ホストファミリーにも良い経験をしてもらおう!

こんにちは。

アクティブウーマン代表の桜井です。

 

今日はホームステイについて書きます。
昨日のメルマガでも書いたように、

オーストラリアは
日本と比べて収入が2倍の国です。

 

その国での、ホームステイ費用は週300ドルくらいです。
パスタが20ドルする国で、食事がついて
この値段で1週間寝泊りできるのは、限りなくボランティアです。

ホテルに同じ条件で泊まって、3食外食すると、
1泊でふっとぶ値段です。

 

そして、ホストファミリーも、

「やりたい人がたくさんいてよりどりみどり」ではなく、

学校がホストになってくれるファミリーを
めちゃくちゃ探してくれているんです。

 

 

オーストラリアはなぜか変なところがアナログで、

なんと、一軒一軒、ドアをノックして、

「留学生のホストファミリーになりませんか?」

と、訪問します。

 

そして、ホームステイ希望の学生がいると、
ホストファミリー登録してくれた人に、
一軒一軒、電話して受け入れ可能かを聞きます。

 

ホストファミリーからの折り返しがあれば
休みだろうがなんだろうが、構わず応答するし
夜でもなんでも、ホストが見つかるまで
ずっと電話しています。

 

ですが、学生の中にはいまだに

「お金払ってるんだから、自分はお客だ」

という人がいます。

ご飯が出てきて当たり前。掃除してくれないの?

 

 

なんの手伝いもせず、まるでホテルに

滞在するかのように過ごします。

ホストは、「学生の英語の勉強のため」に
ボランティア精神で引き受けてくれています。

オーストラリア人は、そういう正義感の強い人が多いです。

 

ぜひ理解して欲しいのですが、
ホストファミリーになってくれる人たちは、
完全に善意です。

オーストラリアは家が広いから、

空いている部屋がある家なんてたくさんあります。

 

ですがやはり、赤の他人、

しかも言葉が通じない人と
一緒に暮らすとなると話は別。

多くの人が「ん~、ホストファミリーになるのは、ちょっとねえ」

と、渋ります。

 

 

そんな中、快く、「あら!面白そう!いいわよ!」と
引き受けてくれる人は、もはや天使なんです。

ドアを200件も300件もノックして、

「OK」してくれる人が
何人いると思いますか?2軒いれば大成功です。

 

そうやって、見つけたホストファミリーを
がっかりさせないで欲しいんです。

「やっぱり、ホストファミリーになるって、大変ね」

なんて思わせないで欲しいんです。

 

なので私は、ホームステイをする人は、
積極的に家の手伝いをするように言います。

食器を洗ったり、ご飯を一緒に作ったり、
買い物行ったり、庭の掃除したり、
とにかく出来ることは全部やる。

 

 

私は19歳の初留学の頃から、

何度もホームステイしています。

19歳の時は、自分でホストにカレーを作りました。
ホストが行く場所にはどこにでもついていって
積極的に、英語環境に関わる努力をしました。

 

45歳のホームステイの時は、

ホストとは友達のようでした。
その家の子供たちと遊んであげたり、
お父さんにビールをダースで買ってきたり、
(毎日、ワインとビールが出てくる家なので、お返ししました)
たくさん気を使いました。

 

受け入れてくれた家族に、私を受け入れたことで
良い思い出を作ってもらうための努力をしました。

 

 

疲れることももちろんありますが、
そんなことは比にならないくらいの良い経験ができます。

映画のような広い家、生きた英語、海外のリアルな生活。

ホームステイほど、生きた英語の勉強になる場所はないし、
学生同士では行けないような場所に連れていってくれるし。

 

何よりも、ホストファミリーはずっとそこにいるので、
何年たっても、遊びに行けるんです。

到着したときは、みんな英語力ゼロです。
初めての出会いはドキドキです。
どんなファミリーが迎えにくるのかな。

 

私も19歳の初めてのファミリーとの出会いを、
30年たった今でもよく覚えています。

そんな学生たちが、家を出て、シェアハウスとかに行って、
進学して、戻ってくると、もう英語がペラペラになっているんです。

 

そういう姿をホストファミリーに見せたい!というのも
大きなモチベーションになります。

ホストファミリーの家を出るときは、号泣する人が多いです。

 

 

先日も、あるファミリーにランチに呼ばれました。
アクティブウーマンから来た子が、今日最後の日なの。
良かったら一緒にランチしない?と誘ってくれました。

で、お邪魔したら、もう泣いているんです。
何度も号泣したのに、また泣いてる。

 

うんうん、分かります。
私も号泣しましたよ。30年前。

過ごした時間が長いほど、別れも寂しい。
で、こういうのがあるから、
ホストファミリーも、また学生を受け入れよう、って
なるんです。

 

ホームステイは、ホストファミリーにとっても
新しい誰かとの出会いなんです。

自分のことばかり考えず、

「ホストファミリーにも良い経験をさせよう」

という気持ちで過ごして下さい。

 

そうすれば、私のように30年たっても、
ずーーーっと忘れられない、かけがえのない思い出になります。

 

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「わくわくした!」

この記事を書いた人

NUMATA NANAMI / 沼田 七海
NUMATA NANAMI / 沼田 七海
ブリスベンに1年間留学していました。
お客様によく目的がないのに、留学に行ってもいいのか不安ですとご相談をいただきます。

当時の私は目的などは特になくて、英語が話せるようになりたいなくらいしか思っていませんでした。それよりも、韓国人の親友がほしいと思って渡豪しました!

韓国人の”親友”はできませんでしたが、大好きな”お姉ちゃん達”に出会えました。
留学先では必ずかけがえのない友人たちに出会えるのでぜひ皆さんにも素敵な友人に出会ってほしいと思います。

目的はなくても大丈夫です。オーストラリアで生活してみたい。英語が話せるようになりたいというその気持ちさえあれば十分です。