この記事では、オーストラリアへ持って行くのにおすすめのお土産や、人気のあるオーストラリア土産についてまとめています。どんなお土産を買っていこうか迷っている方や、現在オーストラリアに滞在中で、日本の家族や友人にお土産を買って帰りたい方は必見です。
Contents
ホームステイ先に持っていきたい!喜ばれるお土産とは?
せっかくだったらホームステイ先の家族にも喜んでもらえるお土産を贈りたいですよね。
お土産をきっかけに会話も弾み、初日の緊張もすぐ解けるかもしれません。
お菓子類
お土産の中でも、食べ物は人気です。オーストラリアで簡単に手に入るようなクッキーなどよりも、日本の味を楽しめるお菓子の方が好まれるようです。
例えば、
・あられやおかきなどの米菓
・抹茶味のお菓子やチョコレート
などがおすすめです。
お菓子は、小分けのパックに入っているものを買うと、配りやすく便利です。
また、抹茶味のお菓子は海外でも高い人気があり、オーストラリアでは、抹茶専門店があるほどです。
お菓子のおともにもなる、インスタントの日本茶もおすすめです。
粉末なので、すぐお湯に溶かして飲むことができます。筆者のオーストラリア人の友人は、「本格的な日本茶が手軽に楽しめる」と気に入っていました。スプーンですくって入れる袋のタイプですと、自分で濃さの調整もできて便利です。
日本を感じられるもの
日本の文化や伝統を感じることができるお土産も人気です。
例えば、折り紙は、日本のみならず世界中でも愛される日本の伝統文化の一つです。
最近は、無地の物だけでなく、綺麗な和柄や人気のキャラクターの柄など種類も豊富で、100円ショップでも購入するこができます。
ホームステイ先で折り紙を折ってプレゼントしてあげたり、ホームステイ先の子供たちに折り紙の折り方を教えてあげたりすると、交流を深める良いきっかけになると思います。
また、箸をお土産として持っていくのもおすすめです。
オーストラリアでは日本食が人気です。寿司もスーパーに並んでいます。しかし、多くの人は基本的にお店でもらえる割りばしを使うため、マイ箸を持っているオーストラリア人は少ないように思います。綺麗な色のものや美しい柄のついた箸をプレゼントしてあげるののも喜ばれるでしょう。
手ぬぐいは、和柄のもの、お洒落なデザインのものが沢山あります。汗を拭くだけでなく、お弁当を包んだり、ランチョンマットにしたりと用途も沢山あってお土産としても人気があります。
便利グッズ
日本には便利グッズが沢山揃っています。例えば、カイロは寒い冬に便利です。オーストラリアでは、カイロをあまり見かけることはありません。しかし、メルボルンやパースなど冬になると0度まで冷え込む地域もあります。そのため、このような冬が寒くなる地域に渡航される方は、カイロも持って行くと喜ばれると思います。
なお、100円ショップは便利グッズが沢山あるのでオーストラリアへのお土産を探すのに便利です。また、ドン・キホーテは海外の方が喜ぶグッズの宝庫です。渡航前に、これらのお店に行ってみて、お土産を選んでみるのも楽しいですね。
文房具
日本の文房具は、海外のものと比べ高性能で海外の方にも人気です。特に日本のボールペンは、書き心地も良く、丈夫で長持ちすると好評です。
中でも以下のペンが人気のようです。
・ジェットストリーム
・フリクションシリーズ
ジェットストリームは、書き心地がとてもなめらかで、強い筆圧も必要ないため、手が疲れにくいのが特徴です。
フリクションシリーズは、摩擦の熱でインクが消えるペンです。「消せるペン」として海外で非常に人気があります。
文房具は実用性のあるものなので、幅広い世代の方に喜ばれそうですね。
ご当地グッズ
皆さんが住んでいる地域の、ご当地ならではのものをお土産として検討してみるのもよいかもしれません。
筆者は、福島県出身なので、福島の民芸品である、小さい起き上がり小法師と赤べこのストラップを各々5個ほど持っていき、お世話になった人に配っていました。
ちなみに、起き上がり小法師は、転んでもすぐに立ち上がることから、粘り強さの意味がある縁起物です。健康や家内安全などのシンボルともなっています。また、赤べこは、魔除けのお守りとして愛されています。
お土産を渡すときに、こういった民芸品に込められた意味も話してあげると喜んでもらえるかもしれません。
これらのストラップを、学校を卒業して町を離れる際に、ホームステイ先の家族や友達に、渡すととても喜んでくれました。友人たちが、渡してすぐに携帯やカバンにつけてくれて、筆者自身も嬉しかった記憶があります。
名前入りのもの
海外では、漢字で自分の名前はどういう風に書くのか聞いてくる人も多いです。
メルボルン市街地でも、あなたの名前を漢字で書きますといって書道のパフォーマンスをしている日本人を見かけたことがあります。
このように、漢字に興味があるオーストラリア人が多いので、ホストファミリー、あるいは友人の名前を漢字で書いてあげるととても喜ばれます。「この漢字はどんな意味があるの?」と嬉しそうに聞いてきたりもします。
もし、事前にホストファミリーの名前がわかるのであれば、渡航前に箸などのお土産に名前を入れてもらい、ホームステイを離れるときにお世話になった感謝の気持ちを込めて、サプライズとして渡すととても喜ばれるかもしれません。
キットカット
これは冬のオーストラリアに行く方限定です。夏のケアンズなんかに持っていくと、空港から出た瞬間に溶けます(笑
実は、日本のキットカットは、世界的にも種類が多くて有名です。日本酒フレーバー、サクラフレーバー、抹茶フレーバー、和栗モンブランなどなど、とにかくたくさんのフレーバーがあり、外国人にとっては衝撃です。
ちなみに、海外ではオレオがキットカットと似た感じで、たくさんのフレーバーを出しています。
ドン・キホーテが最強だ!
そして、外国人が喜ぶお土産は、なんだかんだいってドン・キホーテが最強です!
渋谷のドン・キホーテは半分以上が外国人客です。みんなお土産を買いに来ています。ドン・キホーテに行けば、とにかく面白いものがたくさん売っているし、日本に観光に来た外国人が喜んで買っていくアイテムが揃っているので、お土産探しにはうってつけですよ!
お土産で気を付けたいこと
お土産を渡すとき、日本では「つまらないものですが…」と謙遜して渡す文化がありますが、オーストラリアでは、「なぜつまらないと思っているものを渡すのだろう?」とその言葉通りに受け取られてしまうこともありますので、注意が必要です。
渡すときは、“I hope you’ll like it”「気に入ってくれると嬉しいです」といった一言を添えて渡すのが良いでしょう。そのお土産を選んだ理由なども渡すときに話してあげると、相手の方は「こんなに自分のことを考えてくれたんだ」と嬉しくなると思います。
なお、オーストラリアでは、持ち込みが禁止されているもの、あるいは持ち込みが許可されていても申告が必要なものがあります。
お土産であげるはずが、税関で没収されてしまったなんてことにならないように、事前に持ち込みできるものかどうか確認しておきましょう。
また、スーツケースに入れて持ち運ぶことも考えて、お土産はあまりスペースを取らないような、かさばらないようなものにすると良いでしょう。
帰国前に買いたい!オーストラリアでおすすめのお土産
帰国前に、家族や友人にオーストラリアのお土産を買っていきたいと思う方は多いと思います。ここでは、オーストラリアのおすすめのお土産についてご紹介します。留学終了後、オーストラリアの思い出として自分や日本の家族、そして友人へお土産を買って帰る人が多いと思います。
オーストラリアにも観光地に行くとお土産屋さんがあって、沢山の種類のグッズが売っています。オーストラリアにも観光地に行くとお土産屋さんがあって、沢山の種類のグッズが売っています。よく見かけるのが、コアラやカンガルーなどオーストラリアならではの動物がモチーフになった商品です。
キーホルダーやコースターなど手軽に買えるものから手帳、食器など沢山あります。また、アボリジニアートのお土産もあります。アートが施されたブーメランやポーチ、エコバックなど種類豊富です。
ポーチやエコバックなんかは、普段使いもできますし、お土産として人気です。
お菓子などの食べ物
オーストラリアにも沢山の種類のお菓子があります。
その中でも特に、「Tim Tam」というお菓子は非常に有名で、オーストラリア人に長く愛され続けています。スーパーはもちろん、空港にも種類豊富なフレーバーが売られています。
Tim Tamは日本で買うこともできますが、新作フレーバーや限定フレーバーなどはオーストラリアでしか買うことができないものもあります。手頃な値段で購入できるため、色んな味のTim Tamを沢山買っていって、日本の家族や友達に楽しんでもらうのも良いかもしれません。
また、その地域でしか味わうこのできないチョコレートやクッキーなど、ご当地のものも多くあります。
例えば、パースには、マーガレットリバーチョコレートカンパニーという、チョコレート専門店があります。大変人気がありますが、マーガレットリバー、スワンバレー、パース市内の3店舗でしか買うことができず、デパートや空港には売っていません。
また、バイロンベイで生まれた、バイロンベイクッキーもお土産として人気です。他の都市でもスーパーで手軽に買うことができますが、バイロンベイにある専門店に行くと、沢山の種類の味やパッケージのものから選ぶことができます。
このように、その地域や都市に行かないと購入できないものをお土産で選ぶのもおすすめです。
なんと今では、グルテンフリーまであります!
オーガニックコスメ
オーストラリアはオーガニック大国と言われています。食べ物はもちろん、オーガニックの化粧品も数多く売られています。
その中でも、特に有名なのが「Lucas’ Papaw Ointment」という軟膏です。オーストラリア人からポーポークリームと言って愛されています。パパイヤ成分からつくられていて、肌荒れややけど、虫刺されなど幅広い用途に使われています。
オーストラリアで一家に一つはあると言われています。日本でいうオロナイン軟膏のようなところでしょうか。薬局やスーパーなどで、手軽に購入することができますし、お値段も手頃です。手のひらに収まるチューブタイプもあるので、お土産として配るのにも便利です。
オーストラリアならではのもの
オーストラリアのお土産といえば、コアラやカンガルーをモチーフにしたものが有名ですが、季節もののお土産も見つけることができます。
オーストラリアは、南半球に位置しているので、日本と季節が真逆になります。
そのため、オーストラリアでは真夏にクリスマスを迎えます。この時期は、サーフボードに乗ったサンタクロースをモチーフにしたグッズも見ることができます。
このように南半球のオーストラリアならではのユニークなお土産を探すのも楽しいですね。
マーケットで探す
オーストラリアは、各都市でマーケットが毎週定期的に開かれています。観光客も訪れるような大規模なものから、地元の人が通う穴場のマーケットなど様々です。
オーストラリアの先住民アボリジニのアートグッズなどを見つけることができたり、地元の人が作った雑貨や手作りのお菓子なども売られています。
その場所でしか買えないお土産は、特別感があってとても魅力的ですね。特に小さいマーケットですと、お店の人と会話を楽しみながら、お土産を選ぶことができます。
編集後記
日本からホストファミリーへお土産を持って行く際には、あまり邪魔にならないものや、すでにたくさんの日本人学生からもらっているであろうことを考慮して、消耗品がおすすめです。日本好きの人なら足袋ソックスなんかもおすすめです。何枚あっても邪魔になりません。
また、日本はなんといってもアニメが特産品ですから、子供がいるご家庭ならば、アニメ関連のグッズなんかもいいと思います。
帰国時の日本みやげは、その土地でしか買えないお土産もおすすめです。
例えば、ケアンズ周辺の熱帯雨林には、ヒクイドリという大型の鳥が生息しています。英語名はCassowary(カソワリ)。絶滅危惧種で、アボリジニの間では昔から神聖な動物とされています。 (ちなみに、見た目はなんだか恐竜みたいです。頭の羽も綺麗で神秘的なのですが、体長はダチョウ、エミューに次いで世界で3番目に大きく、狂暴で危険な鳥なので、万一見かけても絶対近づかないでくださいね)
ちょっと話がずれましたが、ケアンズでは、ウミガメも有名ですが、このカソワリがモチーフになったお土産を買うことができます。ケアンズ市内のミュージアムでも、カソワリの絵が描かれたアボリジニアートのコースター、エコバック、水筒などが売っていたりします。
他の都市ではなかなか買えないので、その土地に行ったんだという実感が持てる嬉しいお土産になると思います。ちなみに、私はワーホリ中にいろんな都市に行きましたが、その土地に行った証として都市毎にマグネットを集めていました。
日本にもご当地マグネットありますよね。マグネットがいいのは、全然かさばらないし軽いので、その後に他の都市へ移動することがあっても、持ち運びが楽なことです。 今でもオーストラリアで集めたマグネットを見ると、自分が行った都市の思い出が蘇ってきます。私の友人は、ワーホリ中に自分が行った都市のマラソン大会に参加していたそうです。大会では、参加者にタオルがもらえるらしいのですが、
そのタオルを今でも大事にとっておいていると言っていました。こういう思い出の品も素敵ですよね。
また、お洒落で可愛いお土産を見つけたい人にはおすすめなのは、その土地のマーケットに行ってみること。
手作りのアクセサリーや地元のアーティストが書いたおしゃれなマグネット、
小さいコアラのぬいぐるみなど、その作家オリジナルのものを見つけられるのが嬉しいです。
マーケットには、こだわりのハンドメイドのものが多いので、普通のお土産屋さんで売っているようないわゆる商業的でちょっとベタなものは避けて一味違うお土産を買いたい人はテンションが上がると思います。
その街にしかいないデザイナーのかわいいバックや、ハンカチなんかもあります。
オーストラリア滞在中の方や、もうすぐ帰国という人は自分用に、そして家族や友人へのお土産を探す際の参考にしてみてくださいね。
ちなみに社長の桜井は、エアーズロックに行った際に、アボリジニの聖地で、
アボリジニーアートを2枚買ってきたそうです。見せてもらったことがありますが、全て点で描かれるものでその柄全てに意味があるとのことでした。
オーストラリアの先住民であるアボリジニアートを買って帰るのも、オーストラリアの起源にずっと触れていられるのでおすすめです。
また、起業して初めてのお客様がお土産で勝ってきてくれたコースターを今でも大事に持っているとのことでした。エミューのイラスタが書かれた、タイルのポップなかわいいものでした。
桜井らしい、派手なポップカラーがとても似合っていました。
20年前のものとは思えないくらい、今見ても、とてもセンスがいいです。
こうして、お土産には、思い出という素敵なおまけがついてきてそれは一生消えません。
オーストラリアに行ったことがない人は、異国のお土産に心が躍るでしょうし、
自分のためのお土産は、一生オーストラリアのことを思い出せるような素敵なものを、自分の心が動いたものをぜひ自分のために買ってみてください。