オーストラリアのワーキングホリデーで出稼ぎ、の裏側。

こんにちは。
アクティブウーマン代表の桜井です。

 

テレ東の「出稼ぎジャパニーズ」、見ましたか?

ここに出演していたタワマンに住むネイリストの女性は
私たちのお客様、アクティブガールなんです。

 

 

制作会社から連絡が来たのが、12月だったかな?
こういう番組を作りたいので、誰か紹介してください、
とメールがありました。

そこでふと、マリンさんが思い浮かんだので、
ご紹介したら、本当に取材を受けました!

取材時はイケメン彼氏もたくさんカメラに映ったそうですが、
そこらへんは全部カット(笑

 

 

先日のクローズアップ現代でも、同じような番組でしたが、
30分という枠のせいか、ひたすら「出稼ぎ」ということに

フォーカスしていてあまり面白くありませんでした。

 

今回はたっぷりと取材していたので、他の国に移住する人たちの
様子も面白かったし、何よりも、「なぜ海外で挑戦するのか」

という夢も聞けて、とても良い番組でした。

制作会社の人にお礼のメールを送っておきました。

 

テレビの前に座り込んで、スマホをじーっとかざして、
頑張って撮影した映像をインスタにアップしたので、
見逃した人はみてください。

 

こちら

https://www.instagram.com/p/CoR7gMMLWSF/

 

 

マリンさんが住むQ1はゴールドコーストでは超有名なタワマンで
なんと80階。高層階は展望台になっていて、誰でも行くことができます。

私も展望台に行ったことがあります。目もくらむようなすごい高層階でした。

ゴールドコーストはタワマン多いですが、その中でも群を抜いて目立つ存在です。

 

マリンさんの名前は本名ですが(漢字あります)、
生まれた時から海のそばで暮らす運命だったようなお名前ですよね。

マーメイドのように、海のそばで生き生きと生活しています。

マリンさんは、オーストラリアに来た当時は日本に彼がいて
遠距離恋愛でした。ですが、その彼とお別れして、新しい道を歩き始めました。

 

昨日の放送では映らなかった、マリンさんのダーリンと、
マリンさんの体験談はこちら

大好きなオーストラリアで経験した別れと出会い

 

 

最近は出稼ぎ取材の番組が多いです。

オーストラリアに行ったら月収が何倍になったとか。
そこだけフォーカスしていますが、マリンさんも含めて、
ワーホリの人たちもちゃんと最初は語学学校に行っています。

いきなり飛び込んで、さあ仕事!とはしていません。
コツコツ、と勉強しています。

 

アシスタントナースも取り上げていましたが、
医療にかかわる仕事なんて、さらに英語力が必要です。
ワーホリで行って、さあ病院で仕事、はムリです。

英語が本当にできないで、いきなり働きたい、という外国人は
バナナをとったり、トマトを収穫したり、
そういった語学力が不要な労働になります。

 

出稼ぎは大いに結構ですが、その陰でみんな英語の勉強しています。
そこを忘れないで欲しいです。

 

 

NHKクローズアップ現代

 

オーストラリアのワーホリでの出稼ぎ特番は最近続いていますが、

NHKクローズアップ現代でも30分の特番を組んでいました。

 

こちらも「日本の若者の出稼ぎ」について
ワーキングホリデーの若者、主に現地のファームで働く若者と、
介護施設で働く看護師さんにインタビューしていました。

 

彼らは最初はふらりとオーストラリアに行って
1年で帰ってくるつもりだったと思いますが、
あまりの時給の高さに滞在を延長する人が続出しています。

日本だと月収20万円だったのが、

あっちだとそれが1週間で稼げちゃう。

   

日本で正看護師のキャリアをもつ人は、
海外で看護師になるのは、かなり難しいですが、
介護施設で働くことは一般的です。

看護師さんであるというキャリアがあると雇われやすいようです。
もちろんそれなりの英語力は必要となります。

 

海外で働く日本人の若者たちは、

日本の会社で働いても将来が見えない、
ということを口々に言います。

こんなに働いているのに給料が増えない
会社の上司を見ていて、こうなりたいと思えない。

 

 

 

オーストラリアのいいところは、
「来週1週間、ホリデーください」
と言っても、「行ってらっしゃい!」と送り出してくれる。

 

私の知人でも、1週間も連続で有給とるなんて、
勤続10周年じゃないと無理、という人がいてびっくりです。

 

私は日本で会社員をやっていた頃、
「入社1年目で有給とるなんて聞いたことない」
と言われました。

 

一方で、そのあとに勤めた外資系の会社では、
みんな最低でも2週間のホリデーをとっていました。

 

オーストラリアの友人たちも、長いホリデーをとります。
基本的に、国を出る人が多いというのもあります。

休むのは悪、という昭和の風習がいまだに色濃く残るようです。
昭和な上司がいる限り、急には変わりません。

 

労働環境を変えないと、日本はどんどん魅力のない
安い国になっていく。

 

介護施設や地方の農村では、ベトナム人を始めとする
東南アジアの人たちが戦力でしたが、
そういう人たちからさえ、キャンセルの連絡がくるそうです。

外国人労働力に拒否されたら、日本は本当に大変なことになります。

 

 

私たちの元にも、たくさんのワーホリの問い合わせがあります。
ですが、語学学校へ行かない方のサポートは残念ながらできません。

英語ができない状態で体一つで渡航して、

さあワーホリで仕事探しは、かなり大変です。

英語ができないと外国人の輪の中に入っていっても
取り残されてかなり寂しい思いをします。

 

英語を学ぶつもりはない。
出稼ぎだけが目的である、という人もいると思います。

母国語の友達だけとつるんで、全く英語力が伸びない人も多いです。
日本に出稼ぎに来ている外国人もそういう人は多いはずです。

最初は日本語学校へ少しだけ行くでしょうけど、数か月で卒業し、
あとは工場や農家などで仕事して、そこには大抵母国語の仲間がいる。

 

ですが、せっかくオーストラリアに

来たのに、それではもったいない。

かと言って、じゃあ英語を勉強してから行く、は
もっともったいない。

こういう景気や物価はミズモノです。
来年、があるかなんてわかりません。

 

英語は日本で仕上げる、が出来たら
語学学校なんて存在しません。

学校で練習してからワーホリデビューすると、
いきなりワーホリで乗り込むよりもかなりラクです。

 

 

そして、これは何度も言っていることで大事なので言いますが、
ワーホリに限らず、学生ビザでも今は働き放題です。

なので、まだ20代でワーホリビザをまだまだ残しておける人は
いきなりワーホリを使わないで、最後の切り札としてとっておくことも
お薦めします。

必ず、もっとオーストラリアに残りたい!という
展開になりますから。

学生ビザだと毎日学校行ってかなりの英語力がついているので
次は専門学校でビザ延長する。

専門学校で資格取得し、関連の仕事もゲットできた。
今度はビジネスビザが欲しい。
ここで頼りになるのがワーホリビザです。

ビジネスビザは、希望すればもらえるビザではありません。

オーストラリアで就職したい外国人に
いきなりビジネスビザを出してくれる会社は稀です。

 

ですが、ここでワーホリビザがあれば、
しばらくはワーホリでフルタイムで働けます。

ワーホリビザをすでに使ってしまった、という人は
常に学生ビザを探さないといけません。

 

なによりも、ワーホリビザで

何年滞在しても、なんの資格も残らないんです。

長期で学校へ行けないビザだから。
お金は貯まるけど、それ以外の未来がない。

 

ですが、学生ビザで英語学校に行きながらバイトして、
専門コースへ行って、となれば
同じ3年後でも、そこには英語力と資格と貯金、

さらに、ワーホリビザもまだ使えるという
ワーホリビザよりもはるかに多くのものが残るんです。

 

あ、ちなみにやたら資格、資格と繰り返すのは、
オーストラリアでビジネスビザや永住権を狙うようになると、
資格が超大事になってきます。

特定の資格がないとビジネスビザが出せない、という会社もあります。

 

このあたりは移民弁護士という専門の人がいるので任せますが、
なんの資格を持っているか、が重要になります。

ワーホリビザは4か月しか学校へ行けないので、
何年滞在したとしても、専門コースで取れる資格がありません。
このあたりがネックになります。

初期費用はワーホリよりも必要ですが、
長い目で見るとはるかにメリットが大きいです。
そういう長期的な目線でも考えて欲しいです。

学生ビザは、勉強が忙しくて働くヒマがないのでは?
と思っている人も多いですが、これは大間違い。

 

ワーホリも学生ビザも語学学校では同じ時間勉強します。
1日4時間しか学校はないので、多くの学生がアルバイトをしています。

出稼ぎ、はワーホリビザ一択ではありません。
そのあたりも、ぜひ相談してください。

 

 

ワーホリさんたち50名の声はこちらのサイトから見れます。

クローズアップ現代のサイト
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0020/topic055.html

 

 

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この記事を書いた人

NUMATA NANAMI / 沼田 七海
NUMATA NANAMI / 沼田 七海
ブリスベンに1年間留学していました。
お客様によく目的がないのに、留学に行ってもいいのか不安ですとご相談をいただきます。

当時の私は目的などは特になくて、英語が話せるようになりたいなくらいしか思っていませんでした。それよりも、韓国人の親友がほしいと思って渡豪しました!

韓国人の”親友”はできませんでしたが、大好きな”お姉ちゃん達”に出会えました。
留学先では必ずかけがえのない友人たちに出会えるのでぜひ皆さんにも素敵な友人に出会ってほしいと思います。

目的はなくても大丈夫です。オーストラリアで生活してみたい。英語が話せるようになりたいというその気持ちさえあれば十分です。
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