オーストラリア留学をする際に、必要な書類をここではまとめました。
どのビザで留学するかで必要な書類は変わってきますが、オーストラリア留学はビザ申請も簡単なため、それほど準備するものがないのがメリットです。
学校から発行される書類、移民局から発行される書類、役所から発行される書類などがありますので、渡航前に確認しておきましょう。
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留学カウンセラー 桜井彰子
パスポート
留学する際には全ての人が必要です。パスポートは5年と10年の期間を選べますが、5年はあっという間にすぎるので、これから作るのであれば10年をおすすめします。
パスポートはオーストラリアのビザ申請の際に必要ですが、有効期限が6カ月以上残っていることを確認してください。
現地滞在中にパスポートの有効期限がきれてしまうと、そのパスポートと紐づけされたビザも失効となります。現地でパスポートの更新も可能ですが、領事館へいったり、日本から戸籍を取り寄せたりと、手間がかかります。そのため、パスポートの残存期間は、留学中の期間をカバーするものを用意してください。
残存期間が少ない場合は、学校の入学許可書があれば、6カ月以上の残存期間が残っていても、更新してくれます。
ビザ
オーストラリアへ留学する際には、ビザが必要です。観光ビザ、ワーキングホリデービザ、学生ビザの3種類となります。
オンライン申請をすると、Eメールにて発給通知が届きます。学生ビザとワーキングホリデービザは添付ファイルが届きますので、それを印刷してもっていても、スクショですぐに見せられる状態にしておいても大丈夫です。
観光ビザ(ETA)は特に書類の発行はありません。メールで発給通知が届きますので、そのメールを保管しておいてください。
どちらのビザでも入国の際に提示は不要です。学生ビザとワーキングホリデービザの場合は、働く際に雇用主からビザの有効期限の確認のために提示を求められる可能性がありますので、すぐに提示できる準備があると便利です。
ビザ種類 | |||
正式名称 | Student Visa | Working Holiday Visa | Electric Travel Authority |
サブクラス | 500 | 417 | 601 |
有効期限 | なし | 1年間 | 1年間 |
最大滞在期間 | 3ヶ月以上〜5年以内 | 1年間 | 3ヶ月 |
就学期間 | 18週間以上 | 17週間以内 | 12週間以内 |
就学条件 | フルタイム(週20時間以上)で受講 | なし | なし |
対象年齢 | 6歳以上 | 18〜30歳 | 制限なし |
就労条件 | 週20時間まで | 同一雇用主のもとでで最長6ヶ月間 | 不可 |
申請できる場所 | オーストラリア国外 | オーストラリア国外 | オーストラリア国内・国外 |
申請料金 | $650 | $510 | $20 |
ビザ延長 | 可能 | 条件によるセカンドビザ・サードビザの取得が可能 | 不可 |
家族同伴 | 可能 | 不可 | 不可
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<関連ページ>オーストラリア留学で必要なビザの種類まとめ
LOO
Letter of Offerの略で、入学許可書となります。語学学校の入学を許可する証明書類です。これも入国の際は不要ですが、入学日に学校から持ってくるように初日案内で指示がある場合があります。そのため、印刷して持参できるようにしておいてください。
保険
日本で加入する留学生保険です。保険証はPDF添付で送られてくる場合が多いので、それを印刷、もしくは提示できるようにしておいて下さい。基本的には保険加入の番号が分かれば問題ありません。
残高証明
ワーキングホリデービザ申請の際に必要です。残高証明の残高目安は50万円前後となります。渡航してからしばらくはアルバイトをしなくても生活できるという証明を移民局へする必要があります。
残高証明は、日本円もしくはオーストラリアドルで、「英文」での発行が必要です。アメリカドルでは無効となりますので、注意してください。
GTE
学生ビザの申請の際に必要な書類です。GTEとは、留学する動機を2000文字にまとめたエッセーです。日本でのキャリア、オーストラリアを選んだ理由、英語を学ぶ理由、帰国後の就職の予定などをつづります。エッセーを書く際は、私たちが一緒に書きますので、ご安心ください。
処方箋
これは日本で持病がある方は持ってきて下さい。日本のお医者さんは、最大90日分までしか薬の処方ができません。それ以上海外へ滞在する場合は処方箋が必要です。
お医者さんに海外へ渡航する旨を伝えて、英語の処方箋を書いてもらってください。薬の持ち込みの際に申告が必要ですが、英語の処方箋があると説明がラクです。
また、似たような薬の処方をしてもらえるので安心かと思います。
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