オーストラリア留学に持っていく荷物についてよくある質問

女性のオーストラリア留学専門エージェント、アクティブウーマンに寄せられる、オーストラリア留学に日本から持っていく荷物についての質問をまとめています。

留学時の荷物に関する疑問を解決します。

参照:オーストラリア留学情報徹底ガイド

留学カウンセラー 桜井彰子

留学カウンセラー 桜井彰子

服・着替えはどのくらい必要ですか?

下着類など毎日の着替えは大体1週間分くらいあれば大丈夫です。
ホストファミリーも、1週間に1回・2回のお洗濯をされているところが殆どになるかと思います。

また、1年間滞在される方については、到着時の季節に合わせて服をお選びいただければ大丈夫です。

別の季節の洋服が必要になりましたら、予めまとめておいた物をご家族の方に発送して頂いたり、現地で調達したり等してご対応いただくことが出来ます。

食べもの(食品類)は持っていけますか?

大抵のものはお持込が可能ですが、生卵やお肉、お魚、手作りの食品等は持ち込みできません。

細かい持ち込み禁止物などについては、こちらが参考になります。

在日オーストラリア大使館:検疫に関するページ

保存食系、お菓子なども問題なくお持込いただけますが、日本食品は意外とオーストラリアにもありますので、沢山お持ちにならなくても大丈夫です。
白米や醤油、みりん等はチェーン店のスーパーでも普通に陳列されており、アジア食料品店に行けばふりかけや味噌汁の元、お好み焼きソースやカレーのルゥ等など、色んなものが置いてあります。

薬は持っていけますか?

はい、3カ月分であればお持込いただけます。オーストラリアへの入国時には、「入国カード」へのご記入が必要となり、記入欄には「医薬品を持ち込もうとしていますか?」とあります。風邪薬、頭痛薬、整腸剤、虫除け等々、市販のお薬をお持ちになる場合はこの質問にはチェック入れてくださいね。

市販薬の場合、特に処方箋などが無くてもお持込可能です。

処方薬の場合、英文の処方箋を一緒にお持ちいただけば、問題なくお持込いただく事が可能になります。

3ヵ月を超える量が必要になる場合は、日本からご家族に発送していただくか、英文の処方箋や診断書をお持ちになってオーストラリアで処方してもらう方法があります。

そして医師から処方されているお薬をお持ちになる方は、掛かりつけの医師から予め、英語で書かれた処方箋を一緒にお持ちになることをお奨めします。

市販の薬と違い、病院から処方されるお薬は種類や何に対しての薬か外見では分かりにくいこと、オーストラリア到着時にスムーズな入国手続きをするために書類を用意されてご出発ください。詳細はこちら:オーストラリア大使館FAQ ご参考ください。
オーストラリア大使館FAQ

<日本からの郵送> 

現在、オーストラリアへ薬を郵送は受け付けていないようです。詳細はこちらをご欄ください。また補足ですが、何か日本からオーストラリアへ郵送をする際、

箱に卵、果物、野菜、肉製品などの包装に使われた木製の箱やダンボール箱は使用しないでください。

これらのこん包材は有害な有機物の温床となることがあり、そのような箱が使われているだけで押収の対象となる可能性があります。

段ボールなどの箱にお野菜や動物の絵が描かれているものも誤解されやすいので、避けたほうが良いそうです。

スーツは要りますか?

スーツは不要です。

ただ、白いシャツと黒いパンツ等、きちんとして見えるセットが1つあれば便利です。

パソコンは要りますか?

現在、日本でお使いの方はお持ちください。
普段スマートフォンだけで十分という方はお持ちにならなくて大丈夫です。

各学校に学生さん皆が使える共有のパソコンがありますので、そちらをご利用いただく事が可能です。

一般英語の授業でパソコンが必要になることは殆どありません。

電子辞書は要りますか?スマートフォンの辞書でも良いですか?

普段電子辞書の方が使い慣れているという方は電子辞書を、そうでない方はスマートフォンの辞書で十分です。

変圧器はいりますか?

変圧器は不要です。

スマートフォンやパソコン、カメラの充電器等は殆ど海外の電圧に対応しておりますので、変圧器を利用する必要はありません。

変圧器は、ドライヤーやヘアアイロン等、熱の発生する機器を利用する際に必要になりますが、その為に変圧器を用意されるよりも、海外電圧対応のドライヤー等をご用意なさる方がお勧めです。
海外電圧対応のドライヤー等は、普通の家電量販店で購入可能です。

ドライヤーって持って行く必要ありますか?

はい、ホームステイ先や学生寮などでも、ドライヤーは個人でご用意いただいております。

日本で元々お使いになっているものは恐らく電圧が対応しておらずオーストラリアで使う事が出来ませんので、お持ちになる際には海外電圧対応のドライヤーをご購入の上、お持ちください。

持って行った方がいい物、そうでないものを教えてください。

以下のページに、既に渡航した先輩の声を元に必要なものとそうでないものを載せているので参考にされてみてください。

殆どの物は現地で買えますので、荷物は出来るだけ少な目がお勧めです。

オーストラリア留学に必要な持ち物まとめ

スーツケースの大きさはどのくらいですか?

80リットル前後が一番丁度よい大きさです。

ご出発の際にはそのスーツケース1つと、サブバッグ(デイパックやハンドバック、ショルダー等)1つでご出発の方が多いようです。

液体は持っていけますか?(飛行機に持ち込む際)

液体物は、スーツケースに入れて頂ければ、基本的に容量の制限等無くお持ちいただけます。

もし機内に持ち込みたい場合には、100ml以下の透明の容器に入れた後、ジップロックなどの透明で封が出来る袋に入れてから持ち込む必要があります。

化粧水などの明らかに水っぽい物だけでなく、ジェルやハンドクリームのような、半分個体・半分液体のようなものでも液体物扱いとなりますのでご注意ください。

 

機内受託荷物については、各航空会社で規定が異なります。
以下のリンクをご参照下さい。

★ジェットスター航空:

https://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/what-are-the-limits-for-liquids-aerosols-gels-and-powders

受託荷物のさらなる詳細はこちら

★カンタス航空

https://www.qantas.com/jp/ja/travel-info/baggage/carry-on-baggage.html#liquids-aerosols-and-gels-lags-and-hypoddermic-needles

コンタクトレンズはオーストラリアでも買えますか?

はい、通販などで日本で買えるものと同じようなものが購入可能です。

https://www.quicklens.com.au/

ホームステイ先に荷物を送ってもいいですか?

お荷物を送られたい場合には、ホームステイ先ではなく学校を宛先としてご利用ください。

その際には、宛名の隣に学生番号を添えてください。

オーストラリアの宅急便は、受け取りの方が不在の場合、配送センターに戻されてしまい、そこまで取りに行かなければならなくなってしまう事もよくあります。

ホームステイ先の場合、常に人がいるとは限らない為、いつも誰かがいる学校受付の方がお勧めです。

荷物(スーツケース)は20kg迄ですか?

預け荷物(スーツケース)の重量に関しましては、航空券の予約をされた時に一緒にご予約をされているはずです。

カンタスであれば、恐らく最初から30kg程度の枠が付いてきています。

ジェットスターをご利用の場合、最初の設定は20kgですが、そこから追加購入できるようになっていますので、ご自身がお選びになった重量枠をご確認ください。

バックパック(大きなリュック)って用意したほうが良いですか?

学校生活には不要ですので、お持ちにならなくても大丈夫です。

もし現地で必要になりましたら、同じようなお値段で同じようなクオリティのものが購入できます。

国際免許は必要ですか?

普段日本でも運転をなさっている方は、現地でもレンタカー等を借りて運転の機会があるかもしれませんので、是非お持ちになってください。

日本で全然運転をされないという方の場合、お持ちにならなくても大丈夫です。

身分証としてはパスポートの方が有効です。

オーストラリアの車の運転と免許について

留学荷物で悩まないヒント

1年の留学の場合、特に洋服はどれくらい持っていったらいいのか、悩みますよね。基本的にはスーツケースは1つ、です。これで十分。

必ず洗濯をするわけですし、どこのジャングルへ行くわけでもないので寒い、暑い、などの気温差があれば、現地でなんでも購入できます。

むしろ、スーツケースの半分はカラで渡航するくらいのほうが、いいと思います。

日本のものをぎゅうぎゅうに詰め込んで、そのまま持って帰ってくるよりは、半分カラで行って、帰りはオーストラリアのものを詰め込んで帰ってきたほうがいい。

そのほうが、「あ~、これ、オーストラリアで買ったんだよな」

と、懐かしの思い出になる。思い出用の空白はたくさんあけておいたほうがいい。

旅行に行くときって、日本で準備している時が一番ナーバスで、あれもこれも必要かも、と思いますが、実際に旅が始まると、何を持ってきたとかもう忘れるんですよ。

私はけっこう旅慣れているので、同じパンツを4枚とか、Tシャツは綿ではなくナイロン製とか(軽くてすぐ乾くから)とにかく利便性重視にしているので、
パッキングの際にあまり悩みません。

現地で必要になったものは、当然現地で買えます。 

余談ですが、先日沖縄に行きました。東京で水着を用意していこうと思ったのですが、「そういえば水着ってどこで売ってるの?」と、ふと思いました。 

大きなショッピングモールにいけば売っているのでしょうが、暑いし、混んでるし、なぜか水着ってめちゃくちゃ高いし、なんかもう買い物に行くのが面倒になりました。最悪の場合は、Tシャツと短パンで泳げばいいか。どうせすぐ乾くし。

と、こんな感じで気楽に

「観光地なんだから、現地にいけば水着ぐらい売ってるだろう」

と、手ぶらで行きました。

するとやはり、現地では水着がたくさん売ってる。しかも安い。東京の半額。

現地で2着購入し、初日から海で遊びました。 

オーストラリアも同じ。ビーチエリアには水着ショップが必ずある。しかも安い。
わざわざ探さなくても、当たり前に水着が売っている。サマードレスも、安くて可愛いのがたくさんある。急におしゃれな服が必要になっても大丈夫。

あ、あとはね、モノがないと、ものすごく工夫するようになるんです。

例えば、「あ、タオル持ってこなかった」となります。プールから上がって濡れている。

 そしたら、「乾いた布」であればなんでもいいわけなので、私はTシャツで拭いちゃいます。

そういう、代替案がどんどん思いつく。日本では絶対にやらないようなことも、
モノがないことで、アイディアマンになっていく。

「なんだか私、たくましくなっていくなあ、ふふふ」

と、ちょっと楽しいんですよ。

私にとっての旅は、

自分がどんなものを着ているかよりも、どんなものを見るのか、食べるのか

といった、景色や人や美味しい食べ物などの経験との出会いがメインです。
アテンションが外に向く。なので、あまり自分の着ているものが気にならない。

もちろん、「気分があがる服」というのはありますが、欲張りすぎて、それで荷物がパンパンになって、重くて身動きとれなくてお土産も買えない、となると本末転倒ですから。 

旅とは本来、気分を変えたり経験を楽しみに行くもの。
自分のファッションショーではありません。

フォーカスするものを変えるだけで、荷造りのストレスはラクになりますよ。