オーストラリアのワーキングホリデーにかかる費用を紹介!【2024年版】

オーストラリアのワーキングホリデーに参加するには、計画的な資金準備が欠かせません。主な費用としては、航空券、ワーキングホリデービザ、学費、生活費、保険があります。1年間の滞在においては約150万円の予算が望ましいです。本記事では、それぞれの項目にかかる具体的な費用と節約術について詳しく解説します。

<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー情報

ワーキングホリデーに必要な最低費用

1. ビザ申請費用

オーストラリアのワーキングホリデービザは、2024年現在でAU$635(約6万円)です。申請はオンラインで完結し、クレジットカードでの支払いが必須です。ビザ申請には、オーストラリアでの生活を始めるために必要な資金が十分にあることを示す残高証明書が必要で、一般的には50万円以上の残高が求められます。これは、滞在初期の生活費をカバーするためです。

2. 航空券費用

航空券の費用は、利用する航空会社や購入時期によって大きく変動します。LCCを利用すると比較的安価に抑えることができますが、乗り継ぎの有無やフライト時間なども重要なポイントです。例えば、直行便と乗り継ぎ便では価格に差が出ることがあり、乗り継ぎが多いと安くなる場合もあります。往復航空券の価格は8~15万円が相場ですが、繁忙期や直前の購入では料金が上がるため、早めの予約が推奨されます。

3. 海外留学生保険

ワーキングホリデー中には海外旅行保険への加入が必要です。一般的に、クレジットカード付帯の保険は3か月以内の旅行にのみ適用されるため、1年以上の滞在には別途保険が必要です。主要な保険会社として、東京海上日動、AIG損保、ジェイアイ傷害火災があり、費用は22~25万円程度です。保険は、医療費だけでなく、事故や病気、盗難などのリスクにも対応しており、安心して生活するために重要です。

4. 語学学校費用

ワーキングホリデー中に語学学校に通うことも可能です。特に英語に自信がない方は、最初の数か月を語学学校で学ぶことをお勧めします。語学学校の費用は、入学金が2~3万円、月額学費が約15万円、教材費が週1,500円程度です。語学学校に通う期間や学校によって費用は異なりますが、最大4か月間通う場合の費用は約100万円になります。英語力の向上は、その後の仕事探しや日常生活において大きな助けとなります。

5. 生活費

オーストラリアでの生活費は、家賃・食費・交際費・交通費などを含めて月10~15万円が一般的です。例えば、家賃は都心部で高くなる傾向がありますが、シェアハウスを利用することで節約可能です。シェアハウスでは、住居費を他の居住者と分担するため、月々の家賃を抑えることができます。さらに、地元のスーパーでの買い物や、外食を控えることで食費を節約することも重要です。また、オーストラリアでは公共交通機関が発達しており、交通費を抑えることができます。

いくら稼げる?ワーキングホリデーの月収

オーストラリアでは最低賃金がAU$23.23(約2230円)に設定されており、土日や祝日はさらに1.5倍の賃金が支払われます。例えば、週5日、1日5時間働くと月収約20万円が見込めます。職種によって時給は異なり、カフェのバリスタやファームワーカーなどは特に需要が高く、時給も良好です。仕事を見つけるためには、英語力の向上が大きな鍵となります。

都市別の家賃

家賃は都市によって大きく異なります。シドニーやメルボルンといった大都市では、家賃が週300ドル以上となることが一般的です。一方、ケアンズやゴールドコーストなどの地方都市では、週150~200ドル程度の物件も多く見られます。都市選びは、予算と生活スタイルに応じて慎重に行う必要があります。また、郊外に住むことで家賃を節約し、通勤時間を確保する選択肢もあります。

節約方法: 渡航後の生活費を節約するための具体的な方法

1. シェアハウスの探し方

シェアハウスは生活費を節約するための最も効果的な方法の一つです。オーストラリアには多くのシェアハウスがあり、インターネットを利用して簡単に探すことができます。シェアハウスの探し方として、以下のサイトやアプリを利用すると良いでしょう:

  • Gumtree: オーストラリア最大のクラシファイド広告サイトで、シェアハウスの情報が豊富です。
  • com.au: シェアハウス専門のサイトで、詳細な条件検索が可能です。
  • Facebookグループ: 各都市のシェアハウス情報を提供するグループが多く、現地のコミュニティと直接つながることができます。

シェアハウスを選ぶ際は、家賃の他にも水道光熱費やインターネット料金が含まれているか確認することが重要です。また、立地や交通の便も考慮し、自分のライフスタイルに合った場所を選びましょう。

2. 格安スーパーの利用

オーストラリアには、コストを抑えた買い物ができるスーパーマーケットがあります。以下は主な格安スーパーです:

  • ALDI: ヨーロッパ発のディスカウントスーパーで、食品や日用品が非常にリーズナブルです。
  • Coles & Woolworths: 大手チェーンで、特売日や割引セールを活用すると節約になります。両社ともにオリジナルブランドの商品があり、低価格で質の良い商品を提供しています。

また、地元の市場やファーマーズマーケットを訪れることで、新鮮な食材を手頃な価格で購入できます。特に週末に開催されるマーケットでは、地元の農家から直接購入することで中間マージンを省き、リーズナブルな価格で新鮮な野菜や果物を手に入れることができます。

3. 無料のレジャー施設とアクティビティ

オーストラリアには、無料で楽しめるレジャー施設やアクティビティがたくさんあります。以下はその一部です:

  • 国立公園やビーチ: オーストラリアの自然を楽しむには、国立公園や美しいビーチへの訪問が最適です。特にシドニーのボンダイビーチやメルボルンのブライトンビーチは有名です。ハイキングやピクニック、サーフィンなどのアクティビティも無料で楽しめます。
  • 無料イベントやフェスティバル: 各都市では年間を通じて様々な無料イベントやフェスティバルが開催されています。例えば、メルボルンの「ホワイトナイト」やシドニーの「ビビッドシドニー」は有名です。また、現地の文化やアートに触れる機会も多く、楽しみながら地域の文化を理解することができます。
  • 公共図書館: 多くの都市にある公共図書館は、無料のWi-Fiやパソコン、雑誌や新聞の閲覧が可能です。さらに、英語の学習や地元情報の収集にも役立ちます。

ワーキングホリデーの楽しみ方

1.観光地巡り

オーストラリアには世界的に有名な観光地が数多くあります。シドニーのオペラハウスやハーバーブリッジ、ケアンズのグレートバリアリーフ、ウルル(エアーズロック)などは必見です。これらの観光地では、学生割引や現地割引を利用することで費用を抑えることができます。また、シティパスやツアーパッケージを利用すると、複数の観光地をお得に回ることができます。

2. 文化体験

オーストラリアの多文化社会を体験するには、地元のフェスティバルやイベントに参加するのが最適です。例えば、メルボルンではフード&ワインフェスティバル、アボリジナルアート展覧会、シドニーではマルディグラパレードなどがあります。これらのイベントでは、様々な文化や芸術、食を体験でき、現地の人々と交流する絶好の機会です。

3. 現地のイベントやボランティア活動

オーストラリアでは様々なイベントが開催されており、参加することで現地の文化や人々との交流を深めることができます。例えば、スポーツイベント(クリケット、ラグビー、オーストラリアンフットボールなど)や音楽フェスティバル、アートイベントなどがあります。また、ボランティア活動に参加することで、地域社会に貢献しながら現地の人々とのつながりを深めることができます。例えば、環境保護活動や地域コミュニティの支援活動などがあり、これらを通じて貴重な経験を積むことができます。

まとめ

ワーキングホリデーは、働きながら海外で暮らし、英語を学び、外国人の友達を作る貴重な機会です。成功の鍵は、十分な初期費用の準備です。語学学校や保険の費用、ビザ申請、航空券、生活費などの出費を計画的に見積もりましょう。節約のためには、食事付きの寮やまかない付きの仕事、地方での生活などの選択肢を検討してください。この一度きりのチャンスを活かし、オーストラリアでの素晴らしい経験を楽しんでください。

ワーキングホリデー費用のまとめ

しっかり費用をためて、準備しましょう
しっかり費用をためて、準備しましょう

ワーキングホリデーは働きながら旅をするビザです。1年の長期移住で海外で暮らすことができ、その過程で英語も話せるようになり、外国人の友達も出来るという貴重な経験ができます。そのため、初期費用をあまりに用意しないでいくと、学校へもいかずに英語も分からず、外国人の友達も作れず、という負の連鎖となり、英語も分からないまま帰国する、という残念な結果になります。そのため、最初の語学学校に支払うある程度の初期費用は用意しておくことをおススメします。できるだけ安く行くことにこだわり過ぎると、結果として失敗することもあるので、初期投資はしっかりしてください。もちろん保険にもしっかり加入してください。

初期費用をできるだけ抑えたい場合は、食事付きの寮にする、まかないの出るバイトを探す、都心よりも田舎を選ぶ、などのちょっとした工夫で、費用を抑えることが可能です。

一度しか使えないワーキングホリデーですから、英語の習得もしっかりとして、たくさん友達を作って帰ってきて下さい。

<関連情報>オーストラリアのワーキングホリデー情報

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