
オーストラリアをはじめ、女子が海外に留学したい理由のトップ10の中には、
- 英語を話せるようになりたい
- 海外生活をしてみたい
- 日本にいてはできないようなことを経験したい
というものがあります。
私たちアクティブウーマンにいらっしゃる留学前の女性たちの話を聞いていると、この理由が圧倒的に多く、大多数を占めています。
しかし、実は裏の理由ランキングなるものが!
それで圧倒的に多いのが・・・
- 外国人の彼氏が欲しい
- 外国人と結婚したい
の2つです。
背が高くて、ジェントルマンなオーストラリアの男性はやっぱり魅力的。
英語力アップも大事ですが、そこはやっぱり女子。
あわよくば日本では経験できない「かっこいいオージーとの恋愛」もしてみたいのが本音。うまく行けばゴールイン!なんて。
そんなオーストラリア留学の本音ランキング1位でもある、国際結婚の素敵なところ、苦労するところの「ホントのところはどうなの?」をご紹介していきますね。
言語の違い

ハーフのことどもは生まれながらにして2ヶ国の文化・言語・価値観を学ぶ環境が整っています。これはとても大きなポイントであるようです。
もちろんハーフのこどもが全員バイリンガルになるというわけではありませんが、同じ言語を母国語とする両親に育てられるよりも何倍も、バイリンガルになる可能性を持っています。
しかし、実際国際結婚をしている友人によると、バイリンガルに育てるのは本当に根気がいるそうです。
(そして、ハーフだというだけで2か国語が話せて当たり前だと思われてしまうようですね。)
例えばオーストラリアで生活している場合、保育園に通い始めると子どもは英語だけの環境で生活をはじめ、日本語を使わなくなってきます。
母親が日本語で話しかけても、英語でしか返事しないようになってきます。
そんな時心を鬼にし、日本語で話しかけてくるまで返事をしないというような厳しい対応をしていかないと、バイリンガルに育たないそうです。難しいですよね。
細かい話が伝わらない…

国際結婚をするカップルのうち、どちらかがどちらかの国の言語を流暢に話すことができるカップルは意外と少ないようです。
どれくらい相手とのコミュニケーションを問題なく行うことができるかはカップルそれぞれですが、言いたいことがうまく伝わらないことがお互いのストレスとなってしまうことは多いようです。
喧嘩をしても、お互い何を言っているのかわからず、解決どころか逆に互いのイライラを掻き立ててしまったなんてエピソードも。
ただ逆に、伝わらないこと前提に生活しているカップルによると、全部説明する必要がないことが当たり前になっており、それが楽なのだそうです。
とらえ方によってはストレスにも、気楽な点にもなるのですね。
文化の違い

オーストラリア人をはじめ、海外の男性たちは常にレディーファーストで、愛情表現はいつもストレートです。素敵ですよね。
そして、日本人男性に比べると家事や育児に積極的であるようです。
しかし!
それと同時にあまり”専業主婦”というものを認知しておらず、夫と同等の収入を求めてくる場合もあります。家事も育児も、仕事も平等なのですね。
日本人女性とオーストラリア人の彼の間では、あまり起こりえないかもしれませんが…時に日本人の感覚では受け入れられないような宗教観や風習を持った国だってあります。
結婚式の風習が違う 等、幸せな場面での違いなら許せるかもしれません。
しかし病気になった時、とても飲み物とは思えないような不味いドリンクを出されたり、怪しげな民間療法で対応されたという体験談もあります。
いつでも的確な医療を受け、適切な薬を処方してもらえる環境にある私たちからは考え難い現実です。
体調を崩したりして、辛いときにそんなことが起こると、この国で一生生きていくなんて無理だなんて感じてしまいそうですね。
生まれた国の違い

国際結婚をする場合、どちらかがどちらかの生まれ育った国で生活することになりますよね。
お互い日本人でも、実家が離れた土地にある場合、帰省も小旅行のようなものですよね。
それがさらに海を超えることとなると、ただの帰省も家族にとって非日常的な出来事となります。
友人の話によると、孫ができることによって親同士の付き合いも深くなり、英語の「え」の字も知らなかった日本の両親が英語を学び始めたのだとか。
何となく家族が一つにまとまり、より結びつきが強くなったのだそうです。
それぞれの国によって法律や手続きがすべて違うため、結婚するのにも、ビザの手続きをするのにも、日本人同士の結婚では全く必要ないような手続きがたくさんあります。
相手と一緒に日本に住む場合、日本語のあやふやな相手のためにすべて自分が請け負わなくてはならないことだってあります。
国によっては永住権が出るまで何か月間も必要であったり、手続きが完了するまで国外へ出られないなどの不自由もあるようです。
レディーファーストで、いつまでも奥さんを女性として扱い、女性の社会進出について日本人男性よりも広い目を持っているという理由から、国外の方と結婚したい女性が増えています。
付き合っているうちにパートナービザを得て、プロポーズをされて永住権なんてこともよくある話です。恋も英語力も永住権も。
全ては行動力のある人だけが得ることができるものです。あまりうじうじ考えず、行動しましょう!キラキラしていて、好きなことに全力で動けるエネルギーを持った女性を、男性も放って起きませんよ。
留学生同士の恋

留学生同士の場合、現地ではお互いにシェアハウス暮らしのため、すぐに「一緒に暮らそう」という話になり、どちらかの家に転がり込みます。
その後、あっという間に学校に来なくなる生徒も少なくないようです。
高い授業料を払ってせっかく学校へきたのに、これでは意味がありませんよね。
しかも学生ビザの場合、80%以上の出席率がないと強制的に国外退去になります。
専門学校などは授業も難しいので、数日休むとついていけなくなります。こういうリスクがみえなくなるのが恋愛です。
留学生同士の恋は、お互いに寂しくてその場しのぎの恋愛であることも多く、より注意が必要です。
ある日本人の女の子は、先にビザが切れた韓国人の彼のあとを追って韓国まで行きましたが、別人のように冷たくされたそうです。
自分の目標を見失わないでくださいね。
一緒に夜中まで遊んで学校を平気で休ませるような彼氏は、あなたのことをまったく考えていない、自分勝手な男だということに気づいてください。
エクスチェンジレッスン 相手選びは慎重に!

エクスチェンジレッスンとは日本語に興味がある現地の人に日本語を教えてあげるかわりに、英語を教えてもらうというものです。
お互いにプロではないので無料であること、そして地元の人と友達になれるということで人気があります。
語学学校がアレンジしているエクスチェンジは安心安全ですが、無料掲示版などで探すときには注意してくださいね。
「女性に限る」なんて書いてあったらまず怪しいと思ってください。
相手は日本語なんて習う気はさらさらなく、単なる下心で気軽にデートできる相手を探しているだけだという場合があります。
掲示板等を見慣れているに人は 「またこのおじさんか!」 とすぐに判断できますが、そうでない人には見わけがつかない場合もあります。
少しでも「おかしいな」と思った場合は、学校カウンセラーや友達に確認しましょう。
外国人男性との恋愛は、文化の違いを超えて理解しあおうとするため必死で英語を学ぶはずです。
お互いに歩み寄って世界のボーダーを超えた付き合いができるといいですね。