オーストラリアへワーキングホリデーに行く人は、いつ行くべきかのタイミングを検討している人もいると思います。ここではワーキングホリデーにいつ行くべき?と悩む人へのアドバイスを書いていきますね。
Contents
ワーキングホリデーとは?
まず、ここではワーキングホリデーの基本情報を書いていきます。ワーキングホリデーは協定国間で条件にあった留学生同士が滞在できるビザです。一般的には18歳~30歳までで、子供のいない健康な人なら誰でも取得することができます。
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ワーキングホリデービザの発給数
オーストラリアのワーキングホリデービザには発給制限がありません。また、ビザ申請開始時期もありません。そのため、いつでも自分の好きなタイミングで自由にビザ申請が可能です。ビザ申請から発給までは即日~1カ月とバラつきがあります。何も問題なければほとんどの人が即日か翌日には発給されます。
ビザ申請はオンラインのみで、クレジットカード決済となります。入国期限はビザ発給日から1年。滞在期限は、入国してから1年です。なので、ビザをとってから1年以内に入国し、そこから1年滞在することが出来ます。滞在中はオーストラリアを出国しても問題ありません。一度日本に帰ってもいいし、バリ島やニュージーランドなど近隣諸国へ旅行に行くことも可能です。
ワーキングホリデーの仕事状況
オーストラリアのワーキングホリデービザは、同じ雇用主のもとで最大6か月まで働けます。就労時間には特に上限はありません。
オーストラリアは観光大国なので、通年観光客でにぎわいます。そのため、いつ行っても仕事は多いです。日本の夏には南半球は冬になります。ですが、冬だから旅行に行かない、ということはないですし、オーストラリアは広いので、クイーンズランド州などの北部は冬でも年中常夏です。そのため、南部の人たちが北部へリゾートに来たりして、年間を通して賑わいます。
カフェやレストランの仕事は通年を通してありますので、観光業以外でもローカルを対象にした飲食店は星の数ほどあります。ワーキングホリデーではこうしたお店で働く人が多いため、季節は関係なく仕事があります。
ワーキングホリデーで季節労働をする人
季節労働、いわゆるファームで働く人たちは、いつのタイミングがベストなのか気になるかもしれません。ですが、オーストラリアは広大な国です。年間を通じて常に作物の収穫があります。日本でも冬になると果物や野菜がなくなる、なんてことはないですよね。
夏にはスイカやきゅうり。冬にはみかんやリンゴなど、季節の野菜や果物が通年あります。オーストラリアでも1年を通して農作物の収穫をしていますし、ビニールハウスもあります。北部では冬にならないので、1年中バナナの収穫をしている街もあります。
ファームで働きたいワーキングホリデーの人も、いつ行っても問題ないので、安心して下さい。
ワーキングホリデーの語学学校
ワーキングホリデーでは最大4か月(17週間)まで語学学校に行くことがビザの条件の中に許可されています。英語が全くできない状態で、日本語が通じない国へ渡り、家を探して
「さて、働くか!」
となっても、それは到底無理な話です。
英語力は必須。仕事も家も全て自分で探す必要があるので、これはもう英語力がないと生きていけません。ワーキングホリデーは旅行と違い、オーストラリアに1年プチ移住するビザです。
そのため、英語力がない人はまずは語学学校に行き、そこで最低でも聞き取りができるくらいの英語力は身に着けましょう。そこから徐々に、自分の英語力に見合った仕事を探していきます。
最初は日本食レストランの皿洗いなど、簡単な仕事が多いと思いますが、それでも時給は最低でも23ドル!日本円にすると約2300円。
どんな仕事でも嫌がらずに、全力でやっていけば、そこからまた次の仕事に繋がりやすいです。
オーストラリアでは人の紹介が絶大な力を発揮します。日本人は仕事が丁寧でまじめ、と評判で重宝されます。その期待を裏切らないように、しっかりと貢献してきて下さいね。
ワーキングホリデーはずっと働くよりも、働いたお金で旅をするのも目的です。
何も縛られていないので、街から街へ移動する人も多いので、一つの街にじっくりと暮らす
留学とは性質が異なります。
ワーキングホリデービザの最大の目的であるホリデーを、思い切り満喫してくださいね!
あ、ちなみに語学学校の入学時期は毎週月曜日なので、1年を通じて好きなタイミングで入学可能です。日本の高校のような春入学といったタイミングはありません。また、夏休みや春休みもありません。基本的な年中あいており、唯一の長期休暇はクリスマス休暇です。年末は多くの学校が2週間お休みになりますので、12月の中旬以降の入学だけ避けて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
ワーキングホリデーにいつ行くべき?というのは、自分で決めても全く問題ありません。
3月末の決算月のほうが会社を辞めやすい人もいるでしょうし、幼稚園の先生たちは、受け持ちの子たちの卒業を待つほうがいい人もいるでしょう。
夏や冬のボーナスをもらってからのほうがいい人も多いでしょうし、本当に人それぞれのタイミングです。なので、行きたい時が行きどきなので、行くと決めたら迷わずに実行に移しましょう!