オーストラリア8大学（グループオブエイト）とは？それぞれの特徴を紹介

オーストラリアの大学は教育水準が高く、世界各国から留学を希望する生徒が集まります。その中でも特に人気の高い8つの大学があることをご存知でしょうか。この記事では、オーストラリアで有名な8大学のそれぞれの特徴を紹介します。ぜひオーストラリア留学を希望される方はご覧ください。

参照：オーストラリア留学情報徹底ガイド

オーストラリア8大学とは

オーストラリアにある大学の中で、特に優れている大学のことを「Group of 8（Go8）」と呼びます。この8つの大学は世界的にも評価が高く、オーストラリアだけでなく世界で就職する時に有利になるほどです。

オーストラリアの大学は一般的な入試がなく、高校の成績と英語力によって入学が決まります。他の国の同じレベルの大学に入るよりはハードルが低いと言えるでしょう。また、オーストラリアの大学は基本的に3年で卒業となり、日本の4年よりも短いです。

University of Sydney（シドニー大学）

シドニー大学ではビジネス系の専攻が特に人気となっています。また、2019年のQS世界大学総合ランキングでは世界42位、企業が求める卒業生ランキングでは世界5位と、高い評価を世界から受けています。そのため、在学中にも世界有数の企業と共同プロジェクトに参加することができ、卒業後の就職にも強い大学です。

University of New South Wales（ニューサウスウェールズ大学）

ニューサウスウェールズ大学は元々工科大学でしたが、1958年に総合大学になりました。世界39カ国、200以上の大学と提携関係にあり、積極的に交換留学を実施しています。全学生の約28%を留学生が占めていて、留学生のサポートが手厚い大学として人気です。

Australian National University（オーストラリア国立大学）

オーストラリア国立大学は、首都キャンベラにあります。オーストラリア国内でトップで、南半球の中でもトップの大学です。特徴的な学部はアジア太平洋学部で、アジアを中心とする政治・外交・経済などの様々な分野を総合的に学ぶことができます。

University og Queensland（クイーンズランド大学）

クイーンズランド大学は、ブリスベンにあります。特徴的なのは7つの研究機関（分子生命科学研究所、生物工学/ナノテクノロジー研究所、持続可能な鉱物資源研究所、脳科学研究所、がん/免疫学/代謝医療研究所、社会科学研究所、気候変動研究所、農業食イノベーション研究所）があることです。また、注目の高い学部は通訳・翻訳やツーリズムで、国際的に高い評価を受けています。

University of Melbourne（メルボルン大学）

メルボルン大学は、オーストラリアで2番目に古い大学です。「メルボルンカリキュラム」が定められていて、自分が通っている専攻以外から25％以上の選択科目を選び幅広い知識を身に付けることが求められます。

Monash University（モナッシュ大学）

モナッシュ大学は、メルボルン近郊のクレイトンにあります。オーストラリアの100$紙幣にも使われている将軍ジョン・モナシュにちなんで名付けられました。オーストラリア国内だけでなく、インドネシア・マレーシア・イタリア・中国・インドにも5つのキャンパスがあります。

University of Adelaide（アデレード大学）

アデレード大学は、グループオブエイトの中では小規模の大学で、少人数制のきめ細かい授業を行っています。大学があるアデレードはワインの産地として有名で、ワインに関する学部があります。そのほか、医学・獣医学・工学など理系科目に強いとして有名です。

University of Western Australia（西オーストラリア大学）

西オーストラリア大学は、西オーストラリア州の州都パースにあります。巨大なロマネスク様式のウィンスロップホールをはじめとする歴史的建造物が点在していて、観光地としても人気です。西オーストラリア大学の海洋学部では、インド洋に特化して学ぶことができる点が特徴的です。

教育水準の高いオーストラリアの大学を目指そう

教育水準の高いオーストラリアの中でも特に有名な8大学（グループオブエイト）を紹介しました。どの大学も世界から認められている大学ですが、、それぞれ特徴が異なります。自分の学びたい分野に合わせて、進学先を選びましょう。