今回は、オーストラリア留学で経験するカルチャーショック9選を紹介します。
オーストラリアでの生活に早く慣れたい方は、事前に知っておいてくださいね。
カルチャーショックを理解しておくと、オーストラリアでの生活も受け入れやすくなりますよ。
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Contents
オーストラリア留学で経験するカルチャーショック9選
1.多文化社会
オーストラリアは多文化社会であることが、留学生にとって大きなカルチャーショックになりやすいです。
特にシドニーやメルボルンなどの大都市では、世界中から人々が集まり、さまざまな文化が融合しています。
例えば、シドニーでは、中国人やインド人が特に多く、ヨーロッパからの移民も少なくありません。
この多文化的な環境は、留学生にとって新しい価値観や異文化への理解につながりやすいです。
同時に、言語の壁や生活習慣の違いからくる誤解やコミュニケーションの難しさを経験することもあります。
しかし、異なる文化背景を持つ人々との交流を通じて、自身の視野を広げ、多文化社会における寛容性や柔軟性を身につけられますよ。
2.コンビニが不便
オーストラリアでのコンビニの利便性は、日本と比べると低いと感じる場合が多いです。
オーストラリアのコンビニでは、品揃えが限られており、価格も比較的高めです。
日本のように24時間営業している店舗も少なく、夜遅くや早朝に何かを買いたい時に不便を感じることがあります。
また、日本のコンビニのように食事になるような品揃えも少なく、軽食や飲み物を買う程度に留まります。
そのため、オーストラリア留学中は、スーパーマーケットでのまとめ買いや、自炊する機会が増えるかもしれません。
3.バスと電車がよく遅れる
オーストラリアの公共交通機関は、日本と比較すると遅延が頻繁に発生します。
特にバスと電車は、予定時刻通りに来ないことが多く、留学生にとっての大きなカルチャーショックの一つとなります。
日本では考えられないような遅延が日常的にあり、時には10分以上遅れることも珍しくありません。
来るはずだった電車がいきなりキャンセルされて焦った!なんてこともよくあります。
特に、空港へ行く電車がキャンセルされたりするとびっくりしてしまいますので
余裕を持って家を出てください。
さらに危険なのは「ストライキ」
日本ではほとんどないですが、公共交通機関がストライキを起こすこともありますので
ニュースはしっかりとチェックしましょう!
さらに、バス停でバスを待つ際には、自分から手を挙げて停止を知らせる必要があるなど、日本とは異なるルールも存在します。
このような公共交通の運用方法は、電車は時間通りに来るのが当たり前、の日本から来た留学生にとって、予定を立てる上での課題となるので注意しておいてくださいね。
4.キャッシュレス化が進んでいる
オーストラリアでは日本よりはるかにキャッシュレス決済が広く普及しており、カードやスマートフォンを使った支払いが日常的に行われています。
多くの場所で非接触型決済が可能であり、小さなカフェやマーケットでもカード決済ができます。
キャッシュレス化の進展は、現金を常に携帯する必要がある日本とは大きく異なり、留学生にとっては便利な反面、初めての経験となる方が多いです。
オーストラリアでは現金を使い機会はほとんどなくなります。
5.シェアハウスに住む人が多い
オーストラリアでは、留学生を含む多くの人々がシェアハウスで生活しています。
家賃の節約だけでなく、さまざまな国籍の人々と交流できる機会としても魅力的です。
シェアハウスでは、共同生活のルールやプライバシーの尊重が求められますが、それによって異文化理解が深まり、きっと新たな友達ができますよ。
しかし、生活習慣の違いやコミュニケーションの問題からトラブルが生じることもあり、最初のうちは、柔軟性と寛容性が必要になります。
シェアハウスでの生活は、異文化交流の場として有意義な経験になりますが、入居前にはルールや同居人との相性もよく確認することが大切です。
6.時間にルーズ
オーストラリアの人々は、時間に対して比較的リラックスした態度を持っているといわれています。
日本のように、細かい時間管理を徹底する文化は少なく、プライベートな時間においては、約束の時間に遅れることが社会的に広く容認されています。
例えば、パーティーに呼ばれた時などは、遅れてくる人が多いです。
しかし、ビジネスシーンや公的な場では必ずしも当てはまらず、
「時間にルーズなのが当たり前だから、バイトに遅れていってもいいよね」
というわけにはいきません。仕事に遅れたら確実に信用をなくしますし、
語学学校の授業も、10分遅れたら、ドアを閉められて参加できない、という学校も普通です。
プライベートと、仕事の間での時間間隔があまり分からない留学生の場合は、
最初のうちはとにかく時間通りにきっちりと行動することをお薦めします。
7.学校生活の自由度が高い
オーストラリアの学校生活は、自由度が高く、学生が自身の興味や専門性を追求しやすい環境が整っています。
授業では、生徒の自主性や創造性を重視し、グループワークでの学習が一般的です。
また、学生は自分の学習ペースを決められ、興味のある分野により集中できます。
そのため、教育システムは、日本のように詰め込み教育や一斉授業が中心の環境とは大きく異なり、留学生にとって新鮮なカルチャーショックの一つとなるでしょう。
8.物価と給料が高い
オーストラリアは物価が高い国の一つですが、それに伴い給料水準も高いことが特徴です。
特に、食品や日用品、住宅費などの生活必需品の価格が日本と比較して高めに設定されています。
しかし、最低賃金も高く設定されており、アルバイトをする留学生は比較的良い条件で働くことが可能です。
オーストラリアの高い物価と給料のバランスは、留学生にとっては生活する上での大きなカルチャーショックの一つとなります。
9.節水の規制がされる場合がある
オーストラリアでは、特に乾燥している地域や時期には、節水の規制が実施されることがあります。
日本ではあまり経験できないカルチャーショックの一つです。
例えば、シャワーの使用時間が制限される家庭が多く、バスタブにお湯をためることや、シャワーを出しっぱなしにしての身体洗いも控えるように言われる場合があります。
節水の規制は、水不足という深刻な問題に対処するためのものであり、オーストラリア人は環境保護に対して積極的な姿勢を取っています。
日本は水資源がとても豊富なため、毎日浴槽にお湯をためてお風呂に入ったり、シャワーを出しっぱなしにして体を洗う、水道を出しっぱなしで洗い物をする、のはあまり気になりませんが、
海外では「水がもったいない!」となります。
留学生にとっては、日常生活の中で節水の規制に適応することが求められ、節水意識を高める良い機会となりますよ。
住めば慣れる
オーストラリア留学でのカルチャーショックは、多くの留学生が初めて経験するものですが、時間が経つにつれて慣れて、楽しめるようになります。
当初は不便に感じるかもしれないコンビニの少なさや、公共交通機関の遅延も、「まあ、いっか」といおう余裕が生まれてきます。これが柔軟な対応方法を学ぶ良い機会となります。
また、多文化社会の中で異なる文化背景を持つ人々と交流することで、世界観が広がり、これもまた「まあ、いっか」という、異文化理解の深まりを感じられます。
節水規制やキャッシュレス社会など、初めは戸惑うかもしれない生活の違いも、新しい生活様式として受け入れると、より豊かな留学生活を送れますよ。
オーストラリアの生活に慣れると、カルチャーショックはやがて貴重な経験となり、自己成長につながります。