起きてもいない不安や悩みは、結果起きないことが多い

YUIさん

インパクトイングリッシュカレッジ卒業

オーストラリアへ留学へ行こうと思ったきっかけは?

 私が留学しようと思ったきっかけは、心の病気がきっかけでした。

コロナ禍になっ た頃、病気の症状が現れ始め、もう生きる希望を失っていました。  

そんな中で、自分の人生でやり残したこと、やってみたいことを探してみると、すぐに留学が思いつきました。

すぐに思いついたというのは、一度コロナ前に「留 学してみたいな」と思い、

直前まで準備していたものの、コロナで断念せざる終え なかったことがあったからです。

どうせ死ぬなら、、、と、もう一度挑戦してみること にしました。

私は今の職場環境が素晴らしく、その環境を大切にしたかったですし、この職を失う怖さの方が、強かったため、有給休暇をいただいて1ヶ月間とい う、短期留学することを決めました。

「1ヶ月間」というのが私なりの最大の勇気 でした。

オーストラリアという国を選んだきっかけは、「直感」です。

行くならオーストラ リアだろう。となぜか行きたい国は決まっていました。 

思い返せば、友人がオー ストラリアに留学していたり、高校の修学旅行先にオーストラリアがあったりと、 割と身近で、聞き馴染みのある国だったのが直感に繋がったのかもしれません。 選んで正解だったことは言うまでもありません。

渡航前はどのようなことで悩んでいましたか? 

正直、悩みは沢山ありました。漠然とした不安が毎日襲って来ていました。

一番 の悩みの種は英語力です。

私は英語が特別好きでもなかったですし、むしろ苦手な くらい。

中学生くらいの英語力があれば大丈夫だという声も聞きましたが、正直中 学生レベルの英語すら頭に残っていなかったと思います。

具体的に言うなら、「Be 動詞」と「一般動詞」の違いがちゃんとわかっていない。

こんなレベルでした。 次に不安だったことが、「1人」で海外に行くこと。しかも乗り継ぎがある。海外 旅行経験が乏しいのに、1人でいくなんて…。しかも台湾での乗り継ぎなんて本当 にできるのか!!笑 

不安でたまりませんでした。

悩みはもっと細かくなっていき、ホームステイ先までどうやっていくんだろう、環 境に馴染めなかったら、向こうでの携帯はどうしたらいいか、もし病気になった ら、迷子になったら、〇〇だったら・・・。

こうやって、まだ生まれてもいない、 起きてもいない不安に振り回されていました。

結論「全部大丈夫」でした!

英語力はあったに越したことはないですが、大事なことは諦めずに伝えようとする姿勢。

相手の言いたいことを理解しようと努力すること。そうすれば相手が理解し てくれようとします。文法がわからなくても、なぜか言いたいことがわかる。

そう いった不思議な経験を何度もしました。そして必ず助けてくれる人もいました。 場所がわからなくても、今はGoogleマップさえ使えれば最強です。

実は、はじめの週に風邪をひいてしまったのですが、日本人スタッフの方がいる病院の情報を知っていました。 それはアクティブウーマンさんのおかげです。

Instagramで、そういった情報を投 稿してくれていたからです。携帯や、その他の準備に関わる手続きもアクティブウー マンさんに全て相談しました。

本当に頼れる存在でした。 留学最後の方は、むしろ、なにかが起きて、解決に向かって動いている時の方が、 ワクワクしている自分がいました。笑

 帰りも同じく台湾経由で帰って来ましたが、心の余裕が全然違いました。笑

起きてもいない不安や悩みは、結果起きないことが多いか、起きても全然大丈夫。この感 覚を得られたことは、今後自分の人生に良い影響を及ぼすだろうと思っています。

学校での生活を教えてください

私が通っていた、学校は「impact English college」ブリスベン校でした。

 セントラル駅から徒歩10分もあれば到着します。3階のランチルームからは、ブリ スベンの街中を流れる川と、そこを通るフェリーを見ることができました。ビルの 一角にあり、入り口が少しわかりにくかった印象がありますが、1回分かれば何も 問題ありませんでした。 impact English collegeは、なんといってもEnglishオンリーポリシーがあること。 建物内では母国語禁止でした。

授業中にわからなかったところを、友達に日本語で 質問できないことは歯痒かったですが、1ヶ月という短期留学の私にとっては、英 語力を伸ばすためのベストな方法だったなと感じています。

学校の教員は皆親切 で、生徒のために一生懸命行動している姿勢がとても印象的でした。

私はリスニングが苦手で、授業が大変だった時もありますが、授業を楽しく受けれ るような工夫があり、楽しかった思い出が沢山あります。

担任の先生は2人で、月曜日から水曜日が同じ先生、木、金がもう一人の先生が担 当というような形で、先生が違えばイントネーションや授業スタイルも異なりまし た。

すぐに慣れたので問題ありませんでした。 それから、impact English collegeの日本人スタッフの方は本当に素晴らしい方た ちでした。不安を一掃してくれるような力強さと優しさがありました。本当にお世話になりました。

留学して何が変わりましたか?

私は、変わったと思います。

自分の中の思い込みや固定概念が崩れ、生きやすくなったという意味です。

私は、日本人として、日本人の「当たり前」の中で生きて来たように感じます。

しかもそれ に疑いがなかった。遅刻は絶対NGですし、自分の意見を主張するよりも相手に同調する姿 勢が良いとされ、他人の目を気にし、他人からどう思われるかに主軸がある。

自分の時間よ り、仕事の時間を優先し、人として、「いい人」でなければいけない。

そんなふうに思っていたんだなと気付かされました。

今まで当たり前すぎてそう思い込んで いるのは自分だということにすら気づかなかったのです。 世界は違いました。

世界中の人たちはもっと、 自分の人生を大切に。自分のことを大切にしていました。 こうであるべきという気持ちが、

「そうじゃなくてもいいし、その常識は通じない国もあ る」

そう思えるようになると、私はとても心が楽になりました。

日本が悪いといっているのではありません。 「日本」の素晴らしさも改めて実感しました。秩序やルールを守り、丁寧で繊細な部分、細かいところにも気を配れる日本人だからこそ、「ジャパニーズ クオリティ」が生まれたんだなと感じました。

実際、食事はやっぱり日本食が最高だと感じました。

味付けの丁寧さと細かさは当たり前ではない事にびっくりしました笑

日本から持っていった4色+シャープペンシルつきのボールペンを人に貸した時、すごく感 動されていました。自国を誇れる瞬間でした。 留学は私の人生を広げてくれました。

これから渡航を考えている方へメッセージをお願いします!

 留学することが決まっていて、漠然とした不安がある方… 期間によってすることが変わってくると思います。

私は、バイトもしていないですし、銀行口座を開設したり、シェアハウスを探したり、長期留学でするようなことは分かりません。

経験値も味わう苦労も、失敗のレベルも全く違うでしょう。

でも、留学した。海外で生活した。一人でやってきた。そういった自信がつくのは絶対だと 確信があります。

前途したように自分が変われたと思えるようになります。

人生の経験値が 格段にレベルアップします。 全ての過程を、楽しんで欲しいなと思います。 行くか行かないかで悩まれているのなら、私は「行くこと」を強くおすすめします。

行かない後悔はあったかもしれませんが、留学した後悔は全くありませんでした。

私は今年31歳ですし、年齢も関係ないなと感じています。

仕事や手放せない何かがあると しても、私のように短期でも必ず得られるものはあります。 どうやったら行けるかを考えてみるのも良いかもしれません。  

生涯で、留学してみたいと思う人と、思わない人がいると思います。

なんとなくですが、 そう思えた人はラッキーなんじゃないかと…。

言語化しにくいですが、そういう気持ちが起こらないと一歩踏み出そうとも思えない気がし ます。

自分から「やってみたい」の気持ちが起こったことが、まずは一歩前に進めていて、本当に すごいことなんだと思います。

怖い気持ちが出るのは当然です。それに自分が寄り添って、どう準備すれば、どう考えれば 怖くないかを考えてみてください。

あとは、アクティブウーマンさんが力になってくれるはずです^^

応援しています。