ワーキングホリデーとセカンドワーキングホリデービザで合計2年のワーキングホリデー体験をしたYUIさん。リゾートホテルでのアルバイトや、カフェなど様々な場所でアルバイトをされました。どのようにオーストラリアで過ごされたのか、その感想をお聞きしました。
留学カウンセラー 桜井彰子
Contents
【留学生の声YUI】限りある期間で少しでも多く新しいことを体験したいという気持ちでとにかく行動しました。
バイロンベイ留学からスタートし、メルボルン、ミルデューラ、パース、ブリスベンなど多くの都市に滞在されたYUIさん。
オーストラリアでの1年を終えたYUIさんに体験談をシェアして頂きました。
<関連ページ>オーストラリアのワーキングホリデー情報
お名前
YUIさん
渡航都市
学校名
Byronbay English Language School
ホームステイ生活について
最初の1ヶ月は、バイロンベイにホームステイで滞在していました。
料理が上手なホストマザー(料理が好評すぎて最近お店をオープンしました!)、サーフィンが大好きなホストファザー、元気いっぱいで可愛い女の子と男の子が住むお宅にお世話になりました。
学校から帰ってきた後の楽しみは、なんといってもお母さんが作る美味しい料理を囲みながらの食卓でした。
休日は家族と一緒に穴場のビーチに行って、パラソルの下で海を見ながらのんびりしたり、バイロンの近くにあるBallinaという街に買い物に連れて行ってくれたり、一緒にオーストラリア版サスケをテレビで見て盛り上がったり本当に家族の一員のように愛情をもって接してくださり、バイロンの魅力をたくさん伝えてくれました。
お父さんが働く会社の社員パーティなども家族と一緒に参加させてもらうなどとても貴重な体験をさせて頂きました。
子供たちが寝た後、お母さんとワインを飲みながら夜話したり、お父さんが今後の人生について真剣に相談にのってアドバイスしてくれたり…どれもかけがえのない思い出ばかりです。
これはバイロンに住む方に共通する点かもしれませんが、海と自然を愛し環境に配慮した生活を送っている印象を受けました。
ゆったりとしたバイロンの自然の中で、素敵な家族と過ごせたことで、オーストラリアの生活を楽しく始めることができました。
<関連ページ>バイロンベイの語学学校
シェアハウス、お部屋の探し方について
バイロンベイ2か月目は、シェアハウスに滞在しました。
ホストマザーがシェアハウスを探すのを手伝ってくれました。
オーストラリアには地元のFacebookコミュニティグループがいくつかあり、シェアハウスを探している人に特化したグループもあります。
ホストマザーにおすすめしてもらったグループに入って、オーナーの人とメッセンジャーでやりとりをして、内見をしました。
なんとホストマザーも一緒に内見についてきてくれました!
友達がシェアハウスを出たりするときに紹介してくれる場合もあるので、学校の友達にもシェアハウスを探していることを伝えるようにしていました。
バイロンの後はメルボルン、ミルデューラ、パース、ブリスベンに住みましたが、ローカルや国籍豊かな人達と暮らしてみたいと思っていたので、Facebookのローカルコミュニティグループの他にも、Flatmates やGumtreeなど現地の人が使うシェアハウスのサイトをよく利用していました。
土地勘が分からなくても、こういう場所を探しているというと、おすすめのエリアを親切に教えてくれるオーナーさんもいました。
現地で友達になったそのエリアに詳しい人に情報を聞いたりして、そこから部屋を紹介してもらったこともありました。
オーナーをはじめ、ハウスメイトはとても良い人達ばかりでシェアハウスでの生活を楽しむことができました。
仕事探しについて
メルボルンに滞在時は、最初は日本人向けのコミュニティサイトで見つけたジャパニーズレストランでウェイトレスの仕事をしていましたが、もっと多国籍の環境で働きたいと思い、街に出てはレジュメを配っていました。
最初はレジュメを渡すこと自体とても緊張していましたが、だんだんと慣れてフレンドリーなスタッフとは世間話などできるようになりました(笑)
その後Gumtreeを通して採用されたカフェでキッチンハンドの仕事をしました。
日本人が私しかいなかったため、ここでもだいぶ英語が鍛えられたと思います。
オーストラリアが大好きになってもっとオーストラリアにいたいと思ったため、ファームに行くことを決めました。
セカンドビザが確実に取れるところ、歩合制ではなく時給制のところを条件として探しました。
紹介はやはり信頼できますし、ファームの雰囲気や仕事もわかります。
そのため、今まで留学中に出会った人達にコンタクトをとり、ファームを探していることを伝え、実際にその人が働いていたファームのマネージャーを紹介してもらいました。
最後の約5か月間はブリスベン近くの島で働いていました。
そこで働いている友達に会社のメールアドレスを教えてもらい、5日間ほど毎日レジュメを送りました。
マネージャーに熱意が通じたようでジョブオファーの電話が来て仕事をゲットすることができました。
ローカルや多国籍の同僚と素晴らしい環境で働くことができ、今でも連絡を取り合う仲間に出逢うことができました。
特にローカルでの仕事探しは、行動力、縁、いかに情報を仕入れられるか、そして情熱が大事だと実感しました。
<関連ページ>仕事の探し方
オーストラリアに留学して変わったこと
英語力も伸ばすことができましたが、考え方や価値観も大きく変わりました。
日本にいた頃はやりたいことがあっても周りの意見を気にして言えなかったり、本当は海外に行きたいけど仕事があるからとやりたいことを考えるのを後回しにしていましたが、オーストラリアに留学してからもっと自分のやりたいことにどんどん挑戦できるようになりました。
留学も含めワーキングホリデーは期限があるので、この限りある期間で少しでも多く新しいことを体験したいという気持ちでとにかく行動しました。
現地でよさこいサークルに入ったり、オージーだけでなくいろんな国の友達をつくって縁を広げることができました。
部屋探しや仕事探しで運に恵まれたと感じていますが、それもこの縁のおかげだと思っています。
現地の生活で実感したことは、チャンスも運もまずは行動しないとやってこないということです。
何か小さくても勇気をもって行動すると、自分が予想できないくらい大きなチャンスに繋がっていくことがあることを実感しました。
また、自分のやりたいことを言うとオーストラリアの人はみんな「それいいね!!」と全力で肯定してくれます。
この環境のおかげで、自分の好きなことを自信をもって好きと言えるようになりました。
オーストラリアでは年齢を聞かれることがあまりなく、年齢が何かの判断基準になることがありません。
学校や同僚でも年齢を知ることのないままの人がたくさんいました。
メルボルンで、「年齢はただの数字だからね」という言葉を聞いて、なんていい言葉なんだと思い、何かを始めることに遅いも早いもなくて、「やりたいことはやりたいと思った時がベストタイミング」という考え方に変わりました。
あと、余談ですが日本でうまく乗ることができなかった自転車をオーストラリアでの通学でマスターし、ロットネスト島を自転車で周って観光するなどできることが増えました(笑)
「英語習得」について、特に努力していることや、アドバイスなど
学校を卒業して働くようになってからは、実際に仕事で使う単語を重点的に勉強しました。
キッチンハンドの時は料理やキッチン用具の単語やフレーズ、ホテルで働いたときは、客室にあるものや掃除用具などです。
家では実際に自分の周りにあるモノを英語で言えるように何度も口頭練習して、それを見たときに日本語でなく、英語が咄嗟に出てくるようにしました。
また、いろんな人と友達になると、これは当たり前のことですが英語ネイティブでも日本人と同じように言葉の選び方だったり、メールの仕方などが人によって違います。
「この人の言葉使いは綺麗だな」とか、「メールの書き方がわかりやすいな」
と思った人の英語を携帯でメモしたりして、実際に会話のときに使ってみたりしました。
こういう言い方ができるんだという発見になって面白いし、実際に使うとより覚えられるのでおすすめです。
間違うことが怖くてなかなか思うように話せないことが最初の方はありましたが、そうするとなかなか自分の殻を破れず英語を話す機会が少なくなります。
これは現地の同僚にも言われた言葉ですが、ネイティブはまず理解しようとしてくれます。
伝えたい気持ちがあれば、絶対伝わるので怖がらずにコミュニケーションをとろうとすると相手ももっと心を開いてくれて英語を話すのが楽しくなってくると思います。
これから留学する女性たちへメッセージ
出発する前はドキドキだと思います。私もそうでした。でも行ってみるとなんとかなります(笑)。サバイバル能力がついて、あんなに大きいことだと思っていた海外で生活するということが普通になってくるから不思議です。オーストラリアでは固い職業の人でも世間話をしてくれるほどフレンドリーでおおらかです。バスの運転手が大音量で音楽をかけて陽気に歌ってたりもします(笑)都市ごとにいろんな雰囲気があって楽しいですし、いろんな価値観や考え方に触れることのできる機会がたくさんあります。
自分の興味の持ったことにたくさんトライして、綺麗な自然でいっぱいのオーストラリアを満喫してほしいなと思います。
<関連ページ>留学した女性たちの体験談
アクティブウーマンは女性専門のオーストラリア留学エージェントです。
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