オーストラリアに現在ワーキングホリデービザ、学生ビザで滞在されているお客様から
「このままオーストラリアで滞在しつづけたい」
「進学して、勉強しながら暮らしたい」
とご相談をいただくことが多くなりました。
長期オーストラリアに住んでいると現地の人になってしまい、仲良しの友人や彼氏もできて
もっとオーストラリアに居たい。
そうすると学生ビザで専門コースへの進学となってくるのですが、ここにきて進学には
越えないといけない英語の大きな壁がでてきました。
オーストラリアの学生ビザについては、今年の3月に進学時の英語要件について大きな変更がありました。
オーストラリアの専門学校へのダイレクトに入学する際、学生ビザ申請において、IELTS6.0以上、
または同等の英語力証明が必要。
IELTS5.0~、5.5~の英語力の場合は、進学する専門学校と提携している語学学校で
「IELTS6.0~」の英語力に達するまで勉強する期間が必要。
これらの条件を満たしていれば、
専門学校、または英語学校+専門学校の期間で
学生ビザを申請が可能。
殆どの方はIELTSスコア、または同等の英語力証明をもっておらず、進学を決めたら何としてでも
スコアを取る必要が出てきました。
Contents
「英語力証明はビザ申請時に必ず必要なの?」
必ず、ではありません。
オーストラリア移民局のウエブサイト上では、
日本人の留学生の場合は
学生ビザ申請条件の中に、英語力証明の提出は求められていません。
しかし、
英語力証明については、たとえウエブサイト上に
提出をする必要がないとされていても
申請後に移民局から英語力の証明の求めることがある、
とも書かれています。
よって、現段階では万一のことを考えて
IELTSスコア(または同等の英語力証明)を用意して
ビザ申請をおこなってください。
英語力が足らないことでビザ却下を受けるのは
学生さんとって良いことがありません。
「IELTS6.0相当の英語力は結局必要な英語力」
専門学校や大学の授業は、語学学校のものと異なります。
授業でのディスカッション、課題レポート作成、プレゼンテーションをこなせる
英語力がそもそも必要です。
レポートが書けない、自分の考えをまとめて話せないと
完全に授業に取り残されてしまいます。
専門学校の先生は「英語コース」の先生ではないので、
レポートに英語のミスがあっても容赦ありません。
専門学校へ入学できるために
IELTSを最低でも5.0とってビザ申請さえできればOK!
というわけではなく、
授業についていける「英語力」として
IELTS6.0レベルの英語力を早い段階でつけておいてください。
「学生ビザの英語要件 IELTSだけが対象となるの?」
IELTS以外に以下の英語試験のスコアも認められてます。
-TOEFL iBT
-Cambridge English
-Pearson Test of English Academic (PTE Academic)
それぞれ受験料は、
TOEFL iBTは約26,950円
Cambridge English 26,400円 PTE23,100円が目安です。
なかなか試験費用も高額です。
「IELTSのスコアはどうやって上げる?」
オーストラリアの語学学校では、IELTS、ケンブリッジ試験対策、
少数ですがPTE対策コースが開講されており、
IELTS対策コースを担当する専任の講師がいます。
現役の公式試験官をしている先生も多いので、
試験の最新情報や傾向をしることができます。
また、スピーキングやライティングでの
やっちゃいけないポイントもアドバイスしてくれるのは本当にありがたい!
てっとり早くIELTSスコアを上げるには、対策コースに行くのが一番の近道です。
学校では模擬試験も行っているので、テストの時間配分の練習、
テストに慣れる特訓ができるのでスコアを徐々に上げることができます。
そして、語学学校の中には、キャンパスがケンブリッジ試験や
IELTSの公式試験会場に登録されているところがあります。
通っている学校内で受験できるので
別の試験会場で全く知らない人と受験をするという
ストレスがありません。
緊張感がぐっと減って受験に挑めるますね。
「IELTSスコアを集中して取りたい!」
オーストラリアの専門学校や大学への進学をお考えの方は、
セブ島で集中してIELTSスコアをとっていくのも一つです。
弊社はオーストラリア留学専門店ですが、
フィリピン留学もこっそり扱ってます。
セブ島にあるフィリンター校を紹介しています。
キャンパスが公式IELTS試験会場でもあり、
IELTS7.5スコアを持つ先生、IELTS8.0~を持つ先生が24名程在籍しています。
毎日マンツーマンレッスン含む7コマ授業でみっちり英語漬け。
日本人にとっては苦手中の苦手なスピーキングテストは、
マンツーマンレッスンでスピーキングも鍛えられるので、
自信もって話すことができるようになります。
日本からは、高校生から社会人の方まで、
真面目に英語を勉強したい学生さんが
このフィリンター校で勉強されています。
すでにオーストラリアで暮らしている人は、アルバイトをしながら
現地のIELTSコースに行くのがいいですが、
日本に帰国している方なんかは、合宿型のフィリピンで集中特訓するのもおすすめです。
まとめ
オーストラリアでの進学に必要な英語レベルが高くなりましたが、でも結果的には
IELTSスコア6.0相当なければ、実際に外資系の会社で
マーケティング、カスタマーサービス、営業分野で
外国人と対等に働くことは難しいと思います。
オーストラリアの専門学校や語学学校は、
教育機関としてハイレベルの教育を提供しています。
その先、オーストラリアで永住を目指していくにしても、
日本に戻って再就職をするにしても
しっかり自分の英語力を高めていく必要がありますね。