率の高い方法です。
留学生はビザの期限があるので必ず退職して帰国します。特にワーキングホリデーはそのサイクルが早く、あまり一つの場所に長居しません。
辞めるときは、オーナーさんから「誰か次の子を見つけてきて」と頼まれることが多いので、実は条件の良い仕事は意外と掲示板などに上がってくる前に埋まってしまうことも多いです。
特に面接することなく採用となるケースもあります。
誰かの紹介でしか雇っていないようなお店もありますので、既に働いている友人に頼るのも1つの方法ですね。
現地の仕事に必要な英語力

お仕事探しは到着していきなりは難しいと思います。まずは語学学校で最低限の聞き取りができるレベルや、オーストラリアに慣れた頃に探すと良いと思います。

また英語初心者の場合はいきなり接客は難しいので、まずは日本食レストランのキッチンから始めると安心かと思います。日本食レストランと言っても、お客様は外国人が大半を占めているので、ホールで接客するには英語力が必須です。
だんだんと生活をしていくうちに、英語力がついてきて、「ローカル」と呼ばれるオーストラリア人経営のカフェなどへ仕事を変えていく人が多いです。
仕事が見つからないという人は何が原因?
ワーキングホリデーや留学ででオーストラリアへ来たけれど、仕事が全然見つからないから
来ないほうがいいよ!という投稿をどこかで見て、オーストラリアへ行くのを不安に思う人がいるようです。今日はそんな人へ、仕事が見つからない人の特徴と、そうならないための対策をお伝えします。
英語力は必須
仕事が見つからない、という人は、そもそも「英語力がない」という人が多いです。
手ぶらでオーストラリアへきて、仕事しながら英語は覚えればいい、という甘い考えではありませんか?もちろん、仕事しながら、友達を作りながら日常生活で覚えればいいです。
が、基本のき。せめて、その日常生活を送れるくらいの英語、仕事探せるくらいの英語は、やっぱり学校で勉強しないといけません。ゼロから教えて~、タダで。は、誰もやりたがらないと思います。教えてもらうための基礎、はなんでも必要。テニスでも、ゴルフでも、車の運転でも、全くやったことがない初心者に教えてくれる人はいません。親くらいです。教えてもらう準備、はプロに教えてもらいましょう。
簡単にあきらめない
履歴書を数十枚配って、「見つからない」メールを送って「返事がこない」こういう人はまだまだアプローチが足りません。履歴書は100枚配ってください。見つかるまで配るのが原則です。メールは送りっぱなしでいたら、返事は一生来ません。あなたのような人が何百人もメールを送ってきますので。ですが、「メール見ました?」と電話してくる人はその中の数人です。
積極的に問い合わせをすることは、その他大勢の一人から抜け出すにはとても効果があります。電話したら迷惑かも?それは相手が決めるので、あなたが心配することではありません。
NOと言わない
仕事が出来ないうちは、なんでも引き受けてください。どんな仕事でもして下さい。選んでいる余裕はないはずです。あなたの代わりもいくらでもいます。便利な人だな、と思わせておけば勝ちです。あなたなしでは、生きていけなくなったら、そこで初めてNOといいましょう。雇用主はなんでも引き受けてくれる人が大好きです。出来なくてもYESという。あとから努力すればいいんです。これもやっておいて、あれもやっておいて。そうやって出来ないことも引き受けて、どんどん力をつけていきましょう。
英語力は笑顔でカバー
英語もできない
仕事もできない
これでは雇ってもらうことは難しい。それならせめて笑顔くらいはタダで振りまいてみましょう。笑顔の威力は絶大です。笑顔は人生を変える力があるし人を救う力があります。同じ仕事を頼むにしても、頼みずらい人っていますよね。笑顔で引き受けてくれる人のほうが愛されます。美人とか、ブスとか、そういうのではなく、いい笑顔の子は愛されますよ。
期待以上のことをやれ!
言われたこともできないのは3流
言われたことだけやったらそれは2流
言われたこと以上のことをやるのが1流
すごい人というのは、期待以上のことをします。ここまでやってくれたの??ありがとう!!と、感動されます。仕事をゲットしたければ、トライアルの時に雇用主を感動させて下さい。皿洗いを頼まれたら、壁と床まできれいにして下さい。7時に来て、と言われたら、15分前には来ていて下さい。そういう昭和な勤務態度は、意外と効果があります。
オーストラリアの人間関係はアナログです。おしゃべりが大好きだし、人からの紹介も多い。結局、人間同士の感情でモノゴトが動きます。雇ってもらう人に気に入られるのは、とても大事なことなんです。
一生懸命に働く。
シンプルですが、英語力が足りないのであればこれをカバーするのは気づかいと労働力しかありません。
失業率が猛烈に高くて、本当に仕事がない国なら分かります。ですが、オーストラリアのワーキングホリデービザの発給数は相変わらず世界一ですし、ずっと外国人の若い労働力を求めています。実際に、仕事を何個も掛け持ちしている人も多いし、到着して1カ月で、語学学校に通っている間に、仕事をみつけて両立している人もたくさんいます。
仕事はあります。見つからない、という人は、上記にあげたことに心当たりがないかをよく考えましょう。そして、仕事を見つけるためにも、語学学校には必ず行ってください。せっかく4か月の就学期間があるのですからそれを最大限に活かしましょう!
仕事が見つからない、という方へアドバイス
履歴書は正しい書き方をしていますか?
まずは英文の履歴書は必須です。日本の履歴書のようなフォーマットはなくワードで作ります。写真不要、年齢、性別、国籍は記入しない。というルールがあります 。全ての学歴を書いても海外では全く分からないので、最終学歴だけで十分です。どちらかというと、アピールをしっかりと書いてください。
カフェなどはいきなり入っていって履歴書だけ置いてくるよりも、まずはお客さんとして入店し、そこのメニューをしっかりとオーダーしたうえ、
「美味しかった。ぜひここで働きたい」
と、一言添えるだけでも好印象です。
履歴書を数枚渡しただけで「仕事がない」という人が多いです。本気で探している人は、100枚という単位で履歴書を配っています。そして、仕事内容を選ばないこと。まずはなんでもやってみて下さい。
履歴書を渡したから終わり、ではありません。あなたのような人は1日に何十人も来ます。マネージャーは忙しいですから、履歴書をもらって放置していることも多い。連絡がなければ自分からどんどん連絡して下さい。メールがダメなら電話してみる。これは鉄則です。
カウンセラーからアドバイス
「ワーホリに行ったら、英語を使って海外のカフェで働いてみたい!」
「せっかく留学するなら、現地の人と一緒に働いてみたい!」
そんなふうに、英語環境でのお仕事を目指している方も多いのではないでしょうか?
でも実際には、
「英語力が初級レベルでも大丈夫?」「どんな仕事なら自分にもできる?」
と不安を感じている方も少なくありません。
実際に語学学校のスタッフさんから伺った、
ゴールドコーストでのお仕事探しの最新事情と、
うまくいっている学生さんの特徴についてお話しします。
特に印象的だったのは、
「今は、渡航から4週間以内に仕事を見つけている学生さんが多い」
というお話です。
これは、現地の求人が好調なことと、学生さんが積極的に動いたことが
良い結果につながったのだと感じました。
一方で、仕事探しに苦戦している学生さんには、ある共通点もあるそうです。
それは、「自分の英語力よりも高いレベルの職場に応募してしまっている」ということです。
ワーホリや留学で海外に来たからには、「せっかくなら英語を使って働きたい!」
という気持ちになるのは自然なことですし、その気持ち自体はとても素晴らしいことです。
ただ、英語力がまだ初級の段階で、
いきなり完全ローカルの職場に挑戦するのは、やはりハードルが高めです。
まずは、自分の英語力に合った環境からスタートして、
少しずつ経験を積みながらレベルアップしていくことが、仕事探し成功の近道です。
たとえば、カフェやレストランのホールスタッフ、清掃のお仕事などは、
英語力がそこまで高くなくても挑戦しやすい職種です。
実際に現場で英語を使って働くことで、自然とコミュニケーション力も身についていきます。
ちなみに私自身も、留学当初は英語に自信がなかったので、
英語をあまり使わなくても大丈夫そうな日本食レストランを中心に探していました。
最終的には、日本人オーナーが経営する焼肉屋さんでお仕事が決まりました。
「英語力が上がったら、他のバイトに変えようかな」と思っていたのですが、
すごく居心地の良い職場だったので、結局10か月近くずっとそこで働いていました。
キッチンスタッフだったので、仕事中に英語を使う機会はほとんどなかったのですが、
日常生活では日本語を話すことがほとんどなかったので、
「仕事中くらいは日本語でホッとできるのもいいかな」と思っていました。
また、最初からフルタイムにこだわらず、パートタイムや週末勤務から始めるのも良い方法です。少しずつ自信をつけながら、自分のペースで英語環境に慣れていきましょう。
英語力がついてくれば、自然と希望のお仕事にもチャレンジできるチャンスが広がっていきます。無理せず、自分らしい方法で、一歩ずつ前に進んでいきましょう!
専門職の探し方
オーストラリアで働いてみたいけれど、どんな仕事があるのか、どうやって探せばいいのか不安な方も多いのではないでしょうか?バリスタやホテルスタッフ、事務職、マッサージ、ネイルサロン、トリマー、会計士、調理師など、オーストラリアで実際に就ける多様な職種の探し方や必要な資格、応募方法などを詳しく紹介しています。ワーキングホリデーや留学中に働きたい方、自分に合った職種を見つけたい方は以下のページをぜひ参考にしてください。
オーストラリアで調理師になる!資格取得や仕事の探し方などを紹介