「オーストラリアワーホリビザ申請に落ちた理由は何?」と気になる方もいるでしょう。今回は申請に落ちた理由と対処方法を解説します。具体的に何がダメだったのかを知り、ワーキングホリデーに再申請しましょう!
留学カウンセラー 桜井彰子
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オーストラリアのワーホリビザ申請に落ちる原因6つ
オーストラリアのワーホリビザ申請が通らない理由は一体何なのでしょうか。
以下では、申請に落ちる6つの主要な原因について探ります。
原因を理解することで、次回のワーキングホリデービザ申請に受かることが可能です!
記入ミスから虚偽報告、提出書類の不備まで、落ちる原因を回避するための具体的な方法を確認すると、申請を確実に通すためのアクションプランが明確になります。
1.申請情報の記入ミス
ワーホリビザ申請の際には、細部まで細かく記入することが求められます。
たとえば、名前や生年月日、パスポート番号など基本的な情報の記入ミスは、申請が不受理となる主要な原因の一つです。
また、申請者の人物審査の詳細な情報も正確に記入する必要があります。
記入ミスを避けるためには、申請書を丁寧に読み、理解した上で記入しましょう。
2.申請情報の虚偽報告
ワーホリビザの申請においては、正確な情報が求められるため、虚偽報告してしまうと、必ず落とされてしまいます。
住所、健康状態などを虚偽報告すると、信用性が問われ、申請が却下される可能性が高いです。
事実に基づいて全ての情報を提供し、虚偽報告を避けて正確な情報なのかしっかりチェックしておきましょう。
3.提出書類がない
ビザ申請にはさまざまな書類が必要です。
パスポートや残高証明書、ビザ証明書の書類など、必要な書類が一つでも欠けていると、申請は不受理となる可能性があります。
申請前に書類のリストをチェックし、全てを用意しておきましょう。
4.大病を証明する書類がない
ビザ申請では、申請者の健康状態を評価するために特定の医療記録が必要な場合があります。
大病だった場合に証明書類がないと、申請に落ちる可能性があります。
オーストラリアのワーホリビザ申請では、基本的に健康である場合、医療機関の証明書は必要ありません。
しかし、過去に重大な病気を患った場合や、長期の治療を受けていた場合は、その詳細と現在の健康状態を証明する医療記録の提出が求められることがあります。
再申請の提出期限は限られている場合があるため、すぐに医療機関での医療記録を提出できるよう、大病の経験がある方は事前に準備しておきましょう。
5.健康診断を受けていない
オーストラリアのワーホリビザ申請では、一部の申請者に対して健康診断結果の提出が求められます。
特定の国籍や特定の職業に就いている申請者、あるいは特定の年齢層に該当する申請者は、必ず健康診断を受診しなければいけません。
健康診断を受けていない場合、申請は不受理となる可能性があるため、診断が必要な場合は申請までに早めに検査しておいてください。
6.必要書類の提出期限切れ
ワーホリビザの申請には、複数の書類の提出が必要です。
一部の書類には有効期限があります。
例えば、健康診断の結果やパスポートなどは、特定の期間が過ぎると無効になる可能性があります。
そのため、申請時には全ての書類が有効期限内であることを確認し、期限切れの書類がないかチェックが必要です。
ワーホリビザ申請に落ちた場合の対処方法
「ワーホリビザ申請に落ちてしまったらもう諦めるべき?」と思う方もいるのではないでしょうか。
ワーホリビザ申請に落ちてしまったからといって諦める必要はありません。
再申請に向けて準備すべきことについて詳しく解説します。
メールを確認する
申請が却下された場合、まずはオーストラリア移民局からのメールを確認しましょう。
前回ビザ申請を行った際の申請結果が通知されます。
もしメールがない場合は、移民局のホームページでもビザ申請状況の確認が可能です。
オーストラリア移民局からの連絡により、却下された理由や、必要な書類が不足していた場合の詳細な情報も確認できます。
メールを注意深く読み、再申請に活かすために必要な情報を把握して直しておくことが必要です。
オーストラリア移民局:https://www.homeaffairs.gov.au/
再申請をする
再申請する際には、前回の申請でオーストラリア移民局から指摘された点を改善し、欠落していた書類をそろえたり、必要な情報を正確に記入したりする必要があります。
具体的な再申請の手続きは、オーストラリア移民局のホームページ上で行います。
移民局のお問い合わせフォームから連絡を入れておくと、返信が来るため、再申請の対応方法などが詳細にわかります。
再申請の条件
再申請する際には、一定の条件があります。
条件としては、以下の通りです。
・健康な方
・日本国内に在住・海外滞在中の方
・日本国内でパスポートを所持している方
・逮捕歴・犯罪歴(不法滞在・国外退去)がない方
・ビザ取得から1年以内にワーキングホリデーを開始する方
・申請者がワーキングホリデービザ取得時の年齢制限内の18〜30歳であること
また、再申請には再度申請する際の手数料の支払いが必要です。
前回の却下の理由によっては、オーストラリア移民局から特定の書類の追加提出や、特定の条件を満たすことを要求されることもあります。
再申請時に準備しておくもの
再申請時に準備しておくものは、以下の通りです。
パスポート:残存期間が6カ月以上あるもの
残高証明書:金融機関で取得したもの(取得に1週間〜10日ほどかかる)
ビザ許可書:前回時のワーキングホリデービザで取得したもの
その他の書類:オーストラリア移民局で求められたもの
上記のものが対象です。
オーストラリア移民局で求められたその他の書類がある方は、すぐに提出できるように早めに用意しておきましょう。
ワーホリビザ申請に落ちた場合の注意点
ワーホリビザ申請に落ちた場合の注意点についても確認しておきましょう。
年齢制限がある
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請には年齢制限があります。
通常、18歳から30歳までの人が対象となっています。
しかし、申請が却下され、再申請を考える間に年齢制限を超えてしまった場合、再申請はできません。
そのため、年齢制限に注意しながら、早めの申請と必要な準備をすることが重要です。
申請時に支払ったお金が戻ってこない可能性がある
ワーキングホリデービザの申請時に支払う申請手数料は、一般的に返金されません。
申請が却下された場合でもこの手数料は戻ってきません。
そのため、申請を急ぐ前に、必要な書類がそろっているか、情報が正確に記入されているか、用意し忘れたものがないかなど注意する必要があります。
健康診断の予約時は移民局の指定書類が必要
オーストラリアのワーホリビザ申請では、一部の申請者に対して健康診断の受診が求められます。
その際には、以下の手順で健康診断を受診します。
1.ImmiAccountへログインして「Health Requirement」をクリック
2.Organise health examinationsをクリック
3.問診を受けてすべて終了したら「Submit」をクリック
4.「HAP ID」が記載された「Refferal Letter」を印刷する
5.指定の書類を持って健康診断を受ける
健康診断を受ける際は、オーストラリア移民局から提供される指定の書類が必要となります。
・パスポート
・「HAP ID」と記載された書類
・診察費
上記の書類を持って健康診断を受けると、後は病院の方からオーストラリア移民局へ診察内容が送信されるため、手続きの必要はありません。