オーストラリア留学中、苦労した底辺から学んだこと

 

こんにちは、桜井です。

今日は東京は31度の予報です。まだ6月なのに真夏のような暑さ。

そろそろ梅雨入りも近いですね。

 

オーストラリアの国境が閉鎖されたのが確か3月中旬。

その直前にギリギリ滑り込んだお客様もいます。

 

もちろん、そのあとに、コロナのピークが来て、

学校が休校になり、オンライン授業になったりして

現地に行ってからが大変だった方も多いはず。

 

そんな中、まさにその状況をポジティブにとらえている

お客様から近況メールがありました。

 

Kさんはオーストラリアに渡航して3か月。

 

この3か月も「あっという間だった」と言っており、

そしてこのコロナ禍に居合わせたのも、何かの縁かな、と言っています。

 

この期間、多くの学校はオンライン授業になりましたが

対面授業を受けたい方は、学校が再開するまで休学扱いもできました。

Kさんはオンライン授業を受けずに休学することにしました。

 

彼女は今回のコロナで色々な事があったけど、

「結果的に強くなれた」と言っています。

 

彼女は学校を休学にしたあとに、ひとりでバックパッカーへ移動。

そこで出会った、スペインやフランスから来たカップルと出会い、

車でファーム探しの旅に繰り出すことになったそうです。

 

ワーホっぽくて楽しみ!と書いています。

 

Kさんはこれからファーム探しをして、そこでお金を貯めて

また学校に戻る予定だそうです。

 

お金もない、仕事もない、学校にも行けない、そんな「ないない」尽くしの中で、

それをしかも、自分の家族もいない、言葉も通じない海外で経験したことは、

彼女をとてつもなく強くしたと思います。

 

そして、この状況下にいる外国人同士は、かなり絆が深まったはずです。

みんなが「帰国しない」という選択をした人達です。

 

帰国便は毎週飛んでいますから、本気で帰国したければ帰れます。

ですが、帰らない、という道を選んだ。

 

 

帰国するのと、しないのと、どちらがいばらの道なのかは分かりません。

 

 

ですが、日本で想像するよりも、オーストラリアは明るい方向へ動いています。

人びとはビーチを散歩して、ピクニックして、トレッキングして、ヨガをして。

 

カフェにももう行けるし、学校も始まったし、飲食店が再開したことで、

少しづつ雇用も戻ってきています。

 

彼女はこの3か月で底辺を見たと思います。

 

ですが、「もう上にあがるしかない」と、ポジティブにとらえています。

そして、そういう経験をした人は、これからの人生でもずっと強くなります。

 

「あれに比べたら」という経験値があるから、何があっても乗り越えられます。

 

そして彼女が偉いのは

「何が起きるのかわからないからこそ
不安ですが、またワクワクもします。」

と言えること。これは素晴らしいと思います。

 

大変な経験は、その時は大変なんだけど、後になって

自分の経験として語ることができて、他の人の力になれます。

 

過去の自分と同じような状態に陥って不安な人に

「私も同じ経験したよ、大変だよね、分かるよ」と言ってあげられます。

 

2020年に海外にいて、外国人とロードトリップした、

という大冒険は、これから何十年たっても、一生忘れられない思い出です。

 

余談ですが、私も20代の頃に1年間ひとりでバックパックを背負って

旅をしていた時期があります。その時に、インドやネパールに3か月ほど

滞在したことがありました。

 

特にインドはもの凄い環境でしたが、大変だった、という記憶はあまり残っていません。

あるのは、何があっても「あれと比べたら」と思えるという経験値。

 

そして、人はなんとかなるもんだ、という人生観。

ピンチ!と思うと、必ず何かが起こる。誰かが現れる。

そんな偶然に支えられたことは数知れず。

それがあるから、何があってもなんとかなるよね、と思える。

そんなに悪いようにはならないもんだ、と思える。
何が起こるか分からないけど、どこかで自信がある。

これって一番必要なサバイバル能力なんだと思います。

 

村上春樹が書いていました。

 

「旅先で何もかもがうまく行ったら、それは旅行じゃない」

 

乙女たちよ、旅に出よう。

 

 

 

 

この記事を書いた人

Akiko Sakurai / 桜井 彰子
社長の桜井です!趣味はテニスと読書。家とテニスコートとオフィスの3か所以外にはほとんど外出しないただのオタクです。


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