オーストラリアに入国する際には、入国カードを提出する必要があります。
ですが、初めての留学、飛行機になるのも初めて、という人も多いため、
入国カードの入手方法や書き方などがわからない方も多いはず。
そこで、今回は、オーストラリアの入国カードについて詳しく紹介します。
入国カードの入手方法や書き方などがわかれば、空港でもたつかずに安心して出発できます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
オーストラリアの入国カードとは
オーストラリアの入国カードとは、オーストラリアの入国審査時に記入する必要があるカードです。
入国カードは、一般的に飛行機の中で乗務員から配布されるものですが、旅行代理店からも入るされることもあります。
日本から出る飛行機の場合は、日本語の入国カードが準備されており、英語力がないという方でも安心して記入することが可能です。
オーストラリアの入国カードの書き方
オーストラリアの入国カード記入例は、以下の通りです。
引用:https://www.abf.gov.au/entering-leaving-australia/files/ipc-sample-japanese.pdf
項目:(英語) | 記入方法・例 |
姓(Family / surname) | YAMADA |
名(Given names) | TARO |
パスポート番号(Passport number) | MR1234567 |
搭乗機または搭乗船名 (Flight number or name ship) | QF001 |
オーストラリア国内での滞在予定先 (Intended address in Australia) | 滞在先の住所を記入する |
オーストラリアに向こう1年間にわたって滞在する予定ですか? (Do you intend to live Australia for the next 12 months?) | ワーキングホリデービザ・長期学生ビザ:YES 1年間以内の学生ビザ:NO
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結核にかかっていますか? (Do you have tuberculosis?) | はい:YES いいえ:NO |
犯罪歴がありますか? (Do you have any criminal conviction/s?) | あります:YES ありません:NO |
×を用いて下記すべての質問にお答えください。回答に確信が持てない場合は、はいに×をご記入ください (PLEASE × AND ANSWER EVERY QUESTION – IF UNSURE, Yes × Are you bringing into Australia : ) | すべての項目のどちらかに×をつける (不明な場合は「はい」に×をする) |
誓約(Signature / Date) | パスポートと同じ署名および、本日の日付を記入する |
引用:https://www.abf.gov.au/entering-leaving-australia/files/ipc-sample-japanese.pdf
裏面の記入方法は、以下の通りです。
項目:(英語) | 記入方法・例 |
オーストラリアにおける連絡先 (Your contact details in Australia) | 電話・Eメール・住所などの連絡先を記入する |
緊急時連絡先(家族、友人など) (Emergency contact details) | 緊急時に繋がる連絡先を記入する |
この航空機または船舶に搭乗した国 (Which country did you board this flight or ship?) | 例)JAPAN |
職業 (What is your usual occupation?) | 職業を記入する |
パスポートに記載されている国籍 (Nationality as shown on passport) | 例)JAPAN |
生年月日 (Date of birth) | 日 / 月 / 年の順番で記入する |
旅行者または一時入国者 (Visitor or temporary entrant) | ×を記入 |
オーストラリアでの滞在予定期間 (Your intended length of stay in Australia) | 予定の滞在期間を記入する |
居住国(Your country of residence) | 日本の場合は「JAPAN」と記入する |
オーストラリアを訪れる主な理由 (Your main reason for coming to Australia) | 該当の項目にチェックをつける |
入国カードを書く際に用意しておくとよいもの
入国カードを書く際には、以下のものを用意しておきましょう。
・パスポート
・ボールペン
・オーストラリアの滞在先住所が確認できるもの
入国カードは、飛行機内にて客室乗務員に配布されます。
意外と「ペンがない!」という人も多いので、ボールペンを一つ携帯していると便利です。
テーブルの上でしか書けないため、機体が安定している内に早めに記入することをおすすめします。筆者はいつも、シートベルトサインが消えると、すぐに書いてしまって、あとはゆっくりしています。
オーストラリアの住所は、ホームステイ先や学生寮など、滞在先の住所をあらかじめ用意して下さい。分からない場合は、自分が行く語学学校名でも大丈夫です。
入国カードを記入する際の注意点4つ
チェックボックスは【X】印が一般的
チェックボックスと聞いて✓で印をつけると思う方も多いかと思いますが、オーストラリアの入国カードを記入する場合は、×印で記入していくことが一般的です。
大文字の英語で記入する
英語は、すべて大文字で記入しましょう。
また未記入の部分があれば、イミグレーション審査に通らない場合があるため、記入後には必ず入力ミスや未記入がないか確認しておきましょう。
日本の住所は順番を逆にする
多くの国の入国カードは、西洋式の住所の順番(番地、通り、市、都道府県、国)に基づいて設計されています。
日本の住所は通常、都道府県から始まり、市区町村、番地の順になりますが、入国カードに記入する際はこの順番を逆にする必要があります。
例として以下のように記入します。
・日本の住所:東京都新宿区西新宿1-2-3の場合、
・入国カードへの記入:1-2-3, WEST SHINJUKU, SHINJUKU WARD, TOKYO, JAPAN
出国カードは廃止されている
以前は、出国する際にも出国カードを記入する必要がありましたが、現在では廃止されています。
現在は、出国カードなどでパスポートと搭乗券のみで出国審査を受けられます。