太陽と海の国オーストラリア!日本人にも大人気の渡航先ですが、同時に女子にとって気になるのが紫外線対策。
日本の日焼け止めをもっていくべき?現地で購入できる?といった質問も多いです。
ここでは、オーストラリアの日焼け止め事情について詳しく解説します。
日焼け止めの種類
日焼け止めには、紫外線を吸収するタイプと跳ね返すタイプの2種類があります。
日本の紫外線はオーストラリアほど強くないので紫外線吸収剤が主流になっているようです。
紫外線吸収剤は、べたつかず、サラサラしていて、高いSPF値が出せるのが特徴です。
ただ、肌への負担が大きいのがデメリットと言われています。
一方の紫外線散乱剤は、べたつき感があり、SPF値が低い(効果が短時間で失われやすい)のがデメリットですが、肌にやさしいという特徴があります。
オーストラリアの日焼け止めはこちらが主流のようです。
日本の日焼け止めでは、日本の5倍とも言われるオーストラリアの強い紫外線は吸収できず、紫外線によるダメージを受けてしまうそうです。
また、オーストラリアにSPF値の高いものが無いのは、こまめに塗り直すことを奨励するためです。
オーストラリアでは多少ベタベタしても現地の日焼け止めを使うことをお勧めします。
日本から持ち込む場合は、紫外線を跳ね返すタイプ(紫外線散乱剤)を選んで持っていく事をお勧めします。
また、日本ではSPF値が非常に高いですがオーストラリアではSPF15~30くらいのものが主流です。
SPF値の高いものを一度塗るのではなく、何度もこまめに塗り足したほうが効果はあります。
また、つばの広い帽子をかぶったり、長袖を着たりして紫外線対策をしっかりすると良いと思います。
UVのA波ですが、+または++のものがほとんどで+++はオーストラリアにはありません。
やはりまめに塗りなおすことが基本なのだと思います。
お奨めのブランドといったものは特にありませんが、オーストラリアでは家族全員で小さな子供も外出する際は日焼け止めを使うので、ポンプタイプのような大きなものも安くたくさん売っています。スーパーマーケットやドラッグストアで安く売っているもので十分だと思います。
お奨め日焼け止めグッズ
日本から持ち込める日焼け対策グッズとしてお勧めなのが、アームカバーです。
ネットショップでも1000円前後で買えます。
「日焼け アームカバー」で検索してみてください。
車の運転などではかなり重宝します。学校のスタッフの車に乗せてもらった時、現地の人も使っていました。
水に入る時は、Tシャツやラッシュガードがあると良いです!
水着のままシュノーケリングなどで遊んだ時には、泣く事になります。
水に入っていると、日焼けしていても全く気が付かないので、水ぶくれが出来るまで焼けてしまう人もいます。くれぐれもご注意ください!
それから、サングラス。
日差しが強いので、目を保護するためにも持っていくと良いと思います。現地でもたくさん売っています。
オーストラリア人の美白意識
オーストラリア人はもともと日焼けしずらいせいもあるかもしれませんが、肌を白く保つ、ということにあまり執着はありません。
どちらかというと、長年浴び続ける皮膚がんのリスクが怖いから日焼け止めをマメに使うという感じです。
日本人はしみ、そばかすという美容面のようが重要ですよね。
ヨーロピアンにとっては、むしろ小麦色に日焼けしているほうが、「バカンスに行ったのね!」という証拠でまわりがうらやむそうですよ。
一部では「小麦肌は裕福な証拠」?という認識もあるようです。
日傘について
日本では日傘は日常的です。
雨がふっているわけでもないのに、海外で日傘を差したらヘンだと思われるかしら?と心配するかもしれませんが、ご心配無用。
オーストラリアは移民の国です。
台湾、韓国、香港、中国などあらゆるアジアから留学生や観光客が来ています。
アジア人の多くは、日本人以外でも日傘がとてもポピュラーです。
熱い日差しを日傘でさえぎるのは、オーストラリアでも良く見かける光景です。
最近では都市部のオージーも日傘を使っている様子を見かけます。
折りたたみで軽い日傘を持っていくと、紫外線対策に便利だと思います。
また、つばの広い帽子は、狭い日本では電車に乗るときなど邪魔なので、かぶっている人はほとんど見かけませんが、広いオーストラリアでは麦藁帽子や、マダムのようなおしゃれなつば広帽子をかぶっている人も多いです。
日焼け止め事情のまとめ
オーストラリアは日本とは全く違う紫外線事情です。
日焼け止めは日本のものを持っていけば良いというものでもなさそうですね。
やはり郷にいれば郷に従え。
現地の人が使っているものが一番その土地にあっているのだと思います。