「オーストラリアは住みやすい都市が多いけれども差別はあるの?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、オーストラリアでも差別はあります。
ですが、ナニジンだから、という理由で職種が限られるようなことは
正直見たことがありません。
そのため、オーストラリア留学中でも対処できるようにしておく必要があります。
差別に遭遇した場合でも適切に対処できるようになると、留学中も安心して過ごせます。
今回は、オーストラリア留学で日本人がどんなことで差別を受けるのか、差別が起きる理由、差別に遭遇した場合の対処法について解説します。
オーストラリア留学で安全に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
日本人はどんなことで差別を受ける?
まず、オーストラリアは移民の多い他民族国家です。そのため留学生たちが住むような
都市部では、アジア人差別は見たことがありません。
ですが、昔の白豪主義が残っている地方もあると思います。そのような人たちは
人種差別が違法になる前の生活が良かった、と考える偏った思考をもつ人たちです。
日本人留学生が偏見に基づいた不適切で嫌な言葉をかけられる場合もあります。
アジア系の言語で煽るようにして、嫌な言葉をかける方や「ニイハオ」や「アンニョンハセヨ」と挨拶する方もいます。
言語能力やアクセントに関する否定的なコメントをする方もいるため、注意しておいてくださいね。
日本人というよりは、アジア人に対する嫌悪感を持つ人たちや、下手な英語をからかってくる人もいると思います。
特定の仕事のみしか与えられない
留学生がアルバイトやインターンで仕事する際に、特定の仕事のみしか与えられない場合もあります。
これは差別というよりは、英語力の問題です。
英語が出来ないと、ずっと日本食レストランの皿洗いしか出来なかったりします。
英語力があれば、見た目がナニジンというのは関係ありません。
差別が起きる理由は?
差別が起きる理由は、文化・習慣・価値観の違いと偏見である可能性が高いです。
留学生は異なる文化で育ち、言語の壁もあるため、誤解されたり、固定観念で評価されます。
例えば、「アジア人は英語力がない」という先入観や、留学生への文化的な習慣に対して無関心・無理解であることから、偏見の目で見る可能性が高いです。
留学生のことをあまりよくわかっていないため、アジア人として一括りにして煽るような言葉を言い放ったりして差別します。
そのため、差別が起きたときにショックを受けてしまわないように適切に対処しましょう。
差別に遭遇した場合の対処法
加害者にならない
差別に遭遇した際に、怒りや恐怖の感情を抑えられずに、やり返そうとして差別をする加害者になってはいけません。
差別的な言動を受けた場合には、冷静さを保ち、事実を確認して他の誰かに助けを求めたり、相談する必要があります。
また友達が差別された場合でも、友達を守ろうとして差別した相手と言い合いになって、加害を与えてもいけません。
対話することを避けて、加害者と関わらず、困ったら第三者に相談してくださいね。
関わらずに無視する
差別に遭遇した場合、関わらずに無視すると、加害者はさらに差別する可能性が低くなります。
そのためにも、加害者からすぐ離れて、距離を置いたり、無視することが大切です。
また、無視しても加害者が差別する場合は、友人やカウンセラーなどの信頼できる人に相談しましょう。
学校や地域のサポートを求める
差別に遭遇した場合は、学校や地域のサポートを利用しましょう。
相談窓口では、具体的な状況を説明すると、差別への対応策やアドバイスを求められます。
もし学校でのサポート体制が気になる方は、留学前に無料のエージェントにサポートが充実している学校を紹介してもらうことも大切です。
留学生を充実させるためにも、事前に学校や地域のサポートの評判も確認しておくと、安心して生活できます。
差別のことで嫌な気持ちになったら、気軽に学校や地域のサポートに頼ってOK!
危険を感じたら信頼できる人に相談する
差別に遭遇して危険を感じたら信頼できる人に相談しましょう。
もし友人や家族に相談しても解決できないような、差別が日常で起きた場合は、必要に応じて専門家に相談することも大切です。
・街頭で人種差別に遭遇した場合:警察に相談する
・差別で精神的に傷ついた場合:心理カウンセラーに相談する
専門家に頼ることで、差別が起きてもさらに解決しやすくなりますよ。
信頼できる人に相談することで、安心できますし、適切に対処できる可能性が高いです。
そのため、どうしても困ったら専門家を呼んでくださいね。
まとめ
今回は、オーストラリア留学中に差別を受けた場合の対処法について解説しました。
そのためにも、差別への対処を適切に行う必要があります。
基本的にはあまりにド田舎に行かなければ、差別的な偏見を受けることはありません。
ですが、もし困ったら自分で解決しようとするのではなく、友人や学校にサポートしてもらったり、信頼できる人に相談することが大切です。