オーストラリアのサーフィンについて徹底解説

オーストラリアは日本よりもサーフィンがさかんなので、未経験者の方でも青い空、透き通った海、白い砂浜のビーチがたくさんあるオーストラリアでサーフィンに挑戦してみたいといった方や留学生もたくさんいると思います。

この記事では、サーフィンについて必要な情報をまとめました。
オーストラリアでサーフィンをする際の都市別のおすすめやサーフィン留学などについて徹底解説します。

オーストラリアとサーフィン

 

オーストラリアとサーフィン

オーストラリアは、「サーフィンといえば」として挙げられる国のひとつでもあり、アメリカに次ぐ世界第2位のサーファー人口を抱えています。
また、サーフィンが国技にもなっており、学校の授業に取り入れられているところもあります。
近年ではサーフィンが生活の一部になっているオーストラリア人がたくさんいます。

「リップカールプロ」は1962年以来毎年、ビクトリア州ベルズビーチで開催されており、世界で最も権威のある大会の1つであり、オーストラリアで最も古いサーフィンコンテストです。

サーフィンができる街とサーフスポット

サーフィンができる街とサーフスポット

オーストラリアには、60,000キロ(37,282マイル)の海岸線に沿って、約12,000のビーチがあります。1日に1つのビーチを訪れたとしても、すべてのビーチを見るには32年以上もかかると言われています。
毎年、何千人もの人々がシドニーのビーチを満喫していますが、マンリーやボンダイなどの有名なビーチ以外にも、さまざまな楽しみ方があります。

オーストラリアでサーフィンが出来る街と各都市のおすすめのサーフスポットをご案内致します。

ゴールドコースト

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おすすめのサーフポイントはゴールドコースト空港周辺です。

Kirra Beach(キラビーチ)

Kirra Beach(キラビーチ)

キラビーチは、ゴールドコーストで最ものんびりとしたビーチリゾートのひとつで初心者でもサーフィンが楽しめる人気のサーフスポットです。

ゴールドコースト空港から車で5分の場所に位置しており、ブリスベンからも車で80分程とアクセスが良いです。Coolangatta(クーランガッタ)というクイーンズランド州最南端の街にあるキラビーチは昔から伝説のサーフブレイクとして知られています。

Snapper Rocks(スナッパーロックス)

Snapper Rocks(スナッパーロックス)
※画像はイメージです。

ゴールドコーストで最も素晴らしいビーチのひとつと言われるRainbow Bay Beach(レインボーベイビーチ)からさらに岬の先へ進んだところにあるのがスナッパーロックスです。
スナッパーロックスからキラビーチ沖合まで2kmほど続く堆積地帯はSuperbank(スーパーバンク)と呼ばれ、 クイーンズランド州でもっとも安定したブレイクとしてサーファーに知られています。

Point Danger(ポイントデンジャー)

Point Danger(ポイントデンジャー)
※画像はイメージです。

ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の境界線に位置する
展望スポットにはオーストラリア開国の父キャプテンクックメモリアルという灯台があり、そこに立つとニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の2つの州を同時にまたぐことができ、写真撮影にも人気の場所です。
天気とタイミングが良ければ、肉眼でクジラを見ることもできます。

サンシャインコースト

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Coolum beach(クーラムビーチ)

Coolum beach(クーラムビーチ)
※画像はイメージです。

クーラムビーチは、プロサーファーのジュリアン・ウィルソンがホームブレイクとしているビーチで、近隣のビーチ・タウンの喧騒とは一線を画す、ゆったりとした休日の雰囲気に包まれています。
国立公園、ビーチサイドのボードウォーク、エスプラネード・ショップ、そして一年中泳いだりサーフィンをしたりできる、警備員付きのメインビーチがある、フレンドリーなビーチサイドタウンです。

Maroochydore beach(マルチドールビーチ)

Maroochydore beach(マルチドールビーチ)
※画像はイメージです。

マルチドールは、サンシャインコーストの中心に位置しています。

メインのサーフ・ビーチはサーファーに人気があります。サーフィンやライフセービングのイベントが数多く開催されています。また、家族連れに人気の保護されたビーチもあります。これらのビーチの背後には、ピクニックやウォーキングに最適な美しい公園が広がっています。また、海でパドリングをしたり、ボディサーフィンをしたり、ボードに乗ってサーフィンをしたりしたい人にはおすすめの場所です。

ヌーサ

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おすすめのサーフポイントはNoosa National Park周辺です。

Main Beach(メインビーチ)

Main Beach(メインビーチ)
※画像はイメージです。

ヌーサヘッズは、オーストラリアの人気観光地のひとつで、夏や休日になると大勢の人が町やメインビーチに集まってきます。
海流と湾の形成により、ここの波は小さく、家族連れでも安心して泳ぐことができます。
また、ヘッドの北側に沿ってオーストラリアで最も優れた右手のブレイクがある、最高のサーフスポットです。

Tea Tree Bay(ティーツリーベイ)

Tea Tree Bay(ティーツリーベイ)
※画像はイメージです。

ヌーサ国立公園内にあるティーツリーベイは、公園の入り口近くにあるラグナベイから徒歩20分ほどの場所にあります。
ティーツリーベイは無人島で、遊泳には適していませんが、経験豊富な地元のサーファーに人気があります。

Alexandria Bay(アレキサンドリアベイ)

Alexandria Bay(アレキサンドリアベイ)
※画像はイメージです。

メインビーチの賑やかな雰囲気から離れて、静かな隠れ家のような、人の少ないビーチでの一日を過ごしたい方は、アレキサンドリアベイがおすすめです。アレキサンドリアベイはヌーサ国立公園内のヘルズゲイツを過ぎて、3キロほど歩いたところに位置しています。
サンシャインビーチ近くのマカナリードライブからアレキサンドリアベイまでは約20分です。また、公園全体を歩く場合はヌーサヘッズから歩いてください。

メルボルン

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おすすめのサーフポイントはGreat Ocean Road周辺。

Bells Beach(ベルズビーチ)

Bells Beach(ベルズビーチ)
※画像はイメージです。

世界的に有名なサーフィンスポットであるベルズビーチは、1961年からサーフィン大会が開催されており、半世紀以上にわたって世界最古のサーフィンカーニバルが開催されていることで知られています。

崖に沿って見晴らしのよい場所がある人気のスポットで、サーフィンは経験豊富な人向けです。

Fairhaven beach(フェアヘブンビーチ)

Fairhaven beach(フェアヘブンビーチ)
※画像はイメージです。

メルボルンから126km離れた場所に位置するフェアヘブンビーチは、全長6キロとグレートオーシャンロードで最も長いビーチです。サーフ・コーストの景色を楽しみながらのドライブの途中で立ち寄ることができ、11月から3月までの暖かい季節に訪れると海水浴に最適のビーチです。

Thirteenth Beach(サーティンスビーチ)

Thirteenth Beach(サーティンスビーチ)
※画像はイメージです。

メルボルンから車で1時間強の距離にあるベラリン半島の南岸に位置しているサーティーン・ビーチはビクトリア州のサーフビーチトップ10にも入る人気のサーフスポットで、初心者から上級者までサーフィンを楽しむことができます。

シドニー

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Maroubra Beach(マルブラビーチ)

Maroubra Beach(マルブラビーチ)
※画像はイメージです。

マルブラはシドニーで最も人気のあるサーフィンスポットの1つで、オーストラリアで2番目の国立サーフィン保護区となっています。
マルブラは、アボリジニの言葉で「雷のような」という意味で、海岸線を叩く波の音を表現しています。

良い波のコンディションが得られるためサーファーには人気がありますが、ビーチは波が高く非常に危険なので、ボランティアのライフセーバーが、夏休み中の週末や学校の休みの日にビーチを巡回しています。

Tamarama Beach(タマラマビーチ)

Tamarama Beach(タマラマビーチ)

地元の人々から親しみを込めてGlamarama(またはGlamourama)というニックネームで呼ばれているタマラマビーチは、ボンダイからクーギー・ウォークにある2つの突出した岬の間に位置し、80メートルの海岸線があります。サーフィンには絶好の場所ですが、強い潮流にさらされやすい場所でもあります。

Cronulla Beach(クロヌラビーチ)

Cronulla Beach(クロヌラビーチ)

アボリジニの言葉で「ピンクの貝殻の場所」を意味するkurranullaに由来するCronullaは、シドニーの南に位置するベイトベイの海岸線にあります。シドニーのビーチの中で唯一電車で行くことができるので、駐車場探しに頭を悩ませる必要がありません。
真冬でも水温が14度を下回ることはほとんどないので、ウェットスーツを着て快適にサーフィンができます。

パース

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Cottesloe Beach(コテスロービーチ)

Cottesloe Beach(コテスロービーチ)

純白の砂が1キロ以上続くコテスロービーチは、100年以上も前からパースの人々に愛されてきた海辺の観光スポットです。非常に透明度が高く、パースで最も人気のある海水浴、シュノーケリング、サーフィンのスポットのひとつです。

Trigg Beach(トリグビーチ)

Trigg Beach(トリグビーチ)

トリグビーチは、パースで最も人気のあるサーフィンビーチのひとつで、ボーダーにとっては安定したブレークが期待できます。市内中心部の北西に位置していて、中心部からは、公共交通機関を利用してビーチに行くことができます。

Scarborough Beach(スカボロービーチ)

Scarborough Beach(スカボロービーチ)

スカボロー・ビーチは、パースから車で約20分のところにあり、市内からは定期バスが運行しています。
スカボロー・ビーチには屋外円形劇場もあり、夏にはビーチ・クリケットなどの各種イベントが開催されます。スカボロー・ビーチ – パースで最も人気のあるビーチのひとつ。

オーストラリアのサーフィン留学について

オーストラリアのサーフィン留学について

英語コースとサーフィンのパッケージを行っている語学学校もあります。
午前中は英語の勉強をして、午後はサーフィンのレッスンに行くといった内容になりますが、オーストラリアのサーフィン留学のカリキュラムは2週間などの短期留学の方向けのプログラムとなります。

そのため、長期留学の方はプログラムには参加せず休日に友人同士でサーフィンをする学生が多いです。
また、ビーチタウンにある語学学校はアクティビティとしてサーフィンを行っていたりするのでサーフィン留学をしなくてもオーストラリア滞在中に必ずサーフィンはできるので安心してください。

もちろん学校のアクティビティとしてでなくても、週末などを利用してお友達同士でサーフィンをすることもできます。
オーストラリアのサーフショップは、サーフボードはもちろん、日焼け止めやウェットスーツなどをすべて貸し出してくれて初心者向けレッスンを行っていたりしていますのでそういったものに参加してみるもの楽しいです。

また、ビーチタウンにある語学学校の中にはキャンパス内にサーフボード置き場やシャワールームがあったりもします。
そのため、早起きして学校が始まる前に波に乗ってから授業を受けるといった夢のような生活もできてしまいます。

日本からオーストラリアへのサーフボードの持ち込み方法

日本からオーストラリアへのサーフボードの持ち込み

サーファーの方で、普段使っている自分のサーフボードをオーストラリアに持っていきたいけど持っていけるの?という疑問を持たれている方も多いかと思います。

サーフボードは条件を満たしていたら預け荷物に含めたり、または貨物として輸送することができます。

各航空会社によって多少条件は異なるかと思いますが、ここではカンタス航空のサーフボード持ち込み条件についてご案内していきます。

手荷物として預ける場合は、可能であればフィンを取り外してバッグに収納するまたはテープでボードを留めてください。チェックインの際に、フロントスタッフの方がバッグに壊れ物用のタグを取り付けてくれるので、手荷物タグの免責同意欄に必要事項を記入し、署名する必要があります。

また、持ち込みの条件は以下となります。

  • 重さ32kg(70lb)以内、長さ277cm(109in)以内
  • サーフボードバッグに入っているサーフボード

ダッシュ8(Q200/300)機材で運航するカンタスリンク便に搭乗される場合は、240cmを超えるサーフボードを預けることはできません。

長さ277cm(109in)を超えるサーフボード(ダッシュ8(Q200/300)カンタスリンク便の場合は240cm)は手荷物として預けることができないため、貨物として輸送する費用があります。

サーフボードを現地で購入する場合

サーフボードを現地で購入する場合

自分のサーフボードを持っているけれど、邪魔になるから持っていかないという方でも現地でボードの購入が可能です。

サーフボードの価格は、ボードタイプとボードの状態によって異なります。
新品のボードやショートボードなどは約500ドル~900ドル(4万2,000円~7万6,500円)ほどで手に入れることができます。

また、ロングボードになると価格が上がり、安いもので約1,000ドル~高いものは3,000ドル(8万5,000円~25万5,000円)ほどとなります。

中古の場合は、サーフショップやフリーマーケットサイトで安いものは約100ドル(8,500円)からあるので、お手軽に手に入れることができます。

一日だけサーフィンを体験してみたいといった方は、サーフショップがボードのレンタルをしているので購入する必要はありません。

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