
社会福祉士のスペシャリストを目指す。
社会的に弱い立場にある人達の状況、そして心を理解し、Quality of Lifeの維持・向上の為のサービスを提供する。
あなたは、”社会福祉士”と聞いて、どのようなお仕事を思い浮かべますか?
老齢介護を思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、実は介護士と社会福祉士とは全く異なる職業なのです。
社会福祉とは、経済的困窮者やホームレス、薬物中毒者や虐待を受けている児童、心身に障害のある人、高齢者…このような生活する上で何らかの支援や介助を必要としている人々に、彼らの生活の質を向上させるため、社会的に何らかのサービスを提供することを指しています。
こういった分野を専門とするスペシャリストを育てるのが、こちらのコースの大枠です。
Contents
ストッツカレッジ(STOTT’S COLLEGE) 学校紹介
1800年代からの伝統ある私立カレッジ
ストッツカレッジ(STOTT’S COLLEGE)は、設立130年以上の歴史を持つ、伝統的な専門学校です。
Acknowledge Educationグループのうちの一校であり、各校で様々なコースを提供していますが、看護留学でもお馴染みのメルボルンランゲージセンターとの姉妹校でもあります。
教育の質も高く保たれ、スチューデントサポートにも注力している学校なので、安心して学生生活を送ることが可能、日本人スタッフも常駐しています。
長い歴史のある学校でありながら、キャンパスは2017年にオープンした綺麗な建物であり、文化と美食の中心地、メルボルンの真ん中で学ぶことが出来ます。学校の目の前には路面電車のストップ・徒歩5分の所に電車の駅もあるので、通学や放課後のアルバイトにも便利です。
社会福祉コース概要
Diploma of Community Services
こちらのコースでは、社会福祉の分野においてプロフェッショナルとして働いていくための、知識とスキルの習得を目指しています。
例えば、介護施設に入っている高齢の方がおられ、ご家族もいないとします。
その方の、日々の身の回りのお世話は介護士さんがしてくださり、身体の事やご病気に関してはお医者さんが診ます。
ただ、もしこの方がこの先認知症になったら、どうやって生活費や医療費など、お金・銀行の管理をしていくのか。
行政機関とのやりとりはどうなるのか。それまで付き合いのあった友達との接点をどう作っていくのか。
そのような分野のお仕事を引き受けているのが、社会福祉士です。
上記の例は老齢福祉の分野であり、高齢者の方が対象ですが、このコースで学ぶことはそれだけではありません。
両親が離婚してしまった子どもや、育児放棄された子ども、経済的に困っている人、ホームレスや家庭内暴力を受けた人など、社会的に弱い立場にある方たちの心情と状況を理解してアドバイスを行い、その人達が生活の質を維持・向上できるような社会的サービスを提供することを目的としています。
日本でいうソーシャルワーカーやケアマネージャーのような分野でもありますが、学ぶ内容はかなり多岐に渡り、女性支援や移民サービス、雇用サポート、更にはドラッグ中毒者や難民の方を対象とした内容も含まれています。
そういった部分まで学ぶことが出来るのは、海外・オーストラリアならではであり、意義のあるものです。
こちらのコースには200時間の実習が含まれ、それぞれの学生さんの興味のある分野で実務を学ぶことが出来るプログラムです。
コース期間は1年間、基本的に授業は夜間となりますので、お昼のアルバイトで生活費を得ながらの就学が可能です。
コース開講日と費用、入学条件
2023年料金
- 学費:$15,000*分割支払い可能
- 入学金:$200
- 教材費:$400
2023年コース開講日
7月17日 / 10月2日
期間
1年間
入学条件
- 高校三年生以上の最終学歴があること
卒業証明書のご提出が必要です - 英語力
IELTS5.5以上、又はそれと同等レベル。語学学校の修了証でも可能。
【留学生の声】社会福祉ディプロマコース現地体験談
メルボルンの語学学校「メルボルン・ランゲージ・センター」で学ぶ看護師さん、はつみちゃんは アクティブウーマンの看護留学プログラムに参加し、その履修を終えて、ストッツカレッジ(STOTT’S COLLEGE)の社会福祉ディプロマコースに進学しました。