オーストラリアへリメディアルマッサージ留学にこれから行くにあたり、行く前にやるべきこと、オーストラリアで気をつけてほしいことをご紹介します。
一度、オーストラリに渡ってしまうと、なかなか帰国することは難しいですから、事前準備をしっかりしておきましょう。
理想的なオーストラリアへリメディアルマッサージ留学する7つのポイント
Contents
学生ビザを取得する
オーストラリアでリメディアルマッサージを学ぶ場合、IELTSが4.5以上ある方は半年ぐらいでリメディアルマッサージをマスターして帰ってきますが、英語力がない方は、オーストラリアの語学学校に入り英語力をアップする必要があります。
今までの傾向では、語学学校に1年、さらにリメディアルマッサージのディプロマを取得するとなるとプラス1年の学習時間が必要です。
そのため、ほとんどの方が学生ビザを取得して留学していきます。学生ビザの申請は意外と準備する書類が多く、大使館にも足を運ぶことがあるため、出発の4ヶ月前から取得に向けて動くことをオススメします。
近くの役所に海外転出届けを提出
留学する期間が1年以上になる方は、近くの市役所に行き「海外転出届」を提出してきてください。
海外転出届を出す際にパスポートが必要になるので準備しておきましょう。
出国する日の14日前から届け出をだすことができます。
海外転出届を出すと次のものがリメディアルマッサージ留学中に免除・抹消されます。
【免除されるもの】
住民税の支払い
国民年金の支払い
【抹消されるもの】
国民健康保険
※保険証は返納
役所の住民登録窓口に留学する場合は、現在の居住地の役所に海外転出届けを提出します。
国民年金について手続き
「海外転出届」で書きましたが、届け出を出すと国民年金の強制加入義務から開放されます。つまり、国民年金を支払う必要がなくなります。
この期間は年金が“未払い”となるため、将来的に受け取る年金額が少なくなります。少なくなると言っても、1ヶ月あたりにもらえる年金から数百円程度です。
気になる方は任意加入に切り替えることも可能です。その際は新たに届け出が必要なため、お近くの市区町村窓口で行なってください。
保険手続き
オーストラリアでケガや病気したとき、加入中の健康保険によって違いはありますが、基本的には日本で使っている健康保険は現地では使えません。
そのため、任意または外国人留学生健康保険(通称OSHC:Overseas Student Health Cover)へ加入する必要があります。オーストラリアへ学生ビザを取得して留学する学生には、このOSHCへの加入が義務付けられています。
OSHCの保険料は、留学する期間に沿って入学する学校側から授業と一緒に請求してくれるので、「保険に入り忘れた(泣)」といったことは無いので安心してください。
なお現地でOSHCを使う場合、すべて英語で行う必要があります。また、歯科治療、私立病院での治療費などはOSHCでは補償されません。
もしもの時に保険料に関して日本語でやり取りしたい、現地で詰め物が取れて歯医者にお世話にかもと心配な方は、OSHCの他に別途、海外傷害保険への加入をオススメします。
この海外傷害保険はオーストラリアへ行く前にしか加入できません。もしもの安心のためにもう一度お伝えしますが「加入」がおすすめです。
運転免許証の有効期限をチェック
笑い話のように聞こえるかもしれませんが、リメディアルマッサージ留学から帰ってきたら「免許証が失効していた」ということは意外によく聞く話です。
失効中に運転すると「無免許運転」となり3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。
万が一、失効した場合、その期間により対応が異なります。最悪の場合、もう一度、自動車教習所に行って一から免許を取ることになるので注意してください。
【失効期間による処置】
失効から6ヶ月以内→再発行OK
失効から7ヶ月~12ヶ月経過→仮免許発行
失効から1年以上経過→一から免許を取得する
心配な方は、留学前に免許書をチェックしましょう。有効期限があと2年しか無い場合は、有効期限内でも免許を更新することをオススメします。
予防接種
滞在する都市にもよりますが、オーストラリア大使館では12の病気に対して予防接種を受けるよう案内を出しています。
ただ、ほとんどが小さいころに接種しているものがほとんどです。もし、心配な場合は留学エージェントや留学先の学校、オーストラリア大使館へ確認をとってみてください。
クレジットカードの作成
最近の日本ではクレジットカードですべて支払えるようになってきましたが、それ以上にオーストラリアのお店はほとんどがクレジットカード支払いに対応しています。
そのためクレジットカードがあれば、滞在先に大金を置く、夜にそれを持ち歩いてトラブルに巻き込まれる可能性が低くなります。
オーストラリアでは様々なカードブランドが使えますが、JCBやアメリカン・エキスプレス・カードは、お店によっては使えないこともあるので、VISA、MasterCardのカードを持ち込むのがオススメです。
またカード会社によっては「海外旅行傷害保険」が付いていることもあります。その場合は治療にかかった費用をカード支払いすることで、事前申請なく保険料が還付されることがあります。
渡航前にカード会社に連絡し、付帯されている傷害保険サービスの有無、さらには補償内容について確認することをオススメします。
カードを紛失した場合、日本だとカード会社のフリーダイヤルに連絡すれば解決しますが、海外では日本のフリーダイヤルにはかかりません。
さきほどの傷害保険サービスを確認するときに、オーストラリアで紛失したときの対応方法についても確認することをオススメします。
納税対応
冒頭にも書きましたが、最寄りの役所に「海外転出届」を出した翌月から、住民税や市民税などといった税金を支払う必要がなくなります。
ただし、オーストラリアへ留学中に日本国内で収入が発生する場合は税金が科せられます。そのためオーストラリアにいながら日本の税務署へ確定申告の書類を提出する必要があります。
確定申告のために日本に戻ってくるのは、ちょっともったいないですね。
できれば留学する前に、税理士や親兄弟に納税管理人をお願いして、確定申告を実施してもらうことをオススメします。
納税管理人の手続きは意外と簡単です。国税庁のホームページから「納税管理人の届け出」をダウンロードして印刷し、必要事項を記入します。
それを最寄りの税務署に提出すれば手続きが完了します。
おわりに
オーストラリアへリメディアルマッサージ留学する上で、親身になってくれる留学エージェント探し、語学学校やリメディアルマッサージの学校を選ぶことも重要ですが、トラブルなくするためには、各種手続きもお忘れなく準備してください。
学生ビザ以外は、すべて1日あれば対応できるものばかりです。
分からないことがあれば遠慮なくオーストラリアのリメディアルマッサージ留学エージェントに早め早めの対応を心がけ、オーストラリア留学に遅れることがないようにしましょう。