オーストラリアのワーホリでのキャンベラの魅力は?地元情報を紹介!

オーストラリアのワーキングホリデー期間中にキャンベラに行ってみたいという方は多いのではないでしょうか。今回は首都キャンベラの魅力について詳しく紹介します。英語力を上げたい方やホテルのインターンを考えている方は必見です。

 

留学カウンセラー 桜井彰子

留学カウンセラー 桜井彰子

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首都キャンベラの基本情報6つを紹介!

キャンベラは、メルボルンとシドニーの中間にあり、19世紀末に首都として選ばれています。

キャンベラはオーストラリア議会議事堂やオーストラリア戦争記念館など、多くの歴史的・政治的重要性を持つ地点が点在しており、オーストラリアでなくてはならない場所です。

1.なぜキャンベラが首都?

キャンベラがオーストラリアの首都となった理由は歴史的な背景が関係しています。

1901年にオーストラリアが連邦として統合されると、その首都を決定する必要がありました。

しかし、最大の二つの都市であるシドニーとメルボルンが首都の座を巡って競い合いました。

その結果、両都市の間のニューサウスウェールズ州とビクトリア州の中間地点に新たに首都を建設するという妥協案が提案され、1913年にキャンベラが首都として正式に指定されました。

そのため、キャンベラは「計画都市」であり、街の設計は新たに行われ、政府機関、博物館、大学などが配置されています。

2.乾燥した気候で四季が感じられる気温

キャンベラはオーストラリアの内陸部に位置し、海から離れているため、海洋性気候の影響を受けにくく、気候は乾燥しており大陸性気候四季がはっきりしています。

夏(12月から2月)は温暖で、最高気温は25~30度C程度ですが、乾燥しているために比較的過ごしやすいです。

冬(6月から8月)は寒く、最低気温は0度C近くまで下がることもあります。

春と秋は温暖で過ごしやすく、豊かな自然が魅力です。

そのため、キャンベラでは四季を通じてさまざまな気候を体験でき、ワーホリ生活を通じて多様な活動を楽しむのに適しています。

たとえば、夏には湖で水泳やボートを楽しめて、冬には近くの山でスキーを楽しめます。

3.ほど良くお店がそろっている

キャンベラはオーストラリアの首都でありながら、大都市の喧騒を避けつつ必要なものは全てがそろう、ちょうど良いバランスの都市です。

街の中心部には、食料品店から衣料品店、家具店、書店までさまざまな種類の店があります。

また地元の農産物や手作りの商品を販売するマーケットも開催されており、新鮮な食材を買い求められます。

飲食店も多彩で、地元産の新鮮な食材を使ったオーストラリア料理から、世界各国のエスニック料理まで楽しめます。

さらにカフェ文化も根付いており、美味しいコーヒーと共にリラックスする時間を過ごせます。

お店の多くは、地元の人々が日常的に利用するもので、地元のライフスタイルを間近で体験できます。

4.日本人が少なくて英語に集中できる

キャンベラは、シドニーやメルボルンなどの大都市に比べて日本人の数が少ないため、英語を学ぶのに最適な環境と言えます。

周囲に日本語を話す人が少ない環境のため、英語を使用する機会が増え、結果的に英語力を向上させられます。

キャンベラにも複数の言語学校があり、初心者から上級者まで、自分のレベルに合ったクラスを選べます。

日常生活の中で英語を使いながら、専門的な指導を受けると、より効率的に英語力を身につけることが可能です。

さらに、地元の人々が友好的で親切なのもキャンベラの特徴です。

日本人が少ないことから、地元の人々との交流の機会も多く、自然に英語でコミュニケーションを取る機会が増えます。

5.治安が良くて生活費を抑えられる

キャンベラは、オーストラリアでも治安の良い都市として知られています。

オーストラリアの州全体と比較すると、犯罪発生率が低い数値となっており、治安が良いです。

また、生活費も他の大都市と比べて比較的抑えられます。

食費や交通費、レンタル住宅の費用などがリーズナブルな価格で、ワーホリ生活を送る上での負担が少ないです。

6.観光スポットが多い

キャンベラには以下のように多くの歴史的な観光スポットがあります。

・オーストラリア議会議事堂

・オーストラリア戦争記念館

・オーストラリア国立美術館

・オーストラリア国立博物館

・オーストラリア国立植物園

たとえば、オーストラリア議会議事堂は、国の政策が決定される場所であり、無料ツアーも提供されています。

オーストラリア戦争記念館は、戦争で亡くなったオーストラリア人の記憶を保つ場所で、美しい庭園と印象的な展示があります。

オーストラリア国立美術館では、オーストラリアと世界の芸術を一堂に見られます。

また、キャンベラは自然に恵まれており、自然公園や湖も人気の観光スポットです。

ワーホリでキャンベラはどんな人におすすめ?

英語力を上げたい方

キャンベラは日本人の少ない都市として知られていて、英語力を伸ばすための絶好の環境です。

日本人が少ないため、英語を使用して生活することとなるため、自然に英語力が向上します。

また、キャンベラの人々は友好的で親切なことで知られており、地元の人々との交流を通じて英語の習熟度を高められます。

さらに、キャンベラには英語学習のための資源も豊富にそろっています。

図書館や言語学校などで英語の学習を支援するサービスが提供されています。

ホテルのインターンを経験したい方

キャンベラは多くのホテルやリゾートがあり、ホテル業界でのインターンシップを経験したい人にとっておすすめの場所です。

政府関係者やビジネスマン、観光客など多様な客層が訪れるため、接客スキルやホテル運営の知識を広範囲にわたって磨けます。

また、国際的な環境で働くことで、異文化コミュニケーション能力も身につけられます。

お仕事は少ない

キャンベラは大都市と比べると募集されている仕事は少ないです。

キャンベラの生活費は比較的低いため、フルタイムで働かなくても生活できますが、仕事が少ないため他の都市に行って仕事することもおすすめします。

仕事を探す際には、自分のスキルや経験を活かせる仕事を見つけるために、入念に募集されている仕事を調査する必要があります。

キャンベラの交通機関について

キャンベラの交通網は整備されており、市内の移動は便利です。

交通機関の中心となるのはバスで、市内のほぼ全域をカバーしています。

バスは「Transport Canberra」によって運営されており、多くの路線が運行されています。

バス情報や時刻表はオンラインで確認することが可能で、移動ルートの予定を立てやすくなっています。

2020年にはキャンベラ初のライトレール、通称「Canberra Metro」が開通しました。

また自転車を利用する人にとってもキャンベラは便利な都市です。

市内には自転車専用の道路が整備されており、レンタルして市内周辺をまわれます。

ただし、市外への移動には車が便利でオーストラリアは広大な国のため、遠出を考えている場合はレンタカーを検討することをおすすめします。

キャンベラの交通機関を利用する際には、オプションとしてMyWay(マイウェイカード)があり、プリペイド式の交通カードで、バスやトラムに乗る際に利用することが可能です。