「オーストラリアの医療体制がどうなっているのか知りたい」
「病気になった場合の緊急時の連絡先や適切な医療機関を知っておきたい」
今回は、このような悩みや疑問を抱えている方に「オーストラリア留学中に病気・ケガになった場合の対処法！」を解説します。
緊急性が高い場合の対処法や病院の種類なども解説しているので、オーストラリアでの病気・ケガへの対処法が知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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Contents
オーストラリア留学中に病気・ケガになった場合の対処法
緊急性が高い場合
オーストラリアでの留学中に緊急の病気やケガに見舞われた際は、即座にトリプルゼロ（000）に連絡し、救急車を手配してくださいね。
注意していただきたいことは、救急車の利用には約1,000ドルの費用がかかることです。
重大な事故や生命の危険が迫っている状況では、迅速な対応が求められます。
また、保険加入者は、費用が免除される可能性があるため、事後に保険会社への確認が必要です。
緊急でない場合の対処法については、healthdirectのガイドを参照することをおすすめします。
「healthdirect」
緊急性が低い場合
オーストラリアで留学中に緊急性が低い病気やケガに遭遇した場合、直接病院に行くのではなく、まず日本でいう一般開業医であるGeneral Practitioner（GP）を訪れることをおすすめします。
GPは一般的な健康問題や軽度のケガの診療、薬の処方を行うクリニックでの医師です。
専門的な治療が必要な場合は、GPから病院の専門医への紹介状をもらう流れになります。
ホームステイをしている場合は、ホストファミリーに相談し、かかりつけ医を紹介してもらうのも良いでしょう。
また、日本語対応が可能な医療機関の情報を事前に調べておき、海外旅行保険に加入しておくなど、準備が重要です。
慢性疾患を持つ人は、留学前に医療態勢を整え、必要な医療サポートが受けられるようにしておくべきです。
オーストラリアの病院の種類
パブリックホスピタル
オーストラリアのパブリックホスピタル（公立病院）は、Medicare（メディケア加入者）に対し、無料で高品質の医療サービスを提供しています。
公立病院は、プライベートホスピタルに比べて数も多く、より広範囲の医療サービスをカバーしており、複雑な治療や緊急医療に対応しているので安心して利用できますよ。
ほとんどの救急サービスが公立病院によって運営されているため、緊急時には自動的に公立病院へと向かうことになります。
しかし、非緊急の手術や治療の場合、患者数の多さから待ち時間が長くなることがデメリットです。
公立病院では、緊急性が低い場合でも質の高い医療を受けられますが、予約や治療まで長時間待つ場合があるので、注意しておいてくださいね。
プライベートホスピタル
オーストラリアのプライベートホスピタル（私立病院）では、患者が医師を選ぶ自由があり、信頼できる医師による治療を受けることが可能です。
待ち時間が少なく、計画的な手術や緊急手術に迅速に対応できる点が大きなメリットです。
また、入院時には個室選択のオプションがあり、より快適な環境で治療できます。
私立病院では、公立病院への移行時も同じ医師による治療を受けられる場合がありますが、一部の手術は私立病院でのみ行われるため、事前の確認が必要です。
診察や治療にはMedicare適用外の費用が発生し、高額になることもありますが、Private医療保険に加入している場合は、費用がカバーされます。
私立病院の利用は、待ち時間の短縮や選択肢の多さを求める人にとっておすすめですよ。
薬は薬局で受け取ることが可能
オーストラリアで医師による診察を受け、薬の処方が必要とされた場合、患者は処方箋を薬局に持参して薬を受け取ります。
医薬分業制に基づき、専門の薬剤師が処方箋に基づいて薬を提供します。
薬局での手続きはシンプルで、処方箋を薬剤師に提示し、薬の料金を支払うことで薬を受け取れますよ。
また、薬に関する疑問や不明点があれば、薬剤師が詳細な説明をしてくれるので、安心できますよ。
オーストラリアでは、処方箋がなくても購入できる一般用医薬品も薬局で取り扱っており、医師の診察を経ずに必要な薬を手に入れることも可能です。
留学生は留学生健康保険「OSHC」に加入しましょう！
オーストラリアで学生ビザを持って留学する際、留学生はOSHC（Overseas Student Health Cover）への加入が義務付けられています。
OSHCは、留学中に発生する可能性のある病気やケガの治療費をカバーするため、学生ビザの期間中は加入する必要があります。
メディケアとは異なり、留学生専用の保険であり、オーストラリア国内での医療サービス利用時に自己負担額を減らせるので安心して利用できますよ。
ただし、医療費基準（MBS）を超える部分は自己負担が必要なので注意しておいてくださいね。
OSHCは複数の大手保険会社が提供しており、多くの場合、学校が提携する保険会社を通じて加入手続きが行われますが、学生自身で保険会社を選んで手続きをする場合もあります。
OSHCの保険により、留学生はオーストラリアでの健康管理を安心して行うことが可能になります。
この記事を書いた人
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社長の桜井です！趣味はテニスと読書。家とテニスコートとオフィスの３か所以外にはほとんど外出しないただのオタクです。
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